香川県さぬき市津田町「津田の松原」に立ち寄った。25年前に立ち寄り、今回で2回目となる。
津田町は、その昔、日本武尊の神霊が鶴となって西方へ飛んだとき、途中岩の上に憩い、そこに一片の羽毛を落として行ったという。
その羽毛を神前に祀って「鶴羽明神」と呼び、後にその。肌は「鶴羽の庄」となった。
(鶴羽の名前が残る小学校跡)
そんな伝説を秘めた「鶴羽の庄」と播磨灘のさざ波打ち寄せる「津田の浦」が合併してできた町、津田町。
(遠く小豆島が見える)
(美しい砂浜)
(宮崎の砂浜とは違って、粒が大きい)
自然に恵まれた波おだやかな津田の港は、藩政時代から出船入船でにぎわい、瀬戸風も快い浜街道を行き交う人が絶えなかった。そして明治、四国で最初の郵便取扱所が設置されたのもこの津田町である。(観光パンフレットより転載)
この一帯は瀬戸内海国立公園で、松にさわぐ潮風が琴の音色に似ているところから、琴林(きんりん)公園と呼ばれている。
(七福神松のひとつ弁財天)
(七福神松の紹介看板)
風雪に耐え、浜街道の変遷をながめてきた樹齢600年におよぶ老松5、000本を有する松林には、僧海量をぱじめ数多の文人たちの、一匹碑文や石碑が散在している。
(碑文)
白砂の浜にひときわ高い石灯龍が一基。
その昔、沖往く船に灯し続けた明かりは、今もそのねくもりを感じさせる。
(通学途中の児童達)
毎日、この美しい松を眺めながらの登校、きっといい思い出になるだろう。
(25年前のパンフレット)