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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『純情に惚れる』13話まで

2015-10-17 01:09:31 | 韓国ドラマのエトセトラ
純情に惚れる 韓国TVドラマOST (JTBC)
クリエーター情報なし
Windmill Ent.

レビュー一覧は、こちらから。

 

スンジョン、あまりにも思いがけない事実に混乱し、ジュニを呼び出しました。

「気持ちの正体が分かったろ?」

と、ジュニは言いました。

スンジョンが、嫌っていたミノに急速に惹かれて行った理由です。

「君は本能的にあの男からドンウクを感じ取ったんだ。思い当たる節があるだろう。」

 

疲れ切ったスンジョンが家に帰ってくると、ミノがいつものように家の前の階段で待っていました。

ドナーの一件で警察にいたことを話せる筈は無く、嘘をついて、約束を破った事を謝りました。

スンジョンは、流石に冷静じゃいられなくて、ミノを突き離しました。

ミノはスンジョンの様子が変だとは感じましたが、まさか秘密がばれたとは思いもよりません。

 

これまでのミノとの事を振り返ったスンジョン。

ドンウクと重なって、自分が何度も混乱シかけた事を思い出しました。

でも、今はミノの事を愛しているわけで・・・。

どうすれば良いのか、スンジョンには分かりませんでした。

翌日、スンジョンは体調を崩し、会社を休みました。ミノの電話にも出ません。

心配でたまらないミノは、スンジョンの家を訪ね、寝込んでいるのを見つけました。

看病し始めた時、スンジョンが気が付きました。でもね、冷たくミノを拒否したのです。

 

ミノは、スンジョンの変化が理解できません。

で、オ秘書や他の女性秘書にあれこれ相談しました。女性は口にする言葉と本心とは違う・・・と聞き、自分の対応がまずかったと思いました。

ま~このやりとりが笑えるんです

 

ナ刑事は、ミノが言ったジュニの腕時計の事が気になっていました。今のところ、ミノの不確かな証言だけですから、それでジュニを疑う事は出来ません。

で、腕時計の事を聞こうと、スンジョンを呼び出しました。

その腕時計は、昇進祝いにドンウクが買って、スンジョンが渡したモノでした。だから、ジュニはドンウクが選んだとは知らず、スンジョンからのプレゼントだと思っています。だから、いつもつけてるんでしょう。

スンジョンは、たまりにたまっていた想いを吐きだしました。

ミノに惹かれていたこと、でも、その理由はミノの中にあるドンウクの心臓の所為だった・・・と。

だから似てたのね・・・とナ刑事。

自分だけじゃ無く、ナ刑事もミノにドンウクの面影を見ていたんだ・・・と知ったスンジョンでした。

「私は誰が好きなのか、混乱してる。代表を見る度に彼かドンウクか見極めようとしてしまう。代表の顔を見るのが辛い。」

 

スンジョンは決心しました。

ミノから離れようと。

 

辞表を差し出したスンジョン。ミノはそれがスンジョンの本心じゃないと思いました。嘘を突いた自分を懲らしめようとしているんだ・・・と。

「これが今の本心です。」

とスンジョンは真面目に答えました。

俺を守ると言っただろう・・・とミノ。

「私無しでも代表として会社を導いてください。気持ちは変わりません。」

ミノは突然の事で、理解できなくて呆然とするばかりでした。

 

スンジョンが突然冷たくなった・・・とドンウク父に打ち明けたミノ。

「愛する事と同様、愛さない事も罪じゃない。待ってやりなさい。スンジョンは心に傷を抱えてる。うちの息子も彼女の傍でじっと見守り続けてた、木のように。代表も待ってみるといい。」

ドンウク父、いつも本当に良い言葉をかけてくれます。

そして、ミノと良いコンビです。まるで本当の親子のようです。

 

会社に突然ヨンべが現れました。スンジョンに話があると言います。

その場にジュニも呼びました。

ジュニ、流石に血相変えてやってきました。

このところ、いくらジュニを脅しても、お金は出してくれないし、妻の腎臓移植の件も保留されたままでして。妻の容体が悪くなる一方で、ヨンべは焦っていました。だから、こんな手段に出たんです。

いつでもスンジョンにばらすぞ・・・というアピールでしょうね。

ヨンべだけが変に明るく振る舞う異様な感じに、スンジョンは戸惑いました。

そこに、ミノが。

ミノはオ秘書から、ヨンべが来た事を知らされ、やって来たのです。

で、スンジョンに上司としての指示を出し、その場を離れさせました。

 

辞表は受け取らないとミノ。休暇扱いにすると言いました。

まだミノにはスンジョンの苦しみが分かりません。スンジョンは冷たく言いました。

「勘違いなさってます。私が会社を辞めるのは、代表と関わりたくないからです。ゆっくり始めようとおっしゃいましたね。私は代表と何かを始めるつもりはありません。予定通り辞めます。」

 

いくら考えても、君が会社を辞める理由が分からない・・・とミノ。

納得しない限り俺は離れないぞ・・・とね。

スンジョンが勝手に離れようとするのなら、自分も思うようにする、愛し続ける・・・と。

こう言っても、スンジョンは辞める理由は言いませんでしたし、ミノの傍を離れるのも諦めることはありませんでした。

 

ミノはナ刑事にドナーがドンウクだと言う事を話す決心をしました。そうしないと、ジュニが犯人だと言う理由が話せないからです。

でも既にナ刑事はその秘密をスンジョンから聞いて知ってましたからねぇ。特に驚きませんでした。

反対にナ刑事に知られてることをミノの方が驚いてましたね。

これまでの突拍子もない話は、その心臓の所為かと聞かれ、ミノは頷きました。

事件現場の夢を見るとミノは打ち明けました。夢の中で、腕時計の事や携帯の事、車の形も見たんだと話すミノ。

ナ刑事、現実にそんな事が起るのだろうかと、余計混乱しました。

ヨンべが会社に来て、ジュニとスンジョンと話をしていた・・・とミノは報告。その時の雰囲気で、ジュニはヨンべに弱みを握られているようだと感じていたミノは、その事も報告しました。

最後にミノはこの事をスンジョンに内緒にしていてほしいと頼みました。言うにしても、自分が話したいから・・・と。

 

ところで、ジュニとゴールド社は、又もヘルミアに罠を仕掛けていました。

ベトナムの架空の会社から大量注文をさせたのです。信じさせるために、手付金も払って。で、出荷直前に倒産させ、商品も売れず、ミノは経営のミスで訴えられる・・・という筋書きでした。

でもね、ミノも馬鹿じゃありません。今回はジュニの裏をかきました。

ベトナムの会社に不審な感じを抱き、調べさせていたんです。だから、商品も製造していませんでした。

と言うより、ベトナムの会社の担当者と裏で取引して、ジュニたちの計画を知り、寝返らせたってことのようですね。騙されてるフリをしていただけなんです。

 

ジュニは地団太を踏む事に。

ゴールド社のジヒョンは、ジュニの失敗を責めました。

利害関係だけで繋がってる両者は、こう言う時相手に対して容赦ないよね。下手するとジュニはゴールド社から捨てられるかも。

 

ミノは、ドンウク父にスンジョンを止めて貰おうとしました。

送別会を開いているところにやって来て、スンジョンを説得しようとしました。

そしたら、その場にジュニがやって来たのです。

 

ジュニはもう怒りのあまり、その場でドナーの事をぶちまけてしまいましたよ。

スンジョンが、止めるのも聞かず、言い放ちました。

「ドンウクの心臓の移植先は、カン代表です。」

ドンウク父も周囲の者たちも固まりました。

ミノは、スンジョンを振り返りました。それだけは自分の口から告げたかったミノ。

今のスンジョンのショックが如何ほどか、考えただけでも恐ろしかったでしょう。

「スンジョンがお前の傍から離れる理由を教えようか?愛する男の命と引き換えにお前は生還した。彼女が辞める理由、お前の顔を見るのが辛いからなんだよ。」

 

スンジョンは耐えられなくなってその場を飛び出して行きました。

ミノは追いかけました。

でも、スンジョンはそのまま去って行きました。

 

ミノは家の前から電話しますが、スンジョンは出ません。

 

翌朝、スンジョンは大きな荷物を持って出て来ました。

家の前で夜を明かしたミノ。

「代表が居ない場所へ行くつもりです。」

「そんなに苦しいか?」

「ええ・・・。」

 

「私たちの平行線の間にはドンウクがいます。きっと常に混乱して疑いを持ち苦しむでしょう。これは本当に愛だろうか、ドンウクを置いて幸せになっていいのか、そう思う筈です。それは愛じゃありません。」

「俺はそれを承知で君を愛した。君はダメなのか?」

「私には無理です。」

 

階段を下りて行くスンジョンにミノは大声で言いました。

「生き還ったのは俺の所為じゃない。なのに、なぜ君を失うんだ!」

切ないです。

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『純情に惚れる』12話まで

2015-10-16 13:03:19 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                   Photo from yuki0130k

レビュー一覧は、こちらから。

チョン・ギョンホssi、良いですねぇ

勿論、キム・ソヨンさんも良いし、脇役の方々も、本当に演技が上手い

もう、ミノにしか見えないし、スンジョンにしか見えません。全然過去の役柄を思い出させる事が無いと言う事は、俳優さんの演技力の高さを表していると言えますよね。

 

ミノのことが可哀相で観ていられない。自分は何もしてあげられなくて・・・と言うスンジョン。

「俺も辛い。本当にダメな男だな。」

と呟いたミノ。次の瞬間、スンジョンが自分を“哀れ”と思ってるってことに気付いたミノ。

この瞬間の表情が上手い

ってことは・・・ってね。ダメな男というのは俺の事・・・ですよ。

スンジョンも自分の事を好きなのか?・・・と初めて期待しちゃったミノ。

でも、スンジョンは、そのままミノに向かう事は出来ませんでした。彼女の中にはドンウクがいて、死んだ彼の事を思うと、自分だけ幸せになるなんて、考えられないのです。

 

ジュニは、ドナーがドンウクだと知った瞬間は、流石にショックを受けました。

でも、すぐにこれが切り札となる事に気付いたのです。スンジョンをミノから離す事が出来る切り札です。

 

会社の方は、ますます苦境に陥っています。

ゴールド社が、会社の口座を差し押さえたのです。これでは業者への支払いや社員の給与が支払えません。

すぐに関連業者が抗議に乗り込んで来ましたし、工場の商品や原料を業者が持って行ってしまったのです。工場の社員も、給与が貰えない代わりに・・・と商品を持ち帰る始末。

もう、大混乱です。

 

期限は翌日に迫っていました。

スンジョンは、国内屈指の投資家を当たるべきだとミノに提言。

時間が無い・・・と躊躇するミノですが、最後まで手を尽くすべきだとスンジョン。社員だけでも助けてくれと縋るべきだと。

ミノは、スンジョンと共に、投資家を回りましたが、良い返事は一つも貰えませんでした。

 

この間、ジュニは余裕で、ドナーを調べようと思った経緯を当たっていました。

そこで、手術後、ミノの性格が変わってきた事を知ったのです。彼にも思い当たることは多々ありました。ドンウクと被る言動も多々あった・・・と。

 

個人投資家で残るは一人のハルモニだけになりました。

ミョンドンを牛耳る金融業者で、小豆粥の店を経営するチャン女史でした。障害者である息子の傍を離れず、身なりは質素ですが、ミョンドンの土地の大半を所有しているとか。

現金を動かす力は国内一で、大企業の会長たちも頭が上がりません。

技術投資には関心が無いと聞き、ミノは期待がしぼみましたが、出かけて行きました。

 

案の定、門前払いを受けました。ボディガードの男に、店から放り出されてしまったのです。

 

そんなミノに、ジュニは昔ミノがして来た事と同じように冷徹な態度を示し、散々馬鹿にしました。

「お前の父親も危機の時、頭を下げたそうじゃないか。どうだ。お前も土下座してみろよ。」

ミノは、改めて自分がして来た事の酷さを痛感しました。

「俺の敵はゴールド社じゃない。過去の自分自身だ。だから、腹が立ってどうしようもないんだ。言いわけする事すらできない。」

ミノは、あまりの悔しさに涙がこぼれました。

「今までの行いが自分にそのまま返って来てる。だから俺には弱音を吐く資格は無い。」

スンジョンはミノに寄り添ってあげるしか出来ませんでした。

 

翌日、ゴールド社が乗り込んで来ました。

投資金の返済は不可能です。

新製品の事業譲渡契約書にサインを・・・と言うジュニ。

ミノは、土下座して温情を求めるしかありませんでした。ジュニは満足げにミノを見つめました。

そこに、スンジョンが

このぎりぎりの瀬戸際になって、チャン女史から投資の承諾が入ったのです。

 

ヘルミアにやってきたチャン女史。

ジュニとジヒョンを前に、きっぱりとヘルミアに投資すると言ったのです。

鮮やかで胸のすくような態度です。久々すっきりしたわぁ

ヘルミア、息を吹き返しました。

 

これは全てミノの父のお陰でした。

その昔、詐欺にあって息子と心中するしか無いところまで追いつめられた時、ミノの父が助けてくれたのです。

そのおかげで今のチャン女史があるのです。

息子が来た時には、ただで小豆粥を食べさせてやってほしい・・・とミノ父は言ったそうです。

それを、今、やっと恩返しできることになったとチャン女史は言いました。

ミノが店に落として行った名刺を見て、すぐに女史は決断したのです。一切ためらいはありませんでした。

 

ジュニは、計算外の出来事で計画がつぶれ気分は最悪です。

そこに、追い打ちをかけるようにヨンべから連絡が入りました。

約束していた家族への支援をすぐにしろと言うのです。そして、ドンウクの事故当時の会話を聞かせました。彼の車載カメラに音声が録音されていたのです。多分映像もあるんでしょうね。

この証拠を警察に持って行けば再捜査が始まる・・・とヨンべ。

ジュニ、要求に応じるしか無いようです。

 

ドンウク父が、ミノとスンジョンの想いに気付きました。まぁね、ミノはオープンですからね。気づかない方がオカシイです。

ミノのスンジョンへのアプローチはもう爆笑もんです 何度観ても、どんなシーンでも、その都度吹き出してしまいます

ドンウク父はミノに聞きました。そしたら、あっさりと認めましたよ。

「アタックしてるのに、心を開いてくれない。死んだ男との三角関係は結構疲れる。」

「で、私に悪いと思いませんか?スンジョンが好きだなんて。」

と、ドンウク父が聞くと、

「何故ですか?」

と不思議そうにミノは言いました。人を愛する事は悪い事じゃないのに・・・と。

これ、ドンウクが良く言っていたセリフでした。父にはドンウクと被りましたね。

 

夜遅く、ミノがラーメンを買って来いと言うメールを送って来ました。

行って見ると、お祝いだと言います。新製品が完成したんです。最初にスンジョンに見せたかったようです。

「こんな感動的な瞬間も、頭の中は君だけ。妙な気分さ。朝起きて、日差しが心地よい時、好きな音楽を聴きながら美味しいモノを食べている時、幸せに感じる度頭に浮かぶ人がいる。なんだか不思議だ。」

「私はまだ怖いです。」

と、スンジョンは言いました。

「分かってる。待つと言ってるだろ?だから、逃げるな。」

 

そして、週末釣りに行かないかと誘いました。

「ほんの1歩、君の方から俺に近づいてくれ。ゆっくりと、始めてみよう。」

 

スンジョンにドンウク父が会いに来ました。ドンウク父は、息子を心から解き放してあげてほしいと言いに来たのです。

ミノの気持ちを知って、スンジョンの気持ちも薄々察しがついてるドンウク父は、このまま息子の事でスンジョンをしばっておきたくないと考えたんですね。

ドンウクが望むのも、スンジョンが幸せになる事だと思うから・・・。

泣けましたね、このシーン。

 

とうとうミノが例の時計の持ち主がジュニだと知りました

「まさか、君か?」

「マ刑事を殺したのか?」

一瞬、言葉が詰まったジュニ。

その様子を見て、ミノははっきりしました。

「当たりか。君が犯人なんだな。」

マ刑事を轢いた後、車を降りた・・・と続けるミノを、恐怖の眼差しで見つめるジュニ。

「殺しておきながら平然とスンジョンのそばにいた?」

「もう逃げられないぞ。真相を知った以上、徹底的に追及してやる。見てろ。」

 

この話をすぐにナ刑事に報告したミノ。

でも、相変わらずイマイチ信用が無いので、すぐには信じてくれません。

既に、ジュニへの調査は終了してて、嫌疑対象者から外れてましたからね。

でも、原料問題の黒幕もジュニだと言ったら、ナ刑事もマジになりました。

「事実だと言う根拠を明かせないのは、スンジョンに言えない秘密があるからだ。」

とミノ。ドナーがドンウクだと明かすの?

 

ジュニは、突然のミノの言葉に、驚愕の表情ですし、まるでその場に居た様な話に、恐怖を覚えたかも。

でもね、これは、ミノに対する憎しみに拍車がかかる事になりました。

お金を渡してドナーの情報を得ていたミノは、法に触れるわけで。それを通報されてしまったのです。

そして、スンジョンにも、事実を知らせる時が来たとばかり、警察に行かせたのです。

 

スンジョン、そこで取り調べを受けてるミノを見ました。

そして、ドンウクがドナーだと言う事も聞いてしまいましたよ。

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『純情に惚れる』11話まで

2015-10-16 10:09:17 | 韓国ドラマのエトセトラ

                         Photo from soonjungdvd

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジュニがとうとう表に出て来ました。

投資会社をゴールド社が手に入れ、その代表としてジュニが現れたのです。

新製品のサンプルの作成期限は間近に迫ってて、それが出来ない場合は、繰り上げ償還してもらう・・・と言いました。

投資金を支払わないのは契約違反・・・とミノが言いかけたら、

「仮差し押さえ等の強制執行を受けた場合は契約を解約する事ができる・・・と契約書にある。」

と、ジュニ。

要するに、ゴールド社は何としてもヘルミアを倒産に追い込み、投資契約を解約し、担保となってるミノの資産も全て取り上げ、破産に追い込もうって魂胆ですね。

ジュニは長年ヘルミアで裏の仕事等をして来ました。だから、どこが弱点か、どう攻めればよいか充分知っているのです。

 

ミノは気づきました。

これ、全てこれまでミノがやってきた手口だったんです。自分が如何に酷い事をして来たか、今さらながら思い知ったミノでした。

苦境に陥ったミノですが、スンジョンには一切話しませんでした。

 

疲れてる様子のミノを、スンジョンは心配そうに見ています。

秘書として、風邪薬を用意したり、あれこれと気を使っていますが、自分には何も出来る事がないと悶々としてもいました。

「君に出来る事が一つある。できる?」

と、ミノ。

スンジョンの手をとって、自分の頬に当てました。癒されるんですね、これだけで。

 

ところで、ヨンべはかなり回復し、車いすに乗る事も出来るようになっていました。

でも、ジュニ父に言われたように、事件の事は一切話していません。ジュニ父が犯人として自殺したことで、事件は終わろうとしているのですが、何も異議を唱えませんでした。

ナ刑事は、まだしっくりきてはいないようですが・・・。

ただ、自分が働いてないことで、家族はお金にいっそう困るようになってまして。妻の体調も良く無くて。彼も悩んでいます。

 

新製品が作れないとドンウク父から連絡が入りました。

原料のハーブ業者が納入を突然拒否したと言うのです。勿論、ジュニの仕業でした。

長年、ヘルミアとの間で不正な取引をしていた業者は、それを表沙汰にすると脅され、従わざるを得なくなったのです。

ミノはすぐにジュニの所為だと勘付きました。

 

すぐに、生産中断の件でゴールド社が乗り込んで来ました。ジュニです。

生産期日を過ぎれば、契約違反だ・・・とジュニ。

「2週間やる。投資金の繰り上げ償還か、新製品の権利を譲れ。」

その上で、派遣理事を送る・・・と言いました。以前のミノですね。

今回はジュニ自らです。

そして、あの時のミノと同じように、スンジョンを秘書とする・・・とも。

 

ミノは、大反対。

でも、スンジョンはジュニの指示に従うと言いました。契約に従う・・・と。

不安そうに見つめるミノに、スンジョンは言いました。

「行って来ます。必ず戻ります。」

 

スンジョンは、ジュニに辞表を差し出しました。

スンジョンを傷つけてでも、ミノと離したい・・・とジュニが言ったからです。

会社を辞めて、ジュニから離れて、ミノをサポートすると言う事です。監視を受けずに済むから・・・とね。

スンジョンの覚悟を聞いたジュニは、考えを改めるどころか、いっそう硬化しました。

「あいつを助ける度に、あいつは苦境に陥る。奴が落ちて行く姿を隣で見てろ。一つも見逃さないように。君がどんな顔をするか楽しみだ。会社を出て行く事は許さない。」

辞表は破り捨てられました。

 

戻ったスンジョンに、ミノは怒りをぶつけました。

「余計なことはするな!俺を守るのはよせ!戦うのは俺に任せろ!だから行くな。君まで俺を惨めにするな。」

一瞬驚き言葉に詰まったスンジョンですが、すぐにミノの気持ちを理解しました。

「すみませんでした。お荷物には成りたく無かったのです。」

このところ、ミノが苦悩していた理由が、全てジュニの所為だとスンジョンは気づきました。

スンジョンの後ろ姿を見ながら、ミノは呟きました。

「どうしてお荷物なもんか。人生の贈り物だ。」

 

ナ刑事は、他の事件を当たってるうちに、ドンウクの怪我が、トラックに寄るモノじゃない・・・と気づきました。

おいおい、そんな事最初に検証する事じゃ無い今さらっすか

で、調べてもらって、乗用車による事故ではないかと分かったのです。その時頭をよぎったのは、ミノの言葉。

以前、ミノは、トラックじゃ無い気がする・・・と再捜査を勧めていたんですよ。

その話をすると、ミノは、やっぱりぃ・・・てな反応。

ここまで来ても、ナ刑事は、“俺の中には別の人間がいる”なんてミノの言葉は胡散臭くて信じられません。スンジョンを好きだというのも、許せませんし。

ミノは又一つヒントを出しました。

「変わった絵の腕時計をした奴が事件に関与してる。」

ナ刑事は、ちょっと信じかけてます、ミノには予知能力があるのでは?・・・と。

 

スンジョンは、同僚やオ秘書に最近気になってることを、呟きました。

「ある男性のことが可哀相に思えて、頭から離れない。」

スンジョンは最近ダメ男に心が揺れている・・・と皆判断。オ秘書の口からミノにも伝わりました。

ミノは、激怒

スンジョンの前で憐れみを誘うような許さないとね

 

ここでまた大問題が発生。

会社の資金を稼ごうと、値引きした事が無い自社製品を初めて値引き販売する方針を打ち出したところ、ゴールド社が名も葉も無い噂をばらまきまして。

ヘルミアはつぶれる、商品を売り払え・・・という。

それで、デパートじゃなく、量販店で、過剰な値引き販売が行われる騒動となり、これによって大赤字となってしまったのです。

もう、新製品に頼るしかありません。

スンジョンは、落ち込むミノを励ましたました。これからが始まりです・・・と。

 

そして、ハーブを直接農園から買い付ける事を考え、ミノとスンジョンは農園に。

交渉は上手く行き、直接原料を仕入れる事が可能となりました。

 

この情報は、すぐにジュニにも伝わりました。

元カン会長の秘密兵器と言われたスンジョンが、ミノの傍で力を発揮し始めた・・・と。

ジュニだって、口ではあんなひどい事を言ってますが、スンジョンへの想いは変わってはいないのです。

自分の想いと、仕事の成功には、スンジョンが必要なんです。

ミノと明るく笑い合うスンジョンを、切なそうに見つめていました。表向き優位に立つジュニですが、精神的には負けっぱなしです。

 

そして、農園との契約の日。ミノとスンジョンが行って見ると、騒動の最中。

なんと、有機農園なのに農薬が検出されたと何者かが虚偽の通報をしたために、公的機関の調査が入っていたのです。

このままでは農園もつぶれてしまいます。勿論、原料納入するなんてこと、すぐには無理。

ジュニの仕業だと、ミノにはすぐに分かりました。だって、昔の自分の手だったんですもんね。

 

ジュニと会ってその顔を見て、ミノは昔の自分もこうだったのか・・・と思いました。

「酷く危険な顔だ。スンジョンが離れた理由が分かるか?彼女は俺を真人間にしたが、君は怪物になった。誰が愛する?怪物になった男を。」

流石のジュニも、この言葉には黙ってしまいました。

 

そんな時、ジュニにミノの事で調査させていた報告が入りました。

心臓移植のドナーのことです。

ドンウクの写真を見て、愕然としました。自分が殺した男の心臓が、ミノの中に・・・ですもんね。

 

スンジョンが可哀相に思った情けない男と言うのが、自分の事だった・・・と知ったミノ。

「君のさっきの言葉は、君も俺を好きだと解釈していいか?」

流石ミノ。直球です

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「田代親世と行く!どっぷり“韓国ミュージカル”の旅」

2015-10-16 00:22:51 | 韓国以外の映画、ドラマ、番組のエトセトラ

お初の試み「韓国ミュージカル」をどっぷりと語ってくれる番組です。

田代さんの言葉じゃないけど、ここまで日本に韓国ミュージカルファンがいるとは思いませんでした。

驚きです。

そして、私も観に行きたい・・・と胸が熱くなりましたよ。

 

今回は、高橋さんは都合で参加できず、ユンさんと望月さんと田代さんの3人のパネリストのお姉さま方の旅模様です。

金浦空港に到着した3人。

本当に、普通のミュージカルファンの雰囲気。

何だか嬉しくなるくらいの普通感。

 

一日目に「ラ・マンチャの男」鑑賞。これは、リュ・ジョンハンssiの回。

でも、会場の様子を紹介してくれた時に、ちらっとスンウくんのポスターが映ったりして

それだけでも、どきっ

鑑賞後は、3人とも放心状態。特に望月さんは、感動して泣いちゃったようです。

映った時も、まだ泣きはらした感じの表情でしたもんね。

ここで、田代さんのどっぷりポイント・・・『2回目の法則!ミュージカルは1回目より2回目の方が理解が深まり面白い!』

ユンさん曰く『歌唱力がすごい!脇役まで隅々まで歌が上手い!』

 

アンケート結果の発表

韓国ミュージカルを生で見た事がある?・・・ある 92%   ない 8%

最初に見た韓国ミュージカルは?

       1位 エリザベート・・・13%

       2位 モーツァルト・・・12%

       3位 ジキル&ハイド・・・10%

       4位 ジャック・ザ・リッパー・・・8% 

       5位 三銃士・・・5%

エリザベートとモーツァルトは、韓国に行かないと見られない作品。それが凄いと望月さん。

あなたが好きな韓国ミュージカルは?

       1位 エリザベート・・・22%

       2位 ジキル&ハイド・・・13%

       3位 モーツァルト・・・10%

       4位 フランケンシュタイン・・・9%

       5位 ドラキュラ・・・8%

「ジキハイ」以外は韓国に行かないと見られない作品。これまた凄い事だと望月さん。

熱いよね・・・とユンさん。

ちなみに、パネリストの好きな作品は・・・。

ユンさん・・・「エリザベート」「モーツァルト」

望月さん・・・「ラ・マンチャの男」

田代さん・・・「ファントム」「ドラキュラ」

 

ここで、視聴者のどっぷり症状をいくつか紹介。田代さん自身が、自分が如何に可愛いものかと感じたくらいに熱いコメントが寄せられたそうです。

例えば・・・。

有給はほぼすべて渡韓にて消化。せっかく韓国に行っても観たいミュージカルが多過ぎて劇場にしか行かない。移動に忙しく食事しないことも多いので、韓国での美味しい料理を久しく食べていません。

定職につけない。韓国に行きたいから。

毎月の渡韓で多額の諭吉がミュージカルで消えて行く。訪韓中6公演ほど見るが、帰国後又すぐ行きたくなるほど溺れてる。離婚されるか自己破産しないと完治しそうにない。

チョン・ソンウさんの公演は、毎週末ソウルに通う。チョン・ソンウ出演作は2年半で100回は見てる。Hedwigも20回以上観ている。女神さまもソウル・東京で40回以上観ている。スリル・ミーは誰が出ていても必ず公演は見る。ソウルに通っても観劇しかしない。

韓国に移住しました。韓国ミュージカルを見る事だけが理由ではないですが、移住する理由の一つでした。

ハマってますねぇ・・・

 

2日目は、パク・ウンテssiへのインタビューから。「ジーザス・クライスト・スーパースター」の主役を演じています。

Q:日本のファンが増えたという実感は?

A:出待ちと言って公演後にファンにご挨拶する時間があり、日本の方も多くお越しになっているので、それを実感しています。

Q:「ジーザス~」も1週間で終わりですが、ちゃんと食べてますか?

A:イエスの役はダイエットが必須な役なので、実はきちんと食事は取れてないです。でも、大変なので、今は諦めて食べてます。

Q:自分のターニングポイントだったと思う作品は?

A:「モーツァルト」です。初めて主人公を演じる機会を得られて、それ以降主役をやらせてもらえるようになりました。

Q:苦労したなぁ・・・と思う事は?

A:「蜘蛛女のキス」という演劇に出演した時に、ゲイの役を演じました。男を愛しているフリをせねばならず、本当に演技をする必要があったので、その時に演技についてたくさん悩んで答えを出そうとしました。たくさん勉強になったけど、本当に大変な作品でした。

Q:日本のファンにお勧めするべスト3作品は?

A:3位「モーツァルト」2位「フランケンシュタイン」そして1位は「ジーザス・クライスト・スーパースター」

Q:役を選ぶ時の決め手は?

A:最も重要なポイントは演出家さんです。

Q:公演中に必ず食べるものは?

A:特別に食べるモノは無いです。最近疲れを感じているので、公演前にホンサム紅参を飲んでいます。今日も飲んで来ました。

「韓国のミュージカルはこうだと言うよりは、韓国の俳優だけが持っている特色がある気がします。そういう部分が皆さんの心に響く大きな理由になっていると思います。たくさん観に来てくださり、心から感謝しています。特に私をたくさん観に来てほしいです。たくさん観に来ていただき、日韓の文化的交流が活発になったらうれしいです。」

 

この後、「ジーザス~」鑑賞。

望月さんのどっぷりポイント『ダンスがショーアップされており、KPOP的な要素が取り込まれている』

もう一つのどっぷりポイント『田代親世のナビ付きで韓国ミュージカルが更に楽しめた!』

 

そして、いよいよリュ・ジョンハンssi登場です

 

温かい声で皇帝の名がふさわしい素敵なたたずまい。舞台上でのあのパワフルな姿とは全くの別人のようです。

このギャップ、ファンの中でも有名のようですね。それが魅力の一つだとか。

ファンの方がジョンハンさんの魅力を挙げた時に多かったキーワードは3つ。

・ラブシーンの名手  ・ミステリアス  ・圧倒的な歌唱力

 

田代さんたちの質問に、丁寧に優しく誠実に答えてくださいました。

いくつかを紹介します。

 

・「ジキル&ハイド」の初日公演は今でも覚えています。アメリカのライセンス社の会長が韓国に来ていたんです。初めはオーケストラ演奏の予定でしたが、劇場の事情で空オケに変わってしまい、公演の一週間前に取り止めると言う話しが著作権者側から出たんです。そこで韓国の制作会社が提案をしました。初日の公演を見て気に入らなかったら、公演を中止してもいいと。そして初日の幕が上がり、舞台に立ちました。公演後に、ライセンス著作権者が最高の褒め言葉をくれました。“リュ・ジョンハンにはジキルのギャラとハイドのギャラを両方あげなさい”二つのキャラクターを完璧に演じたという意味で、公演を続けても良いという了解を得たのです。

・「ジキル~」の日本公演の時は、スケジュールがとてもタイトで初めての日本訪問と言う事もあって、余裕がありませんでした。初めての海外公演ということで頑張らなきゃというプレッシャーが強かったんです。他の共演者は買い物をしたり出歩いたりしたようですが、スンウさんの公演で私がオフの日も、実は一人でホテルで過ごしていました。1週間も東京と大阪にいたのに、どこにも行けませんでした。

・私は同僚も後輩も皆仲間だと考えています。後輩にアドバイスする先輩もいますが、私は見守るスタイルです。相手が新人でも同じ役を演じ同じ舞台に立つのであれば、既に実力の検証が済んでいるから起用されるのだと考えています。「エリザベート」の時は、ジュンスがとても忙しかったので本当はいろんな話をしたかったのですが、時間が無くて出来ませんでした。その後「ドラキュラ」で共演した時に話がたくさんできて、彼の事をよく理解できました。

・スケジュールが詰まっているのは、俳優としての欲が出てしまった結果だと思います。私は走り続けるタイプではないのですが、良い作品を逃したくなかったんです。私の希望のスケジュールと作品のスケジュールが一致しないので気づいたら、ほぼ休みなしで休演日はれんしゅうして・・・という状況が続いています。

・意図的に初演作ばかりを選んだわけではなく、運よく初演作のお話を何作品かいただきました。出演したライセンス作品の初演作が成功したこともあり、その後に多くのオファーが来ました。気づいたら、たくさんの初演作に出演していたんです。作品を選ぶ際の私なりの基準については、昔は歌に重点を置いて良いナンバーが盛り込まれた作品を選びました。その後はドラマ性が強い演劇的な作品を好んで選びました。最近は、歌と演技のバランスが良い作品を基準に考えています。

・私はとても内向的な性格なんです。神様は何故自分に向いてない才能を与えたのかと考える事もたまにあります。でもある意味では、そんな性格だから舞台上で発散できるのであり、むしろ内面にいろんな事を抱えている人が舞台や演技など芸術的な世界でより多くの事を表現できるのだとある人に言われました。私は普段静かな性格ですが、舞台に立つと不思議とエネルギーが湧いてくるのです。他の多くの俳優もそうかもしれません。

・自分も含めて多くの韓国の俳優は毎回の公演で全部出しつくそうとします。翌日も公演があるのに、まるで明日が無いかのようにやるのですが、それは韓国俳優の特徴なのかもしれません。

・40代を不惑の年だと言いますよね。どんな誘惑にも揺るがない年齢です。上手く言えば若い頃に経験をたくさんしたからかもしれないし、そうじゃないかもしれないし。間接的な経験もたくさんあったでしょうね。自分がラブシーンが上手いと考えたことはないです。そう思われていたなんて自分が一番驚きました。実は一番気に入った項目です。

他にもたくさん話をしてくださいました。

 

今回は、珍しくユンさんも興奮してましたね。

望月さんの意外にも熱いミュージカルファンだったと言う事にも驚きましたし、相変わらずの田代さんの韓国ミュージカルの布教者としての熱の入れようにも感心しました。

とにかく、ミュージカルが見たくなる番組でした。

ホント・・・観たいわぁっ

 

ところで、番組本筋ではないのですが。

番組の始まる前と終了後に、韓国観光公社のCMが流れるのですが。

この映像が綺麗だと以前何かで読んだ事があります。イ・ミンホくんがちらっと出演しています。

確かに、色も雰囲気もとても綺麗で、これを見ても、韓国に行きたくなる私です。

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『純情に惚れる』10話まで

2015-10-15 19:45:57 | 韓国ドラマのエトセトラ
純情に惚れる 韓国TVドラマOST (JTBC)
クリエーター情報なし
Windmill Ent.

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミノは、スンジョンへの想いを、もう疑うことはなくなりました。

理由はどうあれ、自分の想いは真実で、今の願いはただ一つ、スンジョンと一緒にいたい・・・ただそれだけですから。生きているからこそ感じる想いなのですから。

 

ヨンべの意識が戻りました。

が、まだ話す事が出来ません。ナ刑事は、イラついてます。

 

ジュニは会社を辞めました。

幼い頃からずっと一緒にいたスンジョンと初めて離れるわけで。

少し距離を置くのも悪くないと思う・・・とスンジョン。また友達として会えると思う・・・と。

「自分がイヤになるよ。君に冷たくされても憎めない。君とは友達じゃない。この先もな。」

 

ミヌは、スンジョンにさりげなくアプローチ開始。

でも、スンジョンも鈍くてね。ってか、仕事の場では、それ以外の事は考えられないスンジョンなんです。真面目ですから。

ミヌは一人で盛り上がってはスンジョンに分かってもらえず、がっくり・・・を繰り返してます。

で、オ秘書があれこれ指南しようとするんですが、これがまた爆笑モノで

 

ミノは新製品の開発、そして販売に関して投資を受ける事が出来るようになりました。その担保に自分の財産をするほどに賭けています。

これを、ジュニは利用しようとしているんです。

ヘルミアの倒産とミヌの破産を企んでいるのです。

 

ミヌは、ドンウクの事件の事を探っているのですが、それがナ刑事の耳に入りました。

その理由が何か怪しんだナ刑事は、直接ミヌに聞きに来ました。

夢で見た・・・なんて事は言えません。信じて貰えないのは分かってますから。

ドンウクの着メロと同じ曲を使ってるミヌ。それもまた怪しまれる原因の一つですし、ドンウクの携帯が誰かに持ち去られた・・・とミヌが呟いた事も、もーっと怪しまれる結果となりました。一般人が知る筈の無い事ですからね。

この時、ミヌは、ドンウクの死の原因が原料問題だと聞かされました。

その瞬間、ミヌは、ジュニの事が浮かびました。

こうなると、すぐに確かめなくては気が済まないミヌ。ジュニのところに行きましたよ。

 

ジュニは、自分がヘルミアを辞めた事もあって、父親を警備員の仕事から手を引かせようとしていました。そして、ソウルに呼んで一緒に暮らそうと考えていたんです。

そんな時、ミヌが突然訪ねて来たんです。原料問題の事を口にしたミヌ。

ジュニ父は、不安を感じました。で、二人の話を盗み聞きしたのです。

不安は的中しました。ミヌは、ジュニをドンウク殺しの犯人だと疑っている事が分かったのです。

 

スンジョンは、自分のミヌに対する気持ちに疑問を感じ始めていました。

これが、上司に対する気持ちなのか、一人の男性として見ているのか、彼女には区別がつかなかったのです。

ナ刑事から、初めてその気持ちを指摘され、気づいたわけです。

で、同僚に上司としての尊敬と恋心の区別の付け方をさりげなく聞いてみました。

「尊敬と恋心の違いは、その人に頼りたいか否かだと思います。上司には頼れない。尽くす事は出来ても涙は見せられません。」

なるほど・・・とスンジョンは思いました。

 

ミヌは、ミヌで、スンジョンが自分をどう見てるか気になっていました。

ドンウクの心臓を移植して以来、ドンウクがしていた行動を同じようにするようになってる自分ですから。手術前とは変わったのは確かですからね。もしかしたら、ミヌを通してドンウクの面影を見ているのでは?・・・とね。

で、例のごとく、回りくどく聞いてみました。

「手術後の俺の印象は?」

たちが悪くて、無礼で・・・

「俺を見て誰かに似てるか?」

CNBLUEのチョン・ヨンファに・・・向こうが年上の俺に似たんだ

「精神面は?誰かに似てると思う?」

小学生・・・  彼を思い出さないなら、ヨシとすべき?

 

「代表に似てる人なんて、そうはいませんよ。珍しい性格できれいな顔ですから。」

俺ってきれい?

「ちょっと女性っぽい顔立ちです。」

男らしいのが好みか?

「女性はそうです。彼は男らしくてイケ面でした。」

 

「顔よりも、心が綺麗な人でした。いつも見守ってくれた。嬉しい時より辛い時や悲しい時に傍にいてくれた。」

そう話すスンジョンは本当に優しい表情をしていました。

それを見て、ミノは、切なくなりました。ドンウクと過ごした時間は、到底自分が太刀打ちできない長さですから。思い出も何倍も多くありますから。

 

ヨンべの病室にジュニ父が現れました。

「絶対に口を割るんじゃないぞ。家族の事を考えるんだ。分かったな?」

静かにそう話して、病室を出て行こうとしたジュニ父。

怯えながらも、ヨンべは、ジュニ・・・と呟きました。回復して喋れる日が来るのも近いと感じたジュニ父です。

 

この時、ジュニも、ヨンべの動向を探らせようとしていました。

そこに、父から話しがあると電話がかかったのです。でも、さほど重要だとは思わず、後にしてもらいました。

「ご飯はちゃんと食べるんだぞ。」

それが、父との最期の会話になってしまいました。

 

ジュニ父は息子の罪を全て被って自殺してしまったのです。

ドンウクの携帯の電源が入ったと知ったナ刑事たちが、ジュニの実家に駆け付けた時、既に遺書を残してジュニ父は亡くなってしまっていました。

 

ジュニが帰宅すると、きちんと食事の用意がしてあって、父からの手紙がありました。

自殺すると言う内容でした。

出来の良いジュニが、自分のように力の無い父親の為に苦労が絶えなかったことを詫びていました。ドンウクの事故の事も全て知っていて、それを自分が背負って逝く・・・と。

お前は安心していい。これは私の遺言だ。絶対に人には知られるな。お前の胸の中に閉じ込めておけ。分かったな?・・・。

お前は辛い事があると食べたモノを吐くだろ。冷蔵庫にお粥を作って入れてある。温めて食べろ。

最期まで息子を深く深く愛していた父親でした。

 

ジュニは、病院に駆け付け、父の遺体に縋って泣きました。

唯一の味方が居なくなってしまいました。

 

お葬式にスンジョンが現れました。

彼女も必死の思いで来たのです。

これまでのジュニから受けた恩を考えると、やはり無視することはできませんでした。

辛い時、ドンウクの他にジュニもいてくれた事を思い出したのです。

「お別れに来たの。おじさんとあなたに。友達で居られるほど私は強く無い。あなたの言うとおりだわ。もう私たちは友達にもなれない。今までありがとう。」

そう言って立ち去って行くスンジョン。

その後ろ姿をぼんやりと見つめるジュニ。追う事も出来ませんでした。

一人泣くジュニの姿が痛々しくてねぇ・・・。泣けましたよ。

 

ミノは、犯人がジュニ父だったと聞いて、何か不審なモノを感じました。

トラックではねた?・・・と聞いて、そうじゃない気がすると思い、ナ刑事を訪ねました。

ジュニ父は犯人じゃない、トラックも違う気がする・・・と訴えました。

「胡散臭いと思うだろうが、よく聞け。実は俺の中には別の人間がいる。とにかく、俺の直感はずば抜けて鋭い。」

勿論、ナ刑事に殴られただけでした。信じられませんよね、こんな言葉。

 

こんな事があっても、スンジョンの仕事ぶりは変わりありません。

それがいっそうミノには痛々しく映りました。

で、スンジョンの家の近くの階段で待っていました。

帽子で顔を隠せるし、水分補給の水もある、肩を貸す男もいる、思い切り泣け・・・と、ミヌ。

「俺の心が9歳のままだとしたら、君は弱いくせに強がってるおませさんだ。子供じみた大人もむかつくが、大人びてるのも問題だ。だから、君を見てると腹が立つ。腹が立つほど可哀相だ。」

ミヌに傾く心を初めて意識したスンジョンだったかも。

でも、ドンウクが亡くなってまだ時間が経ってないのに・・・とナ刑事に言われた言葉が頭をかすめました。

だから、意味が分からない・・・とそのままスルーしようとしたんです。

帰ろうとしたスンジョンを、ミヌは抱きしめました。スンジョンがそう出るだろうとミヌは予想していたんです。

「辛い時はそう言え。泣きたい時は泣け。でなきゃ、心が壊れるぞ。」

それでも、違うとふりほどこうとするスンジョン。

「じゃぁ、君を見てる俺が辛いってことにする。だから、慰めてくれ。」

 

「よく頑張った。」

そう言って、ミヌが髪を撫でた時、もうスンジョンは我慢できなくなってしまいました。

初めて、ミヌの前で心から泣きました。声を挙げて。

 

ジュニは、父の死を思うと、これまで以上にミヌへの憎しみが湧いてきたようです。もう怖いモノは無い・・・そんな感じです。

父の残してくれたお粥も食べました。

 

ヘルミアの新商品の開発が暗礁に乗り上げてます。

何かと費用と時間がかさみ始め、投資家も投資を渋り始めました。

で、説得のために、投資家に会おうとしたミヌ。

ところが、現れたのは、なんとジュニ。

温かさを微塵も感じさせないジュニの目。冷徹さがいっそう鋭くなった感じです。

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『純情に惚れる』9話まで

2015-10-15 16:33:52 | 韓国ドラマのエトセトラ
純情に惚れる 韓国TVドラマOST (JTBC)
クリエーター情報なし
Windmill Ent.

レビュー一覧は、こちらから。

 

ミノは知りました。自分の心臓のドナーがスンジョンの亡き婚約者マ・ドンウクで、マ工場長の一人息子だということを。

あまりの偶然、因縁に、愕然とするミノです。

「息子も棒付きキャンディーが好きだった。」

と、マ所長。

手術以来、ミノは自然と棒付きキャンディーを舐めるようになっていたんです。

 

ドンウクの心臓だから、スンジョンのことを好きになったんだ・・・とミノは思いました。

これまで、知らずにドンウクと同じ行動をして来たんだ・・・と。

スンジョンへの想いは、本来の自分の想いではないのでは?・・・と考え始めたミノ。再検討する・・・と言いだしました。

これが笑えます

スンジョンに会ったら、自制心も何も吹っ飛んじゃって

つい、にやにやとへなへなとしてしまうんですよ。でも、それを必死に立てなおしたりしてね。自分を戒めるのですが、全然ダメ

 

ところで、スンジョンはミノが代表理事に立候補し、それまでの立場とは反対に、ヘルミアを倒産から守ろうとしているのを知り、役に立ちたいと動いていました。

工場の組合を味方につければ、株主たちも動かせるのでは・・・と考えたんですね。

で、工場に行ってたんです。

「理事の為に。」

この一言で、腰砕けになっちゃうミノ

自分から想いを再検討すると言ったのに・・・とオ秘書は情けなく思います

 

ジュニは、やはりスンジョンを諦めてはいませんでした。彼の想いは長いからねぇ。

で、無理やりスンジョンを呼び出すなんてことはしたくないから・・・と、食事に誘ったのです。

秘書仲間が、この話をしてるのを聞いちゃったミノ。指輪まで準備してレストランの予約もしてたと言うじゃありませんか。

プロポーズかも・・・と聞くと、思わず話しに飛び入ってしまいましたよ

「何だと

 

ジュニは、ミノを信じるなと言いました。ゴールド社の後ろ盾も無い今、ヘルミアを救うことなんてできない・・・とね。

でも、スンジョンは信じると言いました。そして、期待して無駄になったのは、ジュニへの期待だ・・・と言いました。

「僕が全て諦めたら、君はまた会ってくれる?」

「私が傍にいても、あなたは諦めないわ。自分が変わらない限り又欲望に支配される。私を口実にしないで。あなたより、カン理事の方が代表にふさわしいと私は思う。」

ジュニ、打ちのめされました。

 

一方、その頃ミノは、スンジョンとジュニに事が気になって仕事が出来ません。

で、家の鍵が無くなったと嘘をついて、スンジョンんを呼びもどしましたよ。あ~ぁ、子供だわまさに

それにしても、スンジョンとミノの掛け合いシーンは、笑えます。

 

ふとした瞬間、ミノの早い鼓動を聞いたスンジョン。

「聞こえるか?制御できない。何も言うな。何も答えられない。」

と、ミノ。

このセリフ、素敵で気に入りました、あたくし

 

意識不明のヨンべに、回復の兆しが見られます。

ドンウクの事件の目撃者だけに、ナ刑事は必死に回復を願っています。既にひき逃げの容疑は晴れましたしね。

 

ミノは組合と話しをするために工場に向かいました。

その時、ある道を通ったら、既視感を覚えたのです。夢に出てくる道路だ・・・と気付いたミノ。血にまみれて倒れている場所だ・・・と。

オ秘書に調べて貰ったら、確かにそこがドンウクの死んだ場所だと分かったのです。

ドンウクが、ミノの意識を借りて、事件の真相を明らかにしてほしいと訴えているようです。

 

工場に着いたら、組合員にミノの過去の悪行が記されたチラシが配られていまして。

組合員は、ミノとの話し合いを拒否してしまったのです。

ジュニたちの仕業でした。

改めて宣戦布告ですよ。

ジュニは、命を賭けているモノは、代表の座以外にもう一つあると言いました。

「キム・スンジョン。」

 

ナ刑事がやってきました。

ドンウク父に事件の事を話しに来たのです。偶然居合わせたスンジョンも一緒に聞く事になりました。

ナ刑事は、ドンウクの事故が、単なる交通事故ではなく、殺人事件だった可能性が出て来たと説明。原料問題を突き止められそうになった黒幕が、殺した・・・と。

流石に、大きなショックを受けたドンウク父、そしてスンジョンでした。

もう一人、ジュニ父も・・・です。

 

ジュニ父は焦りました。息子の罪が暴かれる日が近い・・・と感じたようです。

 

スンジョンは、そんなショックを一切ミノに見せません。

それどころか、組合員との飲み会をセッティングしてくれましたよ。そこで、ミノの本当の姿、思いを知ってもらおうとしたのです。

でもね、ドンウク父をはじめとして、皆、ミノの第一印象は最悪です。

スンジョンは言いました。

「言いたい放題で、礼儀知らずの小学生ですよね?でも、心にも無い事は言えない人なんです。カン理事は本気で会社を救おうとしています。私が保証します。」

 

ミノはスンジョンへの気持ちが自分自身のモノであってほしいと思ってます。心臓の所為じゃなくて・・・。

そして、スンジョンがもし自分を好きなら、心臓が作りだしたミノではなく、本来のカン・ミノを好きであってほしい・・・と。

 

スンジョンが一切落ち込む様子を見せないので、ミノはいっそう心配でした。

「心は落ち着いたか?」

とミノが聞いたら、

「彼がよく言ってました。“永遠はない”“喜びも悲しみも全て過ぎ去っていく”この瞬間も過ぎ去ります。」

つまり、辛いということですね。でもそれは永遠に続くモノじゃ無い・・・ということです。

「それに、全て生きているから感じるんです。」

ミノが守ろうとしている人たちも、小さな事に幸せを感じる人たちです。だから、どんな事があっても私は負けずに頑張って生きて行くつもりです・・・とスンジョンは言いました。

この言葉は、ミノの心に沁み込んで行きました。

35歳までに死ぬと思って生きて来たミノ。復讐するために生きて来たミノ。

でも、今この瞬間、生きている今、一番したいのはスンジョンと一緒にいたいということでした。その想いを素直に受け入れようと思ったのです。

そして、今、やっと亡き父が言っていた言葉の意味が分かった気がしました。

“愛を捨てた瞬間、生きる意味がなくなる。特にリーダーは心を愛で満杯にしておかないとな。”

 

組合員を前に、ミノは自分の思いを語りました。

これまで自分は皆の積み上げて来た小さな幸せを踏みにじる様な事をして来た・・・と謝罪しました。

真の謝罪は過去を繰り返さないことだ・・・と言い、新製品の開発を再開したいと言ったのです。

この思いは伝わりました。

そして、組合はミノを支持すると決め、ミノは代表になったのです。

 

すぐさま理事会を開き、ミノはジュニの代表理事を解任。

皆、大喜びとなったのですが・・・。

 

実は、この裏には、ゴールド社の思惑が隠されていました。ジュニがあっさりと引いたのも、それが理由です。

ミノを代表の座に就け、その後、会社を倒産に追い込もうという策です。

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『傲慢と偏見』6話まで

2015-10-15 10:04:51 | 韓国ドラマのエトセトラ
傲慢と偏見〈ノーカットテレビ放送版〉DVD-BOX1
クリエーター情報なし
ブロードウェイ

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死んだ男の手にはパンダの入れ墨。ドンチの事を知ってる様子でしたし・・・。

この男は死んだ筈の連続殺人犯“パンダ”だったのです。検察、警察の失態・・・ですわな。

 

カン・スは、ショックを受けチャンギのところに行きました。涙が止まりません。

チャンギはどうすればスを癒し慰めてあげられるのか・・・。悩みましたが、手の怪我さえ治療するための薬も持って無くて。

本当に情けない気分でした。

そこに、警察がスを連行するためにやって来たのです。

カン・ス祖母は、ショックを受けながらも、優しく送り出しました。

「大丈夫だよ。胸を張りなさい。」

刑事も、相手が仲間ということで、充分な配慮を示しました。

 

捜査官のミスで被疑者が死亡。死亡と発表した被疑者が麻薬を持って入国・・・。

マスコミが喜ぶ事態に、オ次長は頭を抱えました。

ムン部長検事は、カン・スの処遇に甘さを見せなければ良いと主張。仲間にも容赦せず厳しい検察・・・そうあるべきだと。

 

カン・スを拘束するようドンチに指示したムン部長検事。

ヨルムはこれに反発。逃亡する恐れも無いし、証拠隠滅の恐れもないのだから・・・と。

ムン部長検事は、人が死んだ以上、迅速かつ強力な対処が求められるわけで、検察の職員は一般人以上に厳しい目で見られる現状を考えると、やはり曖昧に対処することはできない・・・とヨルムの意見を一蹴。

この時、ドンチをはじめとしたチーム員が誰もカン・スを擁護してくれないとヨルムはムカつきました。

でもね、ドンチは、まだ事件の詳細が解明出来ていないのだから、簡単にカン・スを擁護することはできないと言いました。

 

ヨルムが警察に着いた時、そこにはチャンギが居ました。

落ち着かない様子で、うろうろしています。ヨルムの顔を見ると、抗議しました。拘束なんて、酷過ぎる・・・と。

カン・スが出て来ました。

「メシは食ったか?強引に取り調べられてないか?」

実の父親のように優しく問うチャンギ。

「お前には罪は無い。事故だ。あいつは死んでも当然の男だ。」

と言うチャンギの言葉を遮って、カン・スは言いました。

「だからと言って殺していいかは話しが別だ。」

本当に優しく真っ正直な青年です。

 

ドンチは、事件の瞬間を写した防犯ビデオ映像を何度もチェックしていました。

そして、薬物の過剰摂取に違いないと思いました。それは、ムン部長検事も同じ意見でした。

ムン部長検事は、表向きはカン・スに厳しい態度をとってますが、彼の無実は信じているし、どうにかして救いだしたいと思っているのも本心でした。

それを、ヨルムがまだ察する事が出来ないでいるだけなのです。

 

ムン部長検事とチャンギの間には、やはり何かありますね。

ムン部長がチャンギに何かを依頼しようとしてるけど、チャンギがそれを受けないでいる・・・そんな感じ。

それを引き受ける代わりに、カン・スを助けてほしい・・・とい言う意味ですよね?

しかし、この時分かりましたよ、チャンギの素性の一部が。なんと、弁護士ですってよ

 

そして、二人の過去の一遍も。

チャンギが運転していて、ムン部長が乗ってる車が、女性をはねてしまったんです。

あれは、前方不注意・・・ですよ。

まさか、あれがカン・スの母親だとか

 

ヨルムは心配しているカン・ス祖母に、大丈夫だから・・・と声をかけました。

「心に傷を残さないでほしい。昔からいい子でね。私を困らせたことは一度も無い。正義の味方のドンチが解決してくれるよ。」

「正義の味方ですか?」

と、ヨルムが聞くと、

「見れば分かるだろ?」

と、祖母。

ヨルムは、ドンチのことをまだ信じ切れないでいます。だから、祖母やチャンギが無条件でドンチを信じているのが不思議なんですね。

ドンチがビョルを殺した犯人だと言う証拠も無ければ、犯人じゃないという証拠も無いわけで。ドンチが言うように、疑うのを止める事は出来ないヨルムなんです。

 

検察には事件がどんどん持ち込まれます。

検事それぞれに事件が割り振られるんですが、ムン部長は又も意地悪して、ヨルムにた~っぷり割り当てようとしました。

でも、実はヨルム、まだ疑念が晴れて無い女性の死亡事件があったんです。自殺として片付けられようとしていたんですが、女性の父親がそれに異論を唱え、ヨルムに直談判してきたことから、もう一度見直してみたいと思ったんですね。

遺族の思いが分かるからです。

無駄だと分かっていても、捜査する姿勢を警察とか検察が見せてくれるだけで遺族は納得するだろうし、それ以後の人生も変わっていただろう・・・とね。

 

ドンチも加わって再捜査をした結果、一つの結論に達しました。

女性はやはり自殺を図った。でも、何者かがそれをパンダの仕業に見せかけようとした。つまり、昔の連続殺人事件の手口に見せかけ、パンダの生存を警察に知らせようとしたということです。

死んだ女性とパンダの双方を知る人物で、女性とは相当親しい間柄の人物・・・。

浮かび上がったのは、ソン・アルムと言う女性。

 

また、パンダの死因が、麻薬の過剰摂取によるものだと判明。

そして最近麻薬を女性に盗まれたらしいと言う事も判明。

アルムの写真を見たヨルムは驚きました。麻薬捜査の時、接触してきた女性だったのです。

 

ムン部長検事たちは、以前捕まえた麻薬犯の男の兄をパンダ殺害犯として追っていました。

ドンチはアルムが犯人だと考えています。

で、双方を捕まえようとした時、なんと、アルムが出頭してきました。

 

麻薬犯の兄も、捕まえられたようです。

 

この一連の事件を発表しようとムン部長がコメントの練習をしてる時、オ次長がやってきました。

で、あっさりとオ次長にその役を渡してしまいましたよ。まぁ、立場上どうしようもなかったって感じですね。美味しいところを持って行ってしまいますね、オ次長は。

でも、その代わりに、カン・スの釈放を要求。

 

カン・スが釈放された時、待っていたのは、チャンギ。豆腐を用意していましたね。

この時の、二人の表情が何か良いです。じんわりとしました。

 

アルムが犯人だと主張したドンチの意見に賛同したヨルム。

でも、その理由は理解出来ていなかったのです。

俺を信じたのか?・・・とドンチ。

「いいえ。」

と、ヨルム。

迷っているよ正直に答えました。行動を見ていると違う気もするけど、じゃぁ、あの成績表は何?・・・ですよね、ヨルムとすると。

あれ?・・・まだ事件にかかわった経緯をドンチは話してなかったのね。

「俺が犯人じゃ無いと言う証拠がある。見せようか?」

と、ドンチ。

そして、いきなりkissですよ

これが、証拠

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『傲慢と偏見』5話まで

2015-10-14 23:00:52 | 韓国ドラマのエトセトラ
高慢と偏見 OST (MBC TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Vitamin Entertainment, Korea

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「検事なら、本当に殺したのか先に聞け。」

と、ドンチは言いました。

「殺したの?」

「いいや。」

そして、続けて聞きました、次はどうする?・・・と。

ヨルムは何も答えず、自室に入りました。

ドンチは、ビョルと関わったあの日のことを振り返りました。

 

ドンチはその時高校生。試験の結果が良かったので、父親に早く知らせたいと思って、工場に行ったのです。

工場・・・だよね?でも、なんだか、廃工場のようですが。

そこで、ドンチは一人の男に会いました。誰かと電話してて、ドンチが名前とかを聞いても、相手にせず、帰れと言うばかり。

だから、名前と連絡先を書いてくれと、メモ代わりに成績表とペンを差し出したのです。

それを、男は拒否。ペンを投げ捨て、成績表を半分に破って捨てました。

片方の成績表を拾った時、ドンチは男の子が物陰に居るのに気が付きました。それがビョルでした。

『助けてください』

ビョルは、ドンチの成績表の後半分の切れ端に書いて見せました。

 

ドンチは、思いがけない事に驚き、ビョルに静かにするよう態度で示し、一旦はその場を離れました。

どうにかして助け隊と思いました。警察に通報する?・・・と考えていた時、ビョルが逃げ出して来ちゃって。

でも、あっさりと男にに捕まって、水に顔をつけられ殺されかけちゃった

慌てて駆け付けたドンチは、男を殴りつけ、ビョルを助けました。

必死にビョルを抱えて逃げ出したんだけど、途中で足を滑らせて、転倒。

ドンチが気がついた時には、既にビョルの姿は勿論、自分の鞄や自転車、男の車も消えてしまっていたのです。

 

ドンチは、物凄い自責の念を感じていました。

自分が犯人を捕まえる・・・とノートに書きつけるほどに。ビョルの尋ね人のチラシも、挟みこんでいました。

そして、ビョルの遺体が発見された後は、“助けてあげられなくて、ごめん”と書いていました。

そのビョルがヨルムの弟だったなんて・・・。

ヨルムが復讐を誓うのも理解できました。でも、はっきりしてる事があります。自分はドンチは犯人じゃ無いと言う事です。

 

ヨルムは、成績表の半分を持って現場に行ったのが犯人だと思ったのです。

そしてその時、ビョルは確かに生きていて、助けを求めていたのに、死んだ・・・。

犯人は証拠となる成績表を持ち帰ろうとしたけど、急いでいたので、ビョルが持っていた半分を持ち帰るのを忘れてしまった・・・と。

これくらいの事じゃ警察は捜査してくれないし、検事は起訴してくれない・・・。それでも自分は検事になった。

「どう、笑えるでしょ?」

とヨルムは言いました。そしたら、ドンチは言ったのです。

「いいや。気の毒だ。」

ヨルムにとっては思いがけない言葉だったようです。

 

女性の自殺体が発見されました。遺書もあって、自殺に見えますが、ドンチも警察も何か不審な印象を受けてる様子。

以前起った連続殺人事件に似ているのです。犯人は別名“パンダ”。既に死亡したとみなされていました。

 

以前捕まえた麻薬事件の犯人の男から取引の事を聞きだしていたチームの面々。

取引が行われると言う情報が入りました。

でも、準備の時間も人手も足りないと思ったドンチは、今回は見逃そうとムン部長検事に提案。

ムン部長検事はそれを承知しませんでした。

取引の行われるという港にチーム員は配置されました。

 

犯人を見つけ追跡し、追い詰めたのですが。

ナイフを振り回す犯人を、ドンチ、カン・ス、そしてヨルムが囲んだのです。

犯人の男は、持ってた麻薬を捨て、なおも立ち向かって来ました。

で、カン・スと犯人の男がもみ合いになって、海に転落。

男は助け挙げられましたが、結局、死んでしまったのです。

 

カン・スに過失致死、あるいは殺人の罪がかかって来そうです。

 

ショックを受けたカン・スが訪ねたのは、チャンギでした。

「人を殺してしまった。」

そう言って、泣きじゃくるカン・ス。

チャンギ自身もショックを受けました。どういってあげればよいのか分からず、ただ、息子を抱くように抱きしめてあげることだけでした。

常日頃、口げんかの応酬ばかりのカン・スとチャンギですが、こう言う時頼ったということは、本当はとても信用し、頼りにしている証拠ですよね。

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『傲慢と偏見』4話まで

2015-10-14 08:05:58 | 韓国ドラマのエトセトラ
傲慢と偏見 DVD-BOX2
クリエーター情報なし
ビデオメーカー

レビュー一覧は、こちらから。

 

ドンチはこの時ヨルムがビョルの姉だと言う事を初めて知りました。

でも、自分への復讐の意味はまだ理解できていないようです。ただ一つ、ヨルムが彼の部屋を探ったのは、本に挟んであった彼の破れた成績表に理由があると察したのです。

 

翌朝、結局ヨルムは不起訴処分が適当という報告書を作成。ムン部長検事に提出しました。

ムン部長検事は、満足そうです。

そして、会議の間着席を許さない・・・と申し渡したのです。昨日、言いたい放題だった事への罰でしょうね。

ところが、ドンチが自分の指示に従えと、着席を命令。自分が指導検事なんだから・・・とね。

 

ムン部長検事は、皆を下がらせ、ドンチと二人だけになって言葉の意味を問いました。

態度を注意しようとしたムン部長検事に、ドンチは言いました。

「見返りは?保育園の事件を不起訴にすれば麻薬の予算を?」

ムン部長検事、認めましたよ。

また園長の夫が法を愛する委員会という犯罪予防委員を務めていることも解決を急ぐ理由の一つのようです。その委員を長く勤めていると、検事とも親しくなります。

園長の夫は、特に局長と親しいとか。部長検事が予算のことで頼みに行った相手ですね。

 

ドンチはヨルムに例の破れた成績表を渡しました。

ビョルのことがあるから、自分と必要以上の関係を持とうとしない・・・と察したドンチ。

「それを手に入れたら、何が変わる?お前にとって俺は何だ?」

ヨルムは怪訝な顔をしました。彼女はずっとドンチが弟の死に関わっていると思って来たのに、ドンチには成績表の意味が分かってない・・・。それをどう理解すれば良いのか分からないという表情に見えました。

 

ムン部長検事は、ドンチに保育園の事件の再捜査を許可したみたいです。

でも、一方で、ヨルムの作成した不起訴処分が適当という書類も、上に提出してますよ。

 

一方で、チャンギの事件は、カン・スが相手に謝罪に行ったり、示談にしてもらうために飲食代を支払いに行ったりしてくれたおかげで不起訴処分となりました。

チャンギはカン・スと血縁関係には無いと言うのに、何か親子のような雰囲気がします。スは、反発しながらも気にかけています。

そして、ムン部長検事とは昔からの知り合いのようです。何か因縁を感じます。

 

園長の金融取引に関する書類がヨルムの机の上に置かれていました。誰が置いたのかは不明です。

カードの使用履歴の書類もありました。

それを見たヨルムは、自分の前で罪は自分にあると号泣し、罰されて当たり前・・・という殊勝な態度をとっていた園長が、もしかしたら、裏の顔を持っているのでは?・・・と疑念を抱きました。

 

ヨルムとドンチ、カン・スは、死んだ女の子の弟チャンに会いに行きました。

が、何も情報は得られませんでした。

結局、虐待の証拠は見つからず、ヨルムは先日提出した通りの結果だったとムン部長検事に報告するしかなかったのです。

「事件というのは実に面白い。一度事件のにおいを嗅ぎつけると証拠が無くても手放す気にならない。でも、時には証拠が目の前に転がっていても目に入らない。判断を誤ると事件は無かったことになる。そして、検事は心にしこりを残す。」

ムン部長検事は言いました。

これが彼の本音なんでしょう。そう言うジレンマと戦っている・・・と言いたかったのでしょうね。

 

被害者のお葬式が行われ、刑務所に居た父親も一時帰宅が許されて参列しました。

父親は園長の謝罪を感謝して受け取りました。でもね、やっぱり一言言わずにはいられませんでした。もう少し気をつけていてくれたら・・・と。

 

そんな時、保育園のお手伝いさんが、気になっていたんだけど・・・と目撃した事実を打ち明けたのです。

被害者の女の子が縛られていた・・・と。

でも、それは夢遊病で外に出てしまう事があって、危険だから・・・と園長は言いました。

確かに、防犯ビデオにも外に出る女の子の姿が映ってました。

その映像を見た父親が声を挙げました。

「助けてください・・・と言ってる。」

手話で防犯カメラに向かって訴えていたのです。

 

弟のチャンは、ヨルム達に心を開き始め、証言しました。

姉が園長に殴られていた・・・と。

 

それを知ったムン部長検事は、局長に連絡し、園長を逮捕する事を知らせました。隠せない犯罪の事実が浮かび上がってきた・・・と。手を切った方が良いと思います・・・とね。

 

結局、ドンチたちの動かぬ証拠で、園長は虐待を認めざるを得なくなったのです。

 

ドンチ、ヨルムたちチーム員は、満足できる結果となりました。

「決定書を書きなおしてください。」

と、ムン部長検事はヨルムに以前描いた書類を渡そうとしました。でも、ヨルムは受け取りません。

まぁ、ちょっとした無言の抗議・・・ですな。

部長検事も充分分かってます。例の園長の金融取引に関する書類は、実はムン部長検事が置いたモノだったんです。彼もやはりジレンマと戦いつつあったというわけです。

 

チャンは、カン・スの祖母が預かる事になったようです。

たまたまヨルムの下宿に来たヨルム母が、チャンを見ました。この年頃の子どもを見ると、どうしても息子と被ってしまって、冷静じゃいられなくなる母でした。

またまた、ヨルムと母は言い争いになってしまったのです。

「あんたが送っていたら・・・。」

と母は言いました。

ヨルムが一番辛いことです。

 

どうにもならない悶々とした思いを、ヨルムはとうとうドンチにぶつけました。

「何が変わるかと聞きましたよね?」

そう言って、ヨルムはドンチからもらった成績表の半分を差し出しました。そして、残りの半分を初めて見せたのです。

「成績優秀だったんですね。」

震える手で二枚を合わせたドンチ。

「医大志望だったんだ。」

「じゃぁ、どうして殺したの?」

成績表を裏返したドンチ。

“助けてください”

ヨルムが持っていた半分の裏には、そう書かれていたのです。

思い出しました。ビョルの事件の時、ビョル自身がそう書いて自分に示していたことを。

「なぜ、弟を殺したの?」

再度、ヨルムが聞きました。

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『傲慢と偏見』3話まで

2015-10-13 18:10:07 | 韓国ドラマのエトセトラ
傲慢と偏見〈ノーカットテレビ放送版〉DVD-BOX1
クリエーター情報なし
ブロードウェイ

レビュー一覧は、こちらから。

 

捕まえた麻薬ルートの男は、ドンチの巧みな誘導であれこれ白状しました。

で、この先も供述に基づいて捜査しようとするのですが、予算がありません。

元々これは麻薬課の担当案件とすべきモノです。民生安定チームは担当外。

麻薬課からクレームが入り、オ次長検事が注意に来ました。当然、予算なんぞ、望むべくもありません。

 

ところで、同じ下宿屋に住む事に決めたヨルム。

結構居心地が良さそうで、楽しそうですね。カン・ス祖母も頼もしそうですし。

でも、どんなにドンチが誘っても一緒に通勤はしないんです。

一線を引いてはいるものの、ドンチはお構いなくどんどんヨルムに近づいて行ってます。

 

ムン部長検事は、オ次長では無く、その上のイ局長に予算の事を頼みに行きました。

不可能ではないが、民生安定チームの役割はそれじゃないと言われてしまいました。

検察が政界と癒着して仕事をおろそかにしている所為で犯罪が増えたとマスコミに叩かれている昨今、それを押さえるために作られたチームなんだそーです。そんなチームが成果を挙げては、検察組織に疑いをもたれてしまう・・・とイ局長は言いました。

「出過ぎず、引き過ぎ無い立ち位置を守る事だ。」

 

ムン部長検事も、それ以上言う事が出来ませんでした。

 

麻薬捜査はそのまま継続することに。現状の予算を充てて・・・と。

そこで、持ち出したのが、保育園の事件。担当はドンチ。

園長が園児としてではなく、個人的に預かっていた女の子が階段から落ちて死んでしまったのです。

ドンチは、確認したい事があって・・・とまだ結論を出さないでいました。それを、早く決着つけろと言ったのです。

出来ないなら、担当を外す・・・と。別の人を担当にすると。

誰も引受け手が居ないので、ヨルムが手を挙げました。

 

ムン部長検事は、ヨルムに事件の概要をかいつまんで説明しました。

そして、さらっと言ったのです。

被疑者の園長は好人物だ。その子も無料で預かっていた。被害者の父親も嘆願書を書くほどだ。これは事故です・・・と。

「不起訴です。」

また、とっとと不起訴処理をするように・・・とも。

 

被疑者の園長を読んで供述を聞きましたし、あれこれと調べてもみました。

でも、なかなか結論が出せません。

 

ふと、ドンチがどういう考えを持っているのか気になったヨルム。

カン・スに聞いても、ドンチの考えは分かりませんでした。結論が出るまで、ドンチは一切話してはくれないらしいですから。

この時、カン・スから、ドンチが如何に有能かと言う事を聞かされました。

なのに、このチームにいるのは、上司から煙たがられた所為だと言うカン・ス。扱いづらいのに、仕事の能力ば抜群で、起訴した後の勝率は相当良いらしいし。

「強敵なのね。」

と、ヨルムは呟きました。復讐の相手と考えると・・・ですね。

 

「業務上過失致死がです。」

と、ドンチに報告したヨルム。そしたら、あっさりと、このまま提出しろと言うじゃありませんか。

でも、一言言いました。

「被害者は何と?被害者の話を聞けないなら、検事を辞めろ。」

その言葉で、再度検討してみようと思ったヨルムでした。

 

そして、気づいたのです。もしかしたら、虐待の事実があるのかもしれない・・・と。

まだ、調査が必要だと思いました。

 

ヨルムの母は、 弟のビョルが死んで以来、そううつ病になって精神的に不安定になっていました。

ヨルムが検事になったのが嬉しくて、お弁当を届けに来て、大騒ぎを起こしたりします。

ビョルの死は、ヨルムにも大きな傷として残っているのですが、母にはそれが理解できないみたいです。自分だけが辛くて苦しいと思ってて、姉のくせにヨルムは全然悲しんでいないと思ってるみたいです。

自分だって傷ついていることを、ヨルムは察してほしいのです。

 

ムン部長検事は、ヨルムに催促しました。

「事件の要点と答えまで教えてあげました。私の考えが間違っていると?」

この時の、ムン部長検事の言い方は相当酷いです。ドンチたちも、黙って見てるしか出来ませんでした。

ヨルムはそれでも悩み迷いました。自分の判断が正解なのか自信が持てなかったのです。時間に追われて、間違った答えを出してしまうんじゃないか・・・と。

 

ヨルムとカン・スは、ドンチから助言をもらいました。写真等を見ると、いつも被害者の女の子の傍には幼い男の子いました。

その子が何か見てるかもしれない・・・とね。

で、調べてみると、何とその子は被害者の実の弟なんだとか。出生届も出せてないらしいです。

被害者の女の子は、自分もまだ幼いのに、弟の面倒を見ていたようです。ヨルムは、その子が亡き弟ビョルと被りました。

ビョルは、ヨルムと一緒にいたくて、バス停まで付いてきたんですね。でも、ヨルムはそのまま帰るよう言い聞かせ、自分は学校に行ったのです。

その帰り道で、行方不明となったビョルは、後日遺体となって発見されたようです。

 

その日は、ヨルムの歓迎会でした。

でも、ヨルムはこの事件を調べれば調べるほど、結論が間違ってるように感じてしまっていました。

だから、しゃら~っとしてムン部長検事の前に出る気にはならなかったようです。

だけど、ユ捜査官が、出席すべきだ・・・と連絡してきました。

 

歓迎会の会場に着いたヨルムに、ムン部長検事は強いお酒を次々と勧めました。

ヨルムがまた酒豪みたいで。それを拒む事なく飲み続けるのですよ。無理だと思っても、全然拒まないヨルム。

周囲の者たちは、黙ってそれを見つめていました。

ドンチは心配そうです。カン・スも・・・。

 

「時間をください。」

と、ヨルムは言いました。

「何故焦るんですか。何故結論を急ぐのですか。時間をかけたら部長の首でも飛ぶんですか?」

怒鳴るようにヨルムは言いました。

「私の顔に泥を塗るとどういう事になるか、思い知りなさい。帰りなさい。」

 

一触即発・・・となった時、ドンチがヨルムを連れて部屋を出て行きました。

ドンチはヨルムをなだめようとしました。でも、ヨルムは疑問をぶつけました。人一人の命が失われているのに、一日の捜査で結論を出そうとするのは納得できない・・・と。

「だから俺がいるんじゃないか。お前をサポートするのが俺の役目だ。それが上司の仕事だ。」

「上司がクズなら?」

「意見や立場の違いでは?捜査は続ければいい。上司に突っかかるな。」

ヨルムは言いました。怖いんです・・・と。

「母が言ったように、私は人を傷つけるかも。弟の名前が何か知ってますか?ハン・ビョルです。この広い世界でその名前を覚えている人は、私と母だけ。子供が死んだのに・・・。だから悔しいんです。すぐに忘れられるから。力を持った人の所為で、誰かよく深い人の所為で、無責任な人の所為で、なぜ死んだかどんなふうに死んだか誰の責任か誰にも知られないのは可哀相過ぎる。」

ぽろぽろ涙をこぼしながら話すヨルム。

ドンチは、その名前に記憶がありました。

すぐに机の中からビョルの事件の書類を出しましたよ。尋ね人のビラも。

ドンチにも忘れられない事件のようです。

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『傲慢と偏見』2話まで

2015-10-13 10:11:34 | 韓国ドラマのエトセトラ
高慢と偏見 OST (MBC TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Vitamin Entertainment, Korea

レビュー一覧は、こちらから。

 

ドンチとヨルムの出会い。それは、いきなり母親と争ったヨルムがドンチの車の前に現れ、ふとしたはずみにぶつかってしまった事から・・・。

母親から逃げるように車に乗り込んできて、

「車を出してください。」

と、ヨルムは言いました。逃げてください・・・と。

その表情に、ドンチは一瞬にして魅入ってしまったようです。

それがきっかけで、ドンチはヨルムと勝手にアプローチ。ドンチのペースで始まりました。

お互い名前も名乗らないうちに始まったのです。

ドンチが名乗ろうとしても“興味無いから”とヨルム。

「じゃぁ、名前を聞かれたら俺に興味があると思っても良い?いわゆる“告白”だ。」

と、ドンチ。

 

で、どのくらい時間が経ったのか。何回目のデートだったのか。

ヨルムがドンチの名前を聞きました。

でもね、この時が、二人の関係が変わる日となってしまったのです。

電話がかかってきて、席を外したドンチ。その時、ドンチのバッグが落ちて、中身が出ちゃって・・・。

それを拾ったヨルムは、一枚の成績表、それも、半分に破られて茶色く変色した成績表が本に挟まれているのを見つけたのです。

思いもよらないモノを見つけた・・・そんな驚愕の表情のヨルム。

そのまま何も言わずに去って行ってしまいました。

 

残されたドンチは、意味が分かりません。直前まで良い雰囲気だったのに・・・。

後を追ったドンチが見たのは、ヨルムの泣き顔。

そしてそのままヨルムは姿を消してしまったのです。で、今回再会した・・・と、そう言うわけですね?

「俺は本気だった。」

と、ドンチは言いました。

 

ドンチは自分の持ち物が動いてることに気付きました。

で、防犯カメラをチェックし、ヨルムが何やら探っているのを知りました。

 

ヨルムは初めて事件を受け持つ事に。

被疑者はチョン・チャンギ=ソン・チャンミンssi。無銭飲食と双方暴行の罪です。

海千山千・・・という感じのチャンギ。ヨルムの手に負える相手じゃありません。

そして、ドンチとカン・スの知り合いでした。ムン部長検事も何やら知ってる様子です。

ドンチは、勝手にヨルムから案件をとりあげ、不起訴処分としました。

 

ヨルムがドンチとカン・スがチャンギと知りあいだということを、釈放後知りました。

で、これは知り合いだからと被疑者に温情を示したと思い、ムン部長検事に即ちくりました。

ところが、ムン部長検事からは厳しく叱責されましたよ。ドンチがニュースに出るようなクズの検事と同じだと思うのか?・・・と。

でも、ちゃんとドンチからも事情は聞きました。

 

チャンギとの関係を正直に話したドンチ。温情を示した事も認めました。

でも、それは大きな獲物に罠を仕掛けるためだ・・・と。

チャンギは、拘置所に居る間に、同じ部屋の者と親しくなりましてね。麻薬取引の情報を得ていたのです。

 

本来、麻薬関係の事件は麻薬課が捜査する事です。彼らの担当じゃありません。

でも、ムン部長検事は、このまま進めるよう指示しました。

 

チャンギの協力で取引現場を押さえようとしたんですが、別の麻薬ルートが絡んで来ちゃって。

結局本来捜査していたルートとは違う別のルートの男を逮捕するに至ったのです。

この捜査中、ヨルムが男に拉致されてしまう騒動になっちゃいましてね。

ドンチは血相変えて探しまわりましたよ。この表情を見ると、決してヨルムを忘れてはいなかったというのが分かりますね。

 

ドンチとカン・スは、同じ下宿屋に住んでいました。

そこは、カン・スの祖母が経営する“三食ごはん”という下宿。

美味しそうな食事が出てますよ。食べたくなるわぁ

そこに、ヨルムも住む事にしたようです。

面白くなってきました。

 

ムン部長検事、なかなか心が読めない人です。

冗談のように本心を言い、口にする言葉が全て本心じゃない・・・。複雑ですな。

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新型車両発見!

2015-10-12 22:09:16 | その他

今、千葉の家です。

やっぱりここが落ち着きます

 

ところで、今日は予讃線の新しい車両を目撃しました

                             

 

今朝のニュースで見たばっかりだったので、すぐに気が付きました。

オレンジ色は、愛媛のみかん色かしら?

 

実は、この写メを撮ってる時、丁度駅弁を食べてる最中でして。

慌てて携帯を構えたけど、結局、上の三枚しか撮れませんでした。

ちなみに、その時食べていたのは、これ 

予讃線内で観音寺~丸亀間という短い時間しか販売されない幕の内弁当です。

内容に変化はありませんでしたね。たっぷりで美味しいお気に入りのお弁当の一つです。

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豊浜町秋祭りに遭遇♪(#^.^#)

2015-10-10 14:19:42 | ご近所探訪

今日も短時間ですが、うどん遍路に

出発してから思いだしました。

この辺り、秋祭りじゃないかぁっ

 

案の定、突然ののろのろ渋滞に。

その先頭に、居ましたよ、『ちょうさ』こと“太鼓台”が

それが、トップの写真

車の中から、写メしたので、やっとのことでこれ一枚。

集合する途中だったのか、この先の神社に5台ほどのちょうさが既に集合してましたね。

 

この『ちょうさ』。

香川県観音寺市のモノに近いです。

そして、愛媛県に入って、川之江、三島・・・と来ますと、また少々形が違うんです。

アルフィーは、このタイプの太鼓台はお初だったと、興奮気味に話してました。

 

で、遍路の行き先は、“うどん しみず”。

これまた、全然目立たないお店で。幹線道路沿いにもかかわらず、よ~く見て無いと通り過ごしてしまいます。

それでも、お客さんはひっきりなしに来店してて、回転も速い。

 

左は、アルフィーの“天ぷらうどん 大”。右は私の“きつねうどん 小”。・・・少々ピントがぼけてますが

麺はごく普通のしっかりしたぷるんっと弾力のある麺。

出汁は、薄味で、でもちょいと塩味が強めに出てましたね。気になるほどじゃなかったけど。

食べた瞬間、宇高連絡船の中で食べたうどんを思い出しました。それと、学食のうどん。

特別じゃなくて、本当に普通に食べてたうどんでした。

 

美味しかったです

気軽に、お昼を食べに来たい・・・そんなお店です。

近ければ、毎日でも通いたい

 

ご馳走様でした。

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『誘惑』視聴開始です

2015-10-09 23:35:41 | 韓国ドラマのエトセトラ
誘惑 DVD-BOX1
クリエーター情報なし
エスピーオー

レビュー一覧は、こちらから。

 

ユ・セヨン=チェ・ジウさんとカン・ミヌ=イ・ジョンジンssi、そしてチャ・ソックン=クォン・サンウssi、ナ・ホンジュ=パク・ハソンさん夫妻の4人が同じ飛行機で香港に向かうところから物語は始まります。

セヨンとミヌはビジネスクラス、ソックンたちはエコノミーという違いはありますが。

 

セヨンは、仕事で。

実は早期閉経と筋腫があると、友人でもあるチュ医師に告げられたばかりでした。

子供が産めなくなると言われましたが、さほど気にしてる様子はありません。父親からは、早く結婚して・・・とせっつかれていますが、スルーしてます。

 

ミヌは気分転換・・・と言う口実ですが、本当は恋人に会うために。

妻と二人の娘がいます。

で、3人目もまた女の子だったことに、ミヌの母親は露骨に失望を表します。それを知ってるだけに、妻のジソンは苛立ちます。

もう出産は無理だと医師から告げられているからでした。

ミヌは、母親と妻との板挟みで、ストレスを感じ続けていたようで。それから逃避したい気分だったみたいですね。

で、香港に行き、昔の恋人に会おうとしたのです。

ところが、既に恋人は亡くなっちゃってて。彼の息子が一人残されていると知ったのです。

ミヌは、浮気症ではあるけど、決して冷たい男ではありません。妻にも優しいし、子供たちにも優しいです。

だから、内緒で産んで一人で育てて来た恋人の事を思うと、そして一人になってしまった息子の事を思うと、胸がつぶれる思いだったようです。迷い無くその男の子ロイを連れ帰る決心をしました。

 

そして、ソックンとホンジュは、観光でも仕事でもありませんでした。

共同経営者だった先輩が、会社のお金を横領し香港に逃げていたんです。そのために、ソックンは一人矢面に立たされ、債権者たちから責められていました。

今回、香港でどうにか資金のめどがつきそうだという連絡を貰い、大喜びで夫婦してやって来たというわけなんです。

ところが、来てみると、先輩は自殺しちゃってて・・・。

やっぱりメドは付かなかったのです。10億Wという大きな負債を抱えてしまう事になりました。

先輩は3000ドルと言う現金だけを残していました。

二人は、それを使いきろうと決心しました。帰国したら、ソックンは警察につかまってしまう可能性があります。

今だけでも不安を忘れて、立派なホテル、豪華な食事、ブランド品の買い物をしようとホンジュが言ったのです。

ソックンも、賛成しました。

 

セヨンは、仕事上のパートナーとも言えるチョン社長が、不正をしていることをミヌから聞きました。

で、チョン社長にすぐ事実を突きつけ、提携を破棄すると申し渡したのです。なかなかの決断の早さです。

ところが、突然その場でチョン社長が胸を押さえて倒れてしまいました。

レストランの従業員はおろおろするばかりで何も出来ません。

そこに駆け付けたのがソックンとホンジュ。

 

ホンジュは看護師なのです。

すぐにソックンと共に蘇生処置をし、呼吸と心拍が戻りました。

それを見ていたセヨン。ソックンに見覚えがありました。以前ソックンは、セヨンの会社の入社試験を受けたのかな?

その時の印象がお互いとても悪かったようで、記憶に残っているようです。

 

チョン社長の一件で、セヨンの会社は、10億Wの臨時収入を得る事になりました。示談金ですって。

 

会社の顧問弁護士をしているチェ弁護士は、セヨンに3日間の休暇をとるよう言いました。これは、セヨン父からの指示のようです。

 

ホンジュは、贅沢をしようと決めた時から、死のうと思っていたようです。

自分の保険金で、ソックンや自分の父親の家等を守ろうと思ったのです。

眠りこんだソックンを残し、一人部屋を出たホンジュ。

ところがそこで、ロイとばったり。

 

ロイは、優しいミヌの傍でもやっぱり育ったところが恋しくなって、一人で帰ろうとホテルを出て来たところだったのです。

ホンジュがあれこれ話している時、気づいたミヌが探しにやって来まして、無事にロイを引き渡す事が出来ました。

 

その後、ホンジュは、一人夜の海に入って行ったのです。

ところが今度も邪魔が。

セヨンでした。

一人で海岸を散歩してる時、砂浜に脱いであるハイヒールを見つけました。

それは、自分が予約していたモノでした。なのに、店員が、やむを得ない事情があって、他の人に売った・・・と言われた品でした。

不思議に思って、辺りを見回して、ホンジュを見つけたと言うわけです。

 

ホンジュを自分の部屋に連れ帰ったセヨン。

すぐにソックンに連絡を入れました。

駆け付けたソックンは、ホンジュを力いっぱい抱きしめました。

それを、セヨンは不思議なモノでも見るような表情で見ていました。

 

ホンジュがどうして死のうとしたのかを調べたセヨン。

すぐにソックンの会社の騒動を知りました。

10億Wというお金は、彼女にとってははした金なんですね。そのくらいの借金で?・・・なんて言ってますよ。

 

ソックンを呼び出しました。

「3日間で10億W。あなたの時間をお金で買うわ。」

ソックン、意味が分かりません。

 

ジウさんが、ま~大人で綺麗で。・・・今さらですが。

年相応の役でしょうね。

なんだか、どろどろ・・・ですな

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「誘惑」あらすじ

2015-10-09 12:46:28 |   ★「や」行

                                            

誘惑 OST (SBS TVドラマ)(韓国盤)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

「天国の階段」以来のチェ・ジウさんとクォン・サンウssiの共演ということで話題になった作品。

不倫を扱うとして、喧々諤々賛否両論あったと聞いてますが・・・。視聴率は、そういう話題性の所為か、そこそこ良かったようです。

私個人的には、あんまり好きなジャンルじゃないんですが、ジウさんの久々ドラマということで、録画してます。

そろそろ視聴開始しようかと・・・。

 

    1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで  9話まで  10話まで

    11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話(最終話)まで

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