7月22日から25日、往復フェリーを利用して相棒と共に別府へ。
22日19時5分、地下鉄トレードセンター前駅すぐのサンフラワー第一ターミナル出発。
翌朝6時55分別府観光港着、ライトアップされた明石大橋を潜った後一眠りしている間に九州へ。
別府駅までバス利用、JRで臼杵駅からバスで臼杵石仏へ。
下りたところでボランティアガイドのO氏と待ち合わせ、ご案内頂きます。
まず、石仏について、岩肌を削って彫り出した石仏を磨崖仏と呼び、切り出した岩に彫った仏像は石仏と呼ぶとの説明。要は持ち運びできないものは磨崖仏、持ち運べるものは石仏ということのようです。
最初に、ホキ石仏第二群(写真上左勢至菩薩・阿弥陀如来・観音菩薩)・ホキ石仏第一群(写真下右薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来と写真下右勢至菩薩・阿弥陀如来・大日如来・釈迦如来・観音菩薩)
臼杵磨崖仏
中央の谷を挟んで西側のホキ石仏第一群・第二群(ホキは崖のこと)と東側の古園石仏・山王山石仏との四群で構成され61体の石像全てが国宝。
制作時期は、平安後期から鎌倉期(各像ごととほぼ特定されている)。
制作者は、当時この地を支配していた地方豪族の臼杵氏が一族の極楽往生と安寧を願って中央の一流の仏師(木造の仏師)を招き造らせた。この地は関白家であった藤原氏一族の九条家の荘園であり、臼杵氏はその管理にあたっていた。
当初は、龕(ガン・仏像を納める厨子)を覆う屋根もあったようだが長期間野ざらしの状態が続き、風化・内部からの浸水や材質が阿蘇溶結凝灰岩(火山灰が積もったもの)のため脆い事もあり傷みが激しく、昭和30年代と50年代から平成にかけての二度の修復により現在の姿となっている。
平成7年第二期保存修理工事終了後59体が国宝指定、残る二体の金剛力士像は平成29年国宝に追加。
次いで山王山石仏(写真上阿弥陀如来・釈迦如来・薬師如来・写真上右金剛力士)と古園石仏(写真下大日如来を中心にし左右に各六体の菩薩等)を見学。
昼食後、近くの蓮畑へ。
一周800mの池では第7回目となる蓮まつり開催中。美しいピンクの蓮の花は、石仏の里に似合っているようで蓮の花越しに見る石仏の覆いとも調和がとれているようでした。
最後に、蓮畑近くの満月寺にお参りをしてバス停へ。
満月寺には、鎌倉後期作の宝篋印塔があり高4mで日本最大だそうです。
バスで臼杵市内へ。
ボランティアガイドさんのお蔭で楽しく判りやすく臼杵石仏のことが学べました。
Oさん、有難うございました。
22日19時5分、地下鉄トレードセンター前駅すぐのサンフラワー第一ターミナル出発。
翌朝6時55分別府観光港着、ライトアップされた明石大橋を潜った後一眠りしている間に九州へ。
別府駅までバス利用、JRで臼杵駅からバスで臼杵石仏へ。
下りたところでボランティアガイドのO氏と待ち合わせ、ご案内頂きます。
まず、石仏について、岩肌を削って彫り出した石仏を磨崖仏と呼び、切り出した岩に彫った仏像は石仏と呼ぶとの説明。要は持ち運びできないものは磨崖仏、持ち運べるものは石仏ということのようです。
最初に、ホキ石仏第二群(写真上左勢至菩薩・阿弥陀如来・観音菩薩)・ホキ石仏第一群(写真下右薬師如来・阿弥陀如来・釈迦如来と写真下右勢至菩薩・阿弥陀如来・大日如来・釈迦如来・観音菩薩)
臼杵磨崖仏
中央の谷を挟んで西側のホキ石仏第一群・第二群(ホキは崖のこと)と東側の古園石仏・山王山石仏との四群で構成され61体の石像全てが国宝。
制作時期は、平安後期から鎌倉期(各像ごととほぼ特定されている)。
制作者は、当時この地を支配していた地方豪族の臼杵氏が一族の極楽往生と安寧を願って中央の一流の仏師(木造の仏師)を招き造らせた。この地は関白家であった藤原氏一族の九条家の荘園であり、臼杵氏はその管理にあたっていた。
当初は、龕(ガン・仏像を納める厨子)を覆う屋根もあったようだが長期間野ざらしの状態が続き、風化・内部からの浸水や材質が阿蘇溶結凝灰岩(火山灰が積もったもの)のため脆い事もあり傷みが激しく、昭和30年代と50年代から平成にかけての二度の修復により現在の姿となっている。
平成7年第二期保存修理工事終了後59体が国宝指定、残る二体の金剛力士像は平成29年国宝に追加。
次いで山王山石仏(写真上阿弥陀如来・釈迦如来・薬師如来・写真上右金剛力士)と古園石仏(写真下大日如来を中心にし左右に各六体の菩薩等)を見学。
昼食後、近くの蓮畑へ。
一周800mの池では第7回目となる蓮まつり開催中。美しいピンクの蓮の花は、石仏の里に似合っているようで蓮の花越しに見る石仏の覆いとも調和がとれているようでした。
最後に、蓮畑近くの満月寺にお参りをしてバス停へ。
満月寺には、鎌倉後期作の宝篋印塔があり高4mで日本最大だそうです。
バスで臼杵市内へ。
ボランティアガイドさんのお蔭で楽しく判りやすく臼杵石仏のことが学べました。
Oさん、有難うございました。