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平成27年の桜巡りの旅 その3 石山寺・三井寺を経て延暦寺へ

2015-04-22 14:13:45 | インポート
 湖東三山の百済寺を13時10分に発ち、バスは琵琶湖の南にある石山寺を目指しました。1時間ほど走ってバスガイドさんから瀬田の唐橋、瀬田川と琵琶湖の境などの説明を聞くうち14時5分に到着。
 
 石山寺はかなり南にあるので花も次の季節に移っているようでした。
 
 本堂は舞台づくりになっています。
 
 
 石山寺は天平19年(747年)に開かれ、ご本尊は如意輪観音で「石山詣で」とよばれて参詣の人が絶えないお寺だったようです。
 紫式部も多くの平安貴族の女性たちと同じように参篭して、琵琶湖に映る名月を眺めて『源氏物語』の着想を得て、書き始めたと伝えられ、石山寺には『源氏物語』にまつわる和歌や絵画の優品が伝来しているということで、高台にある豊浄殿で「石山寺と紫式部展」を開催しているということなので頑張って上っていくと紫色のミツバツツジがきれいに咲いていました。
 展覧会では源氏絵の画帳や屏風が展示されていて、なでも小さな画帳の彩色のない線描の源氏絵が品が良く印象に残りました。
 
 石山寺を15時10分に発ち、右に琵琶湖の景色を見ながら三井寺に向かいました。
 
 15時50分に三井寺に到着。三井寺の正式名称は園城寺です。
 
 園城寺は天智・弘文・天武天皇の勅願により建立され、天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり「御井の寺」と呼ばれていたことに由来して「三井寺」とも呼ばれるようになったそうです。17時まで自由行動になったので仁王門から入り、広い境内をパンフレットにしたがって散策しました。観光客も多かったです。
 
 三井の晩鐘、国宝の金堂などもあったようですが、盛りだくさんで通過。琵琶湖を見渡せるという高台の観音堂に向かいました。ここまで来た人は仲間の中では数人だったようです。
 
 
 この後は一路比叡山ドライブウエイを通って延暦寺に向かいました。
今夜の宿・延暦寺会館は高野山の宿坊などと違って立派な国際観光旅館だそうです。
 部屋にお風呂こそありませんでしたが、新しくきれいでテレビもありました。
 18時45分からの夕食は精進料理でしたが、ビールやお酒を注文することができました。
 2日目の歩数は実に17,250歩!私は山行で鍛えていますが、夫もよくクリアできたと安堵しました。

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