うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

初めての歌舞伎

2012年03月19日 21時12分37秒 | 2012 (25)
昨日、人生で初めて歌舞伎を観に行って来ました!!!

京都南座にて、秀山祭三月大歌舞伎を観てきました。

演目は、『元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿』『猩々』『熊谷陣屋』。

前から一度歌舞伎を観たいなと思ってて、新聞で記事を発見。これは行くしかないと思って行きました。
演目の中に『熊谷陣屋』が入ってて、大学の卒論で調べたことがあったからそれも良いとっかかりでした。知ってる話があるとちょっと入りやすいよね。



ちなみに私と同じく初めて観る友達と行きました。

あいにく雨がぱらつくお天気でしたが、歌舞伎、面白かったです。

南座の雰囲気も良かったです。情緒があって、着物を着てるお客さんも多くて、日本の伝統に触れたなとしみじみ感じました。


やっぱり3つの演目の中では、『熊谷陣屋』が一番良かったです。私の個人的な思い入れがあったからかもですが。

歌舞伎に関しては、あまり知識がなかったので、図書館で本を借りて、行きの電車の中でぱらぱらと予習。とりあえず、話の筋とか舞台の作りなどの知識をかじってみました。

私は、文楽を何回か観てるのでそんなに抵抗なく入れたかなと思います。
ただ、生身の人間が演じているのは、やっぱり人形と違うし、男の人が女の人も演じる女形さんの演技を初めて目の当たりにしたので、女の人にしか見えない立ち姿や声音は素直に驚きました。
役者さんの名前とか全然分かんないけど、贔屓の役者さんがいればもっと楽しいんだろうなと思います。


あまり演劇自体を観に行かないけど、私の場合選ぶ基準は何の演目かがわりと大きな部分を占めているので、役者さん基準で観に行くものを決めるのって憧れる。

話を戻して、感想ですが、やっぱり生身の人間の迫力ってすごいなと思いました。花道からの登場も初めて見たけど、客席が近い人はいいだろうなと思いました。登場よりも花道を使ってはけていく時の方が面白かったかなと思います。いろいろ型があるようなので。

正直、「忠臣蔵」の方はあまり話の筋が理解出来てなかったので、省きますが、次の演目の『猩々』は、ジャンルが違って舞踊劇で目で楽しめるものだったので初めて観る私でも楽しめました。

後ろに大夫さん(語りの人)?、三味線、鼓、笛などの方たちがずらっと並んで、真っ赤な長い髪の2人の舞を観ました。多分、相当の鍛錬が必要なんだろうなと思いながら観ました。扇を使ったりかけあいのような動作があったり、素晴らしかったです。


『熊谷陣屋』

熊谷直実の役者さんが迫力というか何かすごいなって感じました。感覚的な感想ですが・・・。強いというか豪快な直実を体現されてて素敵でした。
他には、母親が2人出てくるんだけど、その2人がじっとしてる場面があるんだけど、微動だにしなくてすごいなと思ったり、悲しみを表現してる所が印象的でした。他の人物が話したりしてるからなんだけど、静止するのって動くのと同じくらい大変だよね。

決め台詞??「一枝を折らば一指を・・・」(←うろ覚え)の台詞を聞けてテンション上がりました。首実検の場面で、直実が義経に自分の判断(院の子を助ける為に自分の子を身代わりに殺した)が正しかったか問う。切ない場面です。

一番は、直実の出家の場面。出家して旅立つ場面がラストなんだけど、その演出が変わってました。幕(おにぎりせんべいの柄:正式には定式幕というらしい)が閉まって、花道に直実が立ちつくす。そこに袖から三味線さんがさっと出てきて、ギターみたいに足台に片足をさっと置いて立ったまま三味線を弾く!!!三味線、立ったまま弾くのにびっくり。

三味線の音色にのせて悲しみとか無常とかいろんなことを感じつつ、直実が花道からはける。

他に注目すべきは、『熊谷陣屋』に限り舞台が文楽と同じ作りだったこと。
歌舞伎は、通常は舞台には役者さんが出て、役者さんが台詞を言いますよね?

文楽では、人形は台詞を話さないので、上手に大夫さんと三味線さんがいて、大夫さんが地の文も台詞も語り、物語が進みます。
『熊谷陣屋』では、文楽と同じように上手に大夫さんと三味線さんが一人ずついて、語ってはりました。もちろん、役者さんも台詞を言うし、大夫さんも語る方式でした。文楽と歌舞伎を混ぜた感じ?これは歌舞伎では一般的なことなのかしら?観た時に、文楽と一緒だと思ったんだけど。

舞台の作りで言うと、大きく丸く床が回転するようになっていて、場面転換でぐるんと回る様はすごかったです。


同じ時期に同じ演目で歌舞伎と文楽とやってたら両方観に行ったら面白そうだなと思いました。メジャーな作品だったらありそうだけど。『仮名手本忠臣蔵』『義経千本桜』『菅原伝授手習鑑』とか。調べたら過去にやってたりするのかしら。

また観たい演目があったら、歌舞伎観に行きたいな。それまでにもう少し歌舞伎に詳しくなってたいな(笑)






『少女は卒業しない』朝井リョウ

2012年03月17日 11時34分25秒 | book
青春小説を読んだので、この流れでもう1冊青春小説を読みたいなと思って、この小説を読みました。今、私の中で一押し作家の朝井さんの最新刊。

発売日の前に本屋さんにあったのでゲットしていたんだけど、読むのが少し遅くなりました。


卒業シーズンにぴったりです。連作短編集で、卒業式の一日に起こるそれぞれのエピソードが描かれてる。しかも時間軸に沿って並んでるので、それぞれが独立した話だけど、前から読むのがいいです。一番最初に入ってる話は、卒業式の朝の話で、一番最後の話は、卒業式が終わった後の真夜中の話。もちろん間には、卒業式の最中の話や、卒業式が終わった後の話もあります。

卒業式という事象に加え、高校自体がなくなるというのも大きな要素かなと思います。在校生にとっても卒業式の日がこの校舎へ通う最後の日。通常、卒業式の後も在校生はまだ学校に通うけど、校舎が取り壊しということで卒業式の日程が遅く組まれている。


「やっぱり朝井さんの文章好きだな」とまず思いました。前は言葉の選び方のセンスが良いのかなと感じたけど、今回は、「文章」が好きだなと思いました。
あ、例えがうまいんですよ!!!今、ひらめいてちょっとすっきり。言葉の選び方というよりもっと具体的に言うと、例え方が上手いんだと思います。

私の好きな青春小説というジャンルだし、最高です(笑)


きらきらした感じ満載!!こういう感じ好きー。


最初、順調に読み進めてたんだけど、卒業式の後にライブをやるのが恒例で、そのライブを描いた話「四拍子をもう一度」でつまづいた。
登場人物が多くて、誰がどこのバンドでっていうのがこんがらがって、しかも語り手の女の子の位置がよくわかんなくって・・・。
たまにそういうことある。人物相関図書かなきゃ分からんっていう時。読み進めていくとなんとか、理解できるようになりました。誰がどのバンドでどういう関係なのか。

この話の展開が一番予想外だったかなと思います。クールな女の子のかわいい一面が見られるお話でした。実はあの人のこと好きだったんだってばれる所がかわいい。

この話でスピードは遅くなったけど、一気読みです。

どの話も心に残るけど、実際あったら面白いなと思ったのが、「在校生代表」という話。
いわゆる在校生代表の子がする送辞のあいさつです。

送辞の内容が小説。彼女の語る長い送辞。しかも大好きな先輩への告白なんです。かなりの度胸がいるけど、かっこいいなと思った。そして、それを事前に先生に話して、許可もらってるっていうね。送辞が長くなると、式のタイムスケジュールが遅れちゃうけど、そこを先生に許可とってる。
ちなみに送辞を読むくらいだから、彼女は生徒会に入っていて、それも思いを寄せる先輩が生徒会長だったから近づきたくて入るっていう行動力のある子です。でも、全然したたかさとかなくってまっすぐで潔いんだな。

許可してくれた先生のあだ名がザビエルで笑えた。そういう先生いそうだもん。頭のてっぺんはげてるからザビエル。しかも送辞の中でもザビエルって呼ばれてて、面白かった。


恋する女の子の健気な感じが良かったのは、「エンドロールが始まる」

先生に片思いだったのです。それだけでも切ないんだけど、先生は奥さんがいて、だけどその先生に会いたくて毎週先生のいる曜日に本読むの好きじゃないけど、図書室に通って本をかりる。一途だなと思いました。

あと、女子的ポイントとしては、髪の毛というか髪型を作るのに一生懸命で、どうして筆者は男の子なのに女子の髪の毛にかける思いがこんなに分かるんだろう?と思いました。

一度偶然見た女の人の写真、おそらくは先生の奥さん。それに近づくために髪の毛を伸ばして、コテの使い方も友達に教えてもらって、真剣な手つきで髪の毛を巻く。時間に遅れそうでも髪が優先。シュシュで片側にまとめた髪は、彼女の思いそのもの。

卒業式の朝、先生にかりた本を返すために早めに学校に先生を呼び出すんだけど、また告白が切なすぎる。詳しくはぜひ読んでください。
 
先生が穏やかで、憎めない!!そこがまたきゅんとくる。



一番青春っぽい感じがしたのは、「屋上は青」

卒業式が始まっちゃって、なんと卒業式をサボる。それも道を踏み外すなんてできない真面目な女の子が。

立ち入り禁止の屋上でおさななじみと語り合う。ピュアな感じがした。青という色の効果もあるのかもしれない。空の青、とおさななじみの男の子のシャツの青。

恋という関係ではないんだけど、別々の道に進む2人の2人だけのお別れの時間。
私が泣き出しちゃだめだって懸命に涙をこらえるところは、妙に臨場感があって、その「静」の部分と、見てほしいって言ってダンスを踊るおさななじみの男の子の対比がよけいに胸に刺さりました。泣きながら踊ってる。


他の話も面白いけど、特に印象に残った話の感想を書きました。

「寺田の足の甲はキャベツ」も面白いタイトルだし、「在校生代表」の送辞の彼女も出てきて、楽しめます。卒業して距離が遠くなるから別れを選ぶ2人の話。別れるのは距離だけじゃないんだけど、この話も切ない。


どの話も面白いので、おすすめです。

『ハッピー☆アイスクリーム』加藤千恵

2012年03月17日 11時33分51秒 | book
短歌と短編集が入ったお得な作品です。
短歌集とは別に、小説の中にも短歌が時折入っていて、その場の空気というか心情を表してくれる。珍しいスタイルになってます。古文とかだと話の中で和歌が挟まれたりするよね。

装丁のアイスを食べてる女の子の装丁がキュートです。


青春小説なんだけど、色に例えると少し暗めの色なのかなと思う。きらきらしてるというより切ないの方が勝ってる感じ。もちろん高校生の考え方とかものの感じ方、空気がぎゅっと詰まってて、きらきら感がまったくない訳ではないんだけど。

現役高校生が読んだら共感度100%ではないかしら?すでにこういう感じあったなとか思う私は、共感というより懐かしいと思った。

どの話も面白いというか高校生の恋とか友情とかいろいろ詰まってて面白かった。

『十八歳で夏』が一番好きかな。あえて選べばだけど。歩道橋に登って景色を眺めるシーンがあるんだけど、そこが印象的だった。そして、そこで挟まれる短歌!!

    歩道橋に立って遠くを眺めてた 空は近くて遠くは遠い

P47から引用



少ない数の言葉でぐっと人をひきつけてしまう短歌の力ってすごいなと改めて感じました。

歩道橋、小学生の時は毎日登ってて、大人になってから登ってみると、なんか不思議というか、こんなに周りの手すりというか柵?低かったっけとか、電線近いなとか、そこから眺める景色が変な感じで。けっこう自分の生活の中でそういう体験があったから印象に残った。

青春小説、そして短歌も楽しめる素敵な本でした!!!



フレッシュ

2012年03月15日 21時03分25秒 | 2012 (25)
昨日、転職先の入社式に出席。


大半が新卒で、既卒は多分私を含め2人…。
確実に一番年上ですよ(笑)高卒、短大卒の若人もいて、初々しかった。



なんか、一回体験してるから、再度体験してる感じであんまり緊張しなかった。

ちょうど四大卒の子たちは妹と同い年で平成生まれだったり。


今のところ年齢は関係ないかなと思いながら、今の職場では周り年上ばっかりで年下ポジションなので、同期になる子たちの中では逆に私が年上ってギャップがある。


なんだか社風は、ゆるい空気が漂っていて、4月からどんな感じかあんまりつかめない入社式でした。
しみじみ4月から新入社員またやるんだなと実感。
今の仕事は、普通に派遣で病院に行って職域の違う看護師さんに仕事教えてもらって先輩もいなかったし、久しぶりの新入社員です。




会社の人は良さそうな感じはした。店舗ごとに雰囲気違うんだろうなと思いながら。
社長さんは、面接の時と印象変わらず優しそうだったので、安心。



転職活動中、ホームページの顔と違って実際に会うと険しい感じの会社もあった。


社長の話聞いて、来賓の話聞いて、配属店舗の紙を1人ずつ拝命して、新入社員代表宣誓とかありました。


配属、とりあえず自宅から近い所だったんだけど、3ヶ月はいわゆる試用期間でその間の研修場所の店舗という記述で、、、また変わるのか不明。
変わったら通勤厳しいな。


とりあえず、働く職場のチェックポイントとして、人は、総じて若い感じで、店長さんがずらっと来てたけど、30代半ばくらいかなと見受けられました。



店長さんが10人足らずいたけど、女性が1人だけだったので男性があくまでも重要な役職につくという考え方が見て取れました。


かといって完全な男尊女卑ではなく、むしろ女性の割合はかなり多いため、休憩室やロッカーはかなり女性の方が設備ちゃんとしてるという話。
そして、結婚や出産をしてもパートなど勤務形態を変えて長く働いてほしいと話してはったので、長く働くという面では良い職場だと思います。実際子どもさんがいる人も働いてるらしい。何人そういう人がいるのかは要確認しなきゃだけど。1人しかいなかったら違うしね。

他方、ほんとに店長とか目指してがつがつ働くのは、難しい職場だと推測します。まだ働いてないからそんなに役職とかに執着して働くかは分からないけど。


あとは、女性が多い職場では人間関係が大変な場合があるのでそれがなければいいなと思う。
今の職場も女性だらけで、人間関係ゴタゴタはある。私は世代が違うのでスルーできてます。


配属先、4人新入社員がいて、1人は面接で一緒だったサバサバ系の女の子でした。あともう1人は新卒の女子で、もう1人は男子。とりあえず面接一緒だった子も既卒なのでちょっと安心?



採用20人中4人が男子。予想よりかなり男子少ないんですけど!!職場に出会いを期待するなということですね、これは(笑)




学生の子達は、アルバイトとしてちょこちょこ働いてるようで、私はでも在職中なのでそれはできない。
職場の人と顔合わすのが4月からになる。一抹の不安。在職中にアルバイトしたらややこしいことになるかもだし…。



覚悟決めて、4月1日から働くしかないなと実感してきた昨日でした。

500円玉貯金

2012年03月04日 21時41分35秒 | 2012 (25)
最近、500円玉貯金を始めました。


財布に500円玉があれば、貯金箱に入れる。これだけ。



特に使い道や目標金額は決めてないけど…。


昨日はなんと3枚も500円玉が!!

思い切って貯金箱へ投入。


貯まったら何に使おうか考え中。
旅行?
エステ?
好きな本をばーんと買う?


皆さんは、何か使い道を決めた貯金ってしてますか?

転職が決まりました

2012年03月03日 10時57分35秒 | 2012 (25)
転職が決まりました。

4月から新しい職場で働きます。

事実上2回目の転職となります。新卒で入った会社を1年足らずで辞めて、すぐに大手会社から派遣で現在の病院へ勤務。
ちょうど1年前からは病院の臨時職員という形で働いてきました。

病院に勤務するようになってからはいずれも非正規の雇用でボーナスなしでした。今の契約も1年契約なので、今月末で契約終了になります。


4月からは正規雇用で、もちろんボーナス出ます。

新しい仕事は、携帯ショップのカウンター業務です。今は、土日祝がっつり休んでいるけど、シフト制になります。
かなり勉強することが膨大らしいです。携帯のこと・・・。

事務か接客業が希望で、病院や事務に応募したけど、事務経験0なので、なかなか厳しいものがあるのと、やっぱり新卒で就職活動してた時もだけど、事務の志望動機がうまく言えない。

そこで、仕事がイメージしやすかった携帯ショップに応募したところ、内定が出ました。

今より確実に大変な仕事だと思うけど、頑張りたいです。

携帯ショップの面接は、集団面接で、新卒の子たちと一緒に面接でした。新卒で今の時期にまだ内定がないというのはかなり精神的にもきついだろうなと思いました。


私は、既卒だしそんな必死感というか落ちたらまた他探そうという感じだったのでそんなに緊張せず面接受けられました。これが良かったのかも。

新卒の子たちは今の時期でも内定がなくて必死に頑張っているけど、今仕事をしているあなたの強みというか熱意は?とか聞かれました。

今の仕事とまったく分野違うけど?も聞かれました。


月日の流れというか時間の使い方にふと思いが巡ります。

大学を卒業して3年、着実に社会人経験を積み重ねっている人、院卒だとまだやっと社会人1年目が終わりで、まだ学生の友達もいる。
妹を見ると、看護学校を卒業してちょうど社会人1年目を終えようとしてるけど、年齢で見れば私はまだ大学生だった年齢で社会に出てる。

特に、妹に関しては毎日毎日ほんとに歯を食いしばって仕事している。1年目だからそりゃつらいこともたくさんあるだろうし、慣れない生活リズムだし、勉強することは常にある。それでも、あまり弱音を吐かずによく頑張っているなと思う。


そんなことを思うと、3年って短いようで長いなということが最近とみに頭の中をよぎる。

私はというと、3年で2回の転職。
転職回数が多いのが悪いってこともないけど、同じ職場で社会人としてキャリアを積んでる人もいるわけで、やっぱり不安になることもある。

この卒業してからの時間の使い方については何回かブログに書いてると思うけど、やっぱり思っちゃう。人と比べても一体どれほどの意味があるのかと言えばそれまでなんだけど。


でも、転職自体はして良かったと思う。
新卒で入った会社から転職した時は、この仕事から逃げたいって思いでいっぱいで、でも仕事辞めてから新しい職を探すんじゃなくて次の仕事を見つけてから辞めるのが精いっぱいの私の意地というか何というか最後の気力でした。


しかし、今回の転職は前向きなものなのでプラスになると信じてます。

正直、今の職場は給料が安いということを除けば、残業もほとんどないし人間関係も悪くなかったけど、このまま働いていても正規の採用はないし、現状に甘えないでちゃんと自分の方向性を決めて転職しなきゃと思っていたので、次の仕事が決まって良かったです。

自分の方向性を決めるのが今年の最大のテーマだったので、とりあえず新しい仕事が決まった時点で半分くらいクリアかな?
実際に働き始めてからちゃんとやりがいとかつらいことに耐えて初めて100%クリアだけど。

職場の同僚のおばちゃん達には、「若いんだからちゃんと他の仕事を探しなさい」と言われたりもしてました。ここにいても、ボーナスないし、正規の職員にはなれないんだからって。


自分がどんな仕事がしたいのかよく分からなかったけど、やっぱり人と関わる仕事がいいなと思ったので、そんなに突き詰めてやりたいことって何?って考え過ぎるのをやめて良かったかなと思う。

今の仕事と全然分野が違うけど、決して今の職場で働いてきたことは無駄にはならないと思います。

今より大変な仕事だろうけど、新卒で入った会社の仕事のつらさと比べたら大丈夫だと信じて(笑)

4月からは新卒の子達と一緒に全力で仕事と向き合っていきたいです。職場の皆さんが素敵な人たちでありますように。。。