蒼穹のぺうげおっと

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ハガレン 45話 感想

2004-08-25 17:15:00 | ハガレン
不定期更新期間中です。
バックログの解放ということで、まずは(今頃)ハガレンの感想から。

魂の「器」という観点については概ね予想通りでした。
しかしながら、本作品は予想の上を行ってくれました(嬉)。

■具体的には以下の3点
・ロードス島戦記を例に出した「器」については、「賢者の石」が既に完成しておりそれ自体がサークレット的役割を担っていた。
・「器」を利用して存在する人間が二人もいた(ダンテ(ライラ)とホーエンハイム)。
・ホーエンハイムは人格を乗っ取られた訳ではなく、自らの意思で結婚し子供を残していた(エド達家族の前から姿を消したのは既に肉体を蝕まれていて悟られたくなかったから)。

■原作者は
既にTV版脚本家に原作のラストを伝えているとのことですが、それでも敢えて違う道を選んだ気がします。
この展開・潔さ、(残虐シーン等納得できない部分はありますが)お見事と言いたいですね。
まさか、二人もいたとはねぇ・・・。
しかも、ホーエンハイムは半不老不死化した状態で結婚したのか・・・。
この辺、衝撃的でしたよ、ほんと。

■今後のキモは
・ダンテの真意を知ったホムンクルス達がどう動くか(特にブラッドレイが読めない)?
・タッカーの存在は?その動き如何ではアルにホムンクルス達が着くか?
・ロゼ・・・(涙)。

■特にロゼは
CVに桑島さんを充てているし、最初に登場したキャラでもあります。
そこに二度ならず三度もフォーカスを当ててくるってのは震えるものがありますね。
まさに「収斂」。

■原作と
ここまで乖離させて、この内容の充実度。
これはやっぱりこの脚本家さん、只者ではないと感じます。