スロットカー・レースの組み合わせ・トーナメント編3

今回は、レースの組み合わせ・トーナメント編のお話の続きです。

前々回、前回と、8人、16人、32人のトーナメント表の作り方を実例を交えてご紹介しました。今回は、順位決定トーナメントに関してご紹介します。
トーナメントの場合、負けたらそれでおしまいです。もちろん、敗者復活戦も行えますが、トーナメントの趣旨からすると、あまり好ましいものではなく、興行的な側面が強くなります。
ただ、1回戦で負けたら1回走っただけで終わりになってしまうため、あまり面白くはありません。しかし、順位決定トーナメントがあれば、最後までトーナメントを楽しむことができますし、勝ち上がった人もレースとレースの間に一休みすることができます。
順位決定トーナメントと聞くと難しく感じるかもしれませんが、原理は簡単です。トーナメント表の水面下に線対称でトーナメント表をもうひとつ作るだけです。すなわち、1回戦で惜しくも敗退してしまった人は、この線対称のトーナメントを勝ち進むわけです。
具体的には、1回戦1組で負けた人は1回戦2組で負けた人と対戦し、1回戦3組で負けた人は1回戦4組で負けた人と対戦することになります。この対戦で負けた人は、このトーナメント表の線対称のトーナメントに進みます。
また、通常のトーナメント表の2回戦で負けた人、準決勝で負けた人も同様に線対称のトーナメントに進みます。
16人のトーナメントで実例を挙げてみましょう。
Aさんは、1回戦1組を勝ち、ベスト8に進出します。しかし、2回戦で敗れたため、同じく2回戦で敗れた1回戦4組のBさんと5～8位決定戦を行います。これに勝つと5～6位が決まり、敗れると7～8位が決まります。勝った場合には、5～6位が決まった隣の山の人と5～6位決定戦を行い、敗れた場合には7～8位が決まった隣の山の人と7～8位決定戦を行います。
Cさんは、1回戦6組を負け、1回戦5組で負けた人と線対称のトーナメントである9～16位決定戦を行います。これに勝つと9～12位が決まり、敗れると13～16位が決まります。勝った場合には9～12位が決まった隣の山の人と9～12位決定戦を行い、敗れた場合には13～16位が決まった隣の山の人と13～16位決定戦を行います。同様に、その先の順位まで決めます。
このようにすれば、トーナメント戦でありながら、1レース走っただけで終わるということがなく、順位もすべて決まります。また、ポイントや次戦のハンデなども詳細に決めることができます。
具体的な進行方法としては、より人数が多くより下位のトーナメントを優先的に行い、最終的には、16位から1位までの順位が順に決まるようにします。つまり、1～16位決定戦(1回戦)、9～16位決定戦、1～8位決定戦(2回戦)、13～16位決定戦、9～12位決定戦、5～8位決定戦、1～4位決定戦(準決勝)、15～16位決定戦、13～14位決定戦、11～12位決定戦、9～10位決定戦、7～8位決定戦、5～6位決定戦、3～4位決定戦(3位決定戦)、1～2位決定戦(決勝戦)、と進めていきます。

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スロットカー・レースの組み合わせ・トーナメント編2

今回は、レースの組み合わせ・トーナメント編のお話の続きです。

前回は、トーナメント表の作り方を、8人までによるトーナメントの実例を交えてご紹介しました。今回は、参考までに、16人と32人のトーナメントの実例をご紹介します。
16人の場合、1回戦は8組、2回戦は4組、準決勝は2組、決勝は1組、になります。ぴったり16人が参加したなら、予選(実績)の順位による組み合わせは、2、15、10、7、6、11、14、3、4、13、12、5、8、9、16、1、となります。1回戦は、2位対15位、10位対7位、6位対11位、14位対3位、4位対13位、12位対5位、8位対9位、16位対1位、という組み合わせです。ここで注目してほしいのは、どの組み合わせの数を足しても17になるということです。どの組み合わせでも平均順位は8.5となり、組による実力の差は生じません。
また、2位対15位と10位対7位、6位対11位と14位対3位、4位対13位と12位対5位、8位対9位と16位対1位、をそれぞれ足しても34で、4で割ると、やはり、8.5になります。さらに、2位対15位と10位対7位と6位対11位と14位対3位、4位対13位と12位対5位と8位対9位と16位対1位、をそれぞれ足しても68で、8で割ると、やはり、8.5になります。つまり、どの山を比べても実力が均衡しており、数字上は、どの山に入ったから不利ということはなく、公平な振り分けになります。
この時、16人ではなく、15人や14人や13人だったらどうするか。これも簡単で、16位や15位や14位が存在しないのですから、単純に1位や2位や3位がシードになり、2回戦から登場ということになります。
32人のトーナメントの実例も挙げておきますが、原理は16人のトーナメントと同じです。予選(実績)の順位による組み合わせは、2、31、18、15、10、23、26、7、6、27、22、11、14、19、30、3、4、29、20、13、12、21、28、5、8、25、24、9、16、17、32、1、となります。

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OFFICIAL XBOX MAGAZINE 12月号

「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 12月号」が到着しているので、その内容をご紹介します。「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 12月号」の主な内容は以下の通りです。
「QUANTUM CONUNDRUM」の紹介です。本作は、ファーストパーソンパズルゲーム「PORTAL」のキム・スウィフトとAIRTIGHT GAMESが開発し、スクウェア・エニックスが配信するXBOX LIVEアーケードのファーストパーソンパズルゲームです。
プレイヤーは、子供となり、変わり者のおじの科学者フィッツ・クアドラングのところに行きます。しかし、彼の姿は見当たらず、インターディメンショナルシフトデバイス(IDSD)が残されていました。これを使うと、高いところに行けたり、厚いバリアを突破したりできます。プレイヤーは、これを駆使して、行方不明になったおじを探します。
配信は2012年で、マルチプレイはありません。
「COUNTER-STRIKE　GLOBAL OFFENSIVE」の紹介です。本作は、XBOX 360の中では最もハードコアなファーストパーソンシューターです。本作では、スマートなチームワークと的確なシューティングが必要になります。
各ラウンドでは、爆弾の解除などが第1目標となり、敵に倒されれば終わりです。ラウンドの間、最も活躍したプレイヤーは、お金でより優秀な武器を借りることができます。
配信は2012年で、マルチプレイもあります(メインです)。
「BLACKWATER」の紹介です。本作は、KINECT専用のファーストパーソンシューターです。プレイスタイルは、レール感覚でシューティングギャラリーでシューティングを行っているようなものになります。また、「CHILD OF EDEN」のように、右手で通常攻撃、左手でグレネードを投げるという操作方法になります。
「キャンペーン」は1～2人、「マルチプレイ」は8人までプレイすることができます。
発売は2011年末です。「UFC UNDISPUTED 3」(2012年1月3日発売)、「WWE 12」(2011年11月発売)、「RIDGE RACER　UNBOUNDED」(2012年発売)、「VESSEL」(2011年ホリデーシーズン配信)、「SOULCALIBUR V」(2012年発売)、「GOTHAM CITY IMPOSTORS」(2012年初頭配信)、「INVERSION」(2011年2月発売)、「SCIVELATION」(2012年第4四半期～2013年第1四半期発売)、「WARP」(2011年秋配信)、「LOLLIPOP CHAINSAW」(2012年発売)、「ALL ZOMBIES MUST DIE!」(2011年秋配信)の紹介もあります。
・特集1・「50 REASONS TO LOVE GRAND THEFT AUTO ON ITS 10TH BIRTHDAY」は、「GRAND THEFT AUTO」シリーズXBOX10周年を記念し、好きな50の理由を簡潔に面白おかしく列挙しています。登場人物、クルマ、バイク、武器、アイテム、アクティビティなどを取り上げています。
・特集2・「GAME OVER」は、ソーシャルメディアサイト「RAPTR.COM」の実績を基に、ゲームがエンディングまでプレイされたかどうかを調べています。
上位は、「MASS EFFECT 2」66%、「PORTAL 2」64%、「GEARS OF WAR 2」61%、、「FABLE 3」58%、「CALL OF DUTY　BLACK OPS」56%。
下位は、「SUPER BEAT BOY 15%」、「ASSASSIN'S CREED BROTHERHOOD」28%、「INSANELY TWISTED SHADOW PLANET」33%、「BIOSHOCK」33%、「BASTION」33%。
・特集3・「YOU DON'T GET TO 30 MILLION PLAYERS WITHOUT MAKINGA FEW ENEMIES」は、ゲームのソーシャルネットワークの話題です。
・特集4・「UNIVERSAL SOLDIERS」は、「MASS EFFECT 3」のマルチプレイヤーの紹介です。・レビューは、以下の通りです。
「RAGE」7.5。
「RADIANT SILVERGUN」(XBLA)8.5。
「UGLY AMERCDIANS　APOCALYPSEGEDDON」(XBLA)4.0。
「WARHAMMER 40000　SPACE MARINE」8.0。
「CRAZY MACHINES ELEMENTS」(XBLA)5.0。
「ROCK OF AGES」(XBLA)6.5。
「DEAD RISING 2　OFF THE RECORD」6.5。
「HALE IN THE WALL」(XBLA)2.0。
「MOTRAL KOMBAT ARCADE KOLLECTION」(XBLA)7.5。
「AIR CONFLICTS　SECRET WARS」6.5。
「NBA 2K12」9.0。
「NICKTOONS MLB」6.5。
「SUPREMACY MMA」4.5。
「SESAME STREET　ONCE UPON A MONSTER」(KINECT)8.0。
「PRO EVOLUTION SOCCER 2012」8.0。
「FIFA 12」9.0。
「SKYDRIFT」8.5。
「ZOMBIE APOCALYPSE　NEVER DIE ALONE」(XBLA)7.0。
「GUARDIAN HEROES」(XBLA)8.0。
「RED BULL X-FIGHTERS」(XBLA)4.5。
「BURNOUT CRASH」(XBLA)7.5。
「DANCE CENTRAL」(KINECT)9.5。
「JUST DANCE 3」(KINECT)7.0。
「NYKO ZOOM」(KINECT)5.5。
「TURTLE BEACH EAR FORCE XC1」(HEADSET)7.5。
「XIM3」(PC)8.5。
・「XBOX GAME DISC」は、以下の通りです。
DEMOS(BODYCOUNT、STREET FIGHTER III　THIRD STRIKE、WARHAMMER 40K　SPACE MARNE、FRUIT NINJA KINECT、CRIMSON ALLIANCE、LEEDMEES)。
TRAILERS & VIDEO(HALO 4、KINGDOMS OF AMATUR　RECKONING、NEED FOR SPEED　THE RUN、RIDGE RACER UNBOUNDED、METRO LAST NIGHT、CABELA'S SURVIVAL SHADOWS OF KATMAI)。
REVIEWS DATABASE。
GAMER PICTURES(BASTION)。
MEET THE TEAM。
DISC CREDITS。

スロットカー・レースの組み合わせ・トーナメント編1

今回は、レースの組み合わせ・トーナメント編のお話です。

営業サーキット、クラブサーキット、個人サーキットなどで、レースを開催する機会は多いかと思います。その際、主催者としてレースの組み合わせをどうするのかに頭を悩ませたり、参加者として組み合わせに一喜一憂することもあるのではないかと思います。そこで、今回は、トーナメント表の作り方をご紹介します。
これには、実は法則があり、その法則に則って組み合わせを作れば、作る側はそれほど難しくはありませんし、参加する側も不満に思うことがほとんどありません。
まず、トーナメントを作る際には、予選の上位者や実績の上位者が有利になるように組みます。つまり、上位者同士が1回戦や2回戦で対戦しないようにしたり、2回戦から登場するようにシードしたりといった具合です。こうするのは簡単で、上位者同士はなるべく別の山に入れることと、より上位者は対戦相手がいない山に入れることです。
次に、より上位者がより下位者と当たるように組み合わせます。これも、原理を知れば簡単です。上位者と下位者の順位を足した数の合計が、どの山でもなるべく同じようにするだけです。
トーナメント表は、2の倍数が分かりやすいので、現実的な8人で実例を挙げて考えてみましょう。
8人の場合、1回戦は4組、準決勝は2組、決勝は1組、になります。ぴったり8人が参加したなら、予選(実績)の順位による組み合わせは、左から、2、7、6、3、4、5、8、1、となります。1回戦は、2位対7位、6位対3位、4位対5位、8位対1位、という組み合わせです。ここで注目してほしいのは、どの組み合わせの数を足しても9になるということです。どの組み合わせでも平均順位は4.5となり、組による実力の差は生じません。
また、2位対7位と6位対3位、4位対5位と8位対1位、をそれぞれ足しても18で、4人で割ると、やはり、4.5になります。つまり、どの山を比べても実力が均衡しており、数字上は、どの山に入ったから不利ということはなく、公平な振り分けになります。
この時、8人ではなく、7人や6人だったらどうするか。これも簡単で、8位や7位が存在しないのですから、単純に1位や2位がシードになり、準決勝から登場ということになります。
ちなみに、組み合わせの3と4の間で180度回転させ、1、8、5、4、3、6、7、2、となっても構わないのですが、やはり、真打である1位は最後に登場した方が盛り上がります。
次回は、16人と32人のトーナメントの組み合わせの実例をご紹介します。

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OFFICIAL XBOX MAGAZINE 11月号

「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 11月号」が到着しているので、その内容をご紹介します。「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 11月号」の主な内容は以下の通りです。
「THE WITNESS」の紹介です。本作は、XBOX LIVEアーケードのオープンワールドパズルゲームです。プレイヤーは、何のチュートリアルもなく、オープンワールドに放り出され、巨大迷路に仕掛けが加わったようなパズルを解いていきます。
名作アドベンチャーゲーム「MYST」のような美しい景色の中で、「MYST」のように自分の力だけで解いていく難解さを、美しい音楽の中で楽しみます。パズルを解くごとにより難しいパズル、新たなエリアが現れ、現時点で16のパズルがあり、それは発売までに増やされます。
配信は2012年で、マルチプレイはありません。
「TRIALS EVOLUTION」の紹介です。本作は、XBOX LIVEアーケードで配信された「TRIALS HD」の続編となるバイクアクションゲームです。
序盤のトラックは、「TRIALS」シリーズの初心者でもクリアできるように簡単に作られていますが、熟練者でも楽しめるようにプラチナメダルやゴールドメダルを獲得するのは難しくなっています。
また、ミニゲームも健在で、トラックエディターもあります。トラックエディターは、スタンダードとプロがあり、他のプレイヤーがダウンロードすることができます。
配信は2011年秋で、マルチプレイもあります。「DISHONORED」(2012年発売)、「ASSASSIN'S CREED REVELATIONS」(2011年11月15日発売)、「MOTIONSPORTS ADRENALINE」(2012年10月25日発売)、「SAINTS ROW　THE THIRD」(2011年11月15日発売)、「BORDERLANDS 2」(2012年発売)、「RAYMAN ORIGINS」(2011年11月発売)、「NEED FOR SPEED　THE RUN」(2011年11月15日発売)、「DANCE CENTRAL 2」(2011年10月25日発売)、「CALL OF DUTY　MODERN ARFARE 3」(2011年11月8日発売)、「WAR OF THE WORLDS」(2011年秋配信)、「COMBAT WINGS　THE GREAT BATTLES OF WORLD WAR II」(2011年秋発売)の紹介もあります。
・特集1・「TOUCHING THE SKY」は、「THE ELDER SCROLLS V　SKYRIM」の紹介です。プレイリポートがあります。
・特集2・「GAMING GREEN」は、ゲームとエコの関係です。UBISOFTとEAは、昨年からゲームのマニュアルのページ数を40%に削減しています。これにより、省資源が実現しています。
・特集3・「WELCOME TO THE SYNDICATE」は、「DEUS EX　HUMAN REVOLUTION」の紹介です。
・特集4・「DANCE YOURSELF CLEAN」は、HARMONIXの音楽ゲームの歴史です。・レビューは、以下の通りです。
「GEARS OF WAR 3」10.0。
「BLOODRAYNE BETRAYAL」(XBLA)6.5。
「MADDEN NFL 12」8.5。
「MERCURY HG」(XBLA)6.5。
「NHL 12」8.0。
「DRIVER　SAN FRANCISCO」7.5。
「STREET FIGHTER III　THIRD STRIKE ONLINE EDITION」(XBLA)9.0。
「DRAGON AGE II　LEGACY」(DLC)5.5。
「CRIMSON ALLIANCE」(XBLA)8.0。
「RED FACTION　ARMAGEDDON - PATH OF WAR」(DLC)5.0。
「BODYCOUNT」6.5。
「THE GUNSTRINGER」(KINECT)9.0。
「DEAD ISLAND」8.0。
「TROPICO 4」8.0。
「RISE OF NIGHTMARES」(KINECT)6.0。
「RESIDENT EVIL 4 HD」9.0。
「RESIDENT EVIL CODE: VERONICA X HD」7.5。
「DEUS EX　HUMAN REVOLUTION」8.5。
・「XBOX GAME DISC」は、以下の通りです。
DEMOS(BASTION、INSANETY TWISTED SHADOW PLANET、MLB BOBBLEHEAD PROS)。
TRAILERS & VIDEO(EL SHADDAI ASCENSION OF THE METATRON、BASTION、BATMAN　ARKHAM CITY RIDDLER TRAILER、STREET FIGHTER III　3RD STRIKE、SKULLS OF THE SHOGUN、HALO　COMBAT EVOLVED ANNIVERSARY)。
REVIEWS DATABASE。
MEET THE TEAM。
DISC CREDITS。

スロットカー・高価なトラックアクセサリー

今回は、高価なトラックアクセサリーのお話です。

前回は、安価なフィギュアをご紹介しましたが、今回は、一転して高価なトラックアクセサリーを紹介します。
これは、アメリカ・ミネソタ州の「ROYALE SLOT CAR ACCESORIES」で、1/32スケールスロットカーのアクセサリーとトラックサイドビルディングを製作しています。市場のトラックサイドアクセサリーがチープでアンリアリスティックなことから、自ら製作に乗り出しました。
最初にル・マンスタイルのビルを可能な限りリアルに再現し、次にトラックサイドバリアを作り、最後にビルボードを作っています。その出来栄えたるや、確かに素晴らしいものなのですが、その分、お値段もそれ相応のものになっています。
ピットレーンビルディングは、「ピットストップ-ブランズハッチ・モダン-イルミネーテッドピット」が$575、「ピットストップ-ル・マンスタイル・モダン-イルミネーテッド・ウィズ・ガントリー」が$425、「ピットストップ-ル・マンスタイル・モダン-イルミネーテッド」が$325、「ピットストップ-ル・マンスタイル・モダン」が$250。
それ以外でも、「コントロールタワー・モダン」が$575、「トラックバリアー・ソリッド」が$24.99、「トラックバリアー・メタルメッシュ」が$44.99と$34.99、ビルボードが$8.00～$41.99。
ピットレーンビルディングやコントロールタワーを買おうとすれば、$500前後はかかり、それに送料をプラスしなければならないのですから、かなりの出費になります。
お金に余裕のある人は買ってみるという手もあるでしょうが、そこまで出せないという大半の人は自作する際の参考にはなるでしょうか。

スロットカー・座っているフィギュア

今回は、座っているフィギュアのお話です。

過去にも、フィギュア「HOMIES」の記事で、「営業サーキットでもホームサーキットでも、サーキットを設置したら次に考えるのがピットや観客席をはじめとしたシーナリーです。そして、それらもほぼ完成したら、人を置いて賑わい感も醸し出したいところでしょう。とはいえ、1/32スケールのスロットカーに合うフィギュアは、スロットカーメーカーから発売されているものはバリエーションが少なく価格も高めなのに、それらを除くとほとんど見つけることができません」と書きました。
この記事で紹介している「HOMIES」は、こうした目的に使うフィギュアとしてはかなりいいのですが、eBayを眺めていると、ほかにも手頃なフィギュアがあります。今回、ご紹介する座っているフィギュアも、eBayではずっと出品され続けており、いつか買ってみようと思っていたのですが、いよいよ購入したので、ご紹介します。
このフィギュアは、「Seated 1:32 Painted Model People Figures Train G」と書かれているように、1/32スケールの鉄道模型用のフィギュアで座った人が着色された上で売られています。基本モデルは、男女各2パターンしかないのですが、さまざまな色で着色することで、パッと見にはけっこうなバリエーションがあるように感じられます。また、服や小物の彩色も、合格点をつけられるだけのクオリティがあります。唯一、残念なのは、顔が肌色1色なことですが、気になるようなら目と唇だけを塗ればOKです。
もっとも、スロットカーの場合、まじまじとフィギュアを眺めるというよりは、グランドスタンドに人がソコソコ座っているという賑わい感を出せればいいので、顔は肌色1色でもそれほど問題ありませんし、服の色の違いでバリエーションがあるので、特に不都合は感じません。
私が買った時には、20体で5.99ポンド、送料は無料で、日本円にして744円ですから、なかなかいい買い物でした。eBayとPayPalにアカウントをお持ちの方なら、買うだけの価値はあると思います。

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