大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

藤原京跡とコスモス

2018年10月25日 | 史跡
10月22日、素晴らしい秋空との報道、相棒と共に藤原京跡のコスモス園へ。

近鉄大和八木駅からバスで橿原市藤原京資料館前下車。
目の前にコスモス畑が広がり、多くの見物客で賑わっています。

藤原京
694年から710年の間、持統・文武・元明天皇三代に亘る都で日本で最初の条坊制を布いた本格的な唐風都城である。
藤原京は5.3キロ四方(平城京・平安京よりも大きい)で中心の藤原宮(900m四方)は耳成山・畝傍山・天香具山の大和三山が見渡せる景勝の地であり万葉集にもこの地に関する歌が数多く詠まれている。
(写真下左耳成山・右天香具山、畝傍山は家並みの陰で見えなかったのは残念)

平城京に移った後は田園に変わり1300年もの間地中に埋もれていたが、昭和9年から18年の発掘により大極殿・朝堂院の位置や規模が明らかになった。
その後の調査で門・大垣・役所の一部もはっきりした。

大極殿や朝堂院等の柱跡には赤い模造柱が建てられ、その位置が判るようになっている。

コスモス畑には、丁度見頃の約3万本の赤・白・ピンクのコスモスが風に揺れており、万葉人はこのように変わった宮を見て何と詠んだことでしょう。

相棒と共に遠い時代の想いを馳せながら次の訪問先唐招提寺へ。
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