彼女のお嬢さんの推薦だそうだ。
1巻を読んで、原田巧に魅せられ、あさのあつこって
どんな人だろうと興味が湧き、彼女の故郷の岡山の風景が
好きになった。
彼女は本を書き上げるまで、机の上に野球ボールを置き、
それを眺めながら買いたそうだ。
6巻まで一気に読み、映画を見て、その後、続編の
「ラスト・イニング」も読んだ。
滝田監督は原作にほぼ忠実に、家族とのかかわりを少し
膨らませて映画作りをされたと思われる。原田巧を演じた
主役の林くんは松坂投手の試合を見てピッチングの練習をし、
天才ピッチャーの名に恥じないよう努力したそうだ。
TVドラマは6回シリーズだったから、原作にない部分も
脚色し、分かりやすく面白く作ってあったと思う。
そして、先日、TVで映画をやると知り、またまた見て
しまったのだが、何か映画館で見たのとちょっと違う感じ
がした。コマーシャルが入りブツブツ途切れるからか、
時間制限があるからか、大事な場面がいくつかカットされて
いるようで物足りなく思ったのだが・・・。
2回見た人、どうでしたか。そんな物好きな人はいないか?
なぜか、「少年の成長物語」的なお話が好きなのである。
「ハリー・ポッター」の最終巻も図書館に予約済みである。
きっと数十人待ちだろう。