XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

OFFICIAL XBOX MAGAZINE 3月号

2009-02-25 21:54:31 | OfficialXboxMagazine
「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 3月号」が到着しているので、その内容をご紹介します。「2月号」は、リニューの関係で間に合っていません。「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 3月号」の主な内容は以下の通りです。
「GUITAR HERO METALLICA」の紹介です。本作は、音楽ゲーム「GUITAR HERO」シリーズの最新作で、メタルバンド「メタリカ」をフィーチャーしています。開発元であるNEVERSOFTは、メタリカのメンバーであるラーズ・ウルリッヒ、ジェームス・ヘットフィールド、カーク・ハメット、ロバート・トゥルージロとともに、彼らのベイエリアのスタジオで3日間を過ごし、彼らの動きや演奏を収録しています。「CAREER MODE」を終えると45曲になり、演奏を聴くこともできます。トラックリストは、以下の通りですが、まだ非公開のものもあります。発売は、2009年春です。
KILL 'EM ALL(HIT THE LIGHTS、WHIPLASH)、RIDE THE LIGHTNING(FOR WHOM THE BELL TOLLS、?×1)、MASTER OF PUPPETS(MASTER OF PUPPETS、?×5)、...AND JUSTICE FOR ALL(THE SHORTEST STRAW、?×1)、THE BLACK ALBUM(ENTER SANDMAN、SAD BUT TRUE、THE UNFORGIVEN、WHEREVER I MAY ROAM、NOTHING ELSE MATTERS)、LOAD(KING NOTHING)、RELOAD(FUEL、THE MEMORY REMAINS)、S&M(NO LEAF CLOVER)、ST. ANGER(?×1)、DEATH MAGNETIC(「GUITAR HERO III」と「GUITAR EHRO WORLD TOUR」からアルバムすべてをダウンロードして互換性がありますが、本作からは1曲だけです)。
ゲストアーティストは、マイケル・シェンカー・グループ(ARMED AND READY)、サムへイン(MOTHER OF MERCY)、ザ・ソード(BLACK RIVER)、システム・オブ・ア・ダウン(TOXICITY)、マザーヘッド(ACE OF SPADES)、フー・ファイターズ(STACKED ACTORS)、アリス・イン・チェインズ(NO EXCUSES)、ボブ・シーガー(TURN THE PAGE)、ジューダス・プリースト(HELL BENT FOR LEATHER)、カイアス(DEMON CLEANER)、レイナード・スキナード(TUESDAY'S GONE)、マストドン(BLOOD AND THUNDER)、クイーン(?)。
「X-MEN ORIGINS VOLVERINE」の紹介です。本作は、ウィスコンシンのRAVEN SOFTWAREが「X-MEN LEGENDS」、「MARVEL ULTIMATE ALLIANCE」に続いてリリースするコミックベースのタイトルで、キャラクターはUNREAL ENGINE 3を活用したリアルな3Dポリゴンで作られています。「NINJA GAIDEN」的な雰囲気があり、Xボタンがライトアタック、Yボタンがヘビーアタック、両者のコンビネーションがスペシャルアタックになります。発売は、2009年5月です。
「RIDE TO HELL」の紹介です。本作は、「GRAND THEFT AUTO IV」のようなオープンワールドのバイオレントゲームです。物語の主人公は、ベトナム戦争帰還兵のレイ・カミンスキー。ブラックフィールドでは、犯罪、麻薬、ヒッピー、バイカーがはびこり、彼もデビルズハンドというバイカーギャングの仲間入りをします。プレイヤーは、マップ内を自由に走り回り、100にも及ぶミッションを受けることができます。バイクは、壊れることがなく、いつも傍らにあり、ガレージでカスタマイズやアップグレードが行えます。目的は、ギャング内での地位を向上させることですが、武器はバット、タイヤアイアン(鉄棒)、ナイフ、ハッチ、ベアナックルなどで、強弱のアタック、コンボ、フィニッシングムーブなどがあります。バイクコンバットも用意されます。発売は、2009年第2四半期です。
「DRAGON AGE ORIGINS」の紹介です。本作は、剣と魔法の世界を舞台にしたファンタジーRPGです。プレイヤーは、ドワーフ、人間、エルフなどからプレイしたい種族と階級を選ぶことができます。それらは、それぞれに独自のストーリーを持ち、世界がどう見て感じて反応するかだけでなく、グレイウォーデンに育つまでの過程も異なります。世界には、多くのクリーチャーがいて、人間、ドワーフ、エルフは、ダークスポーンと呼ばれる獣の超人的な力の下に均衡を保っており、プレイヤーはグレイウォーデンのクランとして、そのダークスポーンを倒すことが大きな目的になります。発売は、2009年ホリデーシーズンです。
「FUEL」の紹介です。本作は、8700マイル四方の広大なゲームワールドを持つオフロードレースゲームです。グラフィックは、「DIRT」や「RACE DRIVER GRID」でおなじみのEGOで、バラエティに富んだ地形を美しく表現しています。クルマは、ダートバギーから、改造マッスルカー、モトクロス、スーパーバイクまで70台以上用意されていますが、「CAREER」の75レースでアンロックしていく必要があります。発売は、2009年秋です。
「DEAD TO RIGHTS」の紹介です。本作は、サードパーソンアクション「DEAD TO RIGHTS」シリーズの第3弾で、オリジナルメンバー監修の下、VOLATILE GAMESで開発されています。ただし、本作は、「DEAD TO RIGHTS 3」といった位置付けにはなく、全くの新作として登場するそうです。とは言え、フィルムノワールのような雰囲気の中で、オオカミとマラミュートのハーフであるシャドウも登場します。本作では、「GEARS OF WAR」スタイルのカバーシステムがあり、シャドウはステルスで索敵したり背後を守ったりもしてくれます。また、ボタンのコンビネーションにより、敵をつかんで投げるといったことも行えます。発売は、2009年秋です。
「WWE LEGENDS OF WRESTLEMANIA」の紹介です。本作は、WWEレッスルマニアの最初の15年である1984年から1999年までを扱っており、ハルク・ホーガン、ストーン・コールド、スティーブ・オースティン、ザ・ロック、ブレット・ハート、ショーン・マイケルズ、ボビー・ヒーナンらが登場します。ゲームには、3つのユニークなモードもあります。「RELIVE」は、勝者としてヒストリカルマッチを勝ち抜いていきます。そして、記憶に残る瞬間を再現した際には、ゲームコンテンツをアンロックできます。「REWLITE」は、「RELIVE」に似たモードですが、勝者ではなく敗者として歴史を変えるために戦います。「REDEFINE」は、歴史的試合を違った方法で試みるというものです。もちろん、「EXHIBITION」で各レスラーを戦わせることもでき、操作も上面と左トリガーだけとシンプルです。発売は、2009年3月です。
「STORMRISE」の紹介です。本作は、数世紀未来を舞台にしたリアルタイムストラテジーゲームですが、より深く、より進化したものになっています。とは言え、操作は直感的でシンプルで、「ホイールセレクト」と呼ばれるシステムでは、右スティックで味方を探し、Aボタンで指示を出すだけです。また、Xボタンで味方をドラッグして行き先を指示することもできます。発売は、2009年春です。
「TEXAS CHEAT 'EM」(2009年第1四半期配信)、「BATTLESTATIONS PACIFIC」(2009年春発売)、「UFC 2009 UNDISPUTED」(2009年春発売)、「STAR OCEAN THE LAST HOPE」(2009年春発売)、「STREET FIGHTER IV」(2009年2月17日発売)、「AFRO SAMURAI」(2009年1月27日発売)の紹介もあります。
・特集1・「XBLA EXPOSED」は、XBOX LIVE ARCADEのゲームがいかにして作られるかを、それを開発するディベロッパーに取材したものです。「人々がXBLAにどのようなゲームを望んでいるかを考え、それに沿って作られたゲームが成功している」とRAREのニック・バートンは言います。最近では、インディメーカーにとっては、ロイヤルティーの問題もあり、XBLAでゲームを配信しづらくなっています。ただ、マイクロソフトも、その点については気づいており、それを是正しようと努めています。ちなみに、XBLAのトップ10は、以下のようになっています。
1. AEGIS WING 135万3554(フリー)、2. UNO 125万9496、3. TEXAS HOLD'EM 88万8379(期間限定フリー)、4. UNDERTOW 86万5762(期間限定フリー)、5. GEOMETRY WARS RETRO EVOLVED 69万9069、6. WORMS HD 54万2102、7. TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES 52万2548、8. CARCASSONNE 51万4445(期間限定フリー)、9. YARIS 49万5210(フリー)、10. BANKSHOT BILLIARDS 2 48万5662。2008年11月22日VGChartz.com調べ。
・特集2・「SHADES OF GRAY」は、善と悪の選択を迫られるゲームについて考察したものです。オフラインとオンラインのゲームやプレイヤーを取り上げて、それについて実例を挙げています。
・特集3・「NECESSARY」は、「RESIDENT EVIL 5」(バイオハザード5)について解説するとともに、過去のゾンビゲームを表で比較しています。その対象は、「HOUSE OF THE DEAD III」、「STUBBS THE ZOMBIE IN REBEL WITHOUT A PULSE」、「LAND OF THE DEAD ROAD TO FIDDLER'S GREEN」、「DEAD RISING」、「SAINTS ROW 2」、「CALL OF DUTY WORLD AT WAR」、「LEFT 4 DEAD」です。比較項目は、感染源、ゾンビスピード、ゾンビ退治手段、ベストキル、出血量、面白さ、です。感染源は不明が多く、ゾンビスピードは多様で、ゾンビ退治手段も多様で、ベストキルはすべてヘッドショット、出血量は多様、となっています。レビューの評価は、9.0です。
・特集4・「BREAKING THE GAME」は、ゲームのちょっとしたグリッチ(バグ)を面白おかしく紹介したものです。キャラクターの体の一部がなくなったり、壁をすり抜けたり、宙に浮いたり、クルマ同士が重なったり、といった写真を掲載しています。
・レビューは、以下の通りです。
「HALO WARS」9.0。
「F.E.A.R. 2 PROJECT ORIGIN」7.5。
「SKATE 2」8.0。
「THE LORD OF THE RINGS CONQUEST」7.5。
「SPACE INVADERS EXTREME」(XBLA)8.0。
「STOKED」7.5。
「JEDI TEMPLE MISION PACK」(DLC)DENY。
「NPPL CHAMPIONSHIP PAINTBALL」4.0。
「MINESWEEPER FLAGS」(XBLA)6.5。
「3-ON-3 NHL ARCADE」7.0。
「ASTRO TRANSPORT SERIES」(BAG)8.5。
「TRITTON AX PRO PRECISION GAMING HEADSET」(HEADSET)8.0。
・「XBOX GAME DISC」は、以下の通りです。
PLAYABLE DEMOS(COMMAND & CONQUER RED ALERT 3、SONIC UNLEASHED)。
EDITOR'S CHOISE(BRAID、GRID、PURE、SOULCALIBUR IV、TOP SPIN 3)。
XBOX LIVE ARCADE(THE MAW、METEOS WARS、POWERUP FOREVER、SUPER STREET FIGHTER II TURBO)。
ARMY NATIONAL GUARD(ARMY NATIONAL GUARD PROMO、WARRIOR II VIDEO)。
VIDEO SHOWCASE(BATMAN ARKHAM ASYLUM、MAFIA II、WANTED WEAPONS OF FATE)。
EXTRA CONTENT(BRUTAL LEGEND、I AM ALIVE、REVIEW ROUNDUP、BACK-COMPAT UPDATE)。
BONUS CONTENT(LEFT 4 DEAD GAMER PICTURES)。
OXM UNIVERSE。

スロットカー・ボーダーレイヴァーズ走行リポート2.20

2009-02-22 19:05:40 | スロットカー
今回は、ボーダーレイヴァーズ走行リポート11.07です。
2月20日に行った富士スピードウェイの「Formula NIPPONシェイクダウンテスト」の帰りに、富士スピードウェイからクルマで約5分のスロットカーショップ「ボーダーレイヴァーズ」に立ち寄ってきました。例によって、ボーダーレイヴァーズでもタイムを記録しているので、まずは列挙してみます。タイム横のRは、ボーダーレイヴァーズでのクロッシング導入以降の自己ベスト更新車です。

1. モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 4.080秒R
2. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 4.146秒
3. マクラーレン・メルセデスMP4/21(MCLAREN-MERCEDES MP 4/21(SCALEXTRIC)) 4.218秒
4. ルノーF1 2007(RENAULT F1 2007(SCALEXTRIC)) 4.292秒
5. フェアレディZ(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 4.337秒R
6. レクサスSC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 4.354秒R
6. モスラーMT900R LEYJUN(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 4.354秒R
8 クラージュC65(COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)) 4.494秒
9. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 4.515秒
10. トヨタGT-ONE TS020(TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)) 4.533秒
11. シャパラル2(CHAPARRAL 2(REVELL MONOGRAM)) 4.630秒
12. BMW M3 GT(DUNLOP BMW M3 GT(FLY)) 4.738秒R
13. ポルシェ962C(FROM A PORSCHE 962C(SCALEXTRIC)) 4.739秒R
14. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 4.761秒
15. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 4.790秒
16. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 4.803秒
17. ペスカロロC60ジャッド(PESCAROLO C60 JUDD(AVANT SLOT)) 4.813秒
18. トヨタTF104(TOYOTA TF104(CARRERA)) 4.852秒R
19. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 4.886秒
20. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 4.989秒
21. ライリーMK XI(RILEY MK XI GAINSCO(FLY)) 5.009秒
22. プジョー908 HDI FAP(PEUGEOT 908 HDI FAP(CARRERA)) 5.027秒
23. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 5.076秒
24. ライトニングマックイーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 5.085秒
25. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 5.128秒
26. ライトニングマックイーンS(LIGHTNING MCQUEEN STADARD(CAUL)) 5.265秒
27. ニッサンR390(NISSAN R390 SALON DE HOBBY 2002(TEAM SLOT)) 5.547秒R
28. フェラーリ360チャレンジ(FERRARI 360 CHALLENGE(REVELL MONOGRAM)) 5.930秒R
29. フェラーリ360チャレンジ(FERRARI 360 CHALLENGE(GSLOT)) 6.096秒
ボーダーレイヴァーズは、カレラ製18m4レーンで、改修以前の富士スピードウェイに似たレイアウトはリズミカルな走りが楽しめます。ただ、クロッシングがこの春から導入され、特に1コーナー終盤に用意されたものがちょっとした難所になっています。ストレートからスピードをある程度維持しつつ高速コーナーに飛び込むと、このクロッシングでコースアウトしてしまうのです。そのため、繊細なスロットルワークが要求されるポイントのひとつになっています。
トップは、ニンコのモスラーMT900R XAVEXが4.080秒で初めて獲得しています。このタイムは、カレラのフェラーリF2005が記録している4.076秒に迫るもので、このところの好調さを引き継いだ格好です。ニンコ勢は好調で、フェアレディZが4.337秒で5位、レクサスSC430とモスラーMT900R LEYJUNが4.354秒で6位に並び、F1の3台を除けば上位4台を独占しています。どこでも速いニンコの面目躍如たるところです。
そのF1の3台は、カレラのフェラーリF2005が4.146秒で2位、スケーレクストリックのマクラーレンMP4/21が4.218秒で3位、同じくルノーF1 2007が4.292秒で4位、となっています。
8位に付けたスピリットのクラージュC65の4.494秒から11位になったレベル・モノグラムのシャパラル2の4.630秒までが上位組といったところで、12位のフライのBMW M3 GTの4.738秒以降下位までは拮抗したタイムでひしめいています。

スロットカー・SNSオフ会で体験会

2009-02-15 21:42:47 | スロットカー
今回は、SNSのオフ会でスロットカー体験会を行ったお話です。

私は、横浜地域SNS「ハマっち!」に入っているのですが、そのオフ会でスロットカーの体験会を開催しました。と言っても、「横浜ブランド争奪戦 スパゲティナポリタン頂上対決!」というイベントがメインで、その会場の片隅のテーブルにカレラのサーキットを広げて、来場者にスロットカーの楽しさを知ってもらおうという意図で行ったものです。テーブルは2.4m×1.2mの広さを確保し、テーブルを少しはみ出す2.66m×1.29m、全長9.75m(2レーン9.13m)のトラックを設置しました。クルマは、比較的、走らせやすく、少しスピードが遅めのものを中心に8台用意しました。
SNSのオフ会ながら、メインイベントは一般の来場者も入場できるため、多様な人たちにスロットカーを楽しんでもらうことができました。写真には子供が写っていますが、実際には大人の体験者の方が多く、50人ぐらいは走らせてもらったと思います。現役でスロットカーをやっているという人はいなかったものの、かつては1/24スケールやHOスケールを走らせていたという人も多く、腕前もなかなかのものでした。一様に、今の1/32スケールのすごさを知り、驚いたり懐かしがったりしてもらえたようです。また、初めてスロットカーを体験する人は、その面白さに魅入られたようです。
つまらなさそうに走らせている人はひとりとしておらず、スロットカーの価格や営業サーキットの場所を聞かれたりもしましたし、その楽しさは実際に味わってもらうのが一番と再認識しました。Y.S.R.とスロットカーズ・ヨコハマの協力も得て両店の広告も配布できたので、そのうち何人かでも店に足を運んでもらえればと思いますし、スロットカーを新たな趣味のひとつに加えてくれれば何よりです。

スロットカー・Y.S.R.

2009-02-11 19:52:41 | スロットカー
今回は、スロットカーショップ「Y.S.R.」のお話です。

Y.S.R.は、Yokohama Slot Racing(ヨコハマ・スロット・レーシング)の頭文字を取ったもので、その前身はレーシングパラダイス横浜になります。2008年、お店の経営権が現オーナーに引き継がれ、所在地はそのままに店舗名も新たにリニューアルオープンしたというわけです。オーナーが変わって店舗がリニューアルしても、JR京浜東北線「関内駅」から徒歩5分、横浜市営地下鉄「伊勢崎長者町駅」から徒歩5分のところに立地し、ビルの地下1階へと階段を下りていくという都会のオアシス的な位置付けに変化はありません。オーナーが気さくでスロットカーのコレクションも豊富なため、気軽に立ち寄ることもできます。
そんなY.S.R.では、サーキットもリニューアル、スケーレクストリック製で6レーンまで拡張し、世界でも珍しいのではないかと考えられる3階建ての立体交差を実現させています。この3階建ては、トラックがクロスするのではなく、3階が部分的ながら完全に水平に交差するという壮観な眺めになっています。また、関東では、ウッド製かカレラ製のトラックが主流を占める中、スケーレクストリック製というのも貴重な存在ですが、オーナー曰く「今、日本で一番入手しやすいのはスケーレクストリックだから」というのには納得もさせられます。
サーキットレイアウトは、昔の面影をしのばせるもので、1コーナーにかけて上り坂となり、その高低差をうまく利用して3階のバックストレートに突入し、そこから手前に戻って2階部分へと入り、1コーナーのインフィールドからダブルヘアピン、最終コーナーを経て、メインストレートに戻ってきます。スペースを有効利用した、ダイナミックさとテクニカルさを併せ持ったレイアウトだと言えるでしょう。なお、背後にあったHOスケールのサーキットは、利用者が少ないため、1/32スケールのテクニカルなラリーコースに変更されています。
営業時間は、15:00~23:00で、火水曜日が定休日となります。走行料金は、5分100円、2時間2000円、ナイト走行(20:00~23:00)1500円。レンタカーは、300円です。毎週土曜日には、レースが行われています。
Y.S.R.

スロットカーズ・ヨコハマ走行リポート2.9

2009-02-10 22:19:30 | スロットカー
今回は、イレギュラーのスロットカーズ・ヨコハマ走行リポート2.9です。明日休日にも記事があります。

スロットカーズ・ヨコハマは、昨年12月15日以来、2ヵ月近く開きましたが、年始に名古屋で3店寄って、1月中旬にも「Y.S.R.」で6台だけながら走らせており、営業サーキットには年が明けてから4回、足を運んでいます。また、1/24スケールがようやく完成したため、そのシェイクダウンも兼ねて繰り出しました。例によって、富士スピードウェイにおけるタイムを記録していますので、まずは列挙してみます。タイム横のRは、自己ベスト更新車です。

1. マクラーレン・メルセデスMP4/21(MCLAREN-MERCEDES MP 4/21(SCALEXTRIC)) 7.8218秒R
2. ルノーF1 2007(RENAULT F1 2007(SCALEXTRIC)) 7.9667秒
3. モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 7.9884秒R
4. クラージュC65(COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)) 8.1981秒
5. モスラーMT900R LEYJUN(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 8.3258秒R
6. シャパラル2(CHAPARRAL 2(REVELL MONOGRAM)) 8.4077秒
7. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 8.4207秒
8. レクサスSC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 8.7387秒
9. BMW M3 GT(DUNLOP BMW M3 GT(FLY)) 8.7917秒
10. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 8.8100秒
11. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 8.8321秒R
12. トヨタTF104(TOYOTA TF104(CARRERA)) 8.9025秒R
13. フェラーリ360チャレンジ(FERRARI 360 CHALLENGE(GSLOT)) 8.9398秒R
14. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 9.1647秒
15. ライトニングマックイーンS(LIGHTNING MCQUEEN STANDARD(CAUL)) 9.2094秒
16. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 9.2263秒
17. ライトニングマックイーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 9.2986秒
18. ライリーMK XI(RILEY MK XI GAINSCO(FLY)) 9.3000秒R
19. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 9.3042秒
20. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 9.3152秒
21. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 9.3543秒
22. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 9.3546秒
23. トヨタGT-ONE TS020(TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)) 9.3571秒
24. フェアレディZ(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 9.4145秒
25. ポルシェ962C(FROM A PORSCHE 962C(SCALEXTRIC)) 9.4298秒R
26. プジョー908 HDI FAP(PEUGEOT 908 HDI FAP(CARRERA)) 9.5273秒R
--. トヨタ88C(MINOLTA TOYOTA 88C(1/24 H&R)) 13.5969秒R

月曜日のナイト走行(19時から23時30分まで走り放題)の時間帯に行ったのですが、いつもより遅く20時から始めたため、かなり端折ってタイムアタックしており、クルマによってはもう少しタイムアップできたものもあるかと思います。
そんな中、トップは、マクラーレン・メルセデスMP4/21(スケーレクストリック)が7.8218秒とわずかながら自己ベストを更新して、4回連続で獲得しています。2番手も、ルノーF1 2007(スケーレクストリック)の7.9667秒で、今回は、スケーレクストリックのF1は2台とも7秒台に入れられました。3位は、ニンコのモスラーMT900R XAVEXで、7.9884秒と、ニンコでは初、マイカーでは4台目の7秒台入りです。もう1台、7秒台を記録しているスピリットのクラージュC65は、今回は8.1981秒でしたが、7秒台は1度だけなので、そうそう出せないかもしれません。
ニンコのモスラーMT900R LEYJUNは、かなり苦労させられたクルマの1台ですが、8.3258秒と3回連続で自己ベストを更新し、ようやく納得のいくところまでタイムを上げられました。カレラのトヨタTF104が8.9025秒と前回のシェイクダウン時の9.4672秒から大幅にタイムを上げ、GSLOTのフェラーリ360チャレンジも8.9398秒と初の8秒台入りです。トヨタTF104はモーターの慣らしが進んだことによるもの、フェラーリ360チャレンジはセッティングを少しいじったことも奏効したのでしょう。ただ、GSLOTのNSXは7秒台に入ろうかというタイムも出ているので、もう少し伸ばしたいところではあります。
さて、1/24スケールですが、私は、大昔に青柳金属工業のシャシーにクリアボディを載せて営業サーキットで走らせていました。昨年11月、「カフェ&スロットカー アットワークス」で久しぶりに1/24を走らせる機会があり、1/24は1/24で楽しいと再認識していたところ、アメリカのElectric Dreamsからタイミング良く(悪く?)H&Rのニューシャシー発売のメールを受け取り、$41.99と安かったことから購入したものです。実際には、送料のより安いPROFESSOR MOTORから買ったのですが・・・。ボディは、昔のようにクリアボディにしようか悩んだのですが、今回はハセガワのトヨタ88Cにすることにしました。
組み上がっただけの状態でチューニングもセッティングもせずに臨んだのですが、ウッド仕様のフィッシュラバータイヤを履いているのにもかかわらず、タイヤが全くグリップせず、そろりと走らせることしかできず、13.5969秒と論外のタイムでした。まずは、タイヤ交換から考えなければならないようです。

スロットカー・スケーレクストリック2009年カタログ

2009-02-08 19:52:38 | スロットカー
今回は、スケーレクストリック2009年カタログのお話です。
私がスケーレクストリック・クラブに入っていることや、その会報誌が2008年以降は年4回送られてくることも、先週の記事でも書いた通りです。また、1月上旬に送られてくる会報誌には、スケーレクストリックのカタログも添えられています。2009年版カタログ「SCALEXTRIC 2009」も、A4版オールカラー92ページの厚紙を使ったかなりゴージャスなもので、体裁と豪華さだけで考えると1000円で売られていても決して高いとは言えないほどです。カタログは、1960年から発売され、今回で50冊目になります。

カタログ掲載のレースセットは、以下の通りです。
START!(AUDI TT BLUE vs. AUDI TT RED)オーバル、254cm、80×110cm。
SPEED STARS(LOMBORGHINE GALLARDO BLUE vs. PORSCHE 997 RED)オーバル、343cm、142×60cm。
INNER CITY SPEED(MINI COOPER BLUE vs. MINI COOPER RED)8の字クロスオーバー、392cm、170×100cm。
STREET CARS(PORSCHE 997 SILVER vs. PORSCHE 997 ORANGE)8の字ストレッチクロスオーバー、462cm、185×95cm。
VODAFONE MCLAREN MERCEDES(LEWIS HAMILTON vs. HEIKKI KOVALAINEN)8の字ストレッチ立体、532cm、210×140cm。
NEED FOR SPEED(LOMBORGHINI GALLARDO POLICE CAR vs. NISSAN GT-R)8の字ストレッチクロスオーバー、532cm、210×140cm。
STREET SLIDERZ(LAMBORGHINI CALLARDOS: GREEN vs. GREEN)8の字クロスオーバー、392cm、180×110cm。
RALLY PRO CHAMPIONSHIP(SUBARU IMPREZA WRC vs. FORD FOCUS WRC)8の字ストレッチ立体、532cm、210×140cm。
TOPGEAR POWERLAPS(FORD GT vs. PORSCHE 911 GT3R)8の字変形クロスオーバー、550cm、250×100cm。
SPEED SUPREME(ASTON MARTIN DBR9 vs. FERRARI F430 GT)8の字変形立体、855cm、280×280cm。
カタログ掲載のデジタルレースセットは、以下の通りです。
DIGITAL DRIVER(MINI COOPER YELLOW vs. MINI COOPER RED)オーバル、418cm、180×90cm。
VODAFONE MCLAREN MERCEDES(LEWIS HAMILTON vs. HEIKKI KOVALAINEN)オーバルスクエア、488cm、186×130cm。
QUANTUM OF SOLACE 007(ASTON MARTIN DBS vs. ALFA ROMEO 159)8の字ストレッチ立体、676cm、280×140cm。
TRIPLE CUP(3 × PORSCHE 997)オーバル、454cm、203×103cm。
PRO GT(ASTON MARTIN DBR9/PORSCHE 911 GT3R/MASERATI MC12/FERRARI F430 GT)8の字ストレッチ立体、676cm、280×140cm。
カタログ掲載のリミテッドエディションは、以下の通りです。
MONACO 1992(WILLIAMS FW14B/NIGEL MANSEL vs MCLAREN MP4/7/AYRTON SENNA)。
ALAN MANN RACING(FORD LOTUS CORTINA vs FORD SECORT)。
TOPGEAR SUPERCAR COLLECTION(ASTON MARTIN DBS BLACK/MERCEDES-BENZ SLR MCLAREN SILVER/FORD GT BLUE)。
CELEBRATING 50 YEARS OF THE MINI(1959 MORRS MINI MINOR)。
カタログ掲載のソロカーは、以下の通りです。台数が多いため、ここでは新車のみ掲載しています。
VODAFONE MCLAREN MERCEDES 2009(L. HAMILTON/H. KOVALAINEN)。
RENAULT 2009(F. ALONSO/N. PIQUET)。
FERRARI 2008(K. RAIKKONEN)。
NISSAN GT-R SILVER。
MINI COOPER(BLUE、RED)。
NISSAN GT-R RED(DRIFT)。
ALFA ROMEO 159 POLICE CAR。
ASTON MARTIN DBS RED。
CHEVROLET IMPARA(CASEY MEARS)。
CHEVOLET CAMARO(W. AGER)。
CHEVOLET CAMARO(P. JONES)。
FORD MUSTANG FR 500CC(2007 EUROPEAN CUP WINNER)。
FORD MUSTANG(A. MOFFAT)。
LAMBORGHINI GALLARDO GT。
FERRARI F430 GT(TEFEL RACING)。
JAGUAR XKRS(ROCKET SPORTS)。
MASERATI MC12(VITAPHONE RACING TEAM/SCUDERIA PLAYTEAM)。
NISSAN GT-R JGTC(TEST CAR)。
NISSAN GT-R JGTC(XANAVI)。
PEUGEOT 908 HDI FAP 2009。
ASTON MARTIN DBR9(JET ALLIANCE)。
JAGUAR XKR GT3(APEX RACING TEAM)。
FERRARI F430 GT2(SCUDERIA ECOSSE TEAM)。
MERCEDES-BENZ SLR MCLAREN 722 GT。
FORD GT。
PORSCHE RS SPYDER(VM MOTORSPORT)。
DODGE VIPER COMPETITION CPUPE(GS MOTORSPORT)。
MINI JOHN COOPER WORKS CHALLENGE。
BMW 320 SI WTCC(J. MULLER)。
FORD GT40 1966。
FERRARI 330 PG 1967。
FERRARI 250 GTO 1962。
FERRARI 308 GTB(GROUP B RALLY CAR)。
MERCEDES-BENZ 300 SLR 1955。
FORD ESCORT MK1 RS 1600(1973 RAC RALLY WINNER T. MAKINEN/H. LIDDON)。
HOLDEN L34 TORANA(1976 BATHURST WINNER)。
FORD LOTUS CORTINA(1964 COUPES DES ALPES WINNER)。
LOTUS TYPE 49(G. HILL)。
EAGLE GURNEY-WESLAKE(D. GURNEY)。
FERRARI 156(1961 BELGIAN GP 4TH PLACE)。
カタログ掲載のMICRO SCALEXTRIC(1/64)のセットは、以下の通りです。
MY FIRST SCALEXTRIC(MINI COOPER YELLOW vs. MINI COOPER RED)8の字立体、256cm、108×61cm。
THE SIMPSONS SKATEBOARD CHASE(HOMER vs. BART)変形ギミック、299cm、127×77cm。
BASH 'N CRASH(NISSAN 350Z: ORANGE vs. GREEN)2クロスオーバー、427cm、128×108cm。
VODAFONE MCLAREN MERCEDES(L. HAMILTON vs H. KOVALAINEN)9サーキットパターン。
NEED FOR SPEED(NISSAN 350Z vs. NISSAN 350Z)5サーキットパターン。
QUANTUM OF SOLACE 007(ASTON MARTIN DBS vs. ALFA ROMEO 159)8の字変形クロスオーバー、502cm、167×126cm。
PRO RALLY(FORD FOCUS WRC vs FORD FOCUS WRC)8の字変形クロスオーバー、608cm、140×130cm。
THE WORLD OF CARS RACE O RAMA(LIGHTNING MCQUEEN vs CHICK HICKS)8の字変形クロスオーバー、498cm、145×128cm。

スロットカー・ニュルンベルク・トイフェア2009続報

2009-02-08 11:12:53 | スロットカー

2日前に「ニュルンベルク・トイフェア」の海外サイトからの速報をまとめましたが、続報がアップロードされているので、こちらもざっとまとめておきます。写真は、メーカー名をクリックしてください。
オートアート: ロードカーが中心でラリーカーが少し混ざるといった構成で、特に目新しいものはありません。地道にコツコツとやっている感じです。
BRM: 1/24スケールの完成車を作るメーカーですが、トヨタ88Cに続き、マツダ787Bもリリースされます。今年は、マツダ787Bがいろいろなスケールで賑わいそうです。
カレラ: 王道的なスロットカーメーカーとして、豊富なバリエーション展開です。デジタルは、1/32と1/24で幅広くリリースしますし、GT-RのSUPER GT仕様も、XANAVI NISMO GT-Rだけでなく、YellowHat YMS TOMICA GT-Rも登場します。後者は、スロットカーでは初となるだけに嬉しい限りです。
MBスロット: 完成車はスロースターターでしたが、新しいチャレンジは続けています。三角形の独立型モーターマウント、複数の新機軸新型シャシー、他社用のパーツ、各種パーツ、トラックなど、目が離せないメーカーです。完成車のラインナップが弱いのが残念なところです。

MRRC: MRRCとスケールオートのクルマの紹介がメインですが、DSのエレクトリックシステム、タイヤトゥルーイングシステム、なども公開されています。DSのカードコントロールシステムが面白そうです。
NSR: 走りのNSRは、既報車の紹介が中心になります。1台、見慣れぬモデルがありますが、フォードF3L P68でしょうか? ちょっと分かりません。
スケーレクストリック: 発表済みのラインナップが中心になりますが、初公表のものもあります。スケーレクストリック4スクールズは、自分でクリアボディを作るキットでしょうか? デジタルも強化してきました。なお、ラインナップに関しては、本日夜の更新で一覧を掲載します。
スコーピアス: デジタルコントローラーが出展されています。2.4GHzのワイヤレスコントローラーで、営業サーキットからホームサーキットまで対応します。

スロットカー・ニュルンベルク・トイフェア2009

2009-02-06 21:16:34 | スロットカー
世界最大級のトイフェアである「ニュルンベルク・トイフェア」が2009年2月5日から、ドイツ・ニュルンベルクで行われています。同フェアは、世界100カ国以上から8万人以上が訪れ、世界60カ国以上から3000社近くが出展し、1万以上の製品のうち6000以上が新製品という、世界中から注目を集める一大イベントです。そんなトイフェアには、もちろん、スロットカーメーカーも多数出展しており、注目の新製品がズラリと並んでいます。そこで、海外のサイトから得た速報の中で注目できるものを、メーカーのアルファベット順にざっとまとめてみました。写真は、メーカー名をクリックしてください。
アーティン: 昨年、創業者が亡くなったことで雲行きが怪しくなったかと思ったのですが、しっかりと出展していました。1/43スケールのセットは、ラリー専用トラックやルノーF1まで用意していますが、トイザらスの「ファストレーン」もOEM供給しているだけに、注目したいところです。アーティンは、1/32スケールの出展写真はありませんが、フライとスペースをシェアしており、両者の関係が進展するのかにも興味が持てます。
バイクモ: スロットカーならぬスロットバイクを出展。ラジコン状の特製リモコンで走らせ、コーナーで車体を倒すことができ、各メーカーのトラックに対応します。2ヵ月後に、バイク単体で49ユーロ、コントローラーとセットで79ユーロで発売されます。ギミックとしては面白いのですが、スピード感が今ひとつです。
※動画は、右下をクリックし、「HQ」でご覧ください。
カートロニック: 1/24スケールのセットと完成車をリリース? カレラ、オートアートなどに続いて参入となると、1/24スケールの景色も変わってきそうです。
フライ: 相変わらず、ノーマルラインとスターターズでは旧車を、フライヤーでは最新車を、積極的にリリースします。個人的には、サンレッドSR021のデキが思ったよりも良さそうなのが嬉しいところです。「FLYER'S SLOT CARS ROADRACING」という8の字トラックのレースセットの写真もありますが、スペースをシェアするアーティンが何か関係しているのでしょうか?
HPI: R32スカイラインGT-Rに続く第2弾は、2世代飛び越してR35GT-Rになります。フェアレディ240Zの写真もありますが、スロットカーでしょうか? R32スカイラインGT-RはグループAもリリースされるという話ですが、今のところはロードカーに力を入れているようです。

ニンコ(ニンコ): ニンコは、ごく一部を除いて素晴らしいです。新旧織り交ぜてのクルマのリリースとバラエティ豊かなレースセットは、ニンコならではでしょう。クルマはロータス・エクシージ(エキシージ)のレースカーは大ヒットですし、レースセットは「FOUR LANES」が4レーンで13.46mあり楽しみです。ただ、1/28スケールのスロットカーを新規開拓しようとする考えには疑問符がつきます。既に、スロットカーには、HO、1/43、1/32、1/24とあり、ヴァンキッシュMGが巨大な1/32で失敗していることもあり、いさぎよく1/24で行くべきではなかったでしょうか。
レーサー: ポルシェ935は4月か5月にリリース、シャパラル2Eは66号車を追加、他の現行車も新たなカラーリングが加わります。また、第3四半期にサイドウェイシリーズからダラーラ・デイトナプロトタイプが発売されます。
SCX: SCXも積極的なリリースですが、モーターが弱いのが難点です。そこで、SCXWORLDWIDEでは、モーターのスタンダードをRX-42からRX-42Bにしようという投票を実施中です。RX-42Bでも十分とは言えず、RX-42EやRX-42Hなどが望まれますが、それでも進歩には違いありません。

スロット・イット: ここも、ニンコと双璧を成す素晴らしさです。特に、マツダ787Bのラインナップは垂涎ものでしょう。アンフィニに続き、マツダカラーが4月、レナウンカラーが7月にリリースされるようです。ただ、アンフィニカラーとマツダカラーの関係が今ひとつ分からないので、2カラーか3カラーかは微妙なところです。ニッサンR390が5月で、ポルシェ962C、ジャガーXJR12、シャパラル2E、なども出ます。Cカー好きにはたまりません。
スピリット: 既存車種のカラー違いがメインになりますが、シャシーにアングルワインダーが加わるようです。クラージュC65の速さはかなりのものだけに、アングルワインダーがどれだけのポテンシャルを秘めているのかに注目したいところです。
チームスロット: ここ数年の流れを引き継いでラリーカー中心のリリースになりますが、モーターマウントをインラインとアングルワインダーとで変更できるようです。

スロットカー・SCALEXTRIC CLUB ISSUE 65

2009-02-01 18:47:14 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、2007年7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 65」のお話です。

私がスケーレクストリック・クラブに入っていることや、その会報誌が2008年以降は年4回送られてくるのも、以前の記事で書いた通りです。そのスケーレクストリック・クラブの会報誌「SCALEXTRIC CLUB ISSUE 65」が到着していますので、その内容を簡単にご紹介しましょう。A4版オールカラー20ページの本誌では、2ページのスケーレクストリック・クラブの2009年クラブモデルの紹介から始まっています。それは、アストンマーティンDBR9のガルフスポンサーカラーで、製品版にはないウェザード仕様になっています。このモデルは、2009年2月から、新規会員とリニューした会員に発送されます。
3ページでは、フォード・エスコートMK1・メキシコ1973が紹介されています。このクルマは、1970年のロンドン・メキシコワールドカップラリーでの1、3、5、6、8位を記念したもので、スケーレクストリッククラブの会員にのみ、£35(日本へは送料込み£40)で販売されます。
4-5ページは、「Racing without Magnets...」と題した特集記事で、イギリスのバークシャー州クロウソーンにあるパインウッドクラブのレース参戦のためのチューニングプランを記しています。2009年から始まる新シリーズは、スケーレクストリックのNASCARをノーマグネットカーにしたもので競われます。ガイドブレードは、ブラシの後ろ端を巻き込むのではなくリアに流し、より深くスロットに収まるようにします。このために、フロントタイヤも少し削り、コーナーでのロールにも役立てます。ガイドの両脇に軽くウエイトを積み、リアタイヤの前方にもウエイトを積みます。リアタイヤを光沢がある黒い面がなくなるまで削り、タイヤ外側の角も取ります。リアタイヤの内側にワッシャーを入れます。ボディとシャシーを固定するネジを1回転緩め、最後に回転部にオイルを注します。
6ページは、ルイス・ハミルトンが成功を収め、彼のマクラーレンがスケーレクストリックのセットとして発売されているという話です。8ページは、メンバーズプロフィールで、サウスウェールズのイアン・ガードナーと、マシュー・ブラウンが紹介されています。イアンは、ガンと診断されて会社を退職、何か惹きつけられるものをとスケーレクストリックを再開。元から持っていたものと、2007年のクリスマスに妻から贈られたエンデュランスセットで、より大きなトラックを組み、シーナリーも自作し、ガレージで楽しんでいます。マシューは、クリスマスプレゼントとして8の字セットをもらい、それを拡張してガレージのベースボード上で走らせています。
8ページは、ファクトファイルで、フォード・ロータス・コルチナMKIの実車とスケーレクストリックのモデルの解説です。同車は、1964年前後に、ジム・クラーク、グラハム・ヒル、ピーター・アランデル、ジャッキー・イクス、といったそうそうたる顔ぶれによりドライブされ、イギリスツーリングカー選手権チャンピオンなど、輝かしい実績を残しています。9ページは、スケーレクストリックとコンピューターソフトウェアの開発会社であるPTCがパートナーシップを組み、イギリスのセカンダリースクールの生徒がCADでスケーレクストリックのクルマなどをデザインできるという話です。
10-11ページは、「SCALEXTRIC - A PERSONAL HISTORY」と題した、イアン・ビールビーによる回顧記事です。彼は、1968年のクリスマスに膨大な量の中古スケーレクストリックのセットをプレゼントされますが、父が陸軍のドイツでの着任によりそれは喪失、1970年初期にもらったセットも転勤によりなくなります。1990年に入ると、三度、「MIGHTY METRO」というセットを妻からもらい、自らは空軍の転属がありながらも、そのセットをキープし続けます。そして、家を買い、ロフトにデジタルのセットを組み始め、裏庭に専用の小屋まで建てるようになります。大きなトラックの建物と木々は自作で、トラックもシーナリーに合わせてペイントしています。そして、タイムトライアル、息子との競走、クラブレース(アナログ)で楽しんでいます。
12-13ページは、「TRIPLE CUP」で、デジタルレースセットの紹介です。4.54mのオーバルトラックでは、3台のポルシェ997により、ピットストラテジーゲームに興じることができます。14-15ページは、チームトークで、スケーレクストリックの2008年末から2009年初頭にかけてのニューモデルを紹介しています。ちなみに、C2903アストンマーティンDBR9は、カタログから削除されています。16-17ページは、2009年に発売されるスケーレクストリックのクルマとセットの紹介です。18-19ページは、マイクロスケーレクストリックのセットの紹介です。20ページは、コンペティションタイムで、スケーレクストリックに関するクイズが掲載されています。