お二人さまの老後

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3泊4日の四国旅行 その1 栗林公園の松の美しさに感動し、のんびりと観光列車を楽しむ

2019-09-19 12:44:14 | 旅行記

 9月5日(木)から8日(日)まで、3泊4日で四国を巡る旅に行ってきました。夫婦限定のツアーで参加者は7組14人でした。

 羽田9時30分発の飛行機は10時50分に高松空港に到着。貸し切りバスで最初に向かったのは「栗林公園」です。

 パンフレットによると「栗林公園は昭和28年3月に特別名勝の指定を受けた回遊式大名庭園で、江戸時代、讃岐高松藩の歴代藩主により100年余りかけて完成した、日本を代表する大名庭園で」だそうです。

 職人が手入れする松が1,000本あるそうで、様々な松が植えられていて、いずれも長い歴史を感じさせる立派な松ばかり!しかも美しい!このように松の美しい広い庭園は初めて見学しました。

            「鶴亀の松」です。110個の石を組み合わせて亀を表現し、その背中に鶴が舞っているように黒松を配しています。

 

                

 茶室・日暮亭の茶室で昼食になりました。お食事は料亭から取り寄せたようで、瓢型の漆器に懐石料理が盛られていて、とても上品で美味しかったです。

 食事の後、歴代藩主がこよなく愛したという「掬月亭」に上がり、抹茶を頂きました。

 お茶のお稽古で今の季節に「掬水月在手」を掛けますが、まさにこのような風景の中の茶室にふさわしいと感じました。

 掬月亭に面した池「南湖」には手漕ぎの和舟が観光客を乗せてゆっくりと遊覧していました。

              

      立派な「根上がり五葉松」徳川11代将軍・家斉公から賜った盆栽の五葉松が大きく成長したものだそうです。

                 

 築山「飛来峰」から南湖の方角を見た眺めは紫雲山を背景に、掬月亭、池には弧を描く橋が架かり、松の緑も美しい絶景です。

                 

 庭園の出口に香川の物産館があり、そこで茶道のお稽古用に讃岐の和三盆を求めました。

 その後、バスで琴平町のホテルに向かい、荷物を置いてから夕食までの間、自由行動となりました。

 金毘羅宮に行くには石段を700段登る必要があります。夫はちょっと無理なので石段を数段あがったところを左折し、旧金毘羅大芝居「金丸座」を見学することにしました。

            

 金丸座は入館料が500円でしたが、スタッフが中を案内してくれました。回り舞台やせりあがりの仕掛けが「奈落」という舞台の下にあり、「奈落」に下りてその仕掛けを見学しました。人力で動かすそうでとても興味深かったです。

 今でも4月には十数日間、有名な歌舞伎役者が見えて公演するそうです。

 ホテルに戻り、離れの温泉露天風呂に入り、18時30分からの夕食をゆっくり頂きました。

 2日目はホテルをゆっくり10時にバスで出発し、JR四国の琴平駅から「四国まんなか千年ものがたり」という観光列車に乗って大歩危に向かいます。列車の出発は10時48分。冷房の効いた待合室があり、冷たい飲み物などのサービスがありました。

 「四国まんなか千年ものがたり」という列車は多度津から大歩危まで走っているようですが、サービスが良いことで日本経済新聞社から表彰を受けたそうで、賞状とポスターが掲示してありました。どのような列車が楽しみです。

                  

  列車「四国まんなか千年ものがたり」は音楽を奏でながら、ホームに入ってきました。

                  

 乗った車両はグリーン車指定席。2組の夫婦が向かい合わせの席に座り、反対側には座席がありません。反対側の景色も心おきなくみられるようになっています。その座席のテーブルにランチが運ばれてきて、飲物は女性のアテンダントが注文を聞きに来て運んでくれました。

               

 急坂をスイッチバックで上がる箇所があり、車掌と運転手が入れ替わるところでは、乗務員が車内を通る際に紹介があり、乗務員の着ている藍色のシャツは阿波特産の藍染めだそうです。

                 

 秘境の駅「坪尻」ではしばらく停車し、ホームに降りて記念撮影できるように配慮され、のんびりした観光列車の旅を楽しみました。

                   

 大歩危駅で下車し、貸し切りバスに大きな荷物をおいて、徒歩で坂を下りていき「かずら橋」を渡ることになりました。蔓につかまって恐る恐るわたりました。 

       

  祖谷は「いや」と読み、平家の落人が隠れ住んだ所のようです。

        

 大歩危は渓谷の美しいところでした。ここからはバスで一路、高知に向かい、高知城に到着したのは15時半過ぎ。

 16時40分まで行まで自由行動になりましたので、天守に上がることにしました。

     

 高知城は山内一豊によって創建された名城で、国宝になっているようです。

     

 17時頃旅館に到着。旅館は吉田茂ゆかりの老舗旅館で、夕食の前に鰹の叩きの実演を見学しました。ガラス越しの向こうで藁に火を点け、燃え上がった炎で鰹の半身を焼き、目の前で切り分けて見せてくれました頂いた鰹はとても美味しかったです。 

 


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