Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

家祈祷(やぎと) ’11

2011-01-26 | 日記・つぶやき

 今年の家祈祷は、26日だった。昨年は姪の結婚式で不在だったので早めてもらったのだった。床の間はまだ天神様の軸に正月飾りだった。だが、今年はお供え物の準備の他に、床の間も変えなければならない。それにこの積雪だ。
 時間は山ほどあるのだが、取りかかりが遅いので前日の25日は気忙しかった。法華宗では仏さまにご膳もお供えするので、ままごとのようなご膳に、ご飯と4品のおかずを椀に盛る。塩、洗い米、御神酒、鏡餅も。

 我が家の玄関前に車1台分のスペースがあるにはあるが、連日の積雪で人一人分の幅しか除雪してなかった。2,3日前から晴れ間を見ながら、車の幅+運転席側に人の降りる幅をどうやら空けた。前の道路に融雪設備があるとは言うものの、雪の捨て場は狭い側溝だけ。

 昨夜、合唱練習の後帰宅後も、新たに積った雪を地面が見えるまで空けた。なのに、今朝また降っている。しかも降りしきっている。朝、不燃物ゴミを持って行く。当番の人達が3,4人立っておられる。寒い日にご苦労様。家に入る前に新雪をもう1度空ける。
 その後もひっきりなしに落ちてくる雪。部屋から眺めながら、もう、知らない、と思った。雪が深くなっていたら謝ろう、と。

 お寺さんは、時間通りに、昨年同様若ハン同伴で来られた。二人とも長い長靴を履いて。福岡の帰りだそうだが、あそこはもっと降っていたそうだ。「何度も雪よかしたのですが…」とモニョモニョ言い訳する私。「いや、家祈祷らしくて…」と笑っておられた。
 新年のご挨拶、早い呪文のようなお経、昨年と同じだ。身も心も家の中も清められたような気になるから不思議だ。雪が融けてから、家の外の4隅に塩を撒いてください、とのこと。
 来年の参考までに写真を撮り、昨年のブログと比べてみたらお供えの場所が少し違っていた。
                

 1日中雪の中、この日は2度も宅配便が届けられた。グルコサミンのサプリメントと「いいもの王国」の福引の景品(吉野家の牛丼)と。雪の中、皆さんご苦労様。

 茶々姫先生が、5台分の駐車場に苦労される気持ちがようやくわかった。