11月29日(3年生、4年生)を皮切りに、西小児童の里山整備活動が続いている。
12月3日(月)は5,6年生(122名) 12月7日(金)は1,2年生(103名)が自然体験授業として来訪し、落ち葉集めに汗をかいた。
まさしく「一生懸命!」の言葉がぴったり。 熊手やもっこを使い、落ち葉集めに奮闘した。 恐ろしいほどまじめに取り組み、大人たちの想定を超え
る範囲の落ち葉を集めてしまった。 引率した先生もこどもたちの隠れたパワーに舌を巻いていた。
作業を終了し、冒険広場に集合した子供たちは いよいよ自由時間の号令を待っている。「これから自由時間にします。でも、遠いところまでいかない
でくださいね。」と低学年担任ならではの言葉を加えた。
「ワーッ」という歓声とともに、全方位に駆け出した。
先生方も里山体験学習を評価してくれている。初めて西小に赴任し、里山体験学習に戸惑った先生も、森の中で弾けるような子供たちの表情に驚
き、感激する。 教室の中では見たこともない表情を垣間見て、その子に対する印象も変わるという。
こうした言葉を耳にすると、本当にうれしい。
先生ご自身、里山体験を子供たちと一緒に楽しんでいる風にも見える。 子供時代に体験することがなかった穴を、一緒に埋めている先生も多いのでは
ないだろうか。
この関係はこれからもずーっと維持したい。 私たちがまさに望んでいた関係である。 少子化、ゲーム機器の氾濫の中で、時には子供たちが誘い合
い、「今日は里山で遊ぼうぜ。」の合言葉。 自然の中で「くたくた」になるまで遊んでくれたらいい。
少年、少女時代に友達と自然の中で過ごした一コマに「里山授業」が残ることを願っている。
「里山授業」を受けた子供達は、生きているという事を理解して自分の人生の糧にすることでしょう・・・・・。
もう暫くしたら、講師に相談してどの木でやるかなど相談してみます。今回は、女性の方達は若そうなので継続できて定期開催にこぎつけられて会の収入につながるといいですね!
「おちばたき」という季語がなくなる日も遠くないと感じています。
「たき火」も死語になるかもしれません。 里山での「焼き芋」は火に向き合う貴重な体験だと思います。
寂しいことですが、それだけに私たちの活動は意義があると思います。