昨年末以来ようこ姫さんと映画を見ようと言いつつ日が合わず、ようやく今月末行くことになり、映画は「相棒」と決まった。 となると、「ハリー」は一人で自由に行けばいい。16日(日)から雪模様を見ながら出あぐねていた。
1/17(月)、この日も雪が降り止まない。12:45上映の部は出そびれてしまった。そのうち、ようこ姫さんから「りんどうさんとトワイスにいるから出て来れん?」と電話がかかった。りんどうさんって長野の方?そんな遠方から?「トワイス」は我が家の喫茶室みたいなもの。朝から除雪もせず、山になっているかと心配した玄関前の雪はたいしたこともなく、一つ用事をすませた後、トワイスへ駆けつけた。手編みの帽子に手編みのショールの素敵なりんどうさんからパソコンの話をいろいろ聞き、短時間だが楽しいひとときだった。
出たついで、と5時半上映の「ハリー」を見にイオンへ行く。11月から上映されており、もう1日2回しかない。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」、シリーズ7作目で最終章。本と同様にPart 1と2に分かれている。本は下巻を読んだのがちょうど2年前だから、上巻はもっと前になる。ほとんど忘れているだろう、と思ったが、場面ごとに記憶がよみがえる。むしろ本よりテンポよく進むから本を読んでいなくても楽しめるかも。
最初から最後まで緊張の連続で、”手に汗握る”という言葉通りの息つく間もない冒険が続く。ビュワーン、バッシー!!と言う感じ。爆発、閃光、 炎、スピード、不気味な静けさ…チョッとわかっていただけたろうか。怖いけど、ホラーじゃなくファンタジーだから、面白いですよ。
もちろん、ポリジュースで変身したり、ロンドンの街の上空を車やオートバイや鳥に乗ってビュンビュン飛びまわる魔法のシーンもあります。新聞記事の写真が動いたりはいつものこと。↓は、仲間みんなでハリーの囮になるため変身する場面。女性もいます。 (下の2枚の写真はHPより)
ハリーを殺そうとするヴォルデモート卿と対決するため、彼の分霊箱(英語ではロケットと言っていた)を探さねばならない。もうハリーを守ってくれる人も師も失い、これ以上仲間を犠牲にできないと、ハリーは一人になろうとするが、ロン、ハーマイオニは行動を共にし3人は野山にテントを張り野宿する。3人の友情にひびが入り、ロンは一人出て行ってしまう。
落ち込む二人がラジオの軽快な音楽に合わせ、ゆっくりゆっくり踊りだし、笑顔を取り戻す場面が素敵だった。音楽が少ないので、逆に効果的。反面、映画館の四方から聞こえる擬音が不気味だ。
3人の友情だけでなく、屋敷しもべのドビーがハリーを助けて命を絶つ最期のシーンも涙を誘う。
さて、結末はすべてPart 2に持ち込まれ、次作に乞うご期待。終演は8時、イオンはマダ賑やか。閉店は何時なのだろう。こんな時間は初めてかも。