大阪城での四季のうつろい

相棒や友人たちとの日々の行動を記録するため、2005年(平成17年)リタイア後ブログをはじめました。

岡山から小豆島(二日目)

2022年03月31日 | 風景
3月29日、開花の進んだ小豆島のホテルの桜を楽しみ7時50分の送迎バスで土庄港へ。
港のレンタサイクルを利用して土庄近辺を散策。

頂いた地図でコースを選定。
土渕海峡⇒エンジェルロード⇒西光寺⇒土庄役場⇒宝生院⇒土庄港

自転車には10年近くご無沙汰の相棒はフラフラしながら、世界一狭い海峡としてギネス記録で認定されている、小豆島と前島に挟まれた土渕海峡へ。

海峡は、長さ2500m・幅は最大400m・最小9.93mで今も漁船やレジャーボートが航行する立派な海峡です。
相棒の記憶では昔、観光バスから眺めたことがある、と言われて私も思い出しながらパチリ。

海峡沿いに南下、エンジェルロードへ、途中ランニング中の地元の子供たちに案内をしてもらって無事到着。
一日二回の潮の満ち引きによってつながる砂州で、浜から弁天島~小余島~中余島~大余島の4つの島が繋がったり離れたりすることから瀬戸内の縁結びスポットとして知られ、潮が引いたら真ん中で手と手を結ぶと、きっと願いが叶うそうで恋人たちの聖地として人気があります。
恋人たちの貝製の絵馬も掲げられています。

小豆島には、弘法大師が1200年前に御開創された霊場があり、西光寺はその第58番札所。
お参りをしていますと、中から瀬尾ご住職が堂内へどうぞ、と招き入れて頂きしばし歓談。

高台に建つ三重塔は昭和53年建立。自由律俳人の種田山頭火、井泉水とともに知られる尾崎放哉はこの寺奥の院で最期を迎え、石碑がその名残を残している。
石碑には、放哉の句「咳をしても一人」と山頭火の句「その松の木のゆふ風ふきだした」が刻まれていました。

土庄役場に立ち寄り、土渕海峡横断証明書を頂き第54番札所宝生院へ。
宝生院では、日本最大樹齢1600年のシンパク(特別天然記念物)を見学。
このシンパクは、古墳時代の第15代応神天皇お手植えと伝えられ、樹高16.9m・胸高樹幹周17.2m・樹周20.9m。

土庄港へ戻る途中の和菓子店で美味しそうな回転焼きが目につき小休止。
回転焼きには、尾崎放哉の句「入れものが無い 両手で受ける」が書かれていました。
11時40分のフェリーで岡山港へ、バスで岡山駅へ戻り鷲羽山へ。

JR児島駅前のジーンズ通りを散策しましたが、ほとんどの店が閉まっていて新型コロナの影響を感じました。
バスで鷲羽山へ。

鷲羽山というと、堺支店の行内旅行でバスの運転手の手違いで到着が大幅に遅れたことが相棒との独身時代共通の思い出です。
鷲羽山からの瀬戸内海に架かる瀬戸大橋や小島の眺望を楽しんだ後、児島駅に戻り岡山駅から新幹線で帰途に。
久しぶりの一泊旅行、新型コロナの影響で岡山駅以外の観光地の人出は少ないようでしたが、新幹線・桜・温泉・海・フェリー等久しぶりの旅を相棒ともども大いに満喫できた旅でした。 



コメント
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