10月25日(土)、26日(日)の二日間にわたり、五郎助山でネーチャーゲーム・リーダー講習会を行った。講師はトレーナーの石崎一記 氏 (埼玉県在住・東京成徳大教授)である。
石崎一記 氏
団体を対象にした講習会で特別に「出前講座」として開催された。
市、内外より自然体験の場として五郎助山に来訪する子供やご家族が増えるにつれ、自然の感動を分かち合う「自然案内人」の養成が急務となっていたが、この度、会員の中から7名(内1名フレッシュアップ参加)の受講者を得ることが出来た。
特に20代、30代、40代の若い会員が4人も参加してくれたことに、とても感激している。子供を持ち、主婦という立場の会員が通常行われる二泊三日の講習会に参加することは中々難しい。
この度、インストラクターの仙波さんより団体を対象にした「出前講座」があることを知り、最低受講者6名という条件をクリア―できそうなので、早速、申請をした。
協会本部より選任されたトレーナーの 石崎一記 氏 は数多くの講座に講師として参加され、シュアリングネーチャー創始者であるジョセフ・コーネル氏より直接指導を受けたトレーナーでもある。本日までにメールにて何度も打ち合わせを行い、早くお会いできることを楽しみにしていた。
先生は当日、マイカーにて午前7:30分に到着し、挨拶もそこそこに五郎助の森に分け入り、入念に下見を行った。しばらくして戻ってくると、「イヤー、いいフィールドをお持ちですねー。」「現場を見て急きょ、目隠しトレイルを追加しようと思います。この場所は最適ですねー。」とおっしゃる。なんだかとても高揚されているようで、私もなんだか嬉しくなってきた。
午前9時からの開講式であるが、8:30分には受講者全員が揃っていた。二日間、受講者や講師のサポートをするため助っ人をお願いした仙波由美子(インストラクター)さんも早々と到着し、旧知の石崎先生と打合せを行ってくれている。
お天気も良し、なんだか素敵な講座が期待できそうだ。
先生のご挨拶 自己紹介
9:00に大窪さんの進行、主催者の挨拶、受講者の自己紹介、石崎先生のご挨拶の後、早速、実技のフィールドとなる五郎助の森に入り、円を作り、腰を下ろして、アイスブレイクと言われる「ノーズ」というゲームに入った。
いよいよ実技のため森に入る
ある動物の特徴や習性のヒントを一つづつ受講生に示し、わかった時点で受講生はそっと自分の鼻に指を置く。ヒントが続き、間違ったと気づくと何気なくその指を鼻から遠ざけ、わかった時点でまた鼻に指を置く。 とても簡単だが思わず笑みがこぼれ、緊張した心をほぐすゲームである。
腰を下ろすと緊張がほぐれる
子供たちと初めて接する時に導入するゲームで子供たちの緊張をほぐし、「自然案内人」である私たちとの距離を縮める手法である。
アイスブレイク(氷を砕く) まさに子供たちや参加者の「心をほぐす」ことから講義は始まり、受講者は自ら体験することによりその意識を深めて行く。
次に「はじめまして」を行う。〈はじめましてカード〉が配られ、そこに書いてある質問をすぐ隣にいる人と二人一組になり、どちらか一方がカードに書いてある質問から1つだけ選んでインタビューをし、その答えがもらえたら、その答えと相手の名前をカードに記入し、今度は交代し、お互い1つづつインタビューし合ったら、次は他の相手を探し、そこでまた1つづつインタビューをし合う。
こうして次々と相手を変えて行き、最後に全員で集まり、それぞれの質問にに対してどんな答えがあったかを話し合うことで、参加者の様子も始まる前とはがらりと変わり、お互いコミュニケーションが取れるようになる。
私自身このゲームに参加し、会員同士、良く知っているつもりでも、新たな一面を知る機会となり、より親近感が増した気がした。
講義は進み、時間が経過するほどに石崎先生とまさに距離が近くなり、ずーっと前から知っていた錯覚に陥る。
先生との距離が縮まってきました。
とても内容の濃い2日間でしたのでゆっくりお伝え致します。
本当に良かったです。
私もフレッシュアップ制度を利用し,
アクティビティを楽しむうちに,
五郎助山がますます好きになりました。
スタッフブログも一気に2日分更新しました。
このごろゆきじいに遅れをとっているので,
がんばりました。
石崎先生とは
これからもずっとつながっていけるといいですね。
今回、特に早苗ちゃんのやる気が溢れていた気がします。
その気合がこちらまで伝わってきました。
それにしても、五郎助山というフィールドを専門家に褒めて頂き、改めて貴重な場所だと感じています。
この二日間、久しぶりにどっぷりと森に浸り、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。
子供たちと、このような時間を作りたいですね。
マイフィールドで2日間遊び,学ぶことができ,何と贅沢な時間だったことでしょう!
講師の石崎先生,仙波さんの包容力には,感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。
ゆきじいの今後の報告も楽しみにしています。