XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカーズ・ヨコハマ

2007-08-26 20:26:38 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。

私も、子供の頃からスロットカーに慣れ親しんでいました。HOスケールでは大雑把に分けて3世代のスロットカーを遊んでいますし、高校時代には1/24のスロットカーにはまって近所のサーキットに通っていたほどでした。しかし、日本においては、スロットカーのブームは長続きはせず、家庭用のセットは細々と発売されるのみで、営業用サーキットも栄枯盛衰を繰り返して廃業が相次ぎました。そのため、家庭用と営業用のいずれもが、安定して供給されるという事態にはならなかったのです。
私も、思い出したようにトラックやクルマを引っ張り出してきては、何年ぶりかで走らせるという状況が続いていたのです。ところが、2007年7月20日、エポックメーキングな出来事が起こります。横浜の港北ニュータウンのセンター北駅近くにオープンした港北みなもの3階に、「スロットカーズ・ヨコハマ」が誕生したのです。これ以来、私のスロットカー熱が再燃することになります。
「スロットカーズ・ヨコハマ」は、私が慣れ親しんだHOスケールでもなく、1/24スケールでもなく、1/32スケールという21世紀のスロットカーの本流となるスケールサイズの営業サーキットです。このスケールサイズの営業サーキットは、横浜周辺では、関内の「レーシングパラダイス横浜」、大和の「ビッグ・バン」などがあり、日本各地にも点在しています。しかし、「スロットカーズ・ヨコハマ」の規模はケタ違いで、実に6種類ものサーキットを擁して登場しました。これだけの規模の営業サーキットは、日本はもちろんのこと、世界でもトップクラスと言えるでしょう。
6種類のサーキットの内訳は、富士スピードウェイ(全長約44m)、モナコ市街地コース(同19m)、ラリーコース(同19m)、ハイスピードオーバル(同18m)、SCJタイプIサーキット(同36m)、キッズループサーキット(同31m)、となっており、モナコ市街地コースとラリーコースの4レーンを除くと、いずれも8レーンとなっています。これらのサーキットの特徴は、次回以降でご紹介します。
「スロットカーズ・ヨコハマ」では、時間料金制を採用しており、走行料金は1時間単位で設定され、その間は好きなサーキットで好きなだけ走行することができます。走行料金は、1時間1200円ですが、年会費500円を払って会員になると、1時間1000円で走ることができ、その後は6分ごとに100円を払うというシステムになっており、会員になる方がお得になっています。
また、クルマを持っていなくても、低速車300円、中速車400円、高速車500円でレンタルすることができます。レンタルするなら、始めは低速車か中速車を借り、慣れてきたら中速車か高速車を借りるといいでしょう。もっとも、5000円~1万円超のクルマを買って、マイカーを走らせることもできます。コントローラーもサーキットに接続してあり自由に使うことができますが、5000円~1万円超のマイコントローラーを買ってしまう手もあります。サーキットに接続してあるコントローラーはコントローラーごとにクセがあるため、マイコントローラーの方が操作しやすいからです。
スロットカーの営業サーキットは、これまでは常連客以外は入っていきづらい雰囲気があったのですが、「スロットカーズ・ヨコハマ」には、そんな気配はありません。それは、「スロットカーズ・ヨコハマ」が、港北ニュータウンに新しくオープンした港北みなもという商業施設の3階に入っていることや、店側の趣旨として老若男女問わず誰もが気軽にスロットカーにふれてくれることで、スロットカーの底辺を拡大したいという願いがあるからです。実際、下は小学生から上は高齢者まで、性別を問わずにスロットカーを楽しんでおり、場所柄もあって家族連れも少なくはありません。サーキットも6種類あって、好きなサーキットで走ることができるため、上級者ばかりの中に放り込まれて肩身の狭い思いをして走らせなければならないということもないのです。
私も、1/32のセット、スロットカー、コントローラー、メンテナンスグッズを購入し、スロットカーズ・ヨコハマでのデビューランに備えました。家でテスト走行を行ったり、IKEA港北で手頃なスロットカーのケースや、そのケースを入れるバッグを購入したりもしたのです。このあたりの話も、次回以降で、おいおい書いていこうと思います。

※スロットカーズ・ヨコハマは2010年1月で閉店、東京・世田谷の「リンドバーグ・レースウェイ」に移転となりました。

スロットカーとは

2007-08-19 21:50:55 | スロットカー
私の趣味の中で、スロットカーは最も長い部類でありながら、最も細々と続いていたものです。そんなスロットカーですが、7月下旬から最も力を注ぐ趣味の座に躍り出ました。そこで、1週間に1回程度の割合で、スロットカーについてご紹介していきます。よろしく、お付き合いください。

スロットカーは、1960年代半ばに日本でも大ヒットし、それ以降も絶えることなく発売されて根強い人気を誇っています。スロットカーでは、コースに溝(スロット)が彫られており、その両脇に電気を流す導線が敷かれています。スロットカーにはモーターが積まれており、導線から電力を得ながら溝に沿って走ります。そのため、スロットカーを操作する人は、単に手元のコントローラーで電流量を調整するだけで良く、ラジコンのようなステアリング操作は必要ありません。つまり、初心者でも簡単に動かすことができる手軽なホビーでありながら、単純なゆえに奥が深いという上級者になってもやりがいのあるホビーだというわけです。
スロットカーをやるために必要なものは、トラック(サーキット)、クルマ、コントローラーで、この3つがあれば、とりあえずクルマを走らせることができます。家庭用としては、これらがセットになったものが売られており、トラックは2レーン、クルマもコントローラーも2個セットになっており、買ったその日から2人でレースすることができます。営業サーキットであれば、4レーンから8レーンのトラックが常設されており、サーキットによってはクルマやコントローラーをレンタルしているところもあり、フラッと出かけても、人と競走することができます。スロットカーのスケールサイズは、HOスケールから1/24スケールまで大小さまざまですが、日本では、HOスケール、1/32スケール、1/24スケールが主流になっています。
HOスケールのスロットカーは、実際にはトミカなどのミニカーと同じサイズで、現在では車体の下側に磁石が取り付けられているのが常識となっており、タイトコーナーをものすごいスピードで走り抜けたり、360度ループを楽々とこなしたりします。スケールスピードで考えると、1/32スケールや1/24スケールをしのぐスピードであり、考えようによっては最速のスロットカーとも言えます。ただ、1990年代以降は、かなりマイナーな存在になっており、日本では専門店やインターネットなどでしか購入することができませんし、営業サーキットも数えるほどになっています。
1/32スケールのスロットカーも、車体の下側に磁石が取り付けられているのが常識となっており、HOスケールのスロットカーほどではありませんが、タイトコーナーをそれなりのスピードで走り抜けます。また、1/32スケールのスロットカーの魅力は、単にクルマを速く走らせるだけでなく、精密なミニカーすらしのぐほどのモデリングの素晴らしさと車種の多様さにもあります。21世紀に入ると、世界でも最もポピュラーなジャンルとなっており、今ではスロットカーと言うと1/32スケールのスロットカーを指すと考えても過言ではないほどです。日本でも、最も入手しやすく、営業サーキットも少ないながらも存在します。ここからのお話も、原則として1/32スケールで進めていきます。
1/24スケールのスロットカーは、最も本格的なジャンルとなっており、HOスケールのスロットカーや1/32スケールのスロットカーとは異なり、完成車を買ってすぐに走らせるのではなく、シャシーとボディを別々に買って組み合わせたり、細かなパーツを交換したりするのが常識となっています。また、家庭用サーキットは限られており、営業サーキットで走らせるのが原則です。そういった諸々の事情から、1/24スケールのスロットカーは、マニアックな世界であり、それなりに手間、暇、金がかかります。それゆえ、スロットカーの頂点であるにも関わらず、HOスケールや1/32スケールほどのブームはなく、細く長く続いているジャンルであり、営業サーキットも数えるばかりとなっています。

「ビューティフル塊魂」体験版インプレ

2007-08-04 09:30:02 | OfficialXboxMagazine
「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 9月号」の「XBOX GAME DISC」のインプレッションです。
「BEAUTIFUL KATAMARI」(ビューティフル塊魂)は、塊を転がして、色々な物を巻き込んで、できるだけ大きくしていくというゲームです。塊は、左右のスティックの連携で操作します。左ボタンを押すと王子アイとなり、右ボタンを押すと塊アイとなり、ズームアップとズームダウンすることができます。体験版では、池や噴水や露店があるおもちゃのようなにぎやかな街で、3分間にわたって塊を転がすことができます。グラフィックは、体験版だからかXbox 360水準ではありませんが、あえてこのようなポリゴン的なグラフィックにしているのでしょう。サウンドも、電気音的な効果音が多く、聴くべきものはあまりありません。操作は、左右のスティックで行うというキャタピラ的な操作ですが、ライトユーザーはこのような操作だとプレイしやすいのでしょうか。個人的には、レースゲーム的な操作体系があればやりやすいかなと感じました。オンライン対戦があってこそのXbox 360でのリリースですが、人を選ぶタイトルのように思います。私は、デモをプレイした限りでは、あまり面白みを感じられませんでしたから。なお、デモは、日本語に完全対応しており、8月22日に日本のマーケットプレースで配信される予定です。

BEAUTIFUL KATAMARI TM (C)2007 NAMCO BANDAI Games Inc.

OFFICIAL XBOX MAGAZINE 9月号

2007-08-03 21:12:11 | OfficialXboxMagazine
「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 9月号」が到着したので、その内容をご紹介します。「OFFICIAL XBOX MAGAZINE 9月号」の主な内容は以下の通りです。
「FALLOUT 3」の紹介です。本作は、「THE ELDER SCROLLS IV OBLIVION」で名を馳せたBETHESDAの「FALLOUT」シリーズ第3作です。「FALLOUT」シリーズは、これまでに4作がリリースされていますが、正統RPGシリーズとしては本作が3作目になります。PCで1997年と1998年に発売された2作は、1950年代から核戦争後の未来を見据えたコミカルなバイオレンス2D RPGでした。本作では、プレイヤーは、21世紀末にボールト21のシェルターで生まれた少年として、10歳、16歳、19歳を過ごします。その後、廃墟と化したワシントンD.C.に繰り出します。プレイヤーは、「OBLIVION」同様に、広大な世界の中、キャンプや町など、どこに行こうと、何をやろうと自由です。視点は、1人称と肩越しの3人称があります。NPC(操作できないキャラクター)は、「OBLIVION」の1000人に比べて300人しかいませんが、AIが進化して、彼らの行動や動作はより自然になっています。声優は、30人から40人に及びます。メインクエストは20時間、サイドクエストは20時間、エンディングは9通りから12通りが用意されています。モンスターのレベルは、「OBLIVION」とは異なり、モンスターごとに固定されています。また、キャラクターのレベルに応じて、新たなアビリティを習得できます。武器は銃を使いますが、戦闘は完全なリアルタイムではなく、ポーズをかけて敵のどこを攻撃するかを選んでから攻撃するようになっています。発売は、2008年秋です。
「TOM CLACY'S ENDWAR」の紹介です。本作は、2020年の第3次世界大戦をテーマにしたリアルタイムストラテジー(RTS)です。プレイヤーは、アメリカ、ロシア、ヨーロッパの各軍隊の司令官となり、北大西洋での覇権をめざします。視点は、RTSではおなじみの俯瞰視点ではなく、グランドレベルでの視点となりますが、デジタルマップで状況を把握することができます。また、ボイスコマンドにより、リアルタイムで兵士に指示を出すことも可能です。兵士が戦場でより長く生き延びれば、彼らは経験値を得て、ベテラン兵士へとレベルアップしていきます。オンラインでは、1000以上の他のプレイヤーと対戦することもできます。発売は、2008年です。
「RISE OF THE ARGONAUTS」の紹介です。本作は、古代ギリシャ神話をテーマにしたアクションRPGです。ジェイソン、アタランテ、ヘラクレスを操作できるほか、他の3人にも指示を出すことができます。戦闘は、完全なリアルタイムではなく、攻撃の効果を見る形になります。発売は、2008年です。
「ROCK BAND」、「GUITAR HERO III」の紹介です。「GUITAR HERO III」には、ギブソンレスポールのニューギターが付き、前作のギターでも操作が可能です。「ROCKBAND」には、フェンダー・ストラトキャスターのギターが付きます。「GUITAR HERO III」は2人対戦が可能で、「ROCKBAND」はギター、マイク、ドラムによる4人でのセッションが行えます。発売は、いずれも2007年秋です。
「TURNING POINT FALL OF LIBERTY」(2007年12月発売)、「THE LAST REMNANT」(2008年発売)、「DYNASTY WARRIORS GUNDAM」(2007年夏発売)、「BEOWULF」(2007年秋発売)、「JUICED 2 HOT IMPORT NIGHTS」(2007年夏発売)、「DESTROY ALL HUMANS! PATH OF THE FURON」(2007年発売)、「NEED FOR SPEED PROSTREET」(2007年秋発売)、「BURNOUT PARADISE」(2007年冬発売)、「DARKSIDERS WRATH OF WAR」(2008年発売)、「NARUTO RISE OF A NINJA」(2007年10月発売)、「BATTLEFIELD BAD COMPANY」(2008年発売)、「PROJECT GHTHAM RACING 4」(2007年9月発売)の紹介もあります。
・特集・「AMERICAN OUTLAW」は、「GRAND THEFT AUTO IV」の紹介です。本作は、「GRAND THEFT AUTO」シリーズの4作目となり、プレイヤーは、東ヨーロッパ出身のニコ・ベリックとなり、リバティシティを舞台に腐敗警官や武器商人などからミッションを請け負いながら、ギャングの世界でのし上がっていきます。本作からは、携帯電話が導入され、誰かからの電話を待つまでもなく、自ら電話をかけてミッションを請け負うことができます。リバティシティには、ブローカー(ブルックリン)、デュークス(クィーンズ)、アルゴンクイン(マンハッタン)、ボーハン(ザ・ブロンクス)、アルダーニー(ニュージャージー)の5自治区があります。基本的なシステムは、「GRAND THEFT AUTO III」を継承していますが、過去のシリーズを凌駕したものになっています。マイクロソフトは、Xbox 360版用の新たな2エピソードのために、ROCKSTAR GAMESに50万ドルを支払っています。発売は、2007年10月16日です。
・レビューは、以下の通りです。
「ETERNAL SONATA」8.0。
「THE DARKNESS」8.0。
「BOMBERMAN LIVE」(XBOX LIVE ARCADE)8.5。
「MARATHON DURANDAL」(XBOX LIVE ARCADE)5.5。
「HEXIC 2」(XBOX LIVE ARCADE)8.5。
「SUPER CONTRA」(XBOX LIVE ARCADE)6.5。
「RATATOUILLE」5.0。
「FANTASTIC 4 RISE OF THE SILVER SURFER」5.5。
「CALL OF DUTY 3 BRAVO MAP PACK」(DLC)BUY。
「YIE AR KUNG-FU」(XBOX LIVE ARCADE)2.0。
「NASCAR 08」8.0。
「HOUR OF VICTORY」2.5。
「STUNTMAN IGNITION」8.0。
「VAMPIRE RAIN」3.5。
「OVERLORD」8.0。
「ALL-PRO FOOTBALL 2K8」8.0。
「NCAA FOOTBALL 08」8.0。
「NCAA FOOTBALL 08」(XBOX)9.0。
「TRANSFORMERS」5.5。
「SHARP AQUOS LC-32GP1U 32-INCH」8.5。
・「XBOX GAME DISC」は、以下の通りです。
PLAYABLE DEMOS(BEAUTIFUL KATAMARI、HOUR OF VICTORY、SURF'S UP、TENCHU Z)。
XBOX LIVE ARCADE(PRINCE OF PERSIA CLASSIC、PAC-MAN CE)。
VIDEO SHOWCASE(JUICED 2、STUNTMAN IGNITION)。
EXTRA CONTENT(ART-CALL OF DUTY 4、ART-MERCENARIES 2、OXM QUIZ、REVIEW ROUNDUP、BACKWARD-COMPATIBILITY)。
BONUS CONTENT(GAMER PICS-READER、ART-SPLINTER CELL CONVICTION、ART-CONDEMNED 2)。
OXM UNIVERSE。
・「XBOX GAME DISC」をプレイしたインプレッションは、次回以降で行います。ご了承ください。