Ruby の会

シニアライフ~能楽・ボランティア・旅行・食べ歩き・演劇などを綴っています

My プア English 顛末記

2011-06-02 | 旅行

  私の情けない英語の話を最後に、イギリスの旅の話をこれでこそオシマイにしましょう。イギリス訪問を決めてから、ずっと気になっていたのが英語のことである。短期間英会話教室へ行っても効果はないし、何もしないよりは、とNHKの「基礎英語」講座のテキストを買ってみたが、時間の調節が難しく(要するに、やる気が出ないと言うことなのだが)ずるずると出発を迎えた。

 初日からショックだったこと:乗り継ぎの、パリ シャルル・ド・ゴール空港で。パリ~ブリストル便のゲートナンバーはあちこちに出る映像でわかった。そのゲートまでの道順を念のため息子が聞いた。たぶんフランス人の係の女性が、「階段を二つ降りて・・・」と説明してくれる。そこまではわかったが、突然「大津町」と言う言葉が耳に入り驚いた。大津?おおつ?え~?だった。息子が「ああ、automatic train」と答えている。そうか、なあんだ、である。耳がまだ日本語対応だ。これはショックだった。私には、shuttle train の観念があり、とっさに”オートゥマティック”をイメージできなかったと言うことだ。

 途中のレストランやコーチステーション探しのことは、すでに書いた。レイチェルの家で、ウイリアム王子の結婚式について意見を求められ、日本の皇室との比較など話したかったが、全く会話にならなかったことも書いた。

 最後にブリストル空港でのこと:荷物預かりで、日本人の乗客が珍しかったのだろう。女性スタッフが、”Did you see somebody in Bristol?” と話しかけてくれた。1度聴き返したが、最後の3語が聞きとれ、”Yes, my daughter lives in Bristol.” と答えられ嬉しくなる。1週間いて、この中学英語がようやく聞き取れたのは、やはり進歩と言うべきか?
 もう少し英語に強くなってもう1度イギリスを訪ねたい、と息子と話し合ったのだが、息子はともかく私は無理かも。

 トップ写真は、今が盛りの我が家のバラ。下は、白から赤に変わる我が家のハコネウツギ。