6/16(木)、午前中、用事があって富山へ出かけた。午後は平米公民館のお囃子と謡のお稽古日。ちょっと慌ただしい日程だった。
訪ねた事務所の駐車場の天井から骨だけの傘が2本逆さにぶら下がっている。おや、何のため?と思いよく見ると、ツバメの巣があるではないか。折しも親ツバメが飛んで来て子ツバメに餌をやっている。ちょっと粘ったが、上の写真しか撮れなかった。黒い頭が2つ見えるだけだ。近頃ではツバメは珍しい。骨だけの傘はカラス対策だそうだ。
そこでの用事が予定より早く済んだので、駅北口へ回った。噂に聞く、「富山環水公園」を見たかったからだ。
「富山県富岩運河環水公園(ふがんうんが かんすいこうえん)」は、とやま都市MIRAI計画のシンボルゾーンとして水辺空間の豊かさを大切にしながら整備される面積9.7haの親水文化公園です。富山の自然と富岩運河の歴史を活かしたこの空間は、地域の文化や未来を見つめ、創造するオアシスとなります。
と、紹介文に書かれているが、水に親しむ場として旧舟だまりを利用した水辺があり、両岸には遊歩道や芝生のスロープを配置し、憩いと親水の公園となっている。
もともと、「富岩運河」は、海まで続く長さ5.1kmの運河。昔、富山市街で大きく蛇行して流れていた神通川は、よく洪水に見舞われたそうだ。そこで蛇行部分をまっすぐな川に変える工事をした。その1部が運河として残り、途中の中島閘門(こうもん)まで、散策路が整備された。周辺に多くの緑地や桜並木が残っている。また、市街地では松川として残っている。
水際に建つレストランは、”ラシャンス”。2階は予約制だが、1階は手ごろなランチが食べられると聞いていた。二人なら席もあるだろうと、行ってみた。ところが店の前で待つ客が7,8名。40~45分の待ち時間と聞き諦めた。やはり、噂に聞く通りの繁盛ぶりだ。
同じ系列で経営している結婚式場をちょっと覗き、高岡へ戻った。太鼓のお稽古にかろうじてセーフだった。いつかまた行ってみたい。