うさぎの耳

大学卒業→社会人→看護学校→6年目ナース
読書の記録と日々の出来事。

2012年02月26日 18時14分06秒 | 2012 (25)
今日は、チューリップを買いに行きました。


春のお花といえば、チューリップかなと。


売場ですでに咲いてるのは、色がいまいちなので、葉っぱが出てるピンクの花が咲く予定の鉢を買いました!



他には、すずらんとさちのか(いちご)も買いました。

春らしい彩りの花もあったけど、ぴんとこなかったのでかわいらしい白い花のすずらんをチョイス。



育て方調べなくては。



いちごは、憧れ。
一度買って育てたけど、ほんの少しだけしか収穫できず。でも、かわいい花咲くし、売ってた鉢にはすでにいちごがなっていた!!!

目が釘付け。


ストロベリーポットっていうおしゃれな鉢にいくつかの苗を植えていちごをいつか育てたい。野望(笑)



夏に向けて、昨年使った土をほったらかしにしているので、まいたら土が復活する土を買いました。
あたたかい日に作業しようと思います。



今の時期は、じゃがいもがホームセンターに売ってました。苗は、ブロッコリーとか…。少なかった。


今日は、花屋2軒、ホームセンターと大満足のお花の日になりました。



もっとあたたかくなったら花屋さんも活気が出てくるよね。

バスにて

2012年02月20日 21時23分39秒 | 2012 (25)
土曜日、バスに乗ってすぐ小銭を両替しようとしたら、10円玉切らしてますと運転手に言われた。



一瞬呆気にとられて、どうすればいいですか?と尋ねた。


バスが両替の小銭切らすってある?



他のお客さんが入れたらまた両替できるようになりますので、との事。



私はヒヤヒヤしながら自分の降りる停留所まで乗りました。


1人降りた…ICカードでピッ。



2人目…200円だから10円玉なし…。



最悪、運賃負けてもらおうと思った。運賃230円に対して、220円はあったからね。



ついに両替できないまま降りる停留所へ。



幸運にも一緒に降りる人が3人いたので、先に降りてもらって無事に両替できました。



日常のプチ事件でした!

ショコラーシカ

2012年02月14日 18時48分56秒 | 2012 (25)
一目見た時から可愛いと思ったショコラーシカ。
マトリョーシカの箱に入ったチョコレートです。


百貨店で売られているという情報をキャッチ!
妹に買ってきてもらいました。もちろん自分用(笑)


5つぶのチョコが入ってました。チョコはもちろんおいしかったんだけど、このショコラーシカちゃんに何を入れようか考えるだけでワクワクo(^-^)o


色が赤じゃなくて青だけど、そこは良しとして、マトリョーシカコレクションに加えます。



誕生日にもマトリョーシカグッズをもらいました。私の欲しいもの分かるなんてスゴい!


手提げ、カバン、ハンカチ、鏡、小さいポーチ、リップ入れ、ペコリョーシカの缶、シール、カレンダー、、、



いろいろ集まってきました。


マトリョーシカを見かけるとついつい手にとってしまいます。

チョコケーキ

2012年02月11日 19時05分52秒 | 2012 (25)
作りました!


真ん中がへこんでるのは炊飯器で作ったから。お菓子作り初心者ですが、炊飯器に混ぜて炊くだけなのでわりと簡単。計量も一切なしでした。


固まり具合が微妙に固まってない所があったけど、合格点です。


チョコ濃厚。あげる予定はないけどバレンタインにのっかってみました(笑)


次に作りたいお菓子は、プリンとどら焼です。

『BANG!BANG!BANG! 』朝比奈あすか

2012年02月11日 16時21分16秒 | book
青春小説です。
朝比奈さんにあんまり中学生の話を書くようなイメージないけど、中学生が主人公。


装丁が、犬と猫で暗い色調。どういう意味で犬と猫なんかなとちょっと思った。ダイモン?


内容は表題作と『トン骨とジュリアン』という話が入ってました。
別の話かと思いきや読むすすめると、『BANG!BANG!BANG!』に出てきた女の子が25歳になった時の話だった。


ばんちゃんという親友の死を境にクラスで一言も口をきかなくなった男の子が主人公。
といってもかなり打算で動いてる所があったり、ずるい。じいちゃんに対してもうっとおしいなって感じ。クラスのネット上の掲示板で悪口書かれたりしてて時代を感じました。



最後の方でその掲示板の管理人が悪口書かれてる当人でびっくり!



感想書くの難しい。


じいちゃんが孫である主人公のためにしてくれてたこと、友達がしてくれてたこと、そういうものに気付く最後が良かったかなと思います。


ずるい部分を書いてあるという点では、朝比奈作品っぽいのかなと感じました。


『トン骨とジュリアン』は、ばんちゃんの意外な内面が書かれてて、お悩み相談に答えるホームページでのばんちゃんの回答は気が利いてて面白かった。



「心」に対する捉え方がとても新鮮でした。
守ってやらないと死んでしまうんだよって。自分とは切り離して別の人格であるかのように扱う。「心」に名前をつける。
ジュリアンというのは心につけた名前。
こんなふうに考えてみるのもいいかもしれない。と思いました。

文楽ニュース☆

2012年02月07日 19時23分51秒 | 2012 (25)
今朝、テレビで三谷幸喜さんが文楽の脚本を書くとチラッと見て、すごいと思って出勤。



文楽とは、人形浄瑠璃で江戸時代に有名な脚本家近松門左衛門がいます。これでピンとくるかしら?三味線、三人遣いの人形、大夫さんの語りからなる伝統芸能です。



帰宅後、新聞の一面に三谷さんの写真が(*´∀`*)ノ


今朝の文楽ニュースだ!と思い、読みました。新聞の一面に載ってるのも嬉しかった\(≧▽≦)/



詳しく読むと、新作ということも判明!!いつぶりの新作なんだろうか?
文楽ってあんまり新作やってるイメージがない。


数年前、シェイクスピア?だったかな西洋の戯曲をモチーフにしたのがあったはず。



新作ということで、さらにテンション上がったのも束の間、最後に公演時期(8月)と劇場が書いてあったんだけど、東京パルコ劇場………え?大阪でやらないの??



観たい!!
大阪でも公演して欲しい!


肝心の内容は、タイトル『其礼成(それなり)心中』。近松の『曽根崎心中』、『心中天網島』が下敷きで、笑えるお話らしい。


余計に興味深いよね。笑える話だって!



これをきっかけに文楽にみんなの耳目が集まればいいな。


観たい、観たい、観たい。


3月には初めて歌舞伎観劇に行きます。


楽しみだ。

ティファール

2012年02月05日 15時28分59秒 | 2012 (25)
我が家で使っていたかなり年季の入った電気ポットが壊れたので、ティファールのポットを買いました!



0.8㍑の小ぶりでピンクのかわいらしいやつ。


電気屋さんからきたダイレクトメールを持参したらそこに書いてある番号が当たりで200円引いてもらえた(*^▽^*)



沸くの早い!


そんなわけでより手軽に温かい飲み物が楽しめるようになったので、レモネードを飲んでいます。


主にお茶を作るのに利用中。


コーヒーより紅茶が好きなので、良さげな紅茶また探したいです。

『クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰』今村 友紀

2012年02月04日 16時34分48秒 | book
一気読み。

読みだしたら止まらない。というか止められないよね。続きが気になる、気になる。
何回「面白い」って読みながらつぶやいたか。妹にうざがられた。


著者のインタビューをどっかの雑誌(ダ・ヴィンチだったかな)で読んで興味を持ちました。わりと年齢が近いことも読む動機になりました。同年代の作家さんの小説を好んで読みます。

タイトルと装丁から受ける印象は、静かな感じなんだけど、それとは違い実際に読んでみると、擬音?というか音を表す言葉の多様さがとても効果的でした。人の絶叫、戦闘機の音、建物が崩れる音。
著者独自の擬音なんだけど、字面で見ても迫力あるし、異様な雰囲気を醸し出してました。


お話は、いきなり何者かが攻めてきたのか何なのか突然、爆発音がしたかと思うと、戦闘機が飛んできて銃弾を撃ち込まれる。ライフラインは止まっちゃうし、空は暗くなって、灰が降り注ぐ。変な怪物も襲ってくる。怪物は人を食べるし・・・。

主人公の女子高生・マユミ同様に読んでる私もこの状況を理解出来なくて、どうなるの?この世界はどうなっちゃたの?という思いを抱えながら読み進めることになります。

いきなり訳が分からない受け入れるにはあまりにも大きすぎて残酷な世界。そのさなかにあって必死に怪物から逃げ、食糧を調達し一日一日をなんとか生きる姿は、すごく大変そうで、だから頑張れとかそういう感じでもないんだけど…難しい。その辺りをうまく言語化できない。


さらにこの小説では単にすごい危機的な状況に置かれるだけじゃなくて、少しずつ自分のいる世界が齟齬をきたしてくる。つじつまが合わないことが起きる。
リュック背負って逃げたはずが学生鞄をいつの間にか持ってたり、友達が急に姿を消してしまったり。どうやらいくつものちょっとずつ違う世界が同時に存在していて、そこを行ったり来たりもできるような状況。自分の意志では行き来は出来ないけど。その少しずつ違う世界たちはガラス片や鏡なんかに映りこんでくる。


すっごい危機的な、そして非現実的な世界にいきなり直面する主人公たちの話を読みながら頑張れとかいう応援するような気持ちにならないのはなぜでしょう。もちろん怪物に追いかけられてる場面では、「逃げて。助かって」とは思うんだけど、なんだか非現実的な中にもリアリティがあるって言ったらいいんでしょうか。どこか現実を感じさせる。描写が具体的だから?ペットボトルをたくさん詰め込んだら重たくて鞄持っていけないけど、リュックにうつしたらなんとか背負えるとか、びっくりしておしっこもらしちゃうとか。
だから頑張れって100%の気持ちで応援できないのかな?


それでも生きていかなくてはならないという現実感みたいなのがあって、ラストの場面では、灰や砕けたガラスが降りそそぐどこかファンタジックな景色の中で力強いというか確固たる意志のようなものを感じました。

結局どうしてこんな怪物がいて、爆撃とか戦闘機が飛びまわるようになってしまったのかの説明もなく再び元の平和な世界に戻ることもなく話は終わりました。

読みながら、どこかでこの事態が元には戻らなくとも打開されることを期待しながら読んでいたけど残りのページ数が少なくなるにつれて事態が収束しなくて焦った。このまま終わるの?って。

このままの状態で終わってしまった・・・。と読み終えた直後は思ったけど、却ってそれこそが意味を持つことなのかな?と感じました。

仮に現実にこんな悲惨な状況が起こったらすぐに元には戻らない。この状況を受け入れて生きるしかない。


とにかく一気読み。集中して読めます!!

次回作、期待!!!!