うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

「プリズムの夏」関口尚

2006年07月26日 22時07分11秒 | book
私が期待した感じとは少し違うかったから、その意味では期待外れやった。青春小説って文字とタイトルと装丁にひかれて、読んでみた。うつ病の女性と高校生男子が出てくる。これだけ聞いたらどんな話か分からんけど、微妙な友達である高校生男子二人の距離と彼らと映画館で働く二人がキレイやなって思う女性とのなかなか埋まらない距離が、人間の関係によって距離ってこんなに変わるんやと思った。ある一文が自分の状況と重なってそれがイヤやった。一応断っておくと、うつ病に関することではないです。皆がさらっと読み流すような所です。

部活の指導というか行ってみた

2006年07月26日 21時45分57秒 | ギタマン
今日、後輩の二人と一緒に高校の部活(ギター・マンドリン)の指導という名目で訪ねた。と言っても私はほとんど指導らしい指導は何もしてない。ギターはそんなに問題あるようじゃなかったしね。弾いたことない曲やし、指導できるほどギターとか音楽が分かってるんじゃないと思うから、どうしても尻込みしてしまう。
後輩の二人(大学一回生)はさすが去年弾いてるし、しっかり指導してた。久しぶりに二人に会って、大学生やなぁと思った。高校生とは違うなぁって。
部活の後輩たちは、人数がすごい増えてて、話には聞いてたけど、実際見ると多かった。29人いて、今日は22人来てた。私がいた時は15人前後やったから喜ばしい限りやけど、楽器が足りてなくて、きたる大会には20人しか出られないらしい。顔ぶれも、私が三年やった時に一年やった子が今三年やから、知らん子が多かった。人数多いのは多いでそれなりに問題があるようやった。私は、もう卒業してるからどうこう言える立場じゃないけど、空気が共有できてたのってすごいいいことやったんやなぁと思った。
今日はとても暑い日で、汗めっちゃかいた。差し入れのアイスも道中で少し溶けてた。高校では、三者面談をしてて、約一年ぶりの校舎は所々変わってた。
 今日は、テストがあったから途中で帰った。ギターにさわりたいとあんまり思わんかった。なんか時間が流れたんやなぁと思った。受験で部活引退した後はギター弾きたいって切望してたのが思い出される。
明日も行く予定やけど、知らん子が多くてやる気が減ってしまった。

もうすぐ夏休み

2006年07月23日 11時04分04秒 | Diary(~2010)
 もうすぐ夏休みやけど、これといった予定があるでもなし、バイトがつがつするのか、なんか予定入れるのか、考え中。バイトのシフトが出来上がってから、それに合わせて、予定組むのもなんかバイト中心に生活したくないっていう妙な意地もあって、バイトのシフト希望提出期限が迫り来る中、考え中。だって、土日は、休み入れるときに、理由を言わなきゃならないんだぜ。おかしいよ。しかも土日も時給同じやのにさ。
 夏休みの前に、いまだに残ってるレポートを書かなきゃならん。とりあえず、いくつかはなんとか終わったけど・・・。今からとりかかります。

「エバーグリーン」豊島ミホ

2006年07月23日 10時50分13秒 | book
 他に読みかけの本があったけど、新刊で出て、そっこーで読み終わった。本の帯には、恋愛小説って書いてあったけど、その部分よりももっと共感した部分があった。まさに今っていうタイミングで読んだこともすごく共感したことに関係してるかも。多分、30歳になってから初めて読んでたら、この本が今と同じだけ強く心に響くかといとそうじゃないと思う。
 中学生のアヤコとシンは10年後の今日、この場所で会おうって約束する。お互いに、シンはミュージシャン、アヤコは漫画家になって、それぞれ、ギターと自分のマンガを持ってくるって約束。中学生の時は、付き合ってるとかいう関係じゃなかったけど、二人ともその約束を忘れてなかった。で、アヤコは夢をかなえて、漫画家になってたけど、シンは地元で就職して、平凡に暮らしてた。
 そこが私にとっては、他人事じゃないというか、すごくひきこまれた。夢を持ってやってても、結局は諦めというか、現実になじむというか・・・。中学生の頃は自分は特別だってシンも思ってて、でも何者にもなれないんじゃないかっていう不安もあって、私は、自分が特別とまではさすがに現実も見えてるし、思わへんけど、就きたい職業に就かれへんかった時は、どないなるんかとか、そもそも無謀なんじゃないかとか、現実を見て、他の職業を目指した方がええんかよく分からんっていう思いをなんとなく抱えてて、この本のシンは、そこの所を体現してて、私だけがそんなこと思ってるんじゃないって分かって少しホッとした。
 この本をすごく大切にする。
 

「4TEEN」石田衣良

2006年07月23日 10時25分32秒 | Diary(~2010)
 文庫になってからずっと読みたいなぁと思っててついに読んだ。石田さんの小説読むのも多分初めて。
月島という土地が舞台で4人の少年が自転車で走り回る。私が実際に月島がどういう町が知ってたらもっと楽しめたはず、と思うくらい町の描写が詳しく書いてあった。一番印象に残ったのは「びっくりプレゼント」まぁびっくりした。私が大学生女子だからかもしれんけど、中学生男子の考えてることとか、いろいろびっくりした。

集中講義

2006年07月07日 22時04分29秒 | Diary(~2010)
 単位互換制度でよその大学が提供する科目で単位をとると自分の大学の単位にかぞえてくれる。その中で集中講義やったら通えるから、応募したら、履修の許可が昨日出ました。定員越えやったら、履修できひん可能性もあったからラッキー。まず、応募するのに傷害保険に加入してなくちゃダメで、加入してなかった私は履修できるか分からんのにしぶしぶ加入した。加入して履修できんじゃたまったもんじゃないと思ってた。
 初めて集中講義なるものを受けるからどうなるか分からんけど、頑張って単位をゲットしたい。科目は「大阪文芸論」。文学部の私にはなかなか興味をひくことがシラバスに書いてあったから楽しみ!

「DIVE!!上・下」森絵都

2006年07月07日 13時31分35秒 | Diary(~2010)
めちゃくちゃこの本が好きになった。森さんの今まで読んだ小説の中で一二を争うくらい好きっ。
 まず、主要なキャラクター三人の三者三様の個性。それぞれ違うんやけど、それぞれがいい所がある。この小説は、飛び込みをする少年たちの話で、まず飛び込みという競技について高い所からくるくる回りながらプールに飛び込むくらいの知識しかなくても、飛び込みシーンを読むと、飛び込み競技の魅力や内容が伝わってきて、一緒になって楽しめる!とにかくこの夏見つけた一番の素敵な本。と言い切りたい(まだ夏が始まってるかも怪しいけど)。
 笑えるような会話もあるけど、精神的に成長していく姿にはたくましさを感じた。
 余談かもしれんけど、解説があさのあつこさん(『バッテリー』)と佐藤多佳子さん(火事になったら佐藤さんの『黄色い目の魚』を持って逃げる)!!私はかなりこの二人の作家さんが好きなので、解説まで楽しんだ。

レポートの季節

2006年07月06日 14時13分27秒 | student(university)
 大学の前期も残すところ1ヶ月くらいとなって、ぼちぼちレポートにとりかからなくてはなりませぬ。テストが4つに、レポートが・・・4つ。平常点の授業もあるから、全部で10コマしか授業をとってない私は周りよりも少ないはず。しかし、気が滅入る古今集のやつと、自分の感動した詩について書くのと、授業で発表したことについて書くのと、もう一つはまだ何も発表になってない。古今集のが一番イヤ。調べなできん。しかも、提出日が早い慌てんように計画を立ててやろうと心に誓うけど、ちゃんとできるやろか・・・

 グループ発表の2回目がもうすぐまわってくるから、その準備も煮詰まってて、やる気減退。

あと半分

2006年07月02日 15時42分08秒 | Diary(~2010)
今年もあと半分しかないって思うと一年って早いなぁと思った。そうこうしているうちにテストだ、レポートだと追われて夏休みへと突入していくんだと思う。
逆に考えると、もう今年の半分は終了しちゃってて少し焦る。何もしてないっ!と感じる。そんな私やけど、今年達成しようと目標にしてたことで達成してることがあることにふと気付いた。時給760円になること。手帳の最初の方のページにそれが記してあって、パラパラめくってると目にとまった。半年前は目標にしてたこと自体忘れてたから、達成してるやん。とさらっと感じただけで、喜びとかはあんまりわかんかった。実際に給料を見てもあんまり上がったって実感できる程の増額はなかった。10円くらいじゃ当然かもしれん。
他のやりたいことも頑張ってやりとげるぞ!