ワークエンゲイジメントについて、今回で12回目となりますが、今回の組織での取組で最後となります。
1,スモールステップ方式により、実施可能な活動から積み上げる。
たとえば、コミニュケーションを高めるためのチョイ足し。生活の中で何かにちょっとプラスすることで、良くなることはないですか?うどんの薬味、カップ麺に「わさび、チーズ、マヨネーズ」を入れることで、ひと味上手くなるように、朝のあいさつ。おはよう+(今日も天気がいいですね)などをプラスする。そんなスモールステップからスタートしてみるのもいかがでしょうか。
また、全社的な取り組みをすることで環境はかわりますが、熱心な部署とそうでない部署もでてくること思います。まず、熱心に取り組んでいる部署を観察して、なぜ上手くいっているのか、どんな工夫をしているのかをヒアリングしていくこともいいですね。
仕事の資源を高める方法のひとつ、上司や同僚からの困ったこと、わからないことの言える化をしていきます。そのためには、いろんな方法があるかと思いますが、言っても罰せられない、言ったことで不利益にならないという環境をつくっていくことが大切です。くわしくは「心理的安全性」というキーワードで検索してみてください。
2,次にリーダーシップを発揮することです。
そのためには、お手本となるリーダーを見つけることですが、なかなか見つからないという方は、パーツ見本。つまり、良いところを参考にするという考え方もあります。挨拶が素晴らしいとは、準備を整え方が凄いとか、根回しが上手など、参考となるリーダーシップの要素を観察してください。
一方、リーダーが仕事をしやすくするためには、メンバーのフォロアーシップ(助ける、支援する)ことも大切な要素です。何故なら、リーダーシップだけでは組織が回っていかないからです。
以上、簡単ではありますが、ワークエンゲイジメントとは何か、どうすれば、楽しく仕事ができ、かつ生産性が上がるかについて書いてきました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。