レビュー一覧は、こちらから。
スンジョン、あまりにも思いがけない事実に混乱し、ジュニを呼び出しました。
「気持ちの正体が分かったろ?」
と、ジュニは言いました。
スンジョンが、嫌っていたミノに急速に惹かれて行った理由です。
「君は本能的にあの男からドンウクを感じ取ったんだ。思い当たる節があるだろう。」
疲れ切ったスンジョンが家に帰ってくると、ミノがいつものように家の前の階段で待っていました。
ドナーの一件で警察にいたことを話せる筈は無く、嘘をついて、約束を破った事を謝りました。
スンジョンは、流石に冷静じゃいられなくて、ミノを突き離しました。
ミノはスンジョンの様子が変だとは感じましたが、まさか秘密がばれたとは思いもよりません。
これまでのミノとの事を振り返ったスンジョン。
ドンウクと重なって、自分が何度も混乱シかけた事を思い出しました。
でも、今はミノの事を愛しているわけで・・・。
どうすれば良いのか、スンジョンには分かりませんでした。
翌日、スンジョンは体調を崩し、会社を休みました。ミノの電話にも出ません。
心配でたまらないミノは、スンジョンの家を訪ね、寝込んでいるのを見つけました。
看病し始めた時、スンジョンが気が付きました。でもね、冷たくミノを拒否したのです。
ミノは、スンジョンの変化が理解できません。
で、オ秘書や他の女性秘書にあれこれ相談しました。女性は口にする言葉と本心とは違う・・・と聞き、自分の対応がまずかったと思いました。
ま~このやりとりが笑えるんです
ナ刑事は、ミノが言ったジュニの腕時計の事が気になっていました。今のところ、ミノの不確かな証言だけですから、それでジュニを疑う事は出来ません。
で、腕時計の事を聞こうと、スンジョンを呼び出しました。
その腕時計は、昇進祝いにドンウクが買って、スンジョンが渡したモノでした。だから、ジュニはドンウクが選んだとは知らず、スンジョンからのプレゼントだと思っています。だから、いつもつけてるんでしょう。
スンジョンは、たまりにたまっていた想いを吐きだしました。
ミノに惹かれていたこと、でも、その理由はミノの中にあるドンウクの心臓の所為だった・・・と。
だから似てたのね・・・とナ刑事。
自分だけじゃ無く、ナ刑事もミノにドンウクの面影を見ていたんだ・・・と知ったスンジョンでした。
「私は誰が好きなのか、混乱してる。代表を見る度に彼かドンウクか見極めようとしてしまう。代表の顔を見るのが辛い。」
スンジョンは決心しました。
ミノから離れようと。
辞表を差し出したスンジョン。ミノはそれがスンジョンの本心じゃないと思いました。嘘を突いた自分を懲らしめようとしているんだ・・・と。
「これが今の本心です。」
とスンジョンは真面目に答えました。
俺を守ると言っただろう・・・とミノ。
「私無しでも代表として会社を導いてください。気持ちは変わりません。」
ミノは突然の事で、理解できなくて呆然とするばかりでした。
スンジョンが突然冷たくなった・・・とドンウク父に打ち明けたミノ。
「愛する事と同様、愛さない事も罪じゃない。待ってやりなさい。スンジョンは心に傷を抱えてる。うちの息子も彼女の傍でじっと見守り続けてた、木のように。代表も待ってみるといい。」
ドンウク父、いつも本当に良い言葉をかけてくれます。
そして、ミノと良いコンビです。まるで本当の親子のようです。
会社に突然ヨンべが現れました。スンジョンに話があると言います。
その場にジュニも呼びました。
ジュニ、流石に血相変えてやってきました。
このところ、いくらジュニを脅しても、お金は出してくれないし、妻の腎臓移植の件も保留されたままでして。妻の容体が悪くなる一方で、ヨンべは焦っていました。だから、こんな手段に出たんです。
いつでもスンジョンにばらすぞ・・・というアピールでしょうね。
ヨンべだけが変に明るく振る舞う異様な感じに、スンジョンは戸惑いました。
そこに、ミノが。
ミノはオ秘書から、ヨンべが来た事を知らされ、やって来たのです。
で、スンジョンに上司としての指示を出し、その場を離れさせました。
辞表は受け取らないとミノ。休暇扱いにすると言いました。
まだミノにはスンジョンの苦しみが分かりません。スンジョンは冷たく言いました。
「勘違いなさってます。私が会社を辞めるのは、代表と関わりたくないからです。ゆっくり始めようとおっしゃいましたね。私は代表と何かを始めるつもりはありません。予定通り辞めます。」
いくら考えても、君が会社を辞める理由が分からない・・・とミノ。
納得しない限り俺は離れないぞ・・・とね。
スンジョンが勝手に離れようとするのなら、自分も思うようにする、愛し続ける・・・と。
こう言っても、スンジョンは辞める理由は言いませんでしたし、ミノの傍を離れるのも諦めることはありませんでした。
ミノはナ刑事にドナーがドンウクだと言う事を話す決心をしました。そうしないと、ジュニが犯人だと言う理由が話せないからです。
でも既にナ刑事はその秘密をスンジョンから聞いて知ってましたからねぇ。特に驚きませんでした。
反対にナ刑事に知られてることをミノの方が驚いてましたね。
これまでの突拍子もない話は、その心臓の所為かと聞かれ、ミノは頷きました。
事件現場の夢を見るとミノは打ち明けました。夢の中で、腕時計の事や携帯の事、車の形も見たんだと話すミノ。
ナ刑事、現実にそんな事が起るのだろうかと、余計混乱しました。
ヨンべが会社に来て、ジュニとスンジョンと話をしていた・・・とミノは報告。その時の雰囲気で、ジュニはヨンべに弱みを握られているようだと感じていたミノは、その事も報告しました。
最後にミノはこの事をスンジョンに内緒にしていてほしいと頼みました。言うにしても、自分が話したいから・・・と。
ところで、ジュニとゴールド社は、又もヘルミアに罠を仕掛けていました。
ベトナムの架空の会社から大量注文をさせたのです。信じさせるために、手付金も払って。で、出荷直前に倒産させ、商品も売れず、ミノは経営のミスで訴えられる・・・という筋書きでした。
でもね、ミノも馬鹿じゃありません。今回はジュニの裏をかきました。
ベトナムの会社に不審な感じを抱き、調べさせていたんです。だから、商品も製造していませんでした。
と言うより、ベトナムの会社の担当者と裏で取引して、ジュニたちの計画を知り、寝返らせたってことのようですね。騙されてるフリをしていただけなんです。
ジュニは地団太を踏む事に。
ゴールド社のジヒョンは、ジュニの失敗を責めました。
利害関係だけで繋がってる両者は、こう言う時相手に対して容赦ないよね。下手するとジュニはゴールド社から捨てられるかも。
ミノは、ドンウク父にスンジョンを止めて貰おうとしました。
送別会を開いているところにやって来て、スンジョンを説得しようとしました。
そしたら、その場にジュニがやって来たのです。
ジュニはもう怒りのあまり、その場でドナーの事をぶちまけてしまいましたよ。
スンジョンが、止めるのも聞かず、言い放ちました。
「ドンウクの心臓の移植先は、カン代表です。」
ドンウク父も周囲の者たちも固まりました。
ミノは、スンジョンを振り返りました。それだけは自分の口から告げたかったミノ。
今のスンジョンのショックが如何ほどか、考えただけでも恐ろしかったでしょう。
「スンジョンがお前の傍から離れる理由を教えようか?愛する男の命と引き換えにお前は生還した。彼女が辞める理由、お前の顔を見るのが辛いからなんだよ。」
スンジョンは耐えられなくなってその場を飛び出して行きました。
ミノは追いかけました。
でも、スンジョンはそのまま去って行きました。
ミノは家の前から電話しますが、スンジョンは出ません。
翌朝、スンジョンは大きな荷物を持って出て来ました。
家の前で夜を明かしたミノ。
「代表が居ない場所へ行くつもりです。」
「そんなに苦しいか?」
「ええ・・・。」
「私たちの平行線の間にはドンウクがいます。きっと常に混乱して疑いを持ち苦しむでしょう。これは本当に愛だろうか、ドンウクを置いて幸せになっていいのか、そう思う筈です。それは愛じゃありません。」
「俺はそれを承知で君を愛した。君はダメなのか?」
「私には無理です。」
階段を下りて行くスンジョンにミノは大声で言いました。
「生き還ったのは俺の所為じゃない。なのに、なぜ君を失うんだ!」
切ないです。
人気ブログランキングへ