XBOX ONE PLAY REPORT

サイト「JIM'S ATTIC」のコンテンツ。XBOX、スロットカー、モータースポーツ。

スロットカー・ポルシェ935-77(スケールオート)非公式テストwithグループ5

2014-08-17 16:03:36 | スロットカー
今回は、PORSCHE 935-77 24H DAYTONA 1980(SCALEAUTO)の非公式テストのお話です。

スケールオートのポルシェ935-77が到着して1ヵ月が経ちました。この間は、低速モーター慣らし、回転部分へのグリス・オイル挿し、を行いました。タイヤ削り、はまだ行っていません。
グループ5は手を出していなかった私がグループ5を買おうと思ったきっかけが、日本でもグループ5が人気になり、カレラがレーサーほど速くないのは重々承知しているものの、それでもどれぐらいやれるのか興味があったからです。
また、その2台前には、偶然、イギリスのショップで安売りしていたレベル・モノグラムのグループ5も買っています。
ただ、結果として、この2台がレーサーと互角に戦うのは、モーターを同じものに交換しても少し厳しいかもしれないと感じました。
そんなわけで、レーサーのグループ5がイギリスのショップで安売りしていた際に、おとなしくレーサーのグループ5も購入しました。
そこに、このスケールオートのグループ5のリリースというわけで、期せずして私のグループ5も4台とそれなりの数になりました。
そこで、スケールオートのポルシェ935-77のテストを兼ねて、グループ5の4台を比較してみようと思ったわけです。
レーサーのカプリ・ザクスピートGR.5は、とりあえず、「サッキーズ・コレクションズ」のレースレギュレーションである、ノーマグ総重量90gまでにしています。
サッキーズのレギュレーションでは、フライは100gまでとなっていますが、私のカレラのアルファGTAシルエットは94gにしていました。
スケールオートのポルシェ935-77は、磁力が71gと控えめで磁力の最適化が必要な一方、磁石は簡単に外すことができます。
レベル・モノグラムのBMW 320 DRMはマグ付き、ノーマグをワンタッチで変更することが可能です。
そんなわけで、今回は、ノーマグでテストすることにしました。ウエイトは、カプリ・ザクスピードGR.5以外は94gで統一し、それ以外の改造は一切行っていません。
テストを行ったのは、「NINCO STARTER PRO V11」をベースにストレート1本と3/4長くしたもので、1周が9m強あります。長さ自体はソコソコなのですが、ニンコのセットはカーブが多く、ストレートはあまり長く取れません。
まぁ、スケーレクストリックと組み合わせて途中にオーバルを入れるということもできるのですが、今回は昼下がりから始めたので時間がなく、すぐに組み立てられるこのレイアウトに収まりました。
ストレートがあまり長くできず、カーブもR2のみでそれほどRが大きくないということで、電圧は9Vに抑えています。それでも、レイアウトから考えると、スピードはそれなりに出ます。
4台では少し寂しいので、このレイアウトならパフォーマンス的にほぼ同等と考えられるニンコ1の5台も走らせてみました。以下が、テストの結果です。

1 カプリ・ザクスピードGR.5(CAPRI ZAKSPEED GR.5 NIGRIN/LIQUI MOLY(RACER)) 4.43秒(ノーマグ)
2 シボレー・コルベットGT3(CHEVROLET CORVETTE GT3 MALISPED(NINCO)) 4.44秒(ノーマグ)
3 ランボルギーニ・ディアブロGTRバルボリン(LAMBORGHINI DIABLO GTR VALVOLINE(NINCO)) 4.48秒(ノーマグ)
4 ルノー・メガーヌ・トロフィー'09(RENAULT MEGANE TROPHY'09 CLUB NINCO N5(NINCO)) 4.56秒(ノーマグ)
5 フォード・マスタングDHL(FORD MUSTANG DHL(NINCO)) 4.63秒(ノーマグ)
6 シボレーWTCCウルトラチャレンジ(CHEVROLET WTCC ULTRA CHALLENGE(NINCO)) 4.64秒(ノーマグ)
7 アルファGTAシルエット(ALFA GTA SILHOETTE RACE 1(CARRERA)) 4.71秒(ノーマグ)
8 ポルシェ935-77(PORSCHE 935-77 24H DAYTONA 1980(SCALEAUTO)) 4.86秒(ノーマグ)
9 BMW 320 DRM(BMW 320 DRM 1977(REVELL MONOGRAM)) 4.94秒(ノーマグ)

予想通り、レーサーのカプリ・ザクスピードGR.5が4.43秒とトップタイムをマークしました。クルマのパフォーマンスから考えても、これは当然の結果です。
ニンコ1勢の上位が肉薄していますが、クルマとトラックがニンコ同士で相性が良く、ストレートが短いレイアウトであることに加えて、ニンコ1勢はレースやタイムトライアルで何度も走らせていることもあり、クルマが走れる状態になっているからです。
注目は、グループ5の3台ですが、この中では、カレラのアルファGTAシルエットの4.71秒、スケールオートのポルシェ935-77の4.86秒、レベル・モノグラムのBMW 320 DRMの4.94秒、という結果になりました。
カレラは、クルマに関係なく精度の高い静かな走りが魅力で、カレラの中でも小柄なこのクルマは、軽快な走りをしてくれます。
レベル・モノグラムのBMW 320 DRMは、レベル・モノグラムのクルマと言えば軽快な速さを持っているという印象があるのですが、このクルマは少し絞り出すような渋さが感じられます。
今回の主役であるスケールオートのポルシェ935-77は、思ったような速さや素軽さは見られませんでした。
ネット上では、太く大きいリアタイヤがフェンダーなどにこすれているというリポートが複数見られました。
私が持っているクルマは、静止状態でボディを動かしてもタイヤがそれらにこすれることはなく、走行時も大きな抵抗は感じないのですが、走行後にタイヤ周りをチェックするとこすっている形跡らしきものは見られました。
それよりも問題なのが、モーターの配線です。このクルマは、モーターのコードを整然と取り回していて気持ちいいぐらいなのですが、それがあだとなっています。
というのも、コードが短すぎて、ガイドが左右に動いた際に引っ張られるからです。私の場合には、左右2本とも、ガイドに刺さっているところで切れてしまいました。
そこで、ガイド近くではコードを固定せず、コードがより自由に動くようにした上で、皮膜をむしって挿し込みました。
これで、ガイドが動いても、コードの長さに余裕があり、引っ張られるようなこともなくなりました。
これから買ったり走らせたりする方は、タイヤの接触ばかりでなく、コードの断線にも注意した方がいいと思います。
ちなみに、今回のタイムですが、まだ高速サーキットでは走らせておらず、モーターが回っていないので、アルファGTAシルエットと同等ぐらいまでは行けるかもしれません。

私のスロットカーの記事の索引は、メインサイトのSLOT CARにあります。


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。