私の1/32スケールのスロットカーの116号車は、LAMBORGHINI DIABLO GTR VALVOLINE(NINCO)です。私がいつも使っているイギリスのスロットカーショップからサブスクライバー・カスタマーオファーが8月9日に着いたのですが、新たに20台以上が追加され、中でもニンコに価格的にもモデル的にも、これなら買ってもいいかなというものが多かったので、厳選した3台をまとめて注文しました。
3台の価格と送料を合わせて56.33ポンドで、日本円にすると7107円でした。このクルマは、16.99ポンドからイギリスの付加価値税が割り引かれているため、送料込みの価格は2250円ということになります。
売り切れると困るので、オファーが着いた当日8月9日にすぐに注文し、8月11日に発送され、8月15日に到着しました。相変わらず、ショップもロイヤルメールも、いい仕事をしてくれます。
このクルマは、ニンコ1の通常モデルになりますが、なんと1996年の「鈴鹿1000kmレース」(BPR GTシリーズ)に参戦したクルマです。同レースでは、和田孝夫、福山英朗、L・モッチアがドライブし、予選23位からスタートして28位でゴールしています。
写真で見ると、少しおもちゃっぽく感じられたのですが、実物を眺めると、ディテール、ペイント、タンポ、クリア、詳細なパーツともに申し分なく、ウインドウがスモークでコクピットがないことを除けば、廉価版らしさは全くありません。
シャシーは、これまでのニンコ1と同様で、モーターはインラインでギア比は9:27、磁石はモーターの背後に少し小ぶりなバーマグネットが装着されています。コクピットがないだけに重量は72gと軽量で、磁力は124gです。
それでも、それほど磁力を上げなくても、ノーマルのままで気持ち良く走ってくれます。もちろん、スピード的にも、モーターがモーターだけに、ニンコのGTと比べると明らかに劣ります。
磁石を外してノーマグ状態で走らせてみると、72gと軽量な上にタイヤのグリップが削ってもニンコのGTなどに比べると劣るだけに、コーナーは慎重に走らざるを得ません。シリコンタイヤのようなハイグリップタイヤを装着するか、ウエイトを追加しないと、それなりに快適には走れないでしょう。