今日も割り箸の取材。
割り箸の発祥に関する新事実を押さえることができた。これまで言われていた起源より200年は遡る決定的な証拠が出たのである。
こうした新事実の探索こそ、ルポルタージュの醍醐味。
実は先日よりノンフィクションの大御所・佐野眞一氏とやりとりしているが、それは彼が執筆・探索中の甘粕正彦大尉について私が情報を提供したから。これまで謎だった数年間の彼の足跡を私が偶然(20年前に)発見していたので伝えたところ、すぐ問い合わせがあった。
いや、そのエネルギッシュな姿勢と、しゃべると止まらないような蘊蓄?を聞いていると、私も見習わないと、と感じる。20年前に私が追いきれなかった謎を解きあかしてくれるかもしれない。
割り箸の起源なんて、それと比べてマニアックでマイナーかもしれないが、やはり新発見は楽しい。