里山日記

NPO法人「里山を守る会」における活動の内容。
その日にあった様々な出会いと、感じたことをつづりたい。

山入の儀

2017-01-09 07:16:19 | Weblog

2107年1月7日(土) 恒例の山入の行事が行われた。 当日はトンボ池も全面氷が張り、霜柱も立つ、1月らしい寒さだったが山入にふさわしいすがすがしい朝日の中で厳粛に行われた。

9:30分集合となっているが、この日は恒例で山入の後、男性会員による雑煮が参加者全員にふるまわれることになっており、担当の中里料理長をはじめ、腕に覚えのある山中、森、三須、鶴見の面々が包丁を持ち、朝8:00からその準備に取り掛かっていた。女性会員はこの日はお客様である。 会員が到着するたびに、あちこちで新年のあいさつの声が聞こえてくる。

 餅焼きの準備です。

 本日の台所は男が仕切ります。

里山神社に奉てんする「玉串」の準備に中山会員も忙しい。手の空いている会員は次々に約50人分の玉ぐしを作る作業に参加する。私も新しくなった鳥居をくぐり、ご神酒、清めの塩、鰹節を神殿に供えた。

一年間お世話になる、ナタ、ノコギリ、チェーンソー、刈り払機も神社の前に並べられた。

森のようちえんのお母さんたちもお子さんを連れて到着した。 午前10時。予定通り里山神社の前に集合し、山入の儀を行う。理事長である私がにわか神主となり、一年間の作業の安全と、来訪者の安全を祈願した。その後全員が順序良く玉ぐし奉てんし、安全祈願を行った。

 ひとりづづお参り

  子供たちも玉ぐしを奉てん

 

ご神酒をいただき、チェーンソーによる初伐採も行った。

五郎助庵に戻り、いよいよ男料理の雑煮の出番だ。腕によりをかけた雑煮が運ばれてきた。森のようちえんのお母さん、子供たちもニコニコしている。 とても出汁の効いた雑煮で、2つ入ったお餅をあっという間に完食した。残念ながらお替りはない。

 男の雑煮はうまかった。

この後、希望者で自然博物館に行き、午後4:30分から「えんむすび」さんで新年会という予定になっている。 私はこの日、11:00~同級生の総会があり、山入が終了後そちらの会場へ向かった。真新しい鳥居とともに心も新たとなり、良い1年になる予感がする。

 

 

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2 コメント

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お疲れさまです・・・ (土浦・さくらい)
2017-01-11 04:20:25
 今年も、山入に参加できて良かったです。良いものですね・・・・・。神事・・・・・。
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遠方よりありがとうございます (ゆきじい)
2017-01-11 06:16:57
櫻井さん、倉持さんには遠方よりご出席いただき、ありがとうございます。

2/4のツリークライミングもよろしくお願いいたします。
返信する

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