昨日までの読了 1冊

『十二国記 風の万里 黎明の空 下』読了。

か・な・り、面白かった。
感想は後日上・下巻まとめて書こうと思いますが、読み応え十分でした。

前巻となる『東の海神 西の滄海』では、多くの登場人物がそれぞれ国を想い、マクロな視点からのその熱さに涙腺が緩んだものですが、本作『風の万里 黎明の空』では、もう少しミクロな視点から登場人物を絞って(主に3人)国とは？自分とは？という自問自答を繰り返しながら成長していくという、違った意味での熱さがありました。

もう3人の想いが交錯する瞬間なんかは鳥肌ものでしたよ。

涙腺刺激度では『東の海神 西の滄海』
ハラハラドキドキ度では『風の万里 黎明の空』
ですかね。

陽子の視点で国を再興するステップを踏んだので、今後の展開希望としては、
・十二国の住民から王になるステップ
・戴の混乱(驍宗・泰麒ともに行方不明の伏線があったはず)
・秦が安定する理由もしくは柳など国が傾いて行く様子(こういうのは短編で読みたい)
・そして再び陽子の視点で国を安定させるプロセス
が見たい。

いやー、これほど面白いとは思わなかった。

昨日購入した単行本 1冊

昨夜、もしやと思って23時ぎりぎりに書店に滑り込みましたが、案の定単行本の早売りはしていないようでした。
店員さんも「明日は単行本の発売日だから忙しくなる」とか雑談していたので、それならと思って帰ろうとしたところ、発見しました。

『ツバサ 第7巻<>』

またしても入り口、特設コーナー。侮りがたし。
どうやら豪華版だけ先行発売したみたいですね。
表紙はさくらちゃんで、非常にいい感じです。
→と思ったら「ちぃ」でした。失礼しました。

しかし帰宅してから奥さんと旅行の相談したり、十二国記を読み始めたりしたものだから結局未読。
早く買った意味なし。