大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

ショクダイオオコンニャクとラフレシア

2022年02月15日 | 植物
先日、大阪市立自然史博物館での「特別展 植物」へ、相棒と共に行ってきました。
目的は、ウオーキングと展示されている世界最大の花ラフレシアとショクダイオオコンニャクを見ること。

地下鉄長居駅前にある長居公園入り口から博物館までウオーキング、途中十月桜がピンクの小さい花を付けており、すぐ横には河津桜のつぼみが膨らみかけています。ソメイヨシノのつぼみはまだ固く、立春が過ぎたとはいえ春はもう少し先でしょうか。

自然史博物館へは二階から入場。
「特別展 植物」は、人間と同じ原始的な生命体から進化し地球上の多種多様な環境に生育する最も成功している生物群が植物であることをテーマに標本や模型、映像等で展示されている。

中でも目を引くのが、巨大なショクダイオオコンニャクとラフレシア(何れも実物大模型)。
展示のショクダイオオコンニャクの高さは2.72m、ラフレシアの花の直径は80cm。

ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻)
サトイモ科。インドネシア、スマトラ島の熱帯雨林に自生する。
最短でも2年に一度2日間しか咲かない、世界で最も背丈の高い花として有名になった。

花序とその付属体、および仏炎苞の複合体は径1.5mに達し、高さは3.5mまでになった記録もある。肉穂花序の先端は棍棒状の付属体となり、その下の仏炎苞に包まれた部分の上部に雄花、下部に雌花が密生する。
花が枯れてしばらくすると巨大な葉っぱが地上に現れますが、約1年後には葉が枯れ、それから半年あまり地下で芋は休眠する。
最も臭い花としても知られ、この腐臭を使って受粉をするハエをおびき寄せている。

別名スマトラオオコンニャク・その腐敗臭から死体花とも呼ばれる。
東京の神代植物園では、数年ごとに花が咲き見ることができる。

ラフレシア
ラフレシア科。東南アジア〜マレー半島に分布。
肉厚で90cm程に達する世界最大の花。花びらは他に類を見ない特徴的な質感で、踏みつけると発泡スチロールのようにパリパリと割れるそうです。この花は約2~5日で枯れる。
花からは強烈な臭いを発し「死肉のような臭い」や「トイレの臭い」などと例えられ、ハエなどの昆虫をその臭いでおびき寄せて花の奥まで誘導し受粉させる。これらの昆虫は、動物の死骸や糞を使って繁殖するという特徴を持っています。

植物でありながら根が無いため土から栄養を吸収することも光合成もできない。
ブドウ科の植物の根などに寄生し、他の植物が作り出した栄養を奪う寄生植物。
写真は、展示の模型(左)と映像(右)

本日の歩数計7002歩、世界にはいろいろな花があるようですが世界最大と世界最高とを体感でき満足でした。

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