一膳2000円の割り箸があった! と聞いて探している。
各地で聞くと、バブルの頃はあったかも、という声。もっとも、この値段は、京都の料亭クラスの料理に出る割り箸らしい。末端価格だから、製造卸しではそんなにするわけではない。それでも、どんなものか知りたいではないか。
と、先日訪れた割り箸問屋で見ると、なんと二膳で3000円というセットがあった。一膳1500円である。かなり近い線まで行った。
それは赤柾のらんちゅうだそうである。辺材ではなく赤い芯材で作っているから、香りがよいものだ。ただし、その箸は手漉き和紙の袋に包まれている。それに金線の水引つき。(写真)
どうも、値段の大半は包装紙のよう(^^;)(^^;)。
割り箸本体の値段はどれくらいだろうか。原価で30円くらい?
売り方次第で割り箸の付加価値は変わる。
これって、木材全体について言えるのではないか。曲がった幹をうまく利用した住宅は高いからね。