XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・カレラF1の躍進

2007-12-30 16:48:00 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの2号車と3号車であるFERRARI F2005とMCLAREN-MERCEDES MP 4/20(いずれもCARRERA)は、磁石が致命的に非力なのにもかかわらず、純正の磁石を強力なものに交換したり、磁石を適切な位置に追加することができませんでした。そのため、コーナーで強力なダウンフォースが得られず、モーターのパワーもタイヤのグリップもそれなりにあるにもかかわらず、スロットカーズ・ヨコハマでは使いものにならず、すぐにホームサーキット専用マシンになっていました。私のマイカー群で、唯一、蚊帳の外にいたというわけです。しかし、サーキットを走らせたら世界一速いF1がこれでは寂しすぎます。そこで、改良に踏み切りました。
カレラのF1は、実は、少し強引な手法を使えば、この磁石を強化することができるのです。カレラの磁石は、シャシーの路面側にケース内にネジによって固定されています。その磁石が他のメーカーのスロットカーに比べてあまりにも小さすぎるため、十分なダウンフォースが生み出せないようになっていたのです。となると、単純に考えれば、その磁石を大きなものに交換すればいいというわけです。もちろん、ケース内の磁石スペースにはこれ以上の余裕がないため、そこに大きな磁石をはめ込むわけにはいきません。しかしながら、幸いにもケースを取り付けるところがフルフラットになっているため、ケースそのものを取り去ってしまって、空いたスペースに磁石を貼り付けることができそうです。
私は、こうした加工は好きではないのですが、使い物にならないままなら思い切って改造してしまった方がマシです。ロードクリアランスを確保できる適当なサイズの磁石を、いつも使っている磁石のネットショップに注文し、早速、取り付けてみました。すると、どうでしょう。かつてヨロヨロとコーナーを回り、すぐにコースアウトしていたのが嘘のように、コーナーをハイスピードでクリアしてくれます。走らせてもタイムを計ってもテールエンドを争っていたカレラの2台のF1が、トップを争うようになったのです。この下克上により、マイカーの中でもお荷物的存在だったクルマが、マイカーの中でも最も頼もしいクルマに成り代わりました。ちょっとした発想の転換で事態が一変するのですから、スロットカーは奥が深いものです。

スロットカー・NINCO SAFETY WALL SET

2007-12-25 00:03:48 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、セーフティウォールセットのお話です。

ホームサーキットでスロットカーを走らせている人なら分かると思うのですが、攻める走りをしているとスロットカーがコーナーを曲がり切れずに飛び出してしまうことがよくあります。
実際のグレード1サーキットのように十分なランオフエリアがあり、その先にスポンジバリアなりガードレールなりがあればいいのですが、スペース的な制約があるホームサーキットでは、なかなかそこまでやることができません。
そこで登場するのがガードレールなのですが、クルマが勢い良くコースアウトすると、ガードレールを飛び越して、その向こう側まで転がり、大ダメージを受けてしまうことがあります。
そんな時に備えて、クッションなどでカバーできればいいのですが、そのスペースすらない場合もありますし、見た目もよくありません。
そんな時に重宝するのが、ニンコの「NINCO SAFETY WALL SET」です。このセーフティウォールセットは、形状を見ての通り、オーバルトラックや市街地サーキットなどのコンクリートバリアとフェンスに似た作りになっています。
同セットは、ウォールピースとフェンスピースが6個ずつで構成されており、ウォールピースにフェンスピースを差し込んで使うようになっています。1個当たりの長さは20cm弱で、高さは約10cmになります。
ウォールもフェンスも弾力性があり、トラックの端を挟み込むような形で装着するようになっており、ニンコはもちろんのこと、カレラやスケーレクストリックなどのトラックでも使うことができます。
同セット6個の総延長で約120cmになるため、ほとんどのメーカーのトラックでコーナー180度分をカバーすることが可能です。
さて、私がカレラのトラックに取り付けてみたところ、ピタリと取り付けることができ、スロットカーが激しくぶつかっても外れることもありません。
もちろん、スロットカーがトラックでバウンドして前方や側方に回転するような飛び方をしても、フェンスがそれをしっかりと受け止めてくれるため、スロットカーが外に飛び出すこともありません。
フェンスは特に弾力があるため、リアウイングからぶつかっても、リアウイングが簡単に壊れてしまうということもないでしょう。
私は同セットを$12.49で買ったのですが、価格的にもリーズナブルなため、ガードレールを買うよりはお薦めですし、見た目もなかなかかっこいいのではないかと思います。

スロットカー・REYNARD 2KQ USA LE MANS 2000(SPIRIT)

2007-12-23 19:19:43 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの9号車は、REYNARD 2KQ USA LE MANS 2000(SPIRIT)です。スピリットは、2002年にスペインで誕生したまだ歴史の浅いメーカーですが、私の好きなスポーツプロトタイプなどレーシングカー中心のラインナップで、スロットカーの中でも走りに重点を置いたメーカーとして知られています。私も、eBayでスピリットのスロットカーを積極的に出品するセラーがおり、いつも$30前後で落札されていることから、ずっと狙い続けていました。なにしろ、日本では8000円以上で売られているメーカーが、eBayなら送料込みで5000円未満で買えるのですから、指をくわえて眺めているわけにはいきません。
私が狙ったレイナードは、残り数十秒になって$26.13で入札して買えるかと思った時に、価格を$27.13に吊り上げられ、再入札がタイムアウトとなって悔しい思いをして以来、1ヵ月ほどは$30を超える高値での落札が続いて手を出せませんでした。しかし、9月26日、$27という低価格で競り落とすことができ、送料込みで$42.95という願ってもない価格で購入することができたのです。そんなレイナードですが、10月2日に無事到着。スピリットは、他のメーカーよりもふた周りぐらい大きいゴージャスなケースに収められており、ちょっとした満足感に浸ることができます。ボディデザイン、ペインティング、デカールも、新興メーカーながら、老舗メーカーに対して、それほど見劣りすることもありません。
肝心の走りですが、全般に少し渋めで、フロントタイヤはイン側に寄り過ぎていたので少し広げて摩擦をなくし、ギアも硬かったため、いつものようにグリスを塗り直しました。ガイドもきつめで滑らかに回転しないため、ガイドに接触しているシャシー側を少し削り、軸にもグリスを塗りました。磁石は、モーターとリアシャフトの間にそれほど大きくないバー状のものが装着されているだけなのですが、ロードクリアランスがあまりないためか効きが良く、フロント側に小さな磁石を追加しただけです。スピリットは、他のメーカーに比べると慣らしの期間が長く必要で、セッティングもあれこれと施さなければなりませんが、ポテンシャル自体は高いため、取り組みがいのあるクルマではあります。

OFFICIAL XBOX MAGAZINE 1月号

2007-12-19 21:09:40 | OfficialXboxMagazine
「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 1月号」が到着したので、その内容をご紹介します。「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 1月号」の主な内容は以下の通りです。
「SABOTEUR」の紹介です。本作は、第2次世界大戦下のフランスを舞台にしたアクションゲームですが、史実に忠実で銃を乱射するような戦争ゲームではなく、個人的な復讐を果たすためのスニークアクションゲームになります。ナチの占領下にある地域では、画面が映画「シン・シティ」やグラフィックノベルのように白黒ですが、レジスタンスの協力も得てそのエリアを解放するとカラーになります。プレイヤーは、アイルランド人のシーン・デヴリンとなり、飛行船、列車、要塞、墓地、エッフェル塔などを舞台にミッションをクリアして行きます。なお、ステルスと言っても死体を隠すようなことはなく、マルチプレイにも対応していません。発売は、2008年です。
「DEAD SPACE」の紹介です。本作は、宇宙船を舞台とするサバイバルホラーアクションゲームです。プレイヤーは、エンジニアのアイザック・クラークとなり、宇宙船内や無重力状態の船外でエイリアンと戦います。発売は、2008年です。
「LEGENDARY THE BOX」の紹介です。本作は、現代のロンドンを舞台にしたファーストパーソンシューター(FPS)です。プレイヤーキャラクターのチャールズ・デカードは、博物館から古代の箱を盗み出しますが、それが古代の怪物であるグリフォンやゴーレムや狼男やミノタウルスなどを呼び覚ますことになります。そして、ロンドンを舞台に彼らと戦うことになるのです。発売は、2008年6月です。
「TURNING POINT FALL OF LIBERTY」の紹介です。本作は、第2次世界大戦下のマンハッタンを舞台にしたファーストパーソンアクションです。プレイヤーは、マンハッタンからワシントンD.C.に向かうレジスタンスの一員と合流し、マンハッタンを侵略しようとするナチと肉弾戦を繰り広げます。発売は、2008年第1四半期です。
「LOST ODYSSEY」(2008年2月12日発売)、「DEVIL MAY CRY 4」(2008年2月発売)、「THE CLUB」(2008年2月発売)、「PIRATES VS. NINJAS DODGEBALL」(2008年第一四半期発売)、「ACES OF THE GALAXY」(2007年冬配信)、「COMMANDERS ATTACK OF THE GENOS」(2007年第4四半期配信)、「COMMANDO 3」(2007年冬配信)、「SUPER STREET FIGHTER II TURBO HD REMIX」(2007年冬配信)、「FRONTLINES FUEL OF WAR」(2008年2月発売)、「NFL TOUR」(2008年1月発売)の紹介もあります。
・特集1・「IT STAYS IN VEGAS」は、「TOM CLANCY'S RAINBOW SIX VEGAS 2」の紹介です。本作は、前作の終わりからの続きとなるFPSですが、アウトドアが主体になり、表通りや裏通り、ナイトクラブ、コンベンションセンターなどがその舞台になります。プレイヤーは、キャラクターの性別、顔、服装などを自由にカスタマイズすることができ、ミッションの区切れ目などでその姿を目にすることが可能です。
本作は、UNREAL ENGINE 3の最新バージョンを使用しており、ライティングやシャドーは前作よりも更に進化し、夜のシーンも多くなっています。「ADVANCED COMBAT ENHANCEMENTS AND SPECIALIZATION」システムは、3つのカテゴリーがあり、より多くのリワードが得られたり、武器をアンロックできたりします。「CLOSE-QUARTERS BATTLE」は接近戦、「MARKSMANSHIP」はスナイパーライフル、「ASSAULT」は索敵によるショット、です。発売は、2008年3月です。
・特集2・「WHERE DO ROCKBAND SONGS COME FROM?」は、「ROCKBAND」の収録曲に関する話題です。収録曲は、大ヒットして多くの人が愛するものが選ばれていますが、一部は知名度は低いながらも知っておいてほしいというものが選ばれています。また、ギター、バス、ドラム、ボーカルの4パートのバランスがいいものが選ばれてもいます。収録曲は、3000曲の中からディベートにより50~80曲に絞られ、ライセンスを取り、リミックスが行われ、ゲーム用にシェイプアップされます。
・特集3・「REAL-TIME REVOLUTION」は、2008年に発売されるリアルタイムストラテジーの紹介です。
「TOM CLANCY'S ENDWAR」は、21世紀半ばの中東を舞台に、アメリカ、ヨーロッパ、ロシアが第3次世界大戦レベルの戦いを繰り広げるもので、「GHOST RECON」シリーズでおなじみのキャプテン・ミッチェルも登場します。本作では、ほとんどのことが方向パッドとAボタンで行うことができスキーミッシュモードではボイスによる命令も可能です。ゲームは敵を倒すか敵のポイントを確保するのが目的で、ユニットには30以上のタイプがあり、戦車、ヘリコプター、輸送車なども登場します。オンラインキャンペーンも用意されています。発売は、2008年3月です。
「UNIVERSE AT WAR EARTH ASSAULT」は、2012年の地球が舞台で、人類は3種類のエイリアンによる侵略の危機にさらされています。3種類のエイリアンは、ヒエラルキー、ノーヴァス、マサリ、です。20以上のシングルミッションがあり、オンラインマルチプレイヤーもスキーミッシュとコンカー・ワールドが楽しめます。本作は、Xbox 360とパソコンのクロスプラットフォーム対戦が可能で、ゲームパッドによるプレイでもパソコンユーザーに優る速さが実現されています。発売は、2008年第1四半期です。
「WORLD IN COFLICT」は、アメリカ/NATOとソビエトの冷戦を描いた3D視点のゲームです。両者の武器や車両は、じゃんけんの要領で強さが決められており、その中で目的の達成をめざします。指示を出せる範囲は限られており、陸地を制覇しながらジワジワと目的地まで進んでいきます。発売は、2008年です。
「SID MEIER'S CIVILIZATION REVOLUTION」(2008年春発売)、「COMMAND & CONQUER 3 KANE'S WRATH」(2008年春発売)、「HALO WARS」(2008年発売)の紹介もあります。
・レビューは、以下の通りです。
「ASSASIN'S CREED」8.5。
「SCENE IT? LIGHTS, CAMERA, ACTION」8.0。
「THE GOLDEN COMPASS」6.0。
「SOLDIER OF FORTUNE PAYBACK」4.0。
「MX VS. ATV UNTAMED」5.0。
「BEOWULF」6.0。
「GRIPSHIFT」(XBOX LIVE ARCADE)5.5。
「N+」(XBOX LIVE ARCADE)7.0。
「SCREWJUMPER!」(XBOX LIVE ARCADE)7.0。
「NCAA 08 MARCH MADNESS」7.0。
「COLLEDGE HOOPS 2K8」8.5。
「BLACKSITE AREA 51」6.0。
「EXIT」(XBOX LIVE ARCADE)7.0。
「CARS MATER-NATIONAL」5.0。
「HOT WHEELS BEAT THAT1」6.5。
「CABELA'S TROPHY BUCKS」3.0。
「CABELA'S BIG GAME HUNTER」7.0。
「SHREK-N ROLL」(XBOX LIVE ARCADE)5.0。
「CRASH OF THE TITANS」5.5。
「MITSUBISHI WD-73833 73" 1080P DLP HDTV」(HDTV)8.5。
「XBOX 360 SOLO ARCADE CONTROLLER」(CONTROLLER)9.5。
・「XBOX GAME DISC」は、以下の通りですが、北米版本体が赤ランプ3つで招待された福島から帰還したものの、直っていなかったため再遠征したので、プレイはしていません。
PLAYABLE DEMOS(VIRTUA FIGHTER 5 ONLINE、FRONTLINES FUEL OF WAR、THE SIMPSONS GAME、PROJECT GHTHAM RACING 4、NHL 2K8)。
XBOX LIVE ARCADE(EXIT、MUTANT STORM EMPIRE)。
VIDEO SHOWCASE(TIM SCHAFER'S BRUTAL LEGEND、DARK SECTOR)。
EXTRA CONTENT(ART-BURNOUT PARADISE、ART-GOLDEN AXE、ART-SOULCALIBUR IV、BIONIC COMMANDO!)。
BONUS CONTENT(?)。
OXM UNIVERSE。

スロットカー・エレクトロニックラップカウンター(CARRERA)

2007-12-16 20:04:43 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、エレクトロニックラップカウンターのお話です。

いくらスロットカーが楽しいといっても、何らかの変化がなければ、やはり、飽きてきてしまいます。特に、ホームサーキットの場合には、営業サーキットに出かけるのとは違って、競走相手がいなかったり、いてもいつも同じ相手だったりして、レースするという楽しみはそれほど大きくはありません。
そのため、サーキットを拡張する、サーキットのレイアウトを変更する、シーナリーを追加する、新車を導入する、クルマをチューニングする、といった変化をつけることで、新たな楽しみを見出しているわけです。また、ホームサーキットは、営業サーキットに繰り出すためのテストやセッティングの場でもあります。エレクトロニックラップカウンターは、そうしたマンネリの打破やクルマのその時点でのパフォーマンスを客観的に把握するのに、とても役立ってくれます。
周回数やラップタイム、ベストタイムを自動的に計測するためのアイテムには、パソコンのソフト、専用のラップカウンター、スロットカーメーカーのオリジナル、など、さまざまなものがあります。
私も、あれこれと迷ったのですが、価格と手軽さのバランスを考慮して、カレラの「エレクトロニックラップカウンター」を選びました。このラップカウンターは、アメリカでは$50を切る価格で売られているのですが、どこのショップでも長らくout of stockで、9月7日にカレラに直接問い合わせた時も、「At this time, we have no Lap Counters in stock. We are expecting them in at the end of October.」という返事が返ってきました。
ところが、ダルマヤサーキットに、急遽、入荷したため、9261円と割高だったものの、9月25日に注文を入れて、予定より早く手に入れることができました。
さて、そんなラップカウンターですが、仕組みは以下のようになっています。単3乾電池4本を橋脚に入れ、トラックに合わせて幅を調節します。両方の橋脚上部からライトバリアが斜め下に向けてX状に出ており、そこをクルマが通過するとライトバリアが感知するというわけです。このラップカウンターは、周回数が1周から999周、時間が1秒から99分59秒、の間で設定することができます。
既にこのラップカウンターを持っている方は「あれっ?」と思われたかもしれませんが、マイナーチェンジ版では周回数のMAXが99周から999周へと延ばされています。
これらの設定は、液晶ディスプレイ背面のボタンを長押しすることで細かく決めることが可能で、両方のレーンでハンデキャップをつけることもできます。設定が終わったら、約10秒で5つのLEDが順に点灯して、効果音とともにレースが始まります。
フライングをすると最初の1周がカウントされず、2周目からカウントが始まります。クルマがカウンターの下を通過するごとに効果音が鳴り、残り周回数とラップタイムが表示されます。レースが終了するとファンファーレが鳴り、勝った方のレーンは合計タイム、負けた方のレーンは着差、が、それぞれ表示されます。背後のボタンを短く押せば、ファステストラップを見ることもできます。
ホームサーキットでは、このファステストラップが表示されることがとても重要で、その時点でのクルマのパフォーマンスを把握したり、チューニングやセッティングの効果を確認することを容易にしてくれます。
私は、毎回、全車のベストラップを記録に残しており、クルマのコンディションの維持やチューニングやセッティングの方向性を決めることに活用しています。このように、ラップカウンターはホームサーキットには不可欠のアイテムなのです。

スロットカー・無料のテレビゲーム

2007-12-15 00:24:33 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、趣向を変えて、無料のテレビゲームのお話です。

GMのサイトで、スロットカーの無料のテレビゲームを楽しむことができます。その名も、「SATURN ASTRA SLOT CAR RACING」です。スポーツコンパクトカーである「サターン・アストラ」が2008年1月に発売されるのを記念したもので、おそらくは期間限定になるのではないかと思われるため、いち早く楽しんでみてください。さて、「PLAY NOW」をクリックすると、最初にアストロのボディカラーを選びます。選べるのは、サルサレッド、トワイライトブルー、シルバーサンド、ブラックサファイア、アークティックホワイト、スターシルバー、の6色です。次に、ホイールを17インチ10本スポークか18インチ5本スポークのいずれかから選びます。
選び終わったら、「BUILD TRACK」でトラックを組み立てます。「PLAY NOW」をクリックしてデフォルトの障害物トラックで走っても構いませんし、「CLEAR TRACK」をクリックして新規にトラックを作っても構いません。ただし、トラックは、左回り用のスタート&フィニッシュ1種類、ストレート1種類、90度コーナー1種類、だけです。天候を変えたり、障害物を置いたり、することは可能です。新規のトラックを作る場合には、左下からトラックをドラッグし、グリッドに置き、回転させる場合には右隅をクリックしたまま時計方向に回転させます。立体交差を作る場合には、ストレートの上に他のストレートを重ねればOKです。任意のグリッドだけを作り直すことも可能です。準備が整ったら、「PLAY NOW」で周回数を決めてスタートです。
アクセルはキーボードの↑、ブレーキはキーボードの↓を押します。アストラは、スロットカーらしいモーター音とともに走り出し、コーナーではテールをスライドさせてスキール音を出し、限界を超えるとスピンしてしまいます。いかに、スピンさせないで走らせるかがポイントで、思いのほか楽しむことができます。オンラインランキングのようなものはありませんが、自分が作ったトラックをメールで他の人に送ることはできるため、タイムを比べっこするなんていうことは可能です。みなさんも、1度、試してみてはいかがでしょうか。
SATURN ASTRA SLOT CAR RACING

スロットカー・BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)

2007-12-09 15:46:55 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの8号車は、BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)です。イタリアのスロット・イットは、スロットカーの中でも走りに重点を置いたメーカーとして知られ、そのラインナップも「ル・マン24時間」でも優勝を争えるトップクラスのスポーツプロトタイプカーが中心になっています。私も、スロット・イットはもちろんのこと、そのラインナップにあるニッサンR390GTIなどもずっと気になっていたのですが、現在の私のコレクションのラインナップからは古めのスポーツプロトタイプカーは少し外れるため、購入を見合わせていました。しかし、マクラーレンF1 GTRなら2005年までSUPER GTに参戦しており、ノーデカールのロードカーに自分でデカールを貼ればと思い、eBayで$39.79で出品されていたものを購入しました。
そんなマクラーレンF1 GTRですが、やはり、噂に違わぬ速さで、スケーレクストリックとは異質の静かさでサーキットを走り回ります。しかも、標準で取り付けられているU字型の磁石が思いのほかに強力で、一切磁石を追加せずとも、路面にしっかりと食いついてくれます。その速さといったら、マイカーの中でもトップクラスの地位にあるパノスLMP-1と同等で、ホームサーキットでのタイムトライアルでは常にトップを争っているほどです。ただ、スロットカーズ・ヨコハマに持ち込むと、まだまだポテンシャルを持て余している感じだったため、モーターの前にも磁石を追加してダウンフォースを強化していますし、タイヤのグリップも落ちてきたため、タイヤを更に削るか、タイヤを変えてしまうか、検討しているところです。※そう言えば、ケースの底にS2タイヤが付いていたので、それに交換してみます。
一方、デカールの件も、残念ながら宙ぶらりんの状態にあります。当初は、イエローコーンマクラーレンGTRのカラーリングを狙って「タトゥーシール」でシールを作ったのですが、スライド転写シールのようなものではなく、仕上がりもあまりきれいではないため、とりあえず放置してあります。それでも、1台だけノーマル車というのもみっともないので、2005年に富士にだけ参戦した際のシンプルなデカールを貼ろうかとも考えてはいるのですが、SUPER GTのロゴやゼッケンを作るのがまたやっかいで、なかなか先に進みません。お金もかからない、いい方法はないものか思案中です。

スロットカーズ・ヨコハマ走行リポート12.08

2007-12-08 18:32:40 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、イレギュラーのスロットカーズ・ヨコハマ走行リポート12.08です。日曜日の定例記事もあります。

イレギュラーと言いつつ4週連続になってしまいましたが、今回は例によって土曜日の午前中に出かけました。最初は、レンタカーの子供が多くて、自分のクルマを置く際に私のクルマを引っ掛けたり、自分のクルマをスタートラインでピタリと止めるために手で塞いで私のクルマもストップさせたりと、つまらないストレスがかかっていました。途中からは大人だけになったのですが、1/24スケール的にとにかく速さを追求的な人が多かったので、ちょっとなぁ、という感じでした。私は、1/24スケールも、HOスケールも、営業サーキット経験があり、スロットカー歴はかなり長いのですが、やはり、1/32スケールの魅力はRTR(完成車)のOOB(箱出し)をベースにしたセッティングとライトチューニングにあると思っていますし、底辺を広げるためにも、基本はこの路線で行くべきだと考えているからです。それはさておき、今回もタイムを記録していますので、まずは列挙してみます。タイム横のRは、おそらく自己ベスト更新車です。

1. フェラーリF2005(FERRARI F2005(CARRERA)) 8.5718秒
2. マクラーレン・メルセデスMP4/20(MCLAREN-MERCEDES MP 4/20(CARRERA)) 9.0530秒R
3. モスラーMT900R(MOSLER MT900R XAVEX(NINCO)) 9.3135秒
4. MGローラEX257(MG LOLA EX 257 LE MANS 2002(SCALEXTRIC)) 9.3906秒
5. スープラ(AU CERUMO SUPRA 2004(QUATTROX)) 9.3966秒
6. パノスLMP-1 2003(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2003(FLY)) 9.5374秒R
7. パノスLMP-1 2000(PANOZ LMP-1 24H. LE MANS 2000(FLY)) 9.6666秒
8. フェアレディZ(XANAVI NISMO Z 2004(QUATTROX)) 9.7414秒R
9. NSX(TAKATA DOME NSX 2004(QUATTROX)) 9.8210秒
10. フォードGT(FORD GT 2007 CLUB MODEL(SCALEXTRIC)) 9.9574秒
11. レイナード2KQ(REYNARD 2KQ USA LE MANS 2000(SPIRIT)) 10.3528秒R
12. BMWマクラーレンF1GTR(BMW MCLAREN F1 GTR(SLOT.IT)) 10.3895秒
13. サリーンS7R(SALEEN S7R LE MANS 2001(ARTIN)) 11.5442秒R

今回は、レーンコンディションは、可もなし不可もなしという状態だったのですが、タイヤのグリップの低下が早かったので、それなりに汚れていたのではないかと思います。トップはカレラのフェラーリF2005の8.5718秒でいつも通りの優等生ぶりですが、ニンコのモスラーMT900Rは9.3135秒と自己ベストからは0.7秒落ちのタイムに止まっています。あまりモーターが回っておらず、マイカーの中で唯一の中古車ということを考えると、モーターが疲弊しているのかもしれません。チューニングもセッティングも新たに施していないそれ以外のクルマは、レーンコンディションなりの無難なタイムを出しています。
クアトロックスのフェアレディZは、ダウンフォースを前回よりも紙1枚分だけ増やしたのですが、どうにか効果は出ているようです。タイム下位3台は、明暗が分かれました。スピリットのレイナード2KQは、ダウンフォースを向上させ、ガイドの軸にグリスを塗るなどしてよりガイドの動きを滑らかにしたことが効を奏し、自己ベストを1秒近く上回る10.3528秒までタイムを伸ばせています。ただ、営業サーキットではタイヤのグリップが弱いので、もう少し削るか、タイヤ自体を交換する必要がありそうです。これは、スロット・イットのBMWマクラーレンF1GTRも同様で、コーナーで派手にテールをスライドさせて10.3895秒がやっとですから、タイヤをどうにかする以外にはタイムを伸ばす可能性はなさそうです。
アーティンのサリーンS7Rは、マイカーで唯一、モーターを換装して、プラフィットのラビットモーターを載せています。ノーマルモーターはマイルドすぎて、15秒台のタイムしか出なかったため、やむなくモーターを交換したというわけです。その効果もあって、タイムは11.5442秒まで伸びていますが、現在のタイヤではこれ以上のタイムアップは望めず、フィットするタイヤを探すことになりそうです。

スロットカー・ボーダーレイヴァーズ

2007-12-02 13:59:14 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。今回は、スロットカーショップ「ボーダーレイヴァーズ」のお話です。

ボーダーレイヴァーズは、2007年1月30日、静岡県駿東郡小山町でオープンしました。モータースポーツ好きの方ならピンと来るのではないかと思いますが、あの富士スピードウェイと同じ町内にあるのです。実際、富士スピードウェイのメインゲートからはクルマで5分で行くことができるため、レース観戦や走行会などの帰りに気軽に立ち寄ることもできます。そんな絶好のロケーションに位置するボーダーレイヴァーズは、オーナーの自宅のガレージを改造して作られており、外から内部の様子を窺い知ることはできません。しかし、ボーダーレイヴァーズのロゴに導かれてクルマを自宅の駐車場へと進め、ガレージのシャッター横のドアから中に入ると、スロットカー好きの憩いの場が目に飛び込んできます。
ブリティッシュパブ風の店内は、1階には実車やバイクのコレクションが展示され、スロットカーの完成車やパーツなどが販売されています。カウンターで、気さくなオーナーの池谷元さんが入れてくれるおいしいコーヒーを飲みながらスロットカー談義に花を咲かせたら、いよいよロフトに設置されたカレラ製18m4レーンのストレートとコーナーが巧みに配されたサーキットへと繰り出します。ボーダーレイヴァーズの走行料金は、1回5分が基本となっており、3回券なら500円、12回券なら1500円となっています。もっとも、2000円払って会員登録をすると1日パスが1000円で購入できるため、会員になったしまった方がお得です。車両も、200円でレンタルすることができます。コントローラーは、ワニ口クリップになっていますが、パーマのコントローラーを無料でレンタルすることもできます。
このサーキットは、メインストレートから続く高速1コーナーの終わりにあるタイトコーナーが最大の難所になっており、ここでのスロットルワークがタイムを詰める鍵を握っています。その後の左、右、左と続くコーナーをリズミカルに抜けると最終コーナーになりますが、ここも終わりの部分がタイトになっており、クルマによってはスロットルを緩める必要があります。私が持ち込んだ12台のマイカーのタイムは、速いクルマで4.0秒、遅いクルマでも5.5秒ぐらいでした。最速はカレラのフェラーリF2005の4.0秒で、2番手がニンコのモスラーMT900Rの4.4秒で、5秒を切ったのは、スロット・イットのBMWマクラーレンF1GTR、スケーレクストリックのMGローラEX257、クアトロックスのスープラ、です。ノーマルカーだと5秒台前半、ライトチューニングカーだと4秒台後半、が目標になるのではないかと思います。
さて、ボーダーレイヴァーズの営業時間ですが、18時から22時まで(土日祝日は11時から20時まで)で火曜日が定休日、となっています。1階にもサーキットを作るプランもあるそうで、今後も地道な発展が期待できそうなスロットカーショップです。なお、富士スピードウェイからの行き方ですが、メインゲート(東ゲート)を出て左に下り、東京電力新富士発電所を左に見て、道なりに最も広い道路を進み、きれいな道路を下ったら、十字路を最も狭い道路へと斜め左に入ります。国道246号線の下をくぐり、小さな橋を渡ったら、すぐ右手の民家にボーダーレイヴァーズのマークが掲げられています。中に入って突き当たりまで進むと、ガレージを改造した店舗です。
ボーダーレイヴァーズ