割り箸の取材をして、天削の10本セットをもらった。
午後は別のところの取材だ、と思って昼飯を食べに、近くのレストランに入った。
当然のごとく、割り箸がついて出てくる。竹製だ。もちろん中国製だろう。
ここで中国製の割り箸を使うわけにはいかないではないか。
さっそく、もらったばかりの割り箸を取り出す。封を切るのはちょっともったいないような気がしたが、1膳抜き取り、それで食す。マイ割り箸だ!
あまりに料理とバランスが合っていないけど(^^;)。
それでもちょっと豊かというか、贅沢した気分。国産の箸を使った証拠に、それを皿に残し、竹箸も残しておいた。杉の天削箸は、一回使用だけで捨てるのは惜しいが、ここはアピールのつもりである。
取材した人が言っていた。
「私らが組合で旅行に出たら、宴会についてくる箸を見て、国産割り箸か塗り箸なら黙っているけど、輸入箸だったら、持参した自分の作った割り箸とみんな交換してくる。でも、町長や議員は、地場産業振興とか言っているけど、そんなことしているかい。口先だけじゃないか」
本気でマイ割り箸運動をしようかな。