暑い夏が続く。二階にある自室は蓄熱装置と化している。屋根裏とつり天井の空間に貯められた熱い空気は夜になっても去っていかない。熱帯夜で外気温が下がらないから余計にこの傾向を感じる。
このところ部屋では寝ずに廊下の窓を全開にしてそこに布団を敷いて寝ている。幅が狭いのが難だが、室内よりも間違いなく2度は低くなって快適なのだ。風が吹かねば窓に向けて扇風機の風を廻して取り込む。体感温度が下がって汗も引いてくれる。
「デッキチェア」というのは夏の季語になっているのだろうか。
坪内稔典の「季語集」にも入れられ、風通しのよい場所に大きな椅子を置いてくつろぎたいと稔典先生もおっしゃっているのだ。
旧来の季語では、それは「藤椅子」だったものが、近年では藤椅子が古典的になった代わりに、布張り折り畳みのデッキチェアが若者を中心にして一般化してきているとある。女性ばかりの俳句雑誌「月刊ヘップバーン」(そんな雑誌を書店で見た覚えはないのだが)では葛西美津子の
「目覚めればまづ空の青デッキチェア」
という句を紹介しながら、デッキチェアを新しい夏の季語として提案しているのだそうだ。「季語集」は1990年代の新聞コラムを集めたものだが、20年以上経過した今、季語のデッキチェアはどうなったのだろうか。
実は自分も安いパイプ椅子を探しているのだ。廊下で寝るための簡易ベッドである。
「目覚めればまづ窓の外デッキチェア」
にしたいわけだが、そうこうするうちに熱帯夜が落ち着いてくるかもしれないと思い、ホームセンターに行く気が起きてこないのである。
、
このところ部屋では寝ずに廊下の窓を全開にしてそこに布団を敷いて寝ている。幅が狭いのが難だが、室内よりも間違いなく2度は低くなって快適なのだ。風が吹かねば窓に向けて扇風機の風を廻して取り込む。体感温度が下がって汗も引いてくれる。
「デッキチェア」というのは夏の季語になっているのだろうか。
坪内稔典の「季語集」にも入れられ、風通しのよい場所に大きな椅子を置いてくつろぎたいと稔典先生もおっしゃっているのだ。
旧来の季語では、それは「藤椅子」だったものが、近年では藤椅子が古典的になった代わりに、布張り折り畳みのデッキチェアが若者を中心にして一般化してきているとある。女性ばかりの俳句雑誌「月刊ヘップバーン」(そんな雑誌を書店で見た覚えはないのだが)では葛西美津子の
「目覚めればまづ空の青デッキチェア」
という句を紹介しながら、デッキチェアを新しい夏の季語として提案しているのだそうだ。「季語集」は1990年代の新聞コラムを集めたものだが、20年以上経過した今、季語のデッキチェアはどうなったのだろうか。
実は自分も安いパイプ椅子を探しているのだ。廊下で寝るための簡易ベッドである。
「目覚めればまづ窓の外デッキチェア」
にしたいわけだが、そうこうするうちに熱帯夜が落ち着いてくるかもしれないと思い、ホームセンターに行く気が起きてこないのである。
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