XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・ALFA ROMEO 155 V6 TI 1996 ITC(ARTIN)

2009-12-27 17:10:08 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの61号車は、ALFA ROMEO 155 V6 TI 1996 ITC(ARTIN)です。私は、アーティンのクルマには比較的力を入れていて、既に、メルセデス・ベンツCLK DTMのシルバーとブラック2台、サリーンS7R、ポルシェ911GT1、メルセデス・ベンツCLK LMと5台も所有しています。アーティン自体がそれほど多くの車種を発売してはおらず、しかも、最近は、フライと業務提携こそすれ、自らは1/32スケールの新車をリリースしてはいません。そんなことから、カラーリング違いを除けば、手に入れられる車種はある程度は持っている状態でした。
しかし、eBayを眺めていたら、たまたまこのアルファロメオ155 V6 TIを発見してしまったのです。私は、eBayは、何かしら見つけてほしくなってしまうため、毎日は見ていませんが、それなりの頻度で覗いています。そして、このクルマは、ここ2年間ほどでは初めて目にし、こんなクルマも出していたのかと驚きました。アーティンは、自分なりに研究していますが、このクルマの存在自体知らなかったからです。しかも、アーティンは、コスト削減策もあってプチプチやビニール袋に入れて売られているのですが、このクルマは、きちんと紙製の立派なケースに入れられています。このこと自体、どこかしら違いを感じさせました。
もちろん、初めて目にするアーティンのアルファロメオのスロットカーだけに、入札せずにはいられません。オークションのスタート価格は£9.99で、1人だけ入札していました。送料は£7.00だったため、送料込みで3000円未満ならと£11.50までOKとして入札したら、私以降の入札がなく、結局は£10.49で落札することができました。この希少車が送料込みで日本円で2700円なら出来すぎです。ところが、10月27日に落札して、10月28日に発送されたものの、到着したのはちょうど1か月後の11月28日でした。消印は確かに10月28日なので、どこかで迷子になっていたのでしょう。海外通販では、時折、こうしたことが起こるので、海外通販歴が浅い人もあわてないようにしてください。私は、おそらく、海外通販歴は200回に迫っていると思いますが、最終的に届かなかったことや詐欺まがいの経験は1度もありませんから。
さて、話が横道にそれましたが、到着したクルマは、アーティンの旧車らしく、今の1/32スケールのスロットカーと比べると、かなり質素なつくりに感じられます。それでも、もちろん、アルファロメオ155としっかりと分かりますし、デカールも違うものの、イタリアのツーリングカー選手権に1996年に参戦していたイエガーマイスターのミハエル・バルテルズのクルマがモデルであることも分かりました。走りは、アーティンの伝統的なシャシーとプアなタイヤからモーターもマイルドだと思われました。そこで、まずはリアタイヤをインディグリップスに交換し、磁石スペースが設けられただけのノーマグ状態で走らせたのですが、やはり、コーナーで簡単に転倒してお話になりません。
そのため、そのスペースに磁石を取り付け、「ヨコハマライズサーキット」での2度目の走行を行いました。すると、テイク・イット・イージーで、とてもアーティンのノーマルモーターとは思えないスピードで走り始めたのです。テイク・イット・イージーでは、ノーマルモーターだと5秒を切れないメーカーとクルマがあり、例えば、SCXのホンダ・アコードEURO R WTCCは5.7秒台、フライのダッジ・バイパーGTS-Rは5.2秒台、スケーレクストリックのアストンマーティンDBR9は5.2秒台です。ところが、このクルマは、5.1秒台で走ってしまいます。しかも、コーナーではトリガーに余裕がある状態で、もう少しコーナーでのダウンフォースが増やせるなら5秒は確実に切れるでしょう。アーティンのノーマルモーターでスケーレクストリックのノーマルモーターをしのぐタイムをマークするのですから、これはかなりの驚きでした。こんなパフォーマンスを見せられるなら、それ以降のクルマにも同様のモーターを積んでほしかったところです。私は、元々アーティン好きですが、これでまた興味が沸いてきました。ほかにも、こんなに速いモーターのアーティン車はあるのか、探してみたいところです。

スロットカー・アルゼンチンに巨大モナコが出現!?

2009-12-23 18:06:18 | スロットカー
今回は、「Maqueta Slot Circuito de Monaco」のお話です。
まず最初に「Maqueta Slot Circuito de Monaco」を英語に訳すと、「Slot scale model Circuit of Monaco」となります。つまり、モナコを模したスロットカーサーキットということです。このYouTubeで紹介されているサーキットは、アルゼンチンでスロットカーをやっている人が作っているものです。
トラックは、11m×6mの大きさのところに、4レーン32mのウッドトラックが作られます。ご覧のように、トラックのレイアウトがモナコにそっくりなのはもちろんのこと、ビルや観客席などもモナコを模した素晴らしいシーナリーとなっています。そこで問題となってくるのが、ブラインドとなって見えない部分がたくさんあることです。
このサーキットでは、その解決法として、8台のカメラをトラック内に設置し、見えないところではそのモニターを見ながら操作するという、かつてないハイテクを施しています。モナコでおなじみのトンネルも3.6mの長さになりますが、このカメラとモニターにより、中の様子を確認しながら操作できます。実際にサーキットでレースなどを観戦する場合には、グランドスタンドなら見えないところはピットビルなどに据え付けられたモニターで見るのですが、スロットカーでもそれと同じことが行われるわけです。
完成は、2010年4月を予定しているそうで、テストランを行いながら、急ピッチで作業が進められています。ここまですごいものはあまり例がないかと思いますが、あくまでも個人の趣味として走らせるのか、営業サーキットにするのかは、今のところは不明です。ただ、定期的にYouTubeに投稿したり、スロットカーのフォーラムにリポートしたりするそうなので、続報に期待したいところです。

スロットカー・スクープ!? 「ヨコハマライズサーキット」の新レイアウト

2009-12-20 18:05:58 | スロットカー
今回は、「ヨコハマライズサーキット」の新レイアウトのお話です。

ヨコハマライズサーキットには、ハイウェイスターとテイク・イット・イージーの2つのサーキットがありますが、いずれも東京・大山の「カフェ&スロットカー アットワークス」から移設したものです。ただ、ウッド製のハイウェイスターに関しては、後から鉄網線を埋め込んでマグネットトラクションがかかるようにしたことや、板自体が劣化していることもあり、少しバンピーなところがありました。また、レイアウト自体はチャレンジングだったものの、少し入り組んでいることもあり、レースの際などは特にコースアウトした車両の回収に手間取ることがありました。
そんなことから、ハイウェイスターのリニューアルの話が持ち上がり、単なるコーナーをバンク化するなど、リニューアルに向けて着々と準備は進んでいました。そして、昨土曜日、レイアウトがほぼ決まり、併設する駐車場で実際にレイアウト通りに並べられました。単に置いただけのため、立体交差などの立体部分も平たく重ねられましたが、その全容が姿を現しました。完成が夕方になってしまって暗いこともあり、少し分かりづらいかと思いますので、解説しておきます。
1枚目の写真の手前側、2枚目の写真の奥側が1コーナーになります。ホームストレートエンドの1コーナーが右回りの180度コーナーで、2コーナーが左回りの180度コーナーです。少し違いはあるものの、ツインリンクもてぎのロードコースの第1コーナーと第2コーナーから第3コーナーと第4コーナーを経て第5コーナーまでの感覚に近いでしょうか。3コーナーが左90度コーナーで、緩い坂を駆け上がり、180度強左に曲がって、90度強右に曲がります。ここは、ラグナセカのコークスクリューの逆走といった趣もあります。
ここからが、このサーキットの真骨頂とも言えるところです。ずっと2階の高さを維持しながら、ロングストレートを全開で走り、右の30度バンクに突入します。操作パネルの右手前側から左奥側に斜めに横切り、180度近い右タイトコーナーを1階へと下ります。ここは、初代富士スピードウェイの30度バンクです。ミドルストレートを経て、大きく右に90度曲がり、左右のS字から、ショートストレート、右90度コーナーを通り、ホームストレートへと戻ってきます。このS字は、平坦ではあるものの、富士スピードウェイのプリウスコーナーからパナソニックコーナーのようでもあります。
つまり、1周50mに及ぶ初代ハイウェイスターをもしのぐロングサーキットは、もてぎ、ラグナセカ、初代富士、新生富士の4パートとも考えられるわけです。ラップタイムは、2本のロングストレートが30度バンクでつながれて初代よりも高速サーキットになっており、大幅に向上しそうな気配もあります。
この新生ハイウェイスター、早ければ次の週末にも走れるようになりそうです。年内に完成することを期待したいですし、そうなれば、またリポートしようと思います。

OFFICIAL XBOX MAGAZINE 12月号

2009-12-19 21:24:21 | OfficialXboxMagazine
「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 12月号」が到着しているので、その内容をご紹介します。本来は11月中旬には到着しているはずなのですが、12月16日に着くという1ヵ月遅れで特集の内容には鮮度がないため、今回はさらりと紹介します。では、「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 12月号」の主な内容は以下の通りです。
「DEAD TO RIGHTS RETRIBUTION」の紹介です。本作は、Xbox版「DEAD TO RIGHTS」シリーズ初のXbox 360タイトルで、警官のジャック・スレートがグラントシティの街の悪者を片づけます。彼は、相棒の犬のシャドウとともに、アンダーグラウンドのグループであるG.A.C.(GRANT CITY ANTI-CRIME)を倒します。シャドウは方向パッドでコントロールし、自らのキック、パンチなどはスティックで繰り出します。発売は、2010年です。
「CALL OF DUTY MODERN WARFARE 2」(発売中)、「BAND HERO」(発売中)、「DOOM II」(2009~2010年冬配信)、「QUAKE ARENA ARCADE」(2009年秋配信)、「BONK BRINK OF EXTINCTION」(2010年初頭配信)、「DARWINIA+I」(2009年11月配信)、「THE MISADVENTURE OF P.B. WINTERBOTTOM」(2009~2010年冬配信)、「MATT HAZARD BLOOD BATH AND BEYOUD」(2010年第1四半期配信)の紹介もあります。
・特集1・「CUTS & GORY」は、「LEFT 4 DEAD 2」の紹介です。既に発売中なので記事の内容紹介は省きますが、6ページの記事の途中に写真のような見開きページがあります。左側のページには首が貼り付けてあり、右側のページには胴体が貼り付けてあります。首と胴体は1枚の紙に印刷されているのですが、同じ面ではなく表裏に印刷されています。つまり、この見開きページを開くためには、首と胴体をちぎらなければならないわけです。そして、写真のような状態になり、「CONGRATULATIONS ON YOUR FIRST KILL」という文字が現れます。広告かどうかは分からないのですが、アメリカらしいブラックジョークです。
・特集2・「THE KILLER INSIDE」は、「ASSASSIN'S CREED」の紹介ですが、既に発売中なので省きます。「ASSASSIN'S CREED III」に関しては、シリーズクリエイティブディレクターのパトライス・デシレッツが、「1600年代のスペインが世界の頂点にたっていた時のセビリアに興味があるし、1805年のトラファルガーの海戦におけるイギリスとフランス・スペインの戦いにも興味がある。アフリカやコロンブスが発見する前のアメリカにだって行ける。私には、私たちがどこに行くのか100%確かなことは言えないけれど、それも愉しみのひとつだ」と語っています。ただ、「II」のエンディングから「III」が始まるのは確かなようです。
・特集3・「THE INDIE CLUB」は、Xboxマーケットプレースにあるインディゲームの紹介です。以下の各タイトルが取り上げられています。
「MITHRA-EPISODE 1」(アドベンチャー、AFICTION GAMES、$4)。
「TRINO」(2D「GEOMETRY WAR」風、TRINO TEAM、$5)。
「GROOV」(音楽2Dシューティング、FUNKMASONRY INDUSTRIES、$5)。
「COLOSSEUM」(4人対戦格闘ゲーム、SHORTFUSE GAME、$5)。
「A FADING MELODY」(2Dアクション、ANCHORCAST、$3)。
「LINES」(「LUMINES」的パズル、EDANDERSEN UK、$2.50)。
「CARNEYVALE SHOWTIME」(2Dアクション、GAMBIT、$5)。
「JOHNNY PLATFORM'S BISCUIT」(2Dアクション、ISHISOFT、$1)。
「I MAED A GAM3 W1TH ZOMBIES」(見下ろし型シューティング、SKA STUDIOS、$1)。
「WACKY KARTS」(3Dレース、KROLLWARE、$5)。
「MACHIAVELLI'S ASCENT」(2Dシューティング、NATURALLY FORMED STUDIOS、$2.50)。
「HALFBRICK ECHOES」(見下ろし型シューティング、HALFBRICK、$2.50)。
「STORAGE INC」(倉庫番型3Dパズル、STOLPSKOTT、$5)。
「WEAPON OF CHOICE」(2Dアクション、MOMMY'S BEST GAMES、$5)。
「VEKS AND SILENCE」(2.5Dシューティング、EDIBLE ENTERTAINMENT、$5)
・特集4・「UPSIDE DOWN」は、「INVERSION」の紹介です。本作は、バンダイナムコによるサードパーソンシューター(TPS)です。ある日、エイリアンが主人公の街を攻撃して乗っ取り、妻は惨殺され、娘はさらわれてしまいます。主人公は、囚人キャンプに囚われるものの脱出しますが、そこは今までの街とは違っていました。主人公は、デービス・ラッセルという28歳の警官で、デオ・デルガトという隣人が相棒になります。この相棒は、オンライン協力プレイの際にも、ゲームの最初から最後まで一緒にプレイできます。発売は、2010年です。
・特集5・「BACKTRACKING THROUGH SHADOW COMPLEX」は、「SHADOW COMPLEX」の副プロデューサーであるドナルド・マスタードとジェレミー・マスタードに対するインタビューです。
・レビューは、以下の通りです。
「FORZA MOTORSPORT 3」9.5。
「MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 2」8.0。
「BORDERLANDS」8.5。
「TORNADO OUTBREAK」5.5。
「BASS PRO SHOPS THE STRIKE」6.0。
「SAW」4.5。
「HALO 3 ODST」9.5。
「WWE SMACKDOWN VS. RAW 2010」7.5。
「SAM & MAX BEYOND TIME AND SPACE」(XBLA)9.0。
「WALLACE & GROMIT'S GRAND ADVENTURES THE LAST RESORT」(XBLA)7.0。
「MAGNA CARTA 2」7.5。
「MASS EFFECT PINNACLE STATION」(DLC)BUY。
「CLOUDY WITH A CHANCE OF MEATBALLS」6.5。
「THE FORCE UNLEASHED TATOOINE MISSION PACK」FANBOYS ONLY。
「CABELA'S OUTDOOR ADVENTURES」6.0。
「REAMKILLER」7.0。
「NBA 2K10」9.0。
「NBA 2K10 DARFT COMBINE」(XBLA)5.5。
「NBA LIVE 10」8.0。
「WET」7.0。
「PEGGLE NIGHTS」(DLC)BUY。
「FIFA SOCCER 10」8.5。
「F.E.A.R.2 REBORN」(DLC)FANBOYS ONLY。
「YO-HO KABLAMMO」(XBLA)7.5。
「CSI DEADLY INTENT」4.5。
「WAY OF THE SAMURAI 3」6.5。
「ZOMBIE APOCALYPSE」(XBLA)8.0。
「MINI NINJAS」7.0。
「OPERATION FLASHPOINT DRAGON RISING」8.0。
「PANZER GENERAL ALLIED ASSAULT」(XBLA)8.0。
「FENDER WOODEN STRATOCASTER REPLICA FOR ROCK BAND 2」(CONTROLLER)8.5。
「ROCK BAND 2 ELECTORO-HARMONIX OVERDRIVE PEDAL」(CONTROLLER)7.0。
・「XBOX GAME DISC」は、以下の通りです。
DARKEST OF DAYS(TRAILER 1、TRAILER 2、GAMER PICTURE)。
DEMOS(DIRT 2、FIGHT NIGHT ROUND 4、SECTION 8、MAGNACARTA II(JAPANESE DEMO)、)。
XBOX LIVE DEMOS(TRIALS HD、TMNT TURTLE IN TIME RE・SHELLED、BATTLEFIELD 1943、NBA 2K10 DRAFT COMBINE、ZOMBIE APOCALYPSE、ION ASSAULT、DEFENSE GRID)。
TRAILERS & VIDEOS(JUST CAUSE 2、ALAN WAKE、MAFIA II、FABLE III、LEGO ROCK BAND)。
REVIEWS DATABASE。
THEME(BORDERLANDS)。
MEET THE TEAM。
DISC CREDITS。

スロットカー・HONDA ACCORD EURO R WTCC(SCX)

2009-12-13 17:03:42 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの60号車は、HONDA ACCORD EURO R WTCC(SCX)です。私は、SCXは、スロット・イットやニンコ、スピリットなどはもちろんのこと、スケーレクストリックやクアトロックス、カレラなどよりも遅く、ラインナップ的にもそれほどマッチしないため、あまり好みではありません。それでも、SCXのポルシェ911 GT3やライズオリジナルのスバル・インプレッサWRCなどを持っていたことから、「ヨコハマライズサーキット」で行われるSCXレースにそれらで参戦していました。しかし、スバル・インプレッサWRCでは、走り込んだSCXのラリーカーにはかなわないため、SCXのラリーカーを特価で買って、それで参戦しようと考えていました。ところが、これといったクルマを特価で入手する機会がなく、それならばとDTM・ツーリングカーレースに鞍替えしようと考え始めました。
そんな折に目に留まったのが、白いボディに青いラインのボルボS60Rと、このホンダ・アコードEURO R WTCCです。いずれも、調べた結果、モーターがRX-42Bであることも決め手でした。この両車をさまざまなショップで探したところ、アコードの方はイギリスのショップ「Pendle Slot Racing」のセールで£19.99ポンドで売られていたため、これを買うことに決めて、10月9日に注文し、10月17日に到着しました。価格は£19.99ですが、ヨーロッパ域外に発送する場合にヨーロッパ付加価値税分の15%を割引してくれるため£17.38となり、送料手数料は£7.00で、£1=145.41円で換算され、合計で3545円となりました。
やってきたアコードは、狙い通りの美しいカラーリングで、モデリングやタンポもSCXらしく良いデキでした。モーターの慣らしも1時間ぐらいは行ったのですが、やはり、SCXのクルマらしく、スピードがありません。SCX同士でレースをする場合には、それほど問題とはならないのですが、他のメーカーのクルマも順番に走らせていると、この遅さは気になります。ヨコハマライズサーキットのテイク・イット・イージーでは、タイヤはノーマルのままなものの、磁力を少し強めても、5.7秒が精いっぱいです。SCXのクルマだけに、もっと走り込んでいけば、モーターが回るようになって、もう少し速くなるとは思うのですが、劇的に速くなるというのは無理でしょう。
SCXは、8月14日の記事でも書いている通り、2010年には高性能車はRX-42Bが標準のモーターになるのですが、RX-42EやRX-4Hなど、もっと速いモーターを標準にしてほしいものです。ちなみに、このクルマのレースデビューは、レギュレーションが変わってしまったことなどもあり、まだ果たしていません。

スロットカー・ジオラマ「ALMSのストレート」

2009-12-06 20:15:43 | スロットカー
今回は、ジオラマ「ALMSのストレート」のお話です。

私がマイカー紹介の写真を撮る時には、カレラのストレートを2枚4レーン分並べて、路面以外は写らないように撮影しています。ただ、少し暗い時にはストロボを焚かないといけないし、明るい時にはクルマのウインドに部屋の窓などが映り込んでしまうという悩みがありました。また、クルマが増えてきて、キャリーバッグとホームサーキットのピットだけでは収まらなくなってきたのも悩みの種でした。スロットカー、特に1/32スケールは、走らせるのはもちろんのこと、ミニカーにも劣らないほど精巧に作られているため、眺めているだけでも楽しめます。そこで、写真撮影ができて、すぐに取り出して走らせられて、クルマも展示もできるような、展示保管場所を兼ねたジオラマを作ることにしました。
ジオラマは、例によってサンプライベースで作成することにしたのですが、どんな風景にするかで頭を悩ませました。あまり大きなものを作ってもジオラマ自体の置き場所に困るし、かといって小さすぎるとジオラマとして成立しないからです。また、一般的に個人ベースで作るジオラマは、盆栽のように切り取られたものであることが暗黙の了解になっている部分があり、ジオラマを写真に撮った時にはジオラマを置いた周囲が見えても構わないことになっています。しかし、私は、クルマの写真をカッコ良く撮るという目的もあるため、写真撮影の際にジオラマの外が見えてしまわないようにすることもジオラマ作成の大前提としました。
そこで、ジオラマのサイズを幅60cm×奥行き45cm×高さ15cmとし、オープンにもできればふたをして半密閉できるようにもしました。また、屋根の部分は半透明とし、上から光を当てることで間接照明的にし、クルマのウインドへの余計な映り込みを最小限に抑えつつ、ストロボも焚かないで写真が撮れるような構造としました。ジオラマの舞台としては、某サーキットのヘアピン、どこかのサーキットのシケイン、どこかのサーキットのストレート、といった候補がありました。しかし、某サーキットのヘアピンは背景探しに時間がかかりそうで今回はパス、どこかのサーキットのシケインは適当なモデルが見つからずパス、ということで、結局はどこかのサーキットのストレートということに落ち着きました。
ストレートは、手前から、芝、トラック、芝、ガードレール、背景、としました。また、両サイドには、ミラー状のものを貼り付けて、シーナリーが両サイドでぶつぎれるという不自然さがないようにするとともに、写真撮影の際に少々両サイドが写っても困らないようにしました。さらに、前面にも、枠付きの透明シートを置けるようにして、クルマを眺めたり、ほこりが入りにくいように保管したりできるようにもしました。そうしてできたのが、このジオラマで、仮に「ALMSのストレート」と命名しました。もちろん、「AMERICAN LE MANS SERIES」のALMSで、ALMSのシリーズにあるようなサーキットのストレートの雰囲気を狙っています。気が向いたら、YouTubeで「ALMS 2009」で検索して出てきた映像をご覧いただき、近いものがあると感じていただければ幸いです。

スロットカー・新車到着・MOTUL AUTECH GT-R(CARRERA)

2009-12-02 21:20:14 | スロットカー
今回は、イレギュラーの新車到着・MOTUL AUTECH GT-R(CARRERA)です。

カレラのMOTUL AUTECH GT-RがアメリカのPower Slotcars.comから到着しました。11月21日に注文し、11月22日に発送されたのですが、いつもよりは少し遅く12月2日に到着しました。通常は1週間程度で着くので、10日間はほんの少しかかった方ですが、6日前のスロット・イットのレナウン・チャージ・マツダ787B同様なので、アメリカがホリデーシーズンで郵便が混んでいたのに加え、感謝祭休みに引っかかったのもあるかもしれません。カレラは、日本では正規代理店がなくなってしまったので、このクルマも、日本のショップでは、自主買い付けに行くか、海外ルートを持つところでないと入荷しないのではないでしょうか。ひょっとすると、このクルマが、日本上陸第1号か、それに近いかもしれないと思っています。
さて、詳しい紹介は、いつも通りマイカー紹介でしばらく経ってから行いますので、きょうはファーストインプレッションなどを書いてみます。R35のGT-Rは、スケーレクストリックでドリフトカーとロードゴーイングカーが既に発売されていますが、SUPER GT参加車両はカレラが最初になります。私は、今年の新車の発売日即注文リストは4台まで考えていたのですが、このクルマはスロット・イットのレナウン・チャージ・マツダ787Bに続いて2位にリストアップしていました。しかし、前述した通り、日本には正規輸入されないこともあって、隠し1位的な存在でもありました。それだけ期待も大きかったわけです。
クルマは、例によってカレラの豪華で大きなケースに入れられていました。ただ、クルマとケースを固定するネジが強すぎて、手では回せませんでした。そこで、布を間にはさんで、スパナで回しました。購入される方は、気をつけてください。ディテールやタンポは、カレラらしく素晴らしい出来栄えで、特に不満に感じるところもありません。サイズは、ニンコのレクサスSC430とほぼ同じですが、全長がほんの少し長くなっています。もちろん、大きさが際立つGSLOTのARTA NSXよりは小さくなっています。まだ走らせてはいないのですが、カレラだけにスピード面では疑問符がつくものの、最近のカレラ車を買ってはいないだけに、スケーレクストリック以上の走りをしてくれればという期待はあります。