割り箸の取材をして、天削の10本セットをもらった。
午後は別のところの取材だ、と思って昼飯を食べに、近くのレストランに入った。
当然のごとく、割り箸がついて出てくる。竹製だ。もちろん中国製だろう。
ここで中国製の割り箸を使うわけにはいかないではないか。
さっそく、もらったばかりの割り箸を取り出す。封を切るのはちょっともったいないような気がしたが、1膳抜き取り、それで食す。マイ割り箸だ!
あまりに料理とバランスが合っていないけど(^^;)。
それでもちょっと豊かというか、贅沢した気分。国産の箸を使った証拠に、それを皿に残し、竹箸も残しておいた。杉の天削箸は、一回使用だけで捨てるのは惜しいが、ここはアピールのつもりである。
取材した人が言っていた。
「私らが組合で旅行に出たら、宴会についてくる箸を見て、国産割り箸か塗り箸なら黙っているけど、輸入箸だったら、持参した自分の作った割り箸とみんな交換してくる。でも、町長や議員は、地場産業振興とか言っているけど、そんなことしているかい。口先だけじゃないか」
本気でマイ割り箸運動をしようかな。
そのままにして持参のを使って置いてきてます。
けど、お店の人や、同行者にアピールするのに、
それがどんなものかどうして持参かっていうのをわかってもらうために
箸袋か帯をつけて広告を入れようかなぁって。
広告がいかにもみたいなビラっぽいのじゃなく、お洒落で感じのいいものなら
さらに興味持ってもらえるかなって。
で、今朝は休日には珍しく早く起きたので外へ朝食を食べに出ました。
もちろん割り箸持参。
なのに…ついトーストのセットを頼んでしまいました(^_^;
下手すると、割り箸本体より帯とか袋の方が高くなるかもしれないけれど、帯や袋に広告付けて「アド箸」にするとかして単価を下げることはできないか。
これを運動として展開するには、どんな手があるか、考えてみます。
手持ち無沙汰に、袋で箸置きを折ったり
お店の名前や住所、支店まで見たりして話題にしたり。
高知のゆず庵てレストランの箸袋は楽しいイラストとニュースや話が土佐弁で書かれていて、
しかも何人かで行くと皆違うデザインので読むのが楽しみなんです。お土産に持って帰ったりするの。
あんなふうに見応えのあるのがいいかなぁって…
でもやっぱり高くつきますかね。消費を目的にするなら広告を募るのもいいですね。
私の目的は、この箸は国産とか間伐材とか…を知ってもらうことなんですが
箸袋ではなく、箸本体に一膳一膳焼きで文字を入れるのは大変かしら。
不良品も、自宅で使ったり親戚に配ったりしていると言いますから、完全に使えないものは少ない。
こうしたものは半額以下だというから、それならマイ割り箸用に使えないかと思うんですね。流通の手間とか問題はあるのだけど、半額なら輸入割り箸に対抗できないかと思うんですが。