『1000％の建築 僕は勘違いしながら生きてきた』谷尻誠

今年の読書は、『同じジャンルの本を続けて読まない』。すこぶる順調！


安藤美冬さんが薦められてたので手に取りました。
建築に詳しくなくても大丈夫という言葉通り、建築の専門書ではないので誰でも読めます(^-^)

谷尻誠さんがいかにして建築という仕事に取り組んできたのかも分かるようになっていて、建築より谷尻誠さんの人となりに触れられる良い本。
全然谷尻誠さんについても建築についても知らないけど、面白かった！

建築をとりあげてはいるけど、いろんな発想力だったりどうしたら建築を知らない人に分かりやすく伝えられるかであったり、他の分野で働く人にもヒントになることがたくさんあります。

常識にとらわれない発想、依頼してくれる人との関わり方、谷尻さんと建築っていうフィルターを通して何かしらプラスになるものを見つけらる気がします。

また、本としての作りも秀逸で、白地に黒文字だけでなく、カラフルな紙にカラフルなインク、イラストもあるし、文字の並べ方も遊び心がたっぷりで視覚的にも楽しめます。


頭をやわらかくしてくれる楽しい本です？。