Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

旅の2日目(台風の台北)

2008-08-01 | 旅行

 28日(月)外は雨風。
 タクシーで台北駅へ。 今日もほとんどの電車が運休している。それでは、と国立故宮博物院へ向かう。 他の3人は1度は来ているが、初めての私は、どんな宝物にお目にかかれるのかと期待で胸がふくらむ。

 ところが、駐車場は閑散として、入り口には「台風のため閉館します」とそっけない張り紙が・・・。 やっぱりここも、である。

 駅に戻り、荷物をコインロッカーに預け、駅の近くで見る物がないかと探す。 地下道をウロウロして、ようやく「台湾故事館」を見つけた。幸いここは開いていた。 中には、1960年代をイメージした町があり、当時の学校、郵便局、旅館、駄菓子屋などが並んでいる。
 そこで大きなカキ氷を食べ、結局それが昼食代わりになった。再度駅に戻ったが、運休状況は朝のまま。 基隆(チーロン)まで3時に1本あるだけ。 雨だし、バスターミナルは遠いし、荷物は大きいし、電車を待つことに決定。 1時間後チーロン行きの電車に乗った。車内はガラガラで、クーラーが寒いほどだ。 だんだん海に近づき、45分後に到着。

 残念な事にチーロン~九分のバスはストップのまま。 タクシーの運ちゃんが寄ってくる。 日本語を話したそうなおじいちゃんも近寄ってくる。
 ホテルに電話をしているNちゃんを指差して、私に「母子か?」と。もう慣れた! 昨年もクアラルンプールで同じ事を聞かれたのだ。
 ホテルがとれて今夜はチーロン泊まりとなる。

 夕食はホテルのレストランで。 台風のせいか、お客は少ない。夕食後外は小雨なので、夜市まで散策する。 港に船が停泊している。ソウルの清渓川のように真ん中に川が流れ、両側に屋台が並んでいる。
橋がいくつも架かっている。 夜市の店には日本統治時代から続いているのもあるそうだ。 歩いていると海からの潮の香がただよって来た。

 さあ、明日こそ九分だ。