本日(7月24日日曜日)は、祇園祭後祭の巡行日です。
9時から始まるので、TV中継で人が一杯でないことを確認後、地下鉄で二人で出かけました。
烏丸御池に着いたら、丁度出発の合図を山鉾連合会理事長の木村君がしたところ。
高校の同級生で、彼が理事長になって3年でやっと巡行にこぎつけました。
若い時は家の2階から、「きんすけ、ちまき放って!」と気軽に言ってたのですが、今は偉くなってるので「立派になって!」と、目頭を押さえていました。
私の実家からは一番近かった北観音山、巡行が終わってから定位置に戻すときに、子供の私でもひくことが出来ました。
おはやしの音よりも、セミの声がうるさいぐらいの祇園祭です。
第77代後白河天皇皇子以仁王(モチヒトオウ)のやや早すぎた平家討伐、敗れて京都の木津で落命したので、この以仁王墓も天皇陵巡りで行きました。(2021-1-16のブログ参照)
その時宇治川の宇治橋で源頼政などと共に戦った筒井浄妙(ツツイジョウミョウ)の墓も、何故か以仁王墓のすぐ近くに塚として宮内庁管理しています。
写真の浄妙山は、宇治川の先陣争いでその浄妙が、味方の法師に頭上を飛び越されてる場面だそうです。
天皇陵巡りも、知らなかった祇園祭の山の話も覚えられるので、馬鹿にできませんね、面白くない時もいつか役に立つと付いて来てくださいね。
復活して初めて巡行する鷹山です。
ピカピカで輝いていました。
新型コロナ感染者爆発的増加も、人出に関係あったのか楽に見物は出来ました、
これも何年か前に復活した大船鉾です。
狭い新町通りから御池通りに出ていくところで、辻回しをやってました。
それほど暑くもなく、最前列では観れませんでしたが、後方の木の陰からでも充分観えました。
子供の時は、さあこれから夏休みや!と思ってた祇園祭、今日はなんか夏が終わりかけてる気分になるのは、風が気持ち良かったためかセミが鳴いていたためか年取ったせいか?
再び地下鉄で帰っても、TV中継はまだやってました。
加齢は寂しさを求めます。
めーぐる、めぐるー季節の中でー
わあたあしはー 何を見つけるだろうー
私は一度も行ったことはありませんが、行った日に聞くと、身動きできなかったとか。
そんなお祭りの光景は、これから戻っては来ないのでしょうか?
今年先生が、夏の終わりと感じたのは、やはり年のせいでしょう。m(__)m