うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

金沢旅行3日目

2017年05月26日 17時28分00秒 | trip
水道栓も金沢


3日目(月曜日)

妙立寺

拝観に電話予約が必要だけど、普通に当日予約で行けました。

忍者寺と言われているだけあって、いろんな仕掛けがあって面白かった。
落とし穴、階段が隠してあったり、井戸は横穴があって逃げられるとか、そこにもあそこにも通じる階段があり、地下に道があったり。
迷路のような造りだった。

たっぷり説明を聞きながら見学出来て満足です。外国の方もいました。
歴史的な背景も知ることが出来て良かった!


にし茶屋街もさらっとまわりました。平日とあって人はまばら。
とにかく暑い。



14時過ぎのサンダーバードで帰宅。



加賀棒茶を飲みながら名物のあんころ餅を食べつつ帰路につきました。


金沢はバスが発達してて観光しやすかったです。
地図もたくさん街中にあるので、歩きながらすぐに地図を見つけて方向を確認できました!

都会だけど緑あふれる美しい庭園がたくさんあって、情緒のある街並みも
残ってて素敵な所でした。
少し足を伸ばして温泉とかも行きたいなー。

金沢楽しかった!
最高にリフレッシュ出来ました\(^-^)/

金沢旅行2日目

2017年05月26日 17時11分00秒 | trip
2日目(日曜日)旅程
鈴木大拙館
金沢21世紀美術館
兼六園
金沢城公園


私の旅の目的、美術館!!
そして、建物の美しさに興味ひかれた鈴木大拙館。
素晴らしい庭園、兼六園!

天気は夏が急に来たような暑さで、半袖と日傘。

まずは鈴木大拙館に開館時間に到着。
適当なバスに乗ったら、なんか違う所へ行きそうだったので兼六園の次の停留所で降りて、Googleマップを見ながら行きました。
良さげな近道というか散策出来る道(緑の小径という所)があったので景色を楽しみつつ到着!

緑の小径を抜けて松風閣庭園を見ました。


鈴木大拙館



少し既視感あるなぁと思ったら、水の中に佇む感じは佐川美術館(滋賀)に似てる!

中は、豊島美術館と通じる所があった。外の空気が感じられて緑に囲まれて、鳥のさえずりが聞こえて余分な物を排した空間。
しばしぼーっとする。


金沢21世紀美術館

まず企画展をがっつり見ました。池田学さんの展示、良かったです!圧倒されながらも繊細さもあり、現実と虚構がミックスされてて不思議な感じもある。
でも、すごいリアル。描いてるのに写真のようで。見ごたえありました。


プール。下からも上からも見れて面白かった!


無料ゾーンもあるし、有料展示も魅力あって全力で楽しめました。

『金魚美抄』という展示も見ました。
美術の世界で金魚がこんなにもモチーフとして取り上げられてることに驚きつつも、金魚の優美な感じや、艶やかな感じがあったり、色んな方がいろんな方法で金魚を表現してて楽しかった。
金魚が好きな人はたまらないはず。
金魚、たくさん種類があって種類ごとに描き分けてるのが普通な感じでした。

兼六園


めちゃくちゃ広い。
そして手入れが行き届いているんだなあと感じました。
所々にお茶屋さんがあって軽く休憩しながらまわれます。
緑が美しく午後の日射しはかなりこたえたけど、日陰は涼しく、池も木も花もきれいでした。


他の季節も見たい!
紅葉が紅葉したらきれいだろうし、雪の季節も有名だし、今の新緑もそれは爽やかで生命力あって良いのだけれど、四季折々の美しさがあるんだろうなと思いました。

金沢城公園

さすがに体力の限界。
そしてまたしても広い。
お庭をなんとか見ました。
石垣の積み方が違ってたり、いろいろお城としても見所のあるところらしい。

金沢旅行1日目

2017年05月26日 17時02分00秒 | trip
今年のテーマは季節ごとに旅行に行く。

春は金沢!前から行きたかったんだよね。
あまり綿密な計画は立てずに来ましたがけっこう充実した旅となりました。
北陸新幹線ではなくサンダーバードで金沢へ。
女性専用車両があったからそこの指定席とってたんだけど、おばさま方のグループがかしましいこと!女性専用車両にする必要性あんまりなかったな。時間も朝だし。

1日目(土曜日)旅程
11:14 金沢駅着
近江町市場
ひがし茶屋街
主計町茶屋街
尾山神社

駅にいらしたひゃくまんさん。ゆるキャラ。かわいい!


金沢駅といえば鼓門。思ったより大きく立派!


1日バス切符(500円)を買って近江市場でランチ。土曜日ということもあり、混んでました。
海鮮は高いのと行列に圧倒されて諦め、地元野菜の天ぷらと治部煮を頂きました。
旅の目的においしいご飯もあるけど、食の優先順位は私の中では低くて、アートと景色が目的の旅。1人でご飯屋さんに入る勇気もあまりない(汗)

そして、ひがし茶屋街へ。

情緒があり素敵な所でした。
着物を着た若いお嬢さんがちらほらいて、羨ましかった!景観にふさわしく絵になる。

箔一の金箔ソフトクリーム(890円)も食べました。ご当地ソフトクリームに目がないのと暑かったので、おいしかった!
私の中でこの旅で食べたいものランキング1位だったんだよね。


そして、主計町茶屋街へ。

川沿いで、ひがし茶屋街に比べるとだいぶ静かなんだけど、木陰は涼しいし、橋も美しくてひがし茶屋街より私は好きです。


芸妓さん?がお稽古されてる調べが聞こえてきて、時間の流れが違う所に迷いこんだようでした。


さらに時間があったので、尾山神社へ。この旅で行きたい場所の1つでした。五彩のギヤマンのある神社。


とても大きな神社で、ギヤマンはもちろん、自然が豊かでお庭?というか池も美しい神社でした。

おみくじ、大吉!
初詣も今年は大吉だったからついてる!

武家屋敷跡 野村家

お庭がとにかく見事!!
かなり高低差のある作りのお庭でした。縁側で腰かけてまったり。


以上で1日目終了。


『スペードの3』朝井リョウ

2017年05月07日 13時54分00秒 | book
連休読書のために買った文庫。
朝井リョウさんの小説好きです。
その中でも未読だったこの小説が文庫になったので手に取りました。



爽やかさとは反対の女子のどろどろした部分というか、心の汚い部分を丁寧に描いた話でした。

ただ、どろどろだけではなくソコにいたるまでそれぞれの物語がちゃんとある。

立場の違う3人それぞれに表面で見てるだけでは分からないいろんな思いがあって、葛藤もあり、自分を保つためだったり、自分を良く見せたかったり、いろいろな理由があってそう振る舞ってるっていうのが描いてあって、女性なら共感出来る部分が多いのではないかと感じた。



幼い頃と立場が逆転してるのとかリアルに怖いけど、ありそうだなど思った。大人になったらすごく美人になってて、というのはありそう。
しかも、単に美人になったのではなく努力してそうなったことや、学生の時の劣等感もちゃんと描いてある。


3人の女性が主人公で、元スター女優、そのファンクラブのまとめ役、ファンクラブの新メンバーが出てきます。


元スター女優、ファンからするといつまでもスターなんだけど、その人のファンから見てるだけでは分からないことが、その日とが語りになると見えてきて楽しめました。

ゆるやかに繋がってる立場の違う3人の女性を通して、いろんな女性同士の関係の中で生まれる感情がいっぱい詰まってるお話でした。

読み進むにつれて、同じ出来事でもどの人物から見るかで捉え方が変わっていって面白かったです。

連休ぽくない

2017年05月06日 22時26分00秒 | Diary
あんまり連休ぽくない。

3日は、電話かかってきたら働く日で働きました。

4日は、ごろごろして読書三昧。

5日は、少し部屋の片付けした。夜は家族で外食。

そして今日は普通に出勤して働いた。連休だけど、ゆるやかに仕事を挟んでいて外出の予定もなく…。

ここの所忙しかったので体はゆっくり休めました。


明日は買い物しに行きたい!

服がほしーい。
スニーカーほしーい。
カバンもほしーい。

新幹線の切符買わなきゃ。
母の日のプレゼント買わなきゃ。

原付の税金払わなきゃ。
メガネも調整してほしい。ずれるのよね。

今月は旅行の予定があるので、それを目指して頑張るぜ!!

『島はぼくらと』辻村深月

2017年05月04日 18時12分00秒 | book
連休読書!

昨日から今日にかけてじっくり読みました。単行本出た時から気になってて、文庫になってるの見て即買い!

面白かったです。
島暮らしに憧れる私としては、島暮らしに私の好きな青春小説ときたら、たまりません(笑)

辻村作品、何冊かしか読んだことないんですが、良かったです。

衣花の心の内が思わず溢れてしまう終盤の場面は涙出ました。
二人とも偉い。
分かちがたい二人の絆に涙。



島暮らし
青春小説

ちょっとしたミステリー
おばあちゃん世代の友情
コミュニティデザイナー

などなど様々な要素がたくさん詰まってるんだけど、どの要素もしっかり描かれていて、読みごたえありました。


四人の高校生の進路や島で暮らすということはどういうことなのか、自然の豊かさ、厳しさ、人とのつながり、移住してきたIターンと呼ばれる人たちの暮らしなど、ほんとにたくさんの人物が出てきて、あくまで高校生四人が中心だけど、島に暮らすいろんな人たちが物語を作っていて、どこかしら刺さる所があるんじゃないかなと感じました。



シングルマザーのフキちゃんや、仕事以上の繋がりを島の人たちと結ぶヨシノさん、素敵な女性の多いお話でした。
たくましくてエネルギーに溢れてました。

もちろん高校生の四人も皆全然タイプが違うんだけど、良いキャラしてて良かったです!



高校を卒業してからの衣花と朱里の再会シーンで終わっていて、爽やかに読みきれました。