高慢と偏見 OST (MBC TVドラマ)(韓国盤) | |
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「検事なら、本当に殺したのか先に聞け。」
と、ドンチは言いました。
「殺したの?」
「いいや。」
そして、続けて聞きました、次はどうする?・・・と。
ヨルムは何も答えず、自室に入りました。
ドンチは、ビョルと関わったあの日のことを振り返りました。
ドンチはその時高校生。試験の結果が良かったので、父親に早く知らせたいと思って、工場に行ったのです。
工場・・・だよね?でも、なんだか、廃工場のようですが。
そこで、ドンチは一人の男に会いました。誰かと電話してて、ドンチが名前とかを聞いても、相手にせず、帰れと言うばかり。
だから、名前と連絡先を書いてくれと、メモ代わりに成績表とペンを差し出したのです。
それを、男は拒否。ペンを投げ捨て、成績表を半分に破って捨てました。
片方の成績表を拾った時、ドンチは男の子が物陰に居るのに気が付きました。それがビョルでした。
『助けてください』
ビョルは、ドンチの成績表の後半分の切れ端に書いて見せました。
ドンチは、思いがけない事に驚き、ビョルに静かにするよう態度で示し、一旦はその場を離れました。
どうにかして助け隊と思いました。警察に通報する?・・・と考えていた時、ビョルが逃げ出して来ちゃって。
でも、あっさりと男にに捕まって、水に顔をつけられ殺されかけちゃった
慌てて駆け付けたドンチは、男を殴りつけ、ビョルを助けました。
必死にビョルを抱えて逃げ出したんだけど、途中で足を滑らせて、転倒。
ドンチが気がついた時には、既にビョルの姿は勿論、自分の鞄や自転車、男の車も消えてしまっていたのです。
ドンチは、物凄い自責の念を感じていました。
自分が犯人を捕まえる・・・とノートに書きつけるほどに。ビョルの尋ね人のチラシも、挟みこんでいました。
そして、ビョルの遺体が発見された後は、“助けてあげられなくて、ごめん”と書いていました。
そのビョルがヨルムの弟だったなんて・・・。
ヨルムが復讐を誓うのも理解できました。でも、はっきりしてる事があります。自分はドンチは犯人じゃ無いと言う事です。
ヨルムは、成績表の半分を持って現場に行ったのが犯人だと思ったのです。
そしてその時、ビョルは確かに生きていて、助けを求めていたのに、死んだ・・・。
犯人は証拠となる成績表を持ち帰ろうとしたけど、急いでいたので、ビョルが持っていた半分を持ち帰るのを忘れてしまった・・・と。
これくらいの事じゃ警察は捜査してくれないし、検事は起訴してくれない・・・。それでも自分は検事になった。
「どう、笑えるでしょ?」
とヨルムは言いました。そしたら、ドンチは言ったのです。
「いいや。気の毒だ。」
ヨルムにとっては思いがけない言葉だったようです。
女性の自殺体が発見されました。遺書もあって、自殺に見えますが、ドンチも警察も何か不審な印象を受けてる様子。
以前起った連続殺人事件に似ているのです。犯人は別名“パンダ”。既に死亡したとみなされていました。
以前捕まえた麻薬事件の犯人の男から取引の事を聞きだしていたチームの面々。
取引が行われると言う情報が入りました。
でも、準備の時間も人手も足りないと思ったドンチは、今回は見逃そうとムン部長検事に提案。
ムン部長検事はそれを承知しませんでした。
取引の行われるという港にチーム員は配置されました。
犯人を見つけ追跡し、追い詰めたのですが。
ナイフを振り回す犯人を、ドンチ、カン・ス、そしてヨルムが囲んだのです。
犯人の男は、持ってた麻薬を捨て、なおも立ち向かって来ました。
で、カン・スと犯人の男がもみ合いになって、海に転落。
男は助け挙げられましたが、結局、死んでしまったのです。
カン・スに過失致死、あるいは殺人の罪がかかって来そうです。
ショックを受けたカン・スが訪ねたのは、チャンギでした。
「人を殺してしまった。」
そう言って、泣きじゃくるカン・ス。
チャンギ自身もショックを受けました。どういってあげればよいのか分からず、ただ、息子を抱くように抱きしめてあげることだけでした。
常日頃、口げんかの応酬ばかりのカン・スとチャンギですが、こう言う時頼ったということは、本当はとても信用し、頼りにしている証拠ですよね。