① ヤドリギ。 半寄生で、根から他の木の養分を奪い、葉では光合成をしている常緑の低樹木。
雌雄異株で5月に黄色の花をつけ、10月に球形の実が黄色く熟し冬も枝上にある。
ポプラ、ハルニレ、ミズナラなどに多く着生する。
② これはアカミノヤドリギで、実が赤い。
③ ミズナラに2本のヤドリギが、こんもりと着生している。
④ 徳富蘆花の小説『寄生木』(M42発行)の碑が主人公がいた旧連隊を見下ろす台上に建つ。 冬。
⑤ 紅葉の秋。 碑面に「蘆花寄生木ゆかりの地」とあり。
⑥ 深緑の夏。 寄生木(やどりぎ)の碑、シルエット。
⑦ 作者徳富蘆花が後年、実在した主人公(自殺)を偲んで春光台で詠んだ歌の碑(H3年建立)。
春光台の実業高校校庭、やどりぎ小公園。
「春光台 腸(はらわた)断ちし 若人を 偲びて立てば 秋の風吹く」
『寄生木』は、一時旭川連隊にいた陸軍中尉の実話で、乃木将軍に恩義を感じ将軍を大樹と思い、自分を寄生木(やどりぎ)と思っていたことによる題名とのこと。
★ 『寄生木』の あらすじ 他