XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・1/43スケールメーカー紹介・カレラ

2011-05-29 14:51:53 | スロットカー
今回は、1/43スケールメーカー紹介・カレラのお話です。
京商から1/43スケールのスロットカーDslot43が2011年秋に発売されることになったのは、既にご存知の方も多いかと思います。1/43スケールは、1/32スケールほどポピュラーではないものの、それなりに定着しているスケールであることは、5月8日の記事でもご紹介した通りです。そこで5月22日から、1/43スケールに参入しているメーカーを順にご紹介しています。
1/43スケールのスロットカーはメーカーごとに適正電圧が異なるのですが、カレラは14.8Vが適正電圧になっています。
カレラは、1/32スケールでは規模から言えばトップクラスのメーカーですが、1/43スケールでもトップクラスのメーカーだと言えます。アーティンがかつてのNo.1なら、カレラは今のNo.1と言えるかもしれません。
カレラは、1/43スケールはカレラGO!!!という名前で展開しており、カレラとしてはホビーというよりもトイという位置づけです。
カレラの1/43スケールのトラックセットは、全長が少し長くなると当たり前のように360度宙返りループが入れられており、それはフェラーリF1のセットでも変わりません。
しかし、これがカレラGO!!!の少しやっかいなところで、F1やスポーツプロトタイプのように最低地上高が低かったり、オーバーハングが長かったりすると、この宙返りを走ることができません。
そこで、カレラのクルマは、最低地上高を高くするように少し腰高になっています。そのため、F1やスポーツプロトタイプでは、真横から眺めると見た目が少し良くありません。
また、このことと関係あるのか、タイヤが少し大きく作られており、こちらも見た目が少し良くありません。
このあたりは、クルマのタイプによって分けて考えても良さそうなものですが、子供が買うことを考えれば統一されていた方がいいということでしょう。
また、カレラのピンガイドは長く大きいため、スケーレクストリックのトラックだと場所によって底をすって走ることができません。
もちろん、カレラのトラックだと、許容範囲も広いため、不安なく走らせることができます。磁力もダイワトーイの次に強いだけに、安定性もかなりのものです。この安定感は、さすがはカレラといったところでしょう。
バリエーションが豊富で現在進行形のカレラは、1/43スケールでは欠かすことのできないメーカーです。

スロットカー・1/43スケールメーカー紹介・アーティン

2011-05-22 15:25:35 | スロットカー
今回は、1/43スケールメーカー紹介・アーティンのお話です。

京商から1/43スケールのスロットカーDslot43が2011年秋に発売されることになったのは、既にご存知の方も多いかと思います。1/43スケールは、1/32スケールほどポピュラーではないものの、それなりに定着しているスケールであることは、5月8日の記事でもご紹介した通りです。そこで今回からは、1/43スケールに参入しているメーカーを順にご紹介していきます。
アーティンは、私の記事で何度も出てきているように、アメリカを代表するスロットカーメーカーと言っても過言ではないほどで、特に1/43スケールではNo.1メーカーと言っても間違いないでしょう。
アーティンは、2009年3月15日の記事にもあるように、トイザらスのファストレーンをOEM供給しており、アーティンの存在自体を知らなくても、知らず知らずのうちにアーティン製のスロットカーを買っているという日本人は意外と多いのではないでしょうか。
1/43スケールのスロットカーはメーカーごとに適正電圧が異なるのですが、アーティンは6~7.5Vが適正電圧になっています。
アーティンは、1/43スケールに関しては、ホビーというよりもトーイという位置づけで、クルマのモデリングも少しデフォルメされたものになっています。もっとも、比較的新しいモデルでは、妥協できる範囲のデフォルメだと思います。
クルマのサイズは、1/43というには少し小さく、実際には1/45から1/48ぐらいなのではないかと思います。ただ、全車、フロントライトが点灯するようになっています。
シャシーは、1/43スケールではオーソドックスなもので、ピンガイドを採用しています。インラインモーターは、1/32スケールでは一般的なFC130を採用しており、その気になればモーター交換も簡単です。
磁石は、1/32スケールも含めてアーティンの弱点で、ネオジウム磁石を使っていません。ボディが44g前後なのに対し、磁力は60g未満で、決して強くはありません。そのため、200g程度に磁力を強化する必要があります。
アーティンは、適正電圧が6~7.5Vということで、12V~14.8Vの設定で全開で走らせる時間が長いと、バルブが切れてしまうことでしょうし、モーターもそのうち悲鳴を上げそうです。
ただ、12V~14.8Vの設定で走らせると、磁力さえ強化すれば、カレラやSCXなどと遜色ない走りをしてくれます。
アーティンは、創業者が亡くなって以来、スロットカー事業の継続も雲行きが怪しくなっているのですが、価格も安くバリエーションも豊富なため、新車の購入は難しくなってきているものの、1/43スケールでは引き続き注目すべきメーカーです。

スロットカー・アルゼンチンの巨大モナコがいよいよ完成

2011-05-15 17:10:09 | スロットカー
今回は、「Maqueta Slot Circuito de Monaco」のお話です。

Maqueta Monaco Circuito Slot」、つまり、「Monaco scale model Slot Circuit」は、2009年12月23日の記事で紹介し、2010年4月に完成の予定と書きました。その後、進捗状況のお知らせがあまりなされなかったのですが、ついに2011年4月に完成したようです。以前は、「Maqueta Slot Circuito de Monaco」(Slot scale model Circuit of Monaco)という名前だったので、少しだけシンプルになりました。
完成のお披露目は、ラ・カーサ・デ・ラ・カルチュラ(カーサ・オブ・ザ・カルチャー)で4月27日から5月10日まで行われ、誰もが目にすることができました。その時の様子が、YouTubeで公開されています。
2009年の時点では、個人使用か営業サーキットになるのかは不明でしたが、まずはイベントなどの貸し出し用としてスタートするようです。

Lさて、このモナコを模したスロットカーサーキットは、11m×6m×1.7mの大きさのウッドトラックで、1/32スケール用に作られています。2009年の時点から、トラックのレイアウトがモナコにそっくりなのはもちろんのこと、ビルや観客席などもモナコを模した素晴らしいシーナリーとなっていたのですが、完成形では道路のラインが引かれるなど、より本格的なものになっており、まさにモナコそのものです。
もちろん、当初の予定通り、8台のカメラをトラック内に設置し、ブラインドとなって見えない部分を補っています。モナコでおなじみのトンネルも3.8mの長さになりますが、このカメラとモニターにより、中の様子を確認しながら操作できます。レースの様子はすべて録画されるため、後から見ることも可能です。
アルゼンチンでは、アルゼンチン製のスロットカーが作られるなど、スロットカーもそれなりに盛んで、今後もどこかで見ることができそうです。アルゼンチンまで行けるという日本人はなかなかいないと思いますが、1度は走らせてみたいサーキットです。

OFFICIAL XBOX MAGAZINE 6月号

2011-05-12 21:04:08 | OfficialXboxMagazine
「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 6月号」が到着しているので、その内容をご紹介します。「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 6月号」の主な内容は以下の通りです。
「RISEN 2 DARK WATERS」の紹介です。本作は、2009年に発売されたオープンワールドのファンタジーRPG「RISEN」の続編です。
今回は、7つの海を舞台に冒険を繰り広げる海賊RPGで、プレイ時間は40~60時間に及びます。手作りの港町や、そこで暮らしを営む人々、美しく青い海のグラフィックが楽しめます。
物語には、大きな3つ以上の島が登場し、そこを徘徊するモンスターたちがプレイヤーのクエストの行く手を阻みます。
ドイツの開発会社であるPIRANHA BYTESは、PC版とXBOX 360版を平行して開発するものの、インターフェイスはXBOX 360のゲームパッドに最適化したものとし、XBOX 360のハードウェアを最大限に活用して開発されます。
発売は開発が完了した時で、マルチプレイはありません。
「SEGA RALLY ONLINE ARCADE」の紹介です。本作は、XBOX LIVEアーケードで配信される「SEGA RALLY」です。アルペン、デザート、ビーチ、レイクサイドなどを舞台に、「タイムアタック」、22台のAIを相手に3ステージで楽しめる「チャンピオンシップバトル」などで楽しめます。オンラインマルチプレイでは、最大6人で競うことができます。
配信は2011年第1四半期です。
「HYBRID」の紹介です。本作は、オンラインで3対3の対戦ができるサードパーソンタクティカルゲームで、オンラインでのシングル要素はありません。「FULL SPECTRUM WARRIOR」のSF版といったところです。
移動は、Aボタンを押してカバーへと動き、XボタンかYボタンでカバーからカバーへと移れます。十分なゲームポイントを得たら、3体のAIから1体を召還できます。
配信は、2011年です。
「ORCS MUST DIE!」の紹介です。本作は、3人称視点を採用したアクションストラテジーです。マジカルリフトからやってくるモンスターの攻撃から城を守ります。
モンスターは、ポイントを使ってフロアスパイクやスプリングボードなどのトラップを仕掛けることができ、武器による直接攻撃も行えます。20以上のレベルでは、それぞれ6波の攻撃があり、3波が終わったところで自陣の体勢を立て直すことが可能です。
配信は2011年夏で、マルチプレイはありません。
「SESAME STREET ONCE UPON A MONSTER」の紹介です。本作は、KINECT専用のキッズゲームで、大人も楽しむことができ、6チャプターから成ります。
マルコは、誰も彼の誕生日を祝うためにいないことを悲しんでおり、エルモはそんな彼を励まそうと、一緒にエレクトリックフォレストを旅します。
プレイは、2人のプレイヤーが協力して行います。「DANCE CENTRAL」のようなステージも盛り込まれています。
発売は2011年秋です。
「FROM DUST」の紹介です。本作は、プレイヤーが神として人々を導くアクションゲームです。舞台は太古の世界で、地球を開拓するために遊牧民たちをエリアからエリアへと安全に導きます。
移動する先には、川や火山などがあり、移動に手間取っていると遊牧民たちは自然の災害に巻き込まれてしまいます。プレイヤーは、ボールを動かして、大地の橋を作ったりもできます。それぞれのレベルの目的地点は、終点にあるゲートです。
配信は2011年で、マルチプレイはありません。
「CHILD OF EDEN」(2011年6月発売)、「ANARCHY REIGNS」(2011年冬発売)、「SKULLGIRLS」(2011年夏配信)、「SHOOT MANY ROBOTS」(2011年発売)、「TRENCHED」(2011年配信)、「CAPTAIN AMERICA SUPER SOLDIER」(2011年7月19日発売)、「TRANSFORMERS DARK OF THE MOON」(2011年6月発売)、「RENEGADE OPS」(2011年夏配信)、「PROTOTYPE 2」(2012年発売)、「F.E.A.R. 3」(2011年5月24日発売)、「SUPERMACY MMA」(2011年6月発売)、「EL SHADDAI ASCENSION OF THE METATRON」(2011年夏発売)、「CALL OF JUAREZ THE CARTEL」(2011年夏発売)、「ALICE MADNESS RETURNS」(2011年6月14日発売)、「FANCY PANTS ADVENTURES」(2011年春配信)、「GATLING GEARS」(2011年春配信)の紹介もあります。
・特集1・「EXPANDED UNIVERSE」は、3本の人気作のゲームを離れた楽しみ方の提案です。
「DEAD SPACE」は、「DEAD SPACE AFTERMATH」(DVD/BLU-RAY、90分)、「DEAD SPAVE MARTYR」(ノヴェル)、「DEAD SPACE」(コミック)があります。ノヴェルは、バックストーリーで、ゲームほどのテンションはありません。DVDとコミックは、見たければといったところです。
「MASS EFFECT」は、「MASS EFFECT RETRIBUTION」(ノヴェル)、「MASS EFFECT EVOLUTION」(コミック)、「MASS EFFECT REDEMPTION」(コミック)があります。いずれも、読む価値はあるようです。
「DRAGON AGE」は、「DRAGON AGE THE STOLEN THRONE」(ノヴェル)、「DRAGON AGE WEBCOMICS」(コミック)、「DRAGON AGE」(コミック)があります。2番目のコミックは、http://dragonage.bioware.com/agegate/?url=%2Fで無料で読むことができます。
・特集2・「PURPLE REIGN」は、「SAINTS ROW THE THIRD」の紹介です。本作は、「SAINTS ROW」シリーズの第3弾で、スティールポートを舞台とするオープンワールドのギャングアクションゲームです。
スティールポートは、ピッツバーグやデトロイトのような工業都市で、ザ・シンジケートと呼ばれるギャングたちが支配しています。
ルチャドーレは、キルベーンをリーダーに、ザ・スリーカウントカジノを根城にしています。名前の通り、メキシコのレスラーであるルチャドーレがメンバーで、カジノを中心にネオンライトが輝く夜に活動します。
デッカーズは、マット・ミラーをリーダーに、廃ニュークリアプラントを根城にしています。ハッキング能力が高く、資金力があり、「トロン」のようにバイクと剣を武器に戦います。「SAINTS ROW 2」のローニンに似ています。
モーニングスターは、フィリッペ・ローレンをリーダーに、メイナーハウスブラセルを根城にしています。スティールポートの豪勢なマンションであるメイナーハウスブラセルを所有しており、強大な力があります。
プレイヤーは、さまざまなミッションをクリアしながら、この街でのし上がっていきます。
発売は2011年ホリデーシーズンで、マルチプレイもあります。
・特集3・「SEEK AND DESTROY」は、「RED FACTION ARMAGEDDON」のレビューで、ポイントは8.5です。
・特集4・「BANG ! BANG !」は、ゲーム中に登場する銃の紹介です。GEARS SOFTWARE、VOLITION、VISCERAL GAMES、PEOPLE CAN FLY、CRYTEKという開発会社の銃を解説するとともに、XBOXにおける10ベストガンを列挙しています。
・特集5「SMALL WONDER」は、次に来るXBOX LIVEアーケードゲームのインタビューです。主に、2Dゲームを取り上げています。
・レビューは、以下の通りです。
「PORTAL 2」9.5。
「FULL HOUSE POKER」(XBLA)7.5。
「OPERATION FLASHPOINT RED RIVER」7.0。
「NASCAR 2011 THE GAME」7.0。
「VIRTUR TENNIS 4」7.5。
「BATTLE LOS ANGELES」(XBLA)5.0。
「DUNGEON DEFENDERS」(XBLA)9.0。
「MIGHT & MAGIC CLASH OF HEROES」(XBLA)8.5。
「DYNASTY WARRIORS 7」5.5。
「CARNIVAL GAMES MONKEY SEE MONKEY DO」(KINECT)7.5。
「MICHAEL JACKSON THE EXPERIENCE」(KINECT)6.0。
「ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD THE DA VINCI DISAPPEARANCE」(DLC)7.0。
「FANTASTIC PETS」(KINECT)6.5。
「MORTAL KOMBAT」9.0。
「GHOST BUSTERS SANCTUM OF SMILE」(XBLA)4.0。
「ISLANDS OF WAKFU」(XBLA)5.0。
・「XBOX GAME DISC」は、以下の通りです。
DEMOS(CALL OF DUTY BLACK OPS、MLB 2011、DIVINITY II THE DRAGON KNIGHT SAGA、YOU DON'T KNOW JACK、SPARE PARTS、GHOSTBUSTERS SANCTUM OF SLIME、BEJEWELED BLITZ)。
TRAILERS & VIDEO(BATTLEFIELD 3 THE LORD OF THE RINGS WAR IN THE NORTH、ALICE MADNESS RETURNS、TROPICO 4、CATHERINE)。
REVIEWS DATABASE。
GAMER PICTURES(A WORLD OF KEFLINGS)。
MEET THE TEAM。
DISC CREDITS。

スロットカー・1/43スケール一気乗り

2011-05-08 18:33:54 | スロットカー
今回は、1/43スケール一気乗りのお話です。

京商Dslot43体験走行会の記事を4月24日に掲載しましたが、この機会に1/43スケールのスロットカーを比較してみようということで、手持ちや新たに追加した1/43スケールのクルマを走らせてみることにしました。
当初は、電圧を手軽に変更できるスケーレクストリック・スポーツのトラックで試してみようと思ったのですが、カレラGO!!!のガイドピンが長すぎてスロットの底に引っかかるため、やむなくカレラのトラックで走らせることにしました。
カレラは、今のところ、電圧を変更する必要性も感じないため電圧は変更できず、とりあえずデフォルトの14.8Vで走らせました。今回、走らせたのは、以下の9台です。

・アーティン(ファストレーン)
ポルシェ930(イエロー)
ポルシェ930(ブルー)
メルセデス・ベンツCLK-GTR
ロックタイト・ゼクセルGT-R(R34)
・ダイワトーイ(レベル・モノグラム)
BMW M3
メルセデス・ベンツCLK DTM
・カレラGO!!!
プジョー908HDI FAP
・SCXコンパクト
アウディA4 DTM
AMGメルセデスCクラス
1/43スケールの場合、メーカーごとに適正電圧が異なり、アーティンが6~7.5V、カレラGO!!!が14.8V、SCXコンパクトが12V、ダイワトーイが不明、となります。そのため、スケーレクストリック・スポーツで9Vと12Vで試そうと思っていたのですが、それは不可能となりカレラで走らせたため、タイムは計らず、とりあえずの感触を探ってみました。
カレラのトラックは、さすがに許容度が広く、すべてのメーカーのクルマをうまく走らせることができました。1/43スケールは、やはり、車重が軽い分、1/32スケールとHOスケールの中間のような走りで、磁力が速さを左右するようなところもあります。
アーティンは、全開で走らせるとバルブが切れてしまうのではないかと思われるのですが、磁力がそんなに強くなく、強めてもいないため、適度なスピードで走らせました。それでも、十分に速く走らせることができます。
ダイワトーイは、デフォルトだと極性が逆になっているため、そのままだとバックしてしまうのですが、1台で走らせる分にはアダプターのプラグを逆につなぐだけでOKなので、他のメーカーと同じ方向に走らせることができます。磁力が300gほどあるため、かなり安定した走りをします。
カレラGO!!!は、スケールこそ違えど同じカレラのトラックだけに、不安なく走らせることができます。磁力もダイワトーイの次に強いだけに、安定性もかなりのものです。この安定感は、さすがはカレラといったところでしょう。
SCXコンパクトは、唯一、ガイドピンではなくガイドフラグを採用しているのですが、そのあたりの恩恵はカレラのトラックではそれほど感じませんでした。磁力はあまり強くないのですが、ある程度のスピードを出していないとスピードダウンしてしまいます。
これら4メーカーは、イコールコンディションになるようにすれば、それなりに拮抗した走りができるのではないでしょうか。また、今月から来月にかけては、新たなメーカーのクルマを手に入れるプランもあり、京商Dslot43を含めて、1/43スケールも面白くなってきそうです。

スロットカー・CITROEN XARRA WRC(OPENSLOT)

2011-05-01 16:00:08 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの101号車は、CITROEN XARRA WRC(OPENSLOT)です。
オープンスロットというメーカーは聞いたことがないという人が大半なのではないかと思いますが、簡単に言うとスペインのジアーダです。実際、ファーストジェネレーションでは、ジアーダと同じラリーカーやF1マシン、トラックセットがラインナップされています。
私は、オープンスロットのファーストジェネレーションは持っていないのですが、トラックが同じなのはもちろんのこと、ラリーカーやF1マシンのシャシー構造も同様なのではないかと思われます。日本でも、オープンスロットのトラックセットをお持ちの方がいらっしゃいますので、その方ならそのあたりのことが分かるかと思います。
さて、私が購入したのは、オープンスロットのセカンドジェネレーションです。セカンドジェネレーションということで、ジアーダのスロットカーとはシャシー構造が異なっており、おそらく、そのあたりでセカンドジェネレーションと名づけられたのではないかと思います。このあたりも、私がファーストジェネレーションのクルマを持っていないので、想像の域は出ません。
クルマは、例によってeBayで購入したのですが、ちょうどこの頃に「15thホビーフォーラム2010」があり、オープンスロットでどのクルマを買うかという購入計画に狂いが生じていました。というのも、当初は、RWDとAWDから1台ずつということで、まだアナログでは持っていなかったアウディA4 DTMとフォード・フォーカスWRCを買おうと思っていたのですが、既に書いているように、偶然にも、ホビーフォーラムでカレラのアウディA4 DTMとSCXのフォード・フォーカスWRCを手に入れてしまったのです。
そこで、まずはRWDのフェラーリ360を競り勝ち、引き続き、AWDのシトロエン・クサラWRCに狙いをつけました。とは言え、オープンスロットのフォード・フォーカスWRCは、SCXのそれよりも新しいモデルに感じて、見た目の色合いも気に入っていたのと、2台同時に買えば送料も安くつくため、こちらも入札することにしました。
結局、フォード・フォーカスWRCだけを6.01ユーロで落札し、肝心のシトロエン・クサラWRCは、許容範囲を超えて値が上がったため自重し、落札できませんでした。ただ、同じセラーがもう1度、出品したため、再チャレンジし、入札者は私を含めて2人だけだったため、7.50ユーロで落札することができました。送料は7.74ユーロで、合わせて15.24ユーロ、日本円にして1745円に収めることができました。そんなクルマは、12月18日に発送され、何とか年内の12月28日に到着しました。
オープンスロットのラリーカーは2台目になるわけですが、クルマの仕上がりはこのクルマも良好です。クルマのディテールは問題ないレベルに仕上がっていますし、ペイントやタンポ、クリアもぬかりはありません。このクルマは、オフィシャルサイトの写真でもコクピットが写っています。
シャシーは、同じラリーカーのフォード・フォーカスWRCと同一になっており、オリジナル構造で、一体化されており、ロング缶タイプのインラインモーターが顔を覗かせます。そのモーターからシャフトが伸びて4輪を駆動させるメカニカルAWDになっています。
モーターの後ろにバーマグネットが路面に向かって取り付けてあり、同じスペースがフロントアクスル後方にも用意してあるため、移動させることができます。ただし、磁石自体は2個は付属していません。このバーマグネットの磁力は200g程度とまずまずなのですが、位置的にフロントが浮き気味になるため、フロントの磁石スペースに小型の磁石を取り付けました。
また、タイヤは、この手の廉価車ではよくあることなのですが、グルーブドタイプであまりグリップしません。そこで、リアだけはインディグリップスに交換しました。
肝心の走りは、まだホームサーキットのタイムトライアルを行っていないのですが、パフォーマンス的には同一シャシーを用いるフォード・フォーカスWRCとほぼ同じになるのではないかと思います。我が家の数少ないラリー車戦線を盛り上げてくれることでしょう。