うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

ランチ

2016年10月30日 22時23分00秒 | Diary
学生の時の社会人仲間の友達とランチしました。


皆元気だったから良いのだけど、辞めるというか辞めたいと言ってる子がいて、気分下がりました。
やっぱり一緒に1年目頑張ってきた子が辞めるとなるとダメージ受ける。


言ってること、分からなくもないんだけど、もう少し頑張ることは出来ないのかなとも思う。だけど、私はその職場にいる訳ではないので、実際のところはよく分からないし、何とも言えない。
仕事だけでなくそれ以外の面でも人生設計いろいろ絡んでいるみたいだし、そうなんだねーと聞くしか出来ない。
自分の希望と全然違う配属だし、それも大きいと思う。
希望してた配属先の子ですら大変そうな姿はざらにある。
仕事に対する考え方も違うしね。



私も今の仕事内容についてほんとにやりたいことなのか?とか他の同期の子とやってること違うし離されてる感とかあるし、もやもやすることある。



ここまでやってきたけど、仕事に慣れたからといって、楽になったかといえばそれは違うよねという話をした。
そんなに単純なものでもない。

久しぶりに会えて話も出来てリフレッシュしたけど、残念ニュースを聞いて、私が励ましたからといって覆るような性質のものでもなく、軽くへこみました。


やっぱりなかなか険しい道なんだなと思いました。

ふと冷静になると

2016年10月30日 18時39分00秒 | Diary
ふと、冷静になると、私はこんなことがしたくてこの職業についたんじゃないって言いたくなるような気持ちになる。



目の前のことを必死でやってる時は、うまくやらなきゃ勉強しなきゃって思うけど、ちょっと離れると、今やってることってやりたかったことか?ってなる。


今やってることがすんなり出来るようになれば、楽しいとかやりがいとか違う景色が見えるのかもしれないけど、楽しいとは思えないし、先輩が語るやりがいに共感できない自分がいる。



モチベーション上がらない。
ちょっと慣れてきたのもあるんだろうけど、慣れてきたからといって、楽しくはないし、やりがいもよく分からない。


とにもかくにもやりたいことだけやれる職場はないんだし、何かを身につけられるって信じて今与えられてる仕事をやるしかない。


結論は出てるけど、やりたかったことではないなとかよぎる半年過ぎての感想。

実際にやりたいというかイメージしてた仕事を与えられたら、それはそれで大変なこともあるんだろうしね。
隣の芝は青く見えるといったところか。

最近の生活

2016年10月27日 22時22分00秒 | Diary
母親のウォーキングに便乗して一緒に歩いて、ポケモンしたり、読書をじっくりしたり、昼寝したりしてます。

次は『歌舞伎町ダムド』読むぜ。


弁当の作りおきもゆるくやってます。
弁当は、けっこう手を抜いてます。朝起きるの辛い。

残業続くとしんどくて、栄養ドリンクを飲んで切り抜けています。
睡眠時間は確保出来てるけど、質は悪い気がする。仕事の夢を見るし、途中起きる。


仕事は、やや新しいことをやるペースが落ちてきているので、緊張をしいられる場面は減ってるけど、やっぱりテンパると出来てたことも出来なくて余計にバタバタしちゃう。
こわい先生だと余計に焦る。


あとは、あるあるだけど教えてもらった通りにやってるのに人によって違うので怒られるやつ。

そんなこんなでもう10月が終わろうとしているのが信じられない。
時間の流れが早い。

『歌舞伎町セブン』誉田哲也

2016年10月23日 19時35分00秒 | book
『硝子の太陽-N』を楽しく読むために読み始めた〈ジウ〉サーガシリーズも既刊は終盤に差し掛かりました。


個人的にはタイトルからして面白いんじゃないかと期待度高めで読みました。


思ってた感じのストーリーではなかったけど、面白かったです!!!


依頼された殺人を歌舞伎町セブンがこなしていく話かと思ってたけど、そんな単純な話ではなかった。

歌舞伎町セブンによって父親を殺されたかもしれない交番勤務の幸彦やフリーライター上岡といった普通に生活してる人間が向こう側に引き入れられていく様や、やってることは人殺しなのにそれを悪として割り切るというか分類してしまうことが出来ない幸彦に共感しました。

殺人だから悪いことと片付けてしまうには複雑だし、そんな簡単に決めつけてはいけないのではないかと思わされた。
小説の世界だからそう言えるのかもしれないけど、白黒つけられないことの方が世の中多い。

どんな形であれ、どんな理由があろうと殺人なのだから悪いことだと考えるのが普通なんだけど、そうではないのかもと思わされたのはすごいなと思います。


歌舞伎町セブンの一員だったジンさんの生きてきた人生が描かれていたのが大きい。
子どもの頃のことや、かつて歌舞伎町セブンとして生きていた頃のことや、今の生活、家族とのこと、いろいろな面からジンさんという人間が描かれていて、その上での殺人という流れで、心情も読んでたら伝わってくるので、歌舞伎町セブンのやってることを否定出来ない幸彦と同じような気持ちになる。


東さんが最後出てきて、続くことを予感させられて読むの楽しみー。


歌舞伎町、全然行ったことないし想像もつかないんだけど、歌舞伎町という街についていろんな描写があるので行ったことある人はより楽しめそうです。

『ハング』誉田哲也

2016年10月10日 21時32分00秒 | book
『硝子の太陽 -N』を読むためにジウシリーズを読み始めて、ついに5冊目きました!

次はようやく『歌舞伎町セブン』です。

『ハング』、文庫の裏表紙に誉田作品史上もっともハードな警察小説って書いてあったんだけど、ハードでしたねー。グロテスクではないけど、自分の大切な仲間が殺されていく主人公が精神的にきつい。

今回は東さんは出てこない。別の班のお話。


人がたくさん死ぬ。
序盤の穏やかというか休暇を楽しむ堀田班の面々を知ってるだけに、なんで?なんでこの人たちが死ななきゃならないの?って悲しくなる。

犯人は最低な奴かと思いきや、最後はちょっとかわいそうだなと思った。唯一、殺人をしちゃだめって言ってくれる大切な人を殺されてしまうのは、たくさん人を殺してる殺し屋でもかわいそうだなと思わされた。
津原と行動する場面では普通に会話してて意外と普通の感情も持ち合わせてるんだなと感じた。感情とか置いてきたような人を勝手に想像してた。


そして、主人公の津原がほんと辛い立場に置かれてて、最後どうしてるのか分からないのが余計に読者としてはいたたまれない。

最後、堀田さんが津原について考えている場面、ぐっときました。生きててほしいとはもちろん思うけど、プラス人を愛することを諦めないでほしい、誰かそばにいてほしいと願ってる所は上司で津原のことをちゃんと分かってたからこその思いなんだろうなと、しみじみ。

救いがないような終わり方だったけど、津原が生きてるかもと思えることで、落ち着きました。

ハングの意味、ぼんやりとそうだったかな?と思いながら読んでたけど、やっぱり自分が記憶してた意味と合ってて、内容と合ってるんだけど、重たい。