5522の眼

ゆうぜんの電子日記、2021年版です。

シアトル・イタリアン

2018-07-23 21:36:46 | たべもの

アメリカでは国際基準のメートル法は定着せず、現在も距離はヤード、重量はポンド、気温は華氏の表記がほとんどだ。最近の気温上昇に関して、彼らはよく「3ケタの暑さ」と表現するが、華氏で100度を超えたということで、摂氏に変換すれば、37.8度となる。昨日今日の名古屋は39度超えだったから「3ケタの暑さ」だったわけだ。

この暑さの中をお仲間のKSさんが業務出張でアメリカに出かけた。昨日、無事ご帰還されたが、羽田を降りて日本の気温に辟易だっただろう。

断片的だが彼の短いツイートで彼の旅程が想像できる。その中に、ケンタッキーのルイビルからNYCのラガーディアに向かう飛行機が小型のリージョナルジェットだったと書いている。乗客50人のエンブラエル機だ。50人を運ぶというのだから、こちらの方が「エアバス」近い。思い出せば、留学した大学町からNYCまで飛んだときも、ターボプロップの小型機だった。スペースがないから文字通りの「肩身の狭い思い」で飛んだことを思い出す。

彼のエンブラエルがどんな飛行をしたのかは書かれていないが、MRJの2年後の就航にはぜひ試乗して、比較レポートがしてもらいたい。

さて、飛行機といえば、ボーイングの新鋭機B787の機体製造に貢献したというのでシアトルのボーイング社から、モデル機がセントレアに寄贈されたというニュースが去年の暮に広報された。「フライト オブ ドリームズ」という名の展示館は空港内の敷地で、順調に開設準備を進めていて、付帯施設として設けられるレストランのオーナーシェフがシアトル市から訪れ、提供メニューのチェックを行ったというニュースをNHKが流していた。

シェフの名を冠した「イーサン・ストゥウェル」というイタリア料理は、現地ではなかなかの人気があるらしい。TV映像で見ても、ボリュームのありそうなアメリカンスタイルだ。若者たちには喜ばれるのではないか。

「進捗状況はよく、期待通りの仕上がり具合だ。材料のフレッシュさなどシアトルの店と同じコンセプトで作る料理の味をそのまま味わってもらいたい」

というシェフのコメント通りに、秋9月の開業を楽しみにしよう。パスポートは期限切れになって久しい自分としては、常滑沖でシアトルの空気が吸えるのなら、出かけてみたいと思うのだ。願わくば、その頃には、この夏の暑さは収まっていて欲しいが。



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