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あしたのタネをまく、アシタネブログ!

今日よりちょっといい、明日にしませんか

土木学会選奨土木遺産に「細島検潮場」が登録!

2014年10月10日 19時43分38秒 | まちを良くする活動

この度、地元の貴重な施設細島験潮所(日向市)が土木学会選奨土木遺産に登録された。県内では5番目の登録。

国土地理院のHPにも細島験潮場の記事が掲載されている。

実はこの写真、事務局の私が撮影したもので、喜びも2倍です。現在、宮崎の土木学会選奨土木遺産は5つ。綱ノ瀬橋梁(日之影町~延岡市)、第三五ヶ瀬川橋梁(日之影町)、矢岳第一トンネル(えびの市)、美々津橋(日向市)、そして細島験潮所(日向市)。県内の方には、ぜひぜひ訪問してもらいたい。



細島験潮場は「明治期に設置された現存する日本最古かつ現役の験潮場であり、世紀を超えて地道な潮位観測に貢献している貴重な施設」



    • 竣工年:1892(明治25)年

 

  • 平成26年度選奨土木遺産

キャリアコンサルタント試験の合格通知届く。

2014年10月09日 06時13分02秒 | キャリアコンサルタント



取得まで2年間かかった資格試験。
初年度も、時間をかけ丁寧に学び、それなりに手ごたえがあったが不合格。

2週間程自問自答をしたが、これは与えられた試練であり、学びを深めるチャンスなのだと気持ちを切り替えることとした。そして、勉強の仕方を変え改めて挑戦を始めた。
特に論述では、20以上のテーマを1ヶ月にわたり、書きつつ訂正し、また主要なテーマについては解答を空で言えるようになった。

振り返ってみると、昨年は暗記に頼った勉強法が8割だったように思う。今年は、理解を深めることができるよう、ねばり強く学んだことが今回の成果につながったのだろう。

今後はキャリア・コンサルタントのテキストを読み深めること、関連書籍を取り寄せるなど、学びを深めて知識が朽ちないよう心がけたい。


今だから言えること・・・。

2014年10月08日 19時12分36秒 | 自分を磨きましょう

前職では、過労死ギリギリの勤務を何度かしたことがある。新しい店舗を開設した年。新しい事業部を立ち上げた年。ISOの取得の年。また大きいプロジェクトを務めた時のことが思い出される。

先日、過去の資料を整理していたら、10年程前に工場の責任者を務めていた頃の生活記録がでてきた。その頃は転勤で、実家近くで生活をしていた。起床後は即、出社。昼間はもちろん忙しく、仕事が終わったら即帰宅という生活を繰り返していた。ベテランが定年退職で辞めた半年後迎えた年度末。片付かない仕事、トラブルなど・・・計算してみると1ヶ月の累計労働時間が約535時間。血便、嘔吐など繰り返しながら苦しい毎日だった。



今、考えると、あの苦しい時期があるから、大抵のことは、やり遂げることができる。何より一番得たことは「覚悟」を決められるようになったこと。これもある意味、職業財産。「負」の財産だけど・・・。
自分のことで精一杯で、親や家族に対して、何もできなかったあの頃。今だからそう考えることができるのかもしれない。まぁ生きていて良かった。


シンプルに生きるー変哲のないものに喜びをみつけ、味わう

2014年10月02日 05時40分20秒 | ノンカテゴリー



シンプルに生きる、著者:ローホー,ドミニック
「ものを持たない暮らしには、技術が必要です。フランスで40万部ベストセラー。ヨーロッパを席巻した、心豊かな人生の過ごし方」と書評に紹介されていた。

ローホー,ドミニックは、WEBによるとフランス生まれのフランス育ち。パリ、ソルボンヌ大学においてアメリカ文学の修士号を取得。イギリスのソールズベリーグラマースクールにおいて一年間フランス語教師として勤務した後、アメリカのミズーリ州立大学、日本の仏教大学でも教鞭を取る。ヨーガを習得。日本在住歴は30年。その間、飛騨雅子と萩原麻美に師事し、10年にわたり“墨絵”を学ぶ。さらに名古屋にある愛知尼僧堂と呼ばれる禅寺に6週間篭り、曹洞禅をも学ぶ。フランス国内をはじめ、ヨーロッパ各国で著書はベストセラーとなっている と記載されている。

この本から学んだこと、それはスマホをガラケーに戻したこと。スマホがないことで、フェイスブックの友達への返事が遅れたり、便利なアプリを使えないなど不便な面はあるが、じっくり考える時間も増えた。
その他にも、これから生きていく上で大切にすることを3つ決めて、それをより価値あるものに育てることも、この本から得た知恵だ。

そういえば、先日生きがいという語源についてある広報誌に記載があったので紹介したい。
「この「生きがい」の「かい」という言葉は、日本最古の物語とされている「竹取物語」の中にも登場します。かぐや姫に求婚する五人の公達の一人、石上中納言は姫から、結婚の条件として、燕が産むという小安貝を取ってくることを要求されます。中納言は、小安貝らしき物を見つけるのですが、結局それは小安貝ではありませんでした。その時、「あな、かひなのわざや」(ああ、貝ではなかったことだなあ)とつぶやきます。この「かい」については、「価値あるもの」という意味があることから、「生きがい」は「生きる価値」「生きる意味」ということになります。」

シンプルイズベスト。意識しないとなかなかできそうでできない。それは我欲とのバランス感覚だろう。
そこは折り合いをつけて生きるということか。


「心を育てるとは、何か」 国分康孝氏の説明はわかりやすい。

2014年10月01日 02時55分59秒 | シニア産業カウンセラー

先日、あるセミナーに参加した方に抽選で、本が当たるという企画があり、応募。
そして本が郵送されてきた。

プレゼントに当たったのは、もちろんうれしかったが、本の内容が表題のテーマがわかりやすく書かれてあって、この本の存在を知ることができて本当によかったと思っている。
それでは、内容の一部を紹介しよう。

「心を育てるとは何か」

 心理学者は心ということばは使いたがらない。心は漠としてとらえどころがないので測定しにくいからである。思考や感情、行動というのは心より具象的だから測定の対象になる。

そこで思考・感情・行動を総称して「反応(レスポンス)」といっている。日常語でいう「心」とは、心理学でいう「反応」のことである。

 したがって、心を育てるとは反応の仕方を学習させるという意味である。友人をからかっている小学生は「相手はいじめられていると感じているかもしれない」とは考えが及ばない。すなわち相手の身になるという反応がとれないのである。それゆえ教師が「○○君は君にいじめられていると誤解して、明日から学校に来るのがいやだと思うかもしれないよ」と反応(思考)の仕方を教える必要がある。

 人間にはよくなる力が内にひそんでいるから、ああせよ、こうせよと教えなくても成長するという思想もあるが(来談者中心療法)、ああせよ、こうせよと条件づけしていかないと反応の仕方は豊かにならないという主張もある(行動カウンセリング)。

 戦後の日本の教育は児童中心主義に偏向したので(ああせよ、こうせよと反応の仕方を教わらないまま大人になったので)、心の乏しい人間がふえたのではないかと愚考している。「反応の仕方を教えることは権威主義である」とのイラショナルービリーフが心の貧しい人間をつくってしまったといいたいのである。心が貧しいとは反応の仕方がワンパターンということである。

 たとえば誰が死去しても同じ弔電を打つ人が心貧しき人である。恩師の死に対しても団地の碁仲間の死に対しても反応が同じというのは、複数の反応(心の豊かさ)を学習してこなかったということである。つまり、いじめられている子を見ているときも、犬と大が吠え合っているのを見ているときも、反応(感情)は同じということである。

 心の教育とはそれゆえに、複数の思考・複数の感情・複数の行動を学習させることであると、まず結論づけたい。しかし、それだけではない。思考・感情・行動の三つが三点セットになっているかどうか。これが心の教育の第二のポイントである。例を挙げよう。

 自分が上級生に金をせびられていやな思いをした子どもが、やがて自分の下級生に同じたかり方をする。すなわち体験的にたかりはよくないと思っているのに(思考)、人にたかる(行動)わけである。あるいは、いじめはよくないと思っているのに(思考)・・・(ご興味のある方は「カウンセリング心理学入門」にて) 


転職後、182日間の軌跡

2014年10月01日 01時24分29秒 | 自分を磨きましょう

転職して、半年が過ぎた。今年の3月31日まで前職場で働き、4月1日からは新しい職場へ移った。これまで36年間印刷の仕事をしていたが一転、職業相談員となった。良き先輩に恵まれ、とても充実している。また、覚えることが多く、毎日何かと忙しい。自分の欠点が相談業務の視覚となることがあるため、自分自身がどうあるべきなのか?相談者と一緒に、いろんなことに立ち向かう中で学んでいるように思う。

再就職して数日後、ふと考えたことがある。54歳にして再就職できたことを感謝するとともに、この仕事を選んだ気持ちを忘れないため、習慣化している儀式をひとつ決めようと思った。そして業務が始まる30分前までに出勤し、机・椅子・ついたて等を磨き上げ、毎日ゼロの状態からスタートすることを決め実践している。その他にも、決めているという訳ではないが、一日も早く仕事に慣れるため、先輩から教えていただいたことを忘れないよう手引き書をつくった。ある意味、職業資産でもある。この手引き書を印刷してみるとA4で256ページあった。毎日の積み重ねが、こんなにもなるのかと改めて感じた。


(モスバーガーでひと休み)

それでも、この半年で身につけたものといえば、中途半端な知識と技術でしかない。今後何を優先していかなくてはならないのか悩んでいた。カウンセリング・態度・法律・制度・マッチング。しかし今日ようやく、答えがでた。それはマッチング。人材と企業の橋渡しである。その橋を架けるために、できることのすべてを注力し、1つでも多くの橋を架けることだと思った。

社会の厳しさは骨身に沁みている。この仕事が自分の第二の天職と思い、毎日毎日小さな努力を積み重ねていきたいと思う。次の半年、納得ゆくコタエが出せるよう焦らず頑張っていきたい。