9月4日(日) 今日は「どすこいペアー2016」である。
今から28年前、竹下内閣が「ふるさと創生基金」として全国の市町村に1億円を配り、それぞれ金塊を買ったり、温泉を掘ったり、大きな話題を生みました。当時、関城町だった我が町はこの基金を原資に、町の特産物である「梨」と力士をコラボさせ、「関城の祭典」として活用を図りました。梨は英語でPaerと言うので、力士➡どすこい 梨➡ぺアー となったようです。当初は金利も高く、その利息で運営。二日間に亘り、開催した年もあったと 記憶しています。
あれから20年以上が経過し、経済環境も変わりましたが、筑西市の祭典としてすっかり定着しました。 その意味では温泉を掘り、その運営に四苦八苦している市町村も多い中、文化として残した功績は大きいと思います。
しかし、内容がマンネリ化し、飲食とお神輿、お囃子の祭典というイメージで、この辺でふるさとの魅力と抱えている問題を提起し、まさにふるさとを創生するイベントを企画し、お祭りだけでは無い、これからのふるさと、町の在り方を考えてもらう祭典にして行くべきだと密かに感じています。
さて、私たち「里山を守る会」のブースでは、今までの展示の他、足踏みの「縄ない機」を置き、わらから縄になる様を実演、体験してもらいました。
他のブースとはちょっと違います。
会員では最長老の「政じい」がdemonstrationを行い、行き交う人にアピール。
物珍しさから足を止める。
飛び入り続出
窪ッちも初体験
小学生も挑戦
ついに校長(関城西小・田宮校長)も参戦。
隣接する芝生ではナイフを使い、竹とんぼづくり
テントではホタルの幼虫が人気
今回、当会の持ち味を生かした、大人や、子供たちが体験できる場をもっと用意すべきであると強く感じた。近隣から大勢のお客様が来られるので心に残る体験をしていただき、同時に環境保護や当会への入会をもっと積極的に働きかけるべきだと反省した。
30名近い会員が出席したが、その力を存分に発揮出来る企画を次回は是非実行したい。