大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

ヤマモモの実

2021年06月21日 | 司馬遼太郎記念館
司馬遼太郎記念館の玄関横のヤマモモの実が、近年では珍しいくらい多く生っていて熟した実の落下が始まっています。
10数年前には、この実でヤマモモ酒をつくった、と聞いたことがありました。
実が生りますので花は咲きますが、目立たないのでしょう、見たことがありません。

ヤマモモ
ヤマモモ科。中国大陸や日本を原産とし暖地に生育し暑さには強い。関東以南の低地や山地や、本州南部以南では海岸や低山の乾燥した尾根などで自生し、痩せ地で森林を構成する重要樹種である。

常緑広葉樹の大高木で樹高20mほどになる。生長は遅く幼木は日陰を好むが成木は日なたを好む。
山に生えモモのような果実をつけることからヤマモモと呼ばれ、雌雄異株で花期は4~5月中旬。数珠つなぎに穂状の小さな桃色の花弁4枚の目立たない花をつける。
雌株につく果実は直径1.5~2 cmのほぼ球形で、6月頃に紅色から暗赤色に熟し食べられる。

木の下枝には、熟した実が衣服につくと汚れますので、「落下する実に、ご注意」の札が下げられています。
街路樹にもよく利用され、自宅近くの上町筋にも植えられていて、この時期樹下の道路が真っ赤に染まっているのを見かけます。

先週つぼみだった、キキョウやクチナシが満開です。



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