goo blog サービス終了のお知らせ 

XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・ニューカマー非公式テストwithニンコGT

2014-08-24 16:00:30 | スロットカー
今回は、新車の非公式テストのお話です。

今年の春以降に購入した新車は、低速モーター慣らし、回転部分へのグリス・オイル挿し、などは行ったものの、家ですら走らせていないクルマがほとんどだったため、スケールオートのポルシェ935-77のテストを兼ねてグループ5の4台を比較する際に、合わせてテストを行いました。
NSRのフォードGT40とポルシェ917Kは、フルノーマル、ノーマグ、ノーウエイト。
スロット・イットのミノルタトヨタ88Cと、スケールオートの初音ミク グッドスマイル BMWは、フルノーマルで、磁力もそれなりにあったため、磁力の最適化も行わず。
スター・ウォーズ・スピーダーバイクは、2台ともフルノーマルです。
また、それだけでは寂しいので、「サッキーズ・コレクションズ」のレースレギュレーションに合わせたニンコGT6台も走らせています。フルノーマルで、総重量95gまでのノーマグです。
テストを行ったのは、「NINCO STARTER PRO V11」をベースにストレート1本と3/4長くしたもので、1周が9m強あります。長さ自体はソコソコなのですが、ニンコのセットはカーブが多く、ストレートはあまり長く取れません。
まぁ、スケーレクストリックと組み合わせて途中にオーバルを入れるということもできるのですが、今回は昼下がりから始めたので時間がなく、すぐに組み立てられるこのレイアウトに収まりました。
ストレートがあまり長くできず、カーブもR2のみでそれほどRが大きくないということで、電圧は9Vに抑えています。それでも、レイアウトから考えると、スピードはそれなりに出ます。
以下が、テストの結果です。

1 初音ミク グッドスマイル BMW(HATSUNE MIKU GOOD SMILE BMW(SCALE AUTO)) 2.91秒
2 ミノルタトヨタ88C UKスロットカーフェスティバル2014(MINOLTA TOYOTA 88C UK Slot Car Festival 2014(SLOT.IT)) 3.05秒
3 デンソー サードスープラ GT(DENSO SARD SUPRA GT(NINCO)) 4.04秒(ノーマグ)
4 フォードGT40 MKII(FORD GT40 MKII LE MANS 1967 UK LIMITED EDITION(NSR)) 4.07秒(ノーマグ)
5 アスカリKZ1(ASCARI KZ1 CLUB NINCO N.4(NINCO)) 4.08秒(ノーマグ)
6 ポルシェ9147K(PORSCHE 917K WORLD RACE ENDURANCE CAR 2014(NSR)) 4.12秒(ノーマグ)
7 ポルシェ997 INNOVATE(PORSCHE 997 INNOVATE(NINCO)) 4.14秒(ノーマグ)
8 ポルシェ997 BLEEKEMOLEN(PORSCHE 997 BLEEKEMOLEN(NINCO)) 4.23秒(ノーマグ)
9 ランボルギーニ・ガヤルド チームS-BERG(LAMBORGHINI GALLARDO TEAM S-BERG(NINCO)) 4.26秒(ノーマグ)
10 綜警 MCLAREN GTR(SOKEI MCLAREN GTR(NINCO)) 4.55秒(ノーマグ)
11 スター・ウォーズ・スピーダーバイク-イウォーク・パプルー(STAR WARS SPEEDER BIKE - EWOK PAPLOO(SCALEXTRIC)) 4.81秒
12 スター・ウォーズ・スピーダーバイク-ルーク・スカイウォーカー(STAR WARS SPEEDER BIKE - LUKE SKYWALKER(SCALEXTRIC)) 4.87秒

1、2位は、当然、マグ付きのノーマル車が占めていますが、スロット・イットのミノルタトヨタ88Cが3.05秒なのに対し、スケールオートの初音ミク グッドスマイル BMWが2.91秒と上回っています。
これは、ニンコのトラックで、ストレートがあまり長くできず、カーブもR2のみでそれほどRが大きくなく、電圧が9Vということで、スロット・イットが本来のポテンシャルを発揮できていないということが理由です。
これが、カレラの中高速サーキットなら、スロット・イットの方が速いタイムを出せることでしょう。
NSRの2台とニンコGTの上位は、互角のタイムを出していますが、クルマとトラックがニンコ同士で相性が良く、ストレートが短いレイアウトであることに加えて、ニンコGT勢はレースやタイムトライアルで何度も走らせていることもあり、クルマが走れる状態になっているからです。
こちらも、ブランドを問わず広大なサーキットなら、NSRの方が明らかに速いタイムが出せるはずです。
また、フォードGTとポルシェ917Kのタイムが、4.07秒と4.12秒と近かったのも面白いところです。同じNSRクラシックで、これが初走行となるポルシェ917Kの方がタイムが遅いのは当然で、走り込めば逆転する可能性も十分にありますが、楽しいランニングメイトになりそうです。
ニンコGTは、「サッキーズ・コレクションズ」でレースがあった際に、どのクルマを使うかで直前まで頭を悩ませられ、結局は安定性の高さからアスカリKZ1を使うのですが、デンソー サードスープラ GTのタイヤがニンコの中高速サーキット用に仕上がってくれば、より難しい選択になりそうです。
スター・ウォーズ・スピーダーバイクは、4.81秒と4.87秒で、先週行ったグループ5のテストの3台が出した4.71秒~4.94秒と互角のタイムが出ています。全くの偶然ながらも、面白い結果です。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・ポルシェ935-77(スケールオート)非公式テストwithグループ5

2014-08-17 16:03:36 | スロットカー
今回は、PORSCHE 935-77 24H DAYTONA 1980(SCALEAUTO)の非公式テストのお話です。

スケールオートのポルシェ935-77が到着して1ヵ月が経ちました。この間は、低速モーター慣らし、回転部分へのグリス・オイル挿し、を行いました。タイヤ削り、はまだ行っていません。
グループ5は手を出していなかった私がグループ5を買おうと思ったきっかけが、日本でもグループ5が人気になり、カレラがレーサーほど速くないのは重々承知しているものの、それでもどれぐらいやれるのか興味があったからです。
また、その2台前には、偶然、イギリスのショップで安売りしていたレベル・モノグラムのグループ5も買っています。
ただ、結果として、この2台がレーサーと互角に戦うのは、モーターを同じものに交換しても少し厳しいかもしれないと感じました。
そんなわけで、レーサーのグループ5がイギリスのショップで安売りしていた際に、おとなしくレーサーのグループ5も購入しました。
そこに、このスケールオートのグループ5のリリースというわけで、期せずして私のグループ5も4台とそれなりの数になりました。
そこで、スケールオートのポルシェ935-77のテストを兼ねて、グループ5の4台を比較してみようと思ったわけです。
レーサーのカプリ・ザクスピートGR.5は、とりあえず、「サッキーズ・コレクションズ」のレースレギュレーションである、ノーマグ総重量90gまでにしています。
サッキーズのレギュレーションでは、フライは100gまでとなっていますが、私のカレラのアルファGTAシルエットは94gにしていました。
スケールオートのポルシェ935-77は、磁力が71gと控えめで磁力の最適化が必要な一方、磁石は簡単に外すことができます。
レベル・モノグラムのBMW 320 DRMはマグ付き、ノーマグをワンタッチで変更することが可能です。
そんなわけで、今回は、ノーマグでテストすることにしました。ウエイトは、カプリ・ザクスピードGR.5以外は94gで統一し、それ以外の改造は一切行っていません。
テストを行ったのは、「NINCO STARTER PRO V11」をベースにストレート1本と3/4長くしたもので、1周が9m強あります。長さ自体はソコソコなのですが、ニンコのセットはカーブが多く、ストレートはあまり長く取れません。
まぁ、スケーレクストリックと組み合わせて途中にオーバルを入れるということもできるのですが、今回は昼下がりから始めたので時間がなく、すぐに組み立てられるこのレイアウトに収まりました。
ストレートがあまり長くできず、カーブもR2のみでそれほどRが大きくないということで、電圧は9Vに抑えています。それでも、レイアウトから考えると、スピードはそれなりに出ます。
4台では少し寂しいので、このレイアウトならパフォーマンス的にほぼ同等と考えられるニンコ1の5台も走らせてみました。以下が、テストの結果です。

1 カプリ・ザクスピードGR.5(CAPRI ZAKSPEED GR.5 NIGRIN/LIQUI MOLY(RACER)) 4.43秒(ノーマグ)
2 シボレー・コルベットGT3(CHEVROLET CORVETTE GT3 MALISPED(NINCO)) 4.44秒(ノーマグ)
3 ランボルギーニ・ディアブロGTRバルボリン(LAMBORGHINI DIABLO GTR VALVOLINE(NINCO)) 4.48秒(ノーマグ)
4 ルノー・メガーヌ・トロフィー'09(RENAULT MEGANE TROPHY'09 CLUB NINCO N5(NINCO)) 4.56秒(ノーマグ)
5 フォード・マスタングDHL(FORD MUSTANG DHL(NINCO)) 4.63秒(ノーマグ)
6 シボレーWTCCウルトラチャレンジ(CHEVROLET WTCC ULTRA CHALLENGE(NINCO)) 4.64秒(ノーマグ)
7 アルファGTAシルエット(ALFA GTA SILHOETTE RACE 1(CARRERA)) 4.71秒(ノーマグ)
8 ポルシェ935-77(PORSCHE 935-77 24H DAYTONA 1980(SCALEAUTO)) 4.86秒(ノーマグ)
9 BMW 320 DRM(BMW 320 DRM 1977(REVELL MONOGRAM)) 4.94秒(ノーマグ)

予想通り、レーサーのカプリ・ザクスピードGR.5が4.43秒とトップタイムをマークしました。クルマのパフォーマンスから考えても、これは当然の結果です。
ニンコ1勢の上位が肉薄していますが、クルマとトラックがニンコ同士で相性が良く、ストレートが短いレイアウトであることに加えて、ニンコ1勢はレースやタイムトライアルで何度も走らせていることもあり、クルマが走れる状態になっているからです。
注目は、グループ5の3台ですが、この中では、カレラのアルファGTAシルエットの4.71秒、スケールオートのポルシェ935-77の4.86秒、レベル・モノグラムのBMW 320 DRMの4.94秒、という結果になりました。
カレラは、クルマに関係なく精度の高い静かな走りが魅力で、カレラの中でも小柄なこのクルマは、軽快な走りをしてくれます。
レベル・モノグラムのBMW 320 DRMは、レベル・モノグラムのクルマと言えば軽快な速さを持っているという印象があるのですが、このクルマは少し絞り出すような渋さが感じられます。
今回の主役であるスケールオートのポルシェ935-77は、思ったような速さや素軽さは見られませんでした。
ネット上では、太く大きいリアタイヤがフェンダーなどにこすれているというリポートが複数見られました。
私が持っているクルマは、静止状態でボディを動かしてもタイヤがそれらにこすれることはなく、走行時も大きな抵抗は感じないのですが、走行後にタイヤ周りをチェックするとこすっている形跡らしきものは見られました。
それよりも問題なのが、モーターの配線です。このクルマは、モーターのコードを整然と取り回していて気持ちいいぐらいなのですが、それがあだとなっています。
というのも、コードが短すぎて、ガイドが左右に動いた際に引っ張られるからです。私の場合には、左右2本とも、ガイドに刺さっているところで切れてしまいました。
そこで、ガイド近くではコードを固定せず、コードがより自由に動くようにした上で、皮膜をむしって挿し込みました。
これで、ガイドが動いても、コードの長さに余裕があり、引っ張られるようなこともなくなりました。
これから買ったり走らせたりする方は、タイヤの接触ばかりでなく、コードの断線にも注意した方がいいと思います。
ちなみに、今回のタイムですが、まだ高速サーキットでは走らせておらず、モーターが回っていないので、アルファGTAシルエットと同等ぐらいまでは行けるかもしれません。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・STAR WARS SPEEDER BIKE(SCALEXTRIC)

2014-08-10 16:00:15 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私のスロットカーの158号車と159号車は、STAR WARS SPEEDER BIKE - LUKE SKYWALKERとSTAR WARS SPEEDER BIKE - EWOK PAPLOO(SCALEXTRIC)です。
映画「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」に登場し、惑星エンドアの森の中で派手なチェイスシーンを繰り広げたスピーダーバイクです。
ルーク・スカイウォーカーが乗ったものと、イウォーク・パプルーが乗ったものの2台あります。
発売当初は49.99ポンドだったのですが、こういったものは値下がりも早く、この記事を書いている時点でスケーレクストリックの公式サイトでは18.99ポンドになっています。
それが、私がいつも利用しているイギリスのスロットカーショップの「サブスクライバー/カスタマーオファー」では、なんと7.99ポンドになっていました。2台買っても送料込みで3600円ほどなので、1台当たり送料込みで1800円とお買い得です。
これは買わねばということで、お知らせのメールが着た7月17日にすかさず注文を入れ、7月19日に日付が変わってすぐに発送メールが来て、7月24日に到着しました。
ちなみに、今回のオファーでは、スケーレクストリックの通常モデルが20台ほど、アヴァントスロットが6台、追加されていたのですが、スケーレクストリックが21.99ポンド、アヴァントスロットが24.99ポンドで、今の円安を考えるとモデル的には魅力がなく、今回は見送りました。アヴァントスロットが19.99ポンドなら、迷っていたと思います。
さて、こういった普通のスロットカーとは違うキャラクターものは、スケールが、1/32なのか、1/43なのか、1/24なのか、迷うところなのですが、スケーレクストリックの公式サイトでは1/32スケールとなっており、異端ではあるのですが、私の1/32スケールのスロットカーとして分類しました。
ディテールは、スケーレクストリックらしく、なかなか雰囲気良く仕上がっています。実際のスピーダーバイクにはない大きな台座(シャシー)に載っていますが、このあたりはモーターやタイヤが必要なスロットカーなので致し方のないところです。
シャシーは、1/32のスロットカーとは違って小ぶりで、マイクロスケーレクストリックのシャシーをモディファイしたような感じです。ガイドは、1/32同様のラウンドガイドが装着されています。
18000RPMモーターは、マイクロスケーレクストリックのモーターのようで、ピニオンギア、クラウンギア、リアアクスルも似通っています。
つまり、1/64のシャシーに、1/32のボディを載せていると言っても差し支えないかと思います。
ルーク・スカイウォーカーは重量が65gで磁力が121g、イウォーク・パプルーは重量が57gで磁力が142g。重いルーク・スカイウォーカーの方が磁力が弱いのですが、同じシャシーを使っているだけに、このあたりは個体差かと思います。
なお、セットの「STAR WARS BATTLE OF ENDOR」は、ルーク・スカイウォーカーとスカウト・トルーパーの2台セットになっています。
ルーク・スカイウォーカーとイウォーク・パプルーはどちらもアースカラーで地味なので、スカウト・トルーパーもそろえられると、華やかになっていい気はします。
肝心の走りは、まだ試していないのですが、こうしたキャラクターものですし、派手にぶつけると前方に突き出たプラスチック製のアウトリガーがダメージを受けてしまいそうで、ガンガンとタイムアタックはしづらいです。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・PORSCHE 935-77 24H DAYTONA 1980(SCALEAUTO)

2014-07-27 20:03:12 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私のスロットカーの157号車は、PORSCHE 935-77 24H DAYTONA 1980 #30 ELECTRODYNE(SCALEAUTO)です。
このクルマは、最近元気なスケールオートが新たなラインアップとしてリリースする「スケールオートホームシリーズ」の第1弾モデルです。
同シリーズは、ビギナーはもちろんのこと、ベテランでも気軽にスロットカーが楽しみたいという人に向けたもので、サイドワインダーモーターとマグネットにより、すべてのアナログトラックで、RTRのままで走らせることができます。
また、チューンしたいという人に向けても、アクスル、ハブ、タイヤ、ガイド、ブラシなどといったチューンアップパーツがリリースされます。
価格も、私が買ったショップでは35ポンドと、スケールオートのノーマルモデルよりも10ポンド以上安く、スケーレクストリックのノーマルモデルと同等の価格帯です。
それでいて、ディテール、ペイント、タンポ、クリアなどはまずまずのレベルにあり、最近の走りを意識したスケールオートのモデルとしてはバジェットプライスになっています。
私も、もちろん、この新たなシリーズには興味がありましたし、幸いにもグループ5のポルシェ935は持っていなかったので、7月7日にイギリスのショップで発売されてすぐに注文し、想定よりも少し遅い17日に到着しました。
ちなみに、1980年の「デイトナ24時間レース」に、MOMOの社長でもあるジャンピエロ・モレッティ、フェルナンド・カッツァニーガ、ブルース・カネパのドライブで出場し、予選は11位ながら、決勝ではDNFで59位に終わっています。
新規のケースに入れられたクルマは、それだけでもワクワク感があり、クルマもクリアが少し薄いかなと思うところはあるものの、エクステリアもインテリアも細部までこだわって作られており、いわゆる廉価版といったチープさは感じられません。
シャシーは、最近のスケールオートのスタンダードモデルに採用されているRT3のように凝ったものではなく、1枚シャシーにモーターがサイドワインダーに搭載され、その前方に小柄なバーマグネットが配されています。
タイヤは、グリップしそうな雰囲気の幅広のリアタイヤがつけられていて、モーターからの配線は整然と取り回されているのも印象深いところです。
重量は78gと軽く、磁力は71gと控えめに抑えられています。私は、まだモーターの慣らししかしていないのですが、レーサーやカレラ、レベル・モノグラムなどのグループ5と比較して走りはどうなのかが楽しみで、近々、比較テストでもできればと思います。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・PORSCHE 917K WORLD RACE ENDURANCE CAR 2014(NSR)

2014-07-20 17:57:02 | スロットカー
今回は、マイカーのお話です。

私の1/32スケールのスロットカーの156号車は、PORSCHE 917K WORLD RACE ENDURANCE CAR 2014(NSR)です。
名前の通り、NSRが毎年開催している「WORLD RACE ENDURANCE」(WRE)で参加者にプレゼントされたクルマと同型のモデルです。
WREでは、このポルシェ917Kが、1位にはゴールド、2位にはシルバー、3位にはブロンズ、に、それぞれ塗られたモデルがプレゼントされました。
そして、4位以下は、ホワイトに塗られたボディで、ゼッケンのところに最終順位が書かれたモデルがプレゼントされています。
このリミテッドエディションは、4位以下にプレゼントされたクルマと同じホワイトに塗られていて、ゼッケンが「00」になっています。
この全世界100台限定のクルマが、いつも利用しているイギリスのショップで発売されたので、6月9日夕方に注文し、6月10日に日付が変わった直後に発送メールが着て、6月14日午前中に到着しました。
このところ、イギリスからの荷物でも1週間ぐらいかかっていたのですが、久しぶりに4日で到着しました。“さすがロイヤルメール”の復活です。
ちなみに、59.99ポンドがイギリスの付加価値税を割り引いて49.99ポンドになり、送料が3.99ポンドで、日本円で9300円です。
NSRのタイヤ2セットも買ったので、トータルでは1万900円になったのですが、タイヤの送料の追加分は0.45ポンドなので、タイヤの送料自体はタダ同然です。
ポルシェ917Kは、NSRではすっかりおなじみのモデルですが、このリミテッドエディションも、NSRらしく車高が低く、ペイント、タンポ、クリアとも申し分ありません。特に、クリアがしっかりと吹かれているのがうれしいところです。
シャシーも、いつものNSRの独立したモーターポッドにシャーク20Kモーターを搭載し、そのモーターの前方に設置されたボタンマグネットは磁力が329gあり、重量73gと軽い車体をしっかりとグリップしてくれそうです。
私は、まだ走らせていないのですが、NSRはフォードGT40MKIIも持っているので、同じNSRクラシックスだけに、両者のパフォーマンスがどうなのかが楽しみです。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・新車到着・PORSCHE 935-77 24H DAYTONA 1980(SCALEAUTO)

2014-07-17 20:30:36 | スロットカー
今回は、新車到着・PORSCHE 935-77 24H DAYTONA 1980 #30 ELECTRODYNE(SCALEAUTO)のお話です。

スケールオートのポルシェ935-77 24デイトナ1980 #30エレクトロダインが7月17日に到着しました。
7月7日にイギリスのショップで発売されてすぐに注文し、ロイヤルメールは速いので、うまくいけば12日には着くかなと思ったのですが、想定よりも遅い17日の到着となりました。
このクルマは、最近元気なスケールオートが新たなラインアップとしてリリースする「スケールオートホームシリーズ」の第1弾モデルです。
同シリーズは、ビギナーはもちろんのこと、ベテランでも気軽にスロットカーが楽しみたいという人に向けたもので、サイドワインダーモーターとマグネットにより、すべてのアナログトラックで、RTRのままで走らせることができます。
また、チューンしたいという人に向けても、アクスル、ハブ、タイヤ、ガイド、ブラシなどといったチューンアップパーツがリリースされます。
価格も私が買ったショップでは35ポンドと、スケールオートのノーマルモデルよりも10ポンド以上安く、スケーレクストリックのノーマルモデルと同等の価格帯です。
それでいて、ディテール、ペイント、タンポ、クリアなどはまずまずのレベルにあり、最近の走りを意識したスケールオートのモデルとしてはバジェットプライスになっています。
このところ人気のグループ5が第1弾として選ばれたわけですが、同社のグループ5はもちろんのこと、レーサーやカレラ、レベル・モノグラムなどのグループ5と比較して走りはどうなのか、まだ走らせていないだけに楽しみです。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・スロット・イットの3Dプリントショップと4WDシステム

2014-07-06 18:24:31 | スロットカー
今回は、スロット・イットの3Dプリントショップと4WDシステムのお話です。
ご存知の方も多いと思いますが、このところ、スロット・イットからユニークがニュースが続いています。

3Dプリントショップは、他社のボディに合ったシャシーをスロット・イットがシェイプウェイズと提携して販売するというものです。
今のところ、スロット・イットがリリースしていないDTMのモデルで、カレラのボディに合うシャシーがリリースされます。
カレラのDTMは、BMW、アウディ、メルセデスの2013年モデルがすべてあり、ボディワークはトップクラスながら、シャシーやスピードが今ひとつといった理由から、コアなスロッターからは人気がありません。
しかし、カレラのボディは少しヘビーではあるものの、スロット・イットのシャシーやモーターを使うことができれば、それなりの速さを期待することができます。
DTMのボディが3メーカーあり、カラーバリエーションもそれなりとなれば、クラブやショップでワンメイクレースを行うことも可能です。
販売されるのはシャシーのみですが、当然のことながらスロット・イットのモーターなどを使うことができます。
カレラは安いとは言え、1台作るのにそれなりにコストがかかるのが難ではありますが、ワンメインレース用に1台というのはありかもしれません。

4WDシステムは、来年からリリースされるもので、スロット・イットの2WDモデルを4WDにしてしまおうというものです。
このシステムでは、後輪の駆動力をプーリーとベルトによって前輪に伝えます。ベルトの中央部には、テンショナーもあります。
フロントリムにはワンウェイベアリングがあり、タイヤが抵抗なく自然に回転します。
今のところ、アウディR18のCA24T-60Bシャシーを搭載したモデルに採用できることになっています。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・カレラ、ニンコ、スケーレクストリックのトラック比較(参考動画付き)

2014-06-29 16:00:01 | スロットカー
2013年10月27日の記事で、カレラ、ニンコ、スケーレクストリックのトラックのスペックを比較しましたが、6月26日にそれにピッタリの動画がYouTubeにアップロードされたので、その動画と合わせて再掲載します。以下の本文は、その際の記事と全く同一のものです。

前々回も書きましたが、現在、1/32スケールのスロットカーのトラックで世界的にメジャーなのは、カレラ、スケーレクストリック、ニンコの3メーカーです。
一昔前までは、SCXやアーティンもメジャーな存在でしたが、SCXは経営不振に陥り経営母体が変わるなどしてセットを円滑に発売できない状態ですし、アーティンは創始者が亡くなってからは事実上スロットカーからは撤退しています。
そんなわけで、今、スロットカーのセットやトラックを買うなら、カレラ、スケーレクストリック、ニンコのいずれかから選ぶということになります。
しかし、その3者は、トラックの規格が異なり、互換性はありません。そこで今回は、そのトラックの違いを具体的なスペックで比較してみたいと思います。
トラックには、大きく分けて、ストレートとカーブがあるわけですが、ストレートは標準ストレート、カーブはメーカーが標準としてリリースしているもの、すなわち、カレラは最小のR1、ニンコとスケーレクストリックは最小から2番目に小さいR2で比較します。

ストレートは、長さ、幅、高さ、1レーンと2レーンの幅(スロット中央からスロット中央まで)、スロットの幅、スロットの深さ、を計測します。各メーカーのトラックのスペックは、以下の通りです。
長さはニンコが長く、幅はカレラ、ニンコ、スケーレクストリックの順で、高さはほぼ同じ、1レーンと2レーンの幅はトラックの幅に準じています。
スロットの幅はいずれも3mmで、深さは、カレラだけが7mmで、ニンコとスケーレクストリックは6mmになっています。
そのため、カレラの大きなガイドのクルマでニンコやスケーレクストリックのトラックを走ると、ガイドが引っかかることがあります。そこで、カレラでは、小型のガイドを付属したり、パーツとして発売したりしているわけです。
また、電極の幅は、カレラが広く、スケーレクストリックが狭く、ニンコがその中間になっています。そのため、ブラシの先の幅を、それに合わせて調整しないと、特にコーナーで十分な電気が得られない場合があります。

カレラ: 34.5cm、19.8cm、8mm、9.9cm、3mm、7mm。
ニンコ: 40.0cm、17.9mm、8mm、9cm、3mm、6mm。
スケーレクストリック: 35.0cm、15.5cm、7.5mm、7.8cm、3mm、6mm。

カーブは、180度分の幅(トラックイン側、トラックアウト側)を計測します。カレラは、60度3枚で180度ですが、ニンコとスケーレクストリックは45度4枚で180度になります。
カレラは、標準カーブでは直角コーナーが作れないわけで、そのためには60度と30度のカーブ2枚にする必要があります。
また、カーブの幅は、本当に半端で、端数が出ないように設計してほしかったところです。

カレラ: 39.9cm、79.5cm。
ニンコ: 48.7cm、84.5cm。
スケーレクストリック: 42.9cm、73.9cm。

路面や材質に関しては、何度か書いていますが、カレラとスケーレクストリックが比較的フラットなのに対し、ニンコはざらついた感じがあります。また、カレラが硬質なのに対し、ニンコとスケーレクストリックは軟質です。
そのため、カレラは、ウッドの鉄板入り(磁力が効く)とも性格が近く、カレラ向けに磁力の最適化を図れば、ウッドでもある程度は走れます。
ニンコとスケーレクストリックは、材質が軟質のため、カレラ向けに磁力を最適化していると、磁力が少し強いと感じることがあり、場所によってスピードが落ちることがあります。
ニンコは、特に、路面がざらついた感じがあり、タイヤがグリップするため、ノーマグでもそれなりに走ることができます。
カレラ向けに磁力を最適化している場合には、場所によってスピードが落ちることもあり、レイアウト次第ではマグ付きとノーマグでそれほどタイムが変わらないということも起きます。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・オンラインスロットカーデータベース「WIKI SLOT」

2014-06-22 16:00:32 | スロットカー
今回は、オンラインスロットカーデータベース「WIKI SLOT」のお話です。

「WIKI SLOT」は、長年に渡って発売された各メーカーのスロットカーの情報をできる限り収集するサイトです。
各車の情報は、名前、リファレンス(オプション)、ブランド、メーカー、発売年(オプション)、スケール、リミテッドエディション(オプション)、バージョン(オプション)で構成されます。
ブランドは、フライはフライかGBトラック、ニンコならニンコ1、といったブランドを表記します。
現時点では、カートリックス、フライスロットカーズ、GBトラック、グランプリ(CFG)、ニンコ、ニンコ1、オリジナルスロットカー、スケーレクストリックスペイン(SCX)、スロットクラシック、スロットレーサー(タミヤ)、スロットレーシングカンパニー、スロット・イット、ストロンベッカー、ヴァンキッシュMG、XLOT、が用意されていますが、これは順次増やされるはずです。
ユーザーは、フェイスブック、グーグル、ツイッターにログインすることでスロットカーの情報を作ったり、誤りを訂正したりすることができます。
また、既にブログとツイッターもできており、これらで更新情報を確認することも可能です。
各メーカーも協力し始めているようで、今後の発展が楽しみなサイトです。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。

スロットカー・3Dプリンタースロットカーチャンピオンシップ

2014-06-15 16:00:29 | スロットカー
今回は、「3Dプリンタースロットカーチャンピオンシップ2014」のお話です。

日本でも10万円前後の3Dプリンターが発売され、徐々に現実的な価格帯に迫ってきましたが、3Dプリンターでボディワークした1/24スケールのスロットカーのレースが、6月10日にミシガン州デトロイトのコボセンターで開催されている3Dテクノロジーイベント「RAPID 2014」で行われました。
レースは、ベルギーのルーベンに本社を置きワールドワイドで展開する工業・医療向けアディティブマニュファクチャリング(AM)分野のリーディ ングカンパニーであるマテリアライズが主催しています。
レースは、誰でも無料で参加することができ、1/24スケールのスロットカーの完成シャシーを$55(送料込み)で購入し、3Dプリンターでボディを製作してそのシャシーに搭載します。
ボディは、全長200mm、全幅83mm、全高70mm以下で、シャシーを完全に覆っている必要がありますが、デコレーションは完全に自由になっています。
レースの模様はYouTubeで見ることができますが、バラエティに富んだスロットカーがエントリーしており、3Dプリンターの可能性を感じさせるものになっています。
惜しむらくは、1/32スケールではないことですが、1/24スケールでできるなら、1/32スケールでもできるはずです。

おまけ: 「新車到着」です。今回は、ティザー広告風にしてみました。あのメーカーのあのモデル、ということまでは分かると思うので、ティザー広告風としては簡単かもしれません。詳細は、マイカー紹介で近日中にお知らせします。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。