XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・レーシングパラダイスの峠・ラリーコース

2009-05-31 19:10:20 | スロットカー
今回は、レーシングパラダイスの峠コースとラリーコースの紹介です。

レーシングパラダイスの前回の紹介記事では、峠コースとラリーコースがまだ建設中だったため、ご紹介することができませんでした。今回は、完成した両コースを走ってきましたので、ご紹介します。峠・ラリーコースは、レーシングパラダイスを入ってすぐの右手にあります。両コースが同じテーブルの上にあるため、建設中はどうなるのかよく分からなかったのですが、長方形のテーブルをさらに細長く2分割し、入口側がラリーコース、奥側が峠コースとなります。テーブルの長さは見た目ですがざっと7mぐらい、奥行きは3mぐらいかと思います。そのため、コースアウトしたとしても、反対側まで回り込むことなく、狭い範囲での回収が可能です。ただ、ジオラマが随所に施されていて、壊したり動かしたりしてしまうことがあるため、急いで回収するよりも丁寧に回収した方がいいでしょう。ちなみに、両コースの名称ですが、バンプロジェクトのオフィシャルサイトに従うと峠コース、ラリーコースとなりますが、現地では山岳コース、特殊ラリーコース、We are 溝遊人では後者をサファリコースと呼んでいます。どれが正式名称なのか分かりませんが、そのうち確認してみましょう。
では、峠コースから見ていきましょう。ツールドコルスをイメージした高低差のある岩場コースで、中央部分が高く切り立った岩場になっており、ここが見た目上のハイライトとも言える部分です。反時計回りに走ると、岩場のタイトコーナーを経て、トンネルをくぐり、上り坂のこのセクションへと入ります。後半は、曲がりくねった緑豊かな峠セクションで、我慢を強いられる走りを続けた後、最終コーナーからメインストレートへと一気に駆け下りていきます。トンネルを抜けた後の左コーナーと峠セクション最初のS字が、短いストレートで気が緩んでスピードを上げた直後だけに要注意ポイントに感じました。時計回りに走ると、その逆になって、また違った難しさがあるわけですが、1コーナーを上って峠セクションというよりは、峠セクションを経て最終コーナーから下りの方がレイアウト的には面白そうに思います。いずれにしても、車種を問わずノーマルカーなら十分に楽しめます。
ラリーコースは、サファリラリーをイメージしたフラットな砂漠風ですが、そのハイライトは何と言っても全体にパウダー状の細かい砂が撒かれていることでしょう。YouTubeなどを見ると、外国のラリーコースでパウダー状の砂や雪などが撒かれているのを見かけることがありますが、日本の営業サーキットでこれを本格的にやってしまったのはここが初めてのことなのではないかと思います。レイアウトは、反時計回りに走ると、ヘアピン、ミドルストレート、ヘアピン、ミドルストレート、スネーク、複合コーナー、洗濯板、S字、大きなRの最終コーナー、と続きます。ストップ・アンド・ゴーの序盤からテクニカルセクション、コース的なハイライトである洗濯板、スピードが乗る最終コーナーからメインとストレートとなるわけです。砂の量はどれが標準なのか分かりませんが、私が走らせた際には、コース上に砂が浮いていることはなく、コースアウトでもしない限りはボディサイドまで白くなることはありませんでした。また、私は、ラリーカーを1台調達して持ち込んだのですが、洗濯板も難なく走ることができました。スイングアーム式のガイドが付いたクルマでないとだめかと思っていたのですが、そうでもないようです。ただ、タイヤやシャシー裏側が砂で白くなるのは確かなので、拭けばきれいになるとは言うものの、専用車両か半専用車両を用意した方がいいのではないかと思います。もっとも、日本ではラリー車人気が高いので、みなさん、何かしら持っていることでしょう。
なお、両コースとも、1/32スケールだけでなく1/24スケールの走行も可能ですし、スイッチひとつでリバースで走らせることもできます。もちろん、いずれも両者が混在することはできません。これでレーシングパラダイスも、残すは1/24ドラッグコースだけとなりましたが、1/32スケールだけでなく1/24スケールもたしなむという人なら、走行料金も手頃で、コストパフォーマンスは高いのではないかと思います。

SimBinがボルボの無料PCゲーム

2009-05-29 18:27:44 | その他のハード
ボルボ・カー・コーポレーションが、SimBinと共同でパソコン用レースゲーム「VOLVO THE GAME」を開発し、2009年5月26日から無料配信を開始しました。同タイトルは、今年1月のデトロイトモーターショーで発表した「ボルボS60コンセプト」やSTCC(スウェーデン・ツーリングカー選手権)やBTCC(イギリス・ツーリングカー選手権)で活躍するボルボの人気レーシングカー5モデルが登場し、プレイヤーはその中から好きな車種を選んでレースすることができます。
車種のラインナップは、今年、STCCに参戦中の「ボルボC30」、数年前にSTCCに参戦した経験がある「STCCボルボS60」、BTCCで目覚しい活躍を遂げた「ボルボS40」、BTCCに参戦して伝説となったエステートカー「ボルボ850」、真のレーシングカーとして名高い「ボルボ240 Turbo Group A」となっています。
また、サーキットは、スウェーデン・イエテボリの「イエテボリ・エコドライブ・アリーナ」と、ウクライナのキエフ郊外にある「Chayaka」が選ばれていて、ウクライナのサーキットがレースゲームに採用されたのは世界初となります。スキルレベルも、ABS、TCSなどをオンにできる「初心者」レベルから、「セミプロ」、アシスタンスを全く使用しない「プロ」レベルが用意され、ビギナーからベテランまで楽しめるようになっています。
ボルボ・カーズのインターナショナル・マーケティング部ディレクターのマイケル・パーソンによると、「“ボルボS60コンセプト”をより幅広いターゲットに紹介するため、今回の無料レーシングゲーム『Volvo – The Game』を使ったマーケティングプロモーションを開発しました。このゲームを使ったユニークなプロモーションにより、ボルボ車のインテリアとエクステリアを効果的に見せることができるだけでなく、ゲーム中に登場する歴代のレーシングカーを通じて、ボルボのスカンジナビアン・デザインの変遷も紹介することができます。」とのことです。
ダウンロードは以下のサイトから無料で行えます。言語は英語のほか、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語です。
私も、ダウンロードしましたが、(パソコンの性能自体は問題ないものの)ゲーム用の環境を整えていないため操作しづらく、インプレッションを書くところまではプレイできません。Xbox LIVEアーケードで無料ダウンロードできればいいのですが・・・。
VOLVO CAR CORPORATION

スロットカー・FERRARI 360 CHALLENGE(REVELL MONOGRAM)

2009-05-24 18:50:02 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。
私の1/32スケールのスロットカーの48号車は、FERRARI 360 CHALLENGE(REVELL MONOGRAM)です。もちろん、これは、レベル・モノグラムのスロットカーではなく、レベルのイージーキット(1/32スケールのプラモデル)をスロットカーに改造したものです。このキットは、「2008 第48回全日本模型ホビーショー」に2008年10月18日(土)に行った際に、ハセガワのブースで500円で買ってきました。青いボディのフェラーリ360はスロットカーに改造しましたが、黄色いボディのフェラーリ360はボディだけを流用してGSLOTのシャシーに載せているのは過去の記事にも書いている通りです。このフェラーリ360は、サイズ的にもスロットカーの1/32スケールにピッタリで、日本のラジコンの名目上は1/32スケールのものよりもはかるにしっくりきます。
とはいえ、ラジコンは最初からモーターやギアが付いていて走らせることが大前提となっていますが、レベルのイージーキットはディスプレイモデル的なところがあります。そのため、ラジコンをスロットカーにするのに比べると、イージーキットをスロットカー化するためにはそれなりの改造が必要になります。そこで、シャシー、ボディ、タイヤはそのまま用い、手持ちのパーツも有効利用しつつ、リアシャフトとクラウンギアとガイドはスロット・イット、モーターとドライバーフィギュアはスケーレクストリック、ブラシはプラフィット、をそれぞれ使うことにしました。また、私は、両頭グラインダーを持っていて、タイヤを削ったり、ボディやシャシーを大胆にカットしたりするのには重宝していますが、細かい作業には適していません。そこで、ホビールーターを購入して、細かな加工を施すことにしました。
まず、シャシー前方にガイド用の穴を開けてスロット・イットのガイドを通し、プラフィットのブラシを取り付け、その前方も扇形にカットしました。次に、スロット・イットのリアシャフトとクラウンギアを組み込みました。スロット・イットのシャフトの方がオリジナルのシャフトよりも少し細いのですが、タイヤはオリジナルのままで少し接着すれば簡単には外れません。ただ、フロントは、オリジナルの位置だと車高が高くなるため、適度な車高になるように調整してあります。その場合、タイヤがボディにこすれるため、両頭グラインダーにタイヤをあてがい、ボディと接触する外側だけ削っています。問題はモーターで、通常サイズのモーターだと高さがあってコクピットのトレイを削らなければならないため、スケーレクストリックのスリム缶を使うことにしました。モーターマウントもそれに付属のものを取り付けていますが、1点だけで固定するタイプのため、高回転で回すとモーターが浮くので、モーターをシャシーに軽く接着してあります。更に、ダウンフォース的にはさすがに厳しいため、シャシー路面側の凹面を利用して磁石を貼り付けてあります。最後に、スケーレクストリックのドライバーフィギュアを乗せて完成です。
いざ、スロットカーズ・ヨコハマに繰り出すと、富士スピードウェイで10.5340秒と最低目標の9秒台には届きませんでした。モーターは回るためスピードはあるのですが、やはり、プラモデルのシャシーとあってコーナーが今ひとつなのです。熟成させれば10秒を切ることはできると思いますが、まともに走った時点で成果はあったかなと考えてはいます。

スロットカー・ニューブランド「PIONEER」

2009-05-20 10:20:16 | スロットカー
今回は、イレギュラーのスロットカーのニューブランド「PIONEER」のお話です。

パイオニアというスロットカーのニューブランドが立ち上がるという情報は5月上旬から出ていましたが、そのオフィシャルサイトがいよいよオープンしました。同社のスロットカーは、1/32スケールで、12Vから16Vに対応し、オリジナルシャシーではあるものの、スケーレクストリックのデジタルプラグ(C8515)を簡単に取り付けることができます。同社は、中国に工場を持ち、イギリス、スペイン、アメリカ、オーストラリアの4つのハブから世界に出荷されます。当面はアメリカンマッスルカーが中心となり、価格は$48程度になるようです。
第1弾としては、スティーブ・マックイーンの映画「ブリット」のマスタングGT390がマックイーンのドライバーフィギュア付きで、7月第4週に発売されます。それ以降のラインナップも、2010年第3四半期まで公開されています。

ブリット・マスタングGT390(2009年7月第4週)
マスタング・ノッチバック(2009年9月初頭)
ブリット・アサシンカー(2009年9月第2週)
ベンガルタイガー'68チャージャー(2009年第3四半期)
マスタング・ファストバック#27(2009年第3四半期)
'67マスタングGT390(2009年第3四半期)
マスタング・ノッチバック#95(2009年第4四半期)
'85マスタング・チューブフレーム(2010年第1四半期)
レジェンドクラブレーサー#26(2010年第2四半期)
MGBスポーツクラブレーサー(2010年第2四半期)
'70プリモス・バラクーダ(2010年第2四半期)
'05コルベット・チューブフレーム(2010年第3四半期)

キット1(マスタング・ファストバック、プレインホワイト、デカール付き)(2009年夏発売)
キット2(マスタング・ファストバック、ブラックナイト、デカール付き)(2009年9月発売)
キット3(マスタング・クーペ、レーサーレッド、デカール付き)(2009年第3四半期発売)
スペックは、18000回転のタイフーンFC130モーターがサイドワインダーに装着され、ギア比は12:36、マスタングとチャージャーの重量は96gとなっています。磁石はモーター前とシャシー中央に取り付けることができ、ガイドは簡単に脱着することが可能です。フロントアクスルには若干の遊びがあり、シャフト径は3/32インチ(2.38mm)です。
なお、モーターは、3種類が用意され、'85マスタング・チューブフレームと'05コルベット・チューブフレームは23000回転タイフーンモーター、レジェンドクラブレーサー#26とMGBスポーツクラブレーサーは15000回転サイクロンモーターとなります。クルマの性格によってモーターの強さが決められているようで、チューブフレームの2台は営業サーキットでもかなりの走りが期待できそうです。
PIONEER

(C)Pioneer Slot Cars 2009. All rights reserved.

スロットカー・ダンロップ BMW M3 GT(FLY)

2009-05-17 21:56:13 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの47号車は、ダンロップ BMW M3 GT(FLY)です。たびたび書いているように、私がモータースポーツで好きなジャンルは、スポーツプロトタイプとGTです。SUPER GTを全日本GT選手権の時代からご覧になっている方なら分かると思いますが、イエローコーンのカラーリングをまとったクルマは数年間にわたって参戦しており、そのイエローをベースにオレンジやブルーなどを配したビビッドな車体は、ひと際目を引くものでした。また、クルマも、BMW M3 GTやBMWマクラーレンF1GTRなどをチョイスしているところがミソでもありました。BMWマクラーレンF1GTRの方は残念ながらスロットカー化されてはいないのですが、BMW M3 GTの方はフライから2002年から2003年にかけて全日本GT選手権に参戦していたものが発売されています。そのモデルは、eBayでごくまれに出品されることがあり、送料込みで3000円ぐらいなら購入しようと考えていました。
そんなことを考えていた折、「13thホビーフォーラム2008」のガレージハウス クゲヌマのブースで、このBMW M3 GTが、ドアミラーやリアウイングなどが破損して走り込んだ形跡があるとはいえ、ボディ全般はまずまずのコンディションで1500円で売られていたため、問答無用で購入してきたのです。しかも、幸いなことに、このBMW M3 GTと全く同じカラーリングのパーツが、アメリカのスロットカーショップ「Eelctric Dreams」で$8.99で売られていました。リアウイング、ドアミラー左右、アンテナの4点セットで、まさに破損してなくなっていたパーツそのものです。そこで、このパーツを注文して、手に入れたBMW M3 GTに取り付けたところ、見違えるほど良くなりました。簡易版のホームサーキットで走らせてみると、リアのホイールとタイヤが交換されているなど、十分にチューニングとセッティングが施されたクルマらしく、かなりいい走りを見せてくれ、期待も膨らみました。ただ、スピードが勝っているところがあり、もう少しマグネットダウンフォースが必要には感じました。
そんなところに手を加えつつ、勇躍、スロットカーズ・ヨコハマの富士スピードウェイで走らせてみたところ、いきなり9.2256秒をマークしたのですが、クルマのピーキーさも実感しました。このクルマは、フライの通常モデルとは異なり、レーシングモデルになっており、モーターがパワフルになっています。そうしたこともあり、次回の走行では、パワーバンドが高めのところにあることを意識し、パーシャルスロットルの中でも常にパワーをかけつつ走らせるように心がけました。すると、タイムも8.7023秒までアップ、マイカー中でもトップ10圏内に入るところまで速くなったのです。私は、フライのクルマはパノスLMP-1が2台とライリーMK XIが1台の合計3台持っていますが、いずれもソコソコの速さしかなく、営業サーキットに持ち込むマイカーでは中位以下が定位置でした。それだけに、この速さはフライ復権とも言える想定外の嬉しさでした。フライは、経営危機が続き、新車も出せない状況にありますが、アーティンの支援を受けて、またこうしたクルマを出してほしいものです。

スロットカー・「第48回静岡ホビーショー」HPIブースの動画

2009-05-17 10:39:20 | スロットカー
今回は、イレギュラーの「第48回静岡ホビーショー」HPIブースの動画です。

「第48回静岡ホビーショー」は、5月14日から17日まで、静岡・ツインメッセ静岡で行われています。プラモデル、ラジコン、鉄道模型などの国内メーカー82社が一堂に会し注目の新製品を発表しているわけですが、スロットカーを出展しているメーカーもあります。
HPIがそれで、既に第1弾としてR32スカイラインGT-Rのロードカーを発売していますが、R34スカイラインGT-Rが第2弾、R35GT-Rが第3弾として用意されているようです。そんなHPIのブースの1/32だけを撮影した動画がイタリアの「HOBBY MEDIA」で公開されているので、ご紹介しておきます。
1/32スケールRCカー「RACING32」とスロットカーの関連性としては、ボディはスロットカーと共通、ということは分かっているのですが、フェアレディ、アルファロメオ、ボルボ、デトマソパンテーラ、などが両者で並行してリリースされるのかなどは、今ひとつ分かりづらいです。すべてがスロットカーでも発売されることを期待したいものです。
HPI EXPRESS(静岡ホビーショー 12) 
自宅でコツコツ、32スロットカー(slot_wrxさんのリポート記事)

スロットカー・TOYOTA TF104 2005(CARRERA)

2009-05-10 18:48:29 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの46号車は、TOYOTA TF104 2005(CARRERA)です。過去の記事にも書いてある通り、カレラのF1(旧シャシー)は磁力が弱いため、そのままではコーナーをまともにクリアすることすらできないのですが、磁石を少し強力なものに取り替えると、見違えるような走りをします。特に、フェラーリF2005は、長らくマイカー中でもトップの地位を保ち、いまだにトップクラスの一角を占めています。ただ、カレラのF1でも、フェラーリ以外はそこまで速くはないようで、マクラーレン・メルセデスMP4/20も、フェラーリF2005ほどのタイムは記録できません。そんな折、「13thホビーフォーラム2008」のガレージハウスクゲヌマのブースで、トヨタTF104 2005 #16(ヤルノ・トゥルーリ)を見つけたのです。しかも、ケースが破損しただけの未走行の新品が3000円でした。トヨタのF1が安ければ買おうかなと思っていたのと、カレラF1の夢よもう1度、と考えていただけに購入を決めました。
トヨタTF104も旧モデルだけに旧シャシーを採用しており、磁力は強くはありません。そこで、磁力を強化して、簡易版のホームサーキットで簡単なテストを済ませてから、スロットカーズ・ヨコハマに持ち込みました。富士スピードウェイで8秒台を期待していたのですが、安定感のある走りこそするものの、モーターに力強さがなく、9.4672秒がやっとでした。ただ、シェイクダウン時にはモーターが回らないのも事実で、2ヵ月後の走行では8.9025秒と目標の8秒台に突入することができたのです。マクラーレン・メルセデスMP4/20のベストタイムが9.0530秒なので、走行2回目にしてこのタイムを上回ったことになります。ボーダーレイヴァーズやホームサーキットなどでも、F1としては最低限のタイムをマークしており、良かったと思います。
私は、カレラの新シャシーのF1はまだ持っていないので、どれぐらいの走りをするのか興味はあります。とは言え、スポーツプロトタイプやGTの方が好きなので、フォーミュラカーは台数的に十分かなという考えもあるので、特価販売されるか、IRLかフォーミュラ・ニッポンのモデルが出ない限り、そうは増やさないとは思います。今持っているF1も、定価で買ったものはありません。カレラのフェラーリF2005とマクラーレンMP4/20は、カレラのセットがF1しかなくてやむなく買ったもの。スケーレクストリックのルノーF1 2007は、ルート66の閉店セールで半額の2500円になっていて、とりあえずスケーレクストリックのF1を1台持っておきたくて買ったもの。同じくスケーレクストリックのマクラーレンMP4/21は、スケーレクストリック・クラブの2008年モデルとして送られてきたもの。IRLかフォーミュラ・ニッポンのモデルが出れば、懐具合に応じて買いたいとは思いますが、なかなか出ないでしょう。どちらも実質的にワンメイクなので、メーカーも金型の使い回しができて楽なのですけれど・・・。

スロットカー・ボーダーレイヴァーズ走行リポート5.3

2009-05-06 20:40:57 | スロットカー
今回は、ボーダーレイヴァーズ走行リポート5.3です。

5月3日に行った富士スピードウェイの「FUJI GT 400KM RACE」の予選帰りに、富士スピードウェイからクルマで約5分のスロットカーショップ「ボーダーレイヴァーズ」に立ち寄ってきました。例によって、ボーダーレイヴァーズでもタイムを記録しているので、まずは列挙してみます。タイム横のRは、ボーダーレイヴァーズでのクロッシング導入以降の自己ベスト更新車です。

1. マクラーレン・メルセデスMP4/21(MCLAREN-MERCEDES MP 4/21(SCALEXTRIC)) 4.096秒R
2. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 4.141秒
3. モスラーMT900R XAVEX(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 4.161秒
4. ルノーF1 2007(RENAULT F1 2007(SCALEXTRIC)) 4.245秒
5 クラージュC65(COURAGE C65 PIRELLI(SPIRIT)) 4.453秒
6. モスラーMT900R LEYJUN(LEYJUN DUNLOP MT900(NINCO)) 4.485秒
7. フェアレディZ(HOUZAN DUNLOP Z(NINCO)) 4.555秒
8. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 4.558秒R
9. レクサスSC430(ZENT CERUMO SC430(NINCO)) 4.586秒
10. トヨタGT-ONE TS020(TOYOTA GT-ONE TS020(MRRC SCALEAUTO)) 4.626秒
11. トヨタTF104(TOYOTA TF104(CARRERA)) 4.630秒
12. シャパラル2(CHAPARRAL 2(REVELL MONOGRAM)) 4.663秒
13. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 4.709秒
14. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 4.741秒
15. BMW M3 GT(DUNLOP BMW M3 GT(FLY)) 4.766秒
15. ポルシェ962C(FROM A PORSCHE 962C(SCALEXTRIC)) 4.766秒
17. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 4.997秒
18. プジョー908 HDI FAP(PEUGEOT 908 HDI FAP(CARRERA)) 5.037秒
19. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 5.051秒
20. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 5.105秒
21. ライトニングマックイーンS(LIGHTNING MCQUEEN STADARD(CAUL)) 5.256秒
22. ペスカロロC60ジャッド(PESCAROLO C60 JUDD(AVANT SLOT)) 5.262秒
23. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 5.418秒
24. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 5.467秒
25. ライトニングマックイーンD(LIGHTNING MCQUEEN DINOCO(CAUL)) 5.516秒
26. ライリーMK XI(RILEY MK XI GAINSCO(FLY)) 5.622秒
27. フェラーリ360チャレンジ(FERRARI 360 CHALLENGE(GSLOT)) 6.403秒
28. シャパラル2D(CHAPARRAL 2D(REVELL MONOGRAM)) 7.111秒R
ボーダーレイヴァーズは、カレラ製18m4レーンで、改修以前の富士スピードウェイに似たレイアウトはリズミカルな走りが楽しめます。ただ、クロッシング導入以降は、特に1コーナー終盤に用意されたものがちょっとした難所になっています。ストレートからスピードをある程度維持しつつ高速コーナーに飛び込むと、このクロッシングでコースアウトしてしまうのです。そのため、繊細なスロットルワークが要求されるポイントのひとつになっています。
トップは、スケーレクストリックのマクラーレンMP4/21が自己ベストの4.096秒で獲得しています。カレラのフェラーリF2005が4.141秒で2位、ニンコのモスラーMT900R XAVEXが4.161秒で3位、と、上位3台が拮抗しています。スケーレクストリックのルノーF1 2007が4.245秒で4位で、4番手というよりはトップ4といったところでしょうか。
スピリットのクラージュC65が4.453秒で5位と、本来のポジションに戻しています。ニンコ勢はやはり速く、モスラーMT900R LEYJUNが4.485秒で6位、フェアレディZが4.555秒で7位、レクサスSC430が4.586秒で9位と、すべてトップ10に送り込んでいます。
ボーダーレイヴァーズでは、F1も速く、カレラのマクラーレン・メルセデスMP4/20が4.558秒の自己ベストで8位、同じくカレラのトヨタTF104も4.630秒の自己ベストで11位です。そのため、上位11台中、F1が5台、ニンコが4台、といった構成になっています。
12位以降も僅差で続いており、その日のマシンコンディション次第で順位は大きく変わりそうです。なお、1/24のH&Rのトヨタ88Cも走らせてみたのですが、町田のレーシングパラダイスで日本のウッド用タイヤに交換していたこともあり、プラスチックトラックでは滑ってうまく走ることができませんでした。ウッドトラックでの次回の走行に期待しましょう。

スロットカー・FUJI GT 400KM RACE

2009-05-05 15:30:33 | スロットカー
今回は、SUPER GTの「FUJI GT 400KM RACE」のスロットカーにまつわるお話です。

富士スピードウェイに出かけても、そこでスロットカーにお目にかかる機会は少なく、帰りに富士スピードウェイからクルマで5分の「ボーダーレイヴァーズ」に寄ってくる以外は、モータースポーツのメッカでありながらもスロットカーとは縁がないという寂しい状況が多かったものでした。ところが、5月3日の富士スピードウェイは、少し様相が異なっていました。私は、「FUJI GT 400KM RACE」の予選に出かけたわけですが、スロットカー関連は3つもお目にかかり、ラジコンやミニ四駆をもしのいでいたのです。クルマやモータースポーツ関連のホビーとしては、動から静の順に、ラジコン、スロットカー、ミニ四駆、プラモデル、ミニカー、とありますが、その中でもスロットカーは人気の上では5番目に甘んじています。しかし、この日の露出度は、ミニカーに次ぐ2番目だったのですから、喜ばしいことです。
まず、富士スピードウェイのグランドスタンド裏側に常設されているショッピングテラスに、富士市のミニカー・スロットカー専門店「BANDINI MODELS」が常設サーキットを設営していました。これは、BANDINI MODELSが直営店を構えているというわけではなく、他のショップの軒先に移動型の常設サーキットを設営しているということです。2.4m×1.0mぐらいの台の上に、スケーレクストリック製の2レーン約12mほどの中速サーキットを組んでいました。レンタカーはフィアット500などを用意していて、大人も子供も無料で遊んでいましたが、空いていればマイカーを走らせることもできそうな雰囲気でした。ただ、ショッピングテラスの店舗は、SUPER GTなどのビッグイベント時にしかオープンしないため、平日はもちろん、土日に出かけても、閉まっている可能性が高いのではないかと思います。
一方、キッズコーナーでは、こちらもスケーレクストリック製の富士スピードウェイを意識したレイアウトのサーキットを設置していました。もちろん、仮設ですが、ストレートは3m近くあるようで、1周の距離は12mぐらいではないでしょうか。こちらは、キッズコーナーとあって子供たちしか遊ぶことができないのですが、それだけにコースアウト続出でした。今のスロットカー、特に1/32は子供の遊びではなく、SUPER GTのモデルも少なからず出ているので、大人をメインターゲットにしてほしいところです。「グランツーリスモ5」の試遊台は大人がメインだっただけに、より一層そのように感じました。
最後に、GSLOTがSUPER GTのオフィシャルショップで3000円で販売されていました。NSXがARTAとTAKATA 童夢、レクサスSC430が宝山、という3車種で、REYBRIGとZENT CERUMOは見かけませんでした。ショップの人に聞いてみたところ、ウィズから安く仕入れたわけではないそうで、早々とウィズの在庫処分が始まったということでもないようです。ただ、在庫はまだあるそうで、早く売り切ってしまいたいようでした。私も、せっかくの機会なので、ARTAだけ買ってきました。ウィズがスロットカー事業から撤退するのも時間の問題で、GSLOTもいずれは投売りされることでしょうが、現時点で3000円で買えるのがお得なのは確かですから。
今回、事前に知っていたBANDINI MODELS以外は、思いもかけずに出遭ったわけですが、どのような形にせよ、スロットカーの露出が増えるのはいいことです。ただ、前述したように、今の1/32は子供の遊びではなく、コレクション性も高いので、特にモータースポーツ好きのミニカーファンに訴求してほしいものです。