製パン王キム・タック オリジナル・サウンドトラック | |
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ポニーキャニオン |
前回の記事は、こちらから。
タックことユン・シユンくん、最初はイ・ジュンギくんに似てると思ったんですが、このところはチョン・イルくんに見えます。それに、少し前に亡くなった田中実氏にも似てるかと・・・。年齢より、幼く見えますね。チュウォンくんより1歳年上なんだけど、彼より年下に見えますし・・・。
だから、ユジンさんとのツーショットは、ちょっと姉弟に見えない事も無いかと・・・。
ジングを庇ったタックは、火傷は大したことなかったんですが、目を傷つけてしまいました。最悪の場合は、角膜が傷ついて失明することになる・・・と医者に言われ、タックも周囲も者たちもショックを受けます。
ま、これは大した事にはならず、ソウルの大きな病院で治療を受けて、無事回復しましたよ
でもね、この事故で、タックはオーブンを開ける事が出来なくなってしまったのです。爆発の恐怖が甦って来るのです。パンを作ると言う事は、種を焼きあげて初めてパンになるわけで、この恐怖を克服することが、タックにとっては大きな試練になりました。
それに、失明すると言われるんじゃないかと不安で仕方が無かったタックは、店をこっそりと出て行こうとしたんです。でもね、その姿は、インモクたち全員に見つかってしまってて・・・。
皆の温かい気持ちに感動したタックは、治療を受けることを決意したんです。
その夜、実はユギョンがパン屋の前に来てたんです。タックに会いたくて・・・。でも、そんな様子を見たユギョンは、ミスンにだけ会って、そのまま帰りました。
その時、タックにプレゼントを渡してほしいと、差し出したのが、白い帽子。内側には『製パン王キム・タック』と刺繍してありました。
ここで、初めてこの言葉が出て来ました。
タックは、その帽子をユギョンだと思って、修行に励むようになったんです。
自分を憎む気持ちは変わらないのに、いざって時は助けてくれたタックに、ジングは言葉には言い表せないくらいの感謝をしています。
以前、ハン室長から、タックの行動を制限しろとか行動を知らせろとかいう命令を受けました。その見返りに、透析を受けてる妹の治療費等を出してやる・・・と。
でも、それは拒否してましたね。元々、ジングは会長の命を受けていた立場ですから。それに、今は、タックの人生を根底から変えてしまった罪の意識が何より大きいですからね。師匠としてパルボン先生やインモクと出会ったのも、大きいかもしれません。
爆発事故は、誰かが故意に仕組んだものとわかりました。まだ犯人はわかりませんが、内部犯の可能性が高いです。
マジュンは、ユギョンの元を訪ねてます。彼女への気持ちは真実なのかもしれませんね。
でも、ユギョンはマジュンや彼の母の言動に、失望と怒りが込み上げてます。
そんな時、ジェリムからユギョンのアパートを聞いたインスクが、彼女を追い出そうと画策。条件の良い借り手のフリをして、大家に交渉。大家は、家賃の溜まってるユギョンより、そちらをとりますわな。ユギョンの荷物を彼女の留守に部屋から運び出しちゃいましたよ。
雨降ってるし・・・酷いよね。
そして、呆然とするユギョンに、一通の封筒を手渡しました。新しい借り手の人が渡してくれと言った・・・と。
その封筒の表には“コソン食品”の文字。マジュン母インスクの仕業だと、ユギョンはすぐに判りました。
復讐の思いが募ったようなユギョンです。
この事は、後になってマジュンも知りました。ユギョンの居なくなったアパートを茫然とみたマジュンは、母のところに行って、怒りました。やっぱり、マジュンの気持ちは真心ですね。それに気づいてるんで、インスクは早々にユギョンをマジュンから離したかったんでしょう。
ところで、タック母は、何故かとーってもお金持ちになってますよ。コソン食品に別人名義で投資話を持ちかけてます。
彼女の周囲には、例の医者といい、有能で誠実な支援者が居るようですね。
もしかしたら、イルジュンの家の昔から居るお手伝いのアジュンマも、彼女の息がかかってるのかも。何かと起こる家庭内の出来事も、例の意味深な内容の脅迫状も、彼女が置いてるのかもしれません。いろいろ様子を窺ってる素振りも見えますからね。
タック母は、一度、タックとすれ違ってます。
その時、タックは目の治療の為、包帯で目を覆っていたんで、母の姿をみる事が出来ませんでした。そして、」タック母もまた、目を患っているようなんです。
片目は既に、視力がかなり落ちてるようで・・・。数年のうちには失明してしまう可能性があるとか。だからこそ、タックを早く見つけ出したいし、タックハルモニの復讐もしたいんでしょう。
タックとマジュンの約束の二年が過ぎようとしていました。
パルボン先生は、認定試験をすると宣言。誰でも参加できる・・・と、3次試験までして、それに合格したら認定書を渡されるらしいです。この認定書は、今まで数名しかもらえてない貴重なモノのようです。
マジュンは、3次試験まで合格したら、認定書のほかに、欲しいものがあると言いだしました。それは、パルボン先生が生み出した幻のパン‘ポンパン’のレシピです。
マジュンは、以前、父のイルジュンからそのパンの話を聞いていたのです。それを自分の手て再生することが、父の信頼を得る一番の方法だと思ったんでしょうね。
でも、先生はそれについてはOKとも何とも言いませんでした。
タックは、まだオーブンの恐怖から抜け出せていません。
でも、ジングの協力でそれも克服。
勇気を出して試験に挑む決心をしました。
ただ、まだちゃんとパンを焼けてないんですよ、タックは・・・
試験に挑むのは、タック、マジュン、ミスン、そしてもう一人の従業員の男性(名前忘れましたよ)。
ユギョンは、なんと、試験を受けてコソン食品に入社してましたよ。
試験でもトップ、そして、入社しての研修でも成績はトップだったみたいで、秘書室に配属されました。
だから、当然、インスクとも接する機会が増えます。
インスクは、挨拶に来たユギョンを見て、またもヒステリックに激怒
すぐ、ハン室長に彼女を辞めさせろと命令しますが、会長のイルジュンは気にしない様、ユギョンに言うのです。
そして、ある夜、ふとイルジュンはパルボン先生に会いにパン屋にやってくるのです。
工房でパンを作ってるタックの姿を見て、そっと近寄ったイルジュン。
小麦粉まみれになったタックに、イルジュンが声をかけました。
「大丈夫か?」
「ええ・・。」
と、振り向いたタックは、あまりの驚きに、声も出ず、立ちつくしてしまいました。
涙が溢れそうになったタック。思わず、背を向けてしまいました。
これだけで、充分じわじわ泣けそうでしたよ、私は